JRA岩田康誠騎手(50)が19日、園田競馬時代からの先輩・小牧太騎手(56)の地方競馬復帰を祝福した。

「中央で最近はあまり数を乗ってなかったのもあって、園田へ復帰するという決断をされたのだと思います。すごい発想だと思いますし、ジョッキーを続けていくという強い気持ちなのだと感じました。太さんが園田へ戻れば、騎乗馬も集まると思いますし、ファンも今以上に、園田競馬に注目してくれると思います」とエールを送った。

地方競馬時代の岩田康騎手は、2000年に初の兵庫リーディングを獲得。前年まで8年連続で同リーディングを獲得していた小牧太騎手を抑えた。翌01年は小牧騎手が返り咲き、02年は再び岩田騎手、03年は小牧騎手と当時の兵庫競馬は2人の時代だった。小牧騎手は04年に、岩田騎手は06年にJRAへ移籍していた。

岩田康騎手はこの夏、北海道を中心に騎乗しているが、21日日曜は小倉の中京記念(G3、芝1800メートル)でセオ(牡4、上村)に騎乗予定。ワールドリバイバル(牡6、牧田)に騎乗する小牧太騎手と同じレースに乗ることになる。