カリン(花梨・榠樝) ~運転席の横にも花梨の実~
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- 2011/11/30(Wed) -
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イロハモミジ・イロハカエデ(伊呂波楓) ~透き通る~
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- 2011/11/29(Tue) -
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その前に立つ。 考えない。 ただ感じる。 ただ見る。 表の彩。 裏の趣。 浴びてよし。 陰のわび。 重なればなおふかし。 言葉を拾ってみるが…。 言葉はいらない。 イロハニホヘト。 色は揉みぢ。 木全体を押し花にしたい。 日々是好日、就中此日紅葉濃し (中野三允) |
サザンカ(山茶花・朝倉) ~さびた風姿に重ねて~
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- 2011/11/24(Thu) -
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外の花びらを薄桃色にする山茶花。 霜月下旬、気は地を冷やす。 諸花凋落の季(とき)。 僅かばかりに色残せる花姿に心動かす。 人の一生も春夏秋冬なれば、私もすでに白秋となる。 また同級会の知らせが届く。 来年の2月だという。 山茶花の日和に翳のあるごとく (西島麦南) |
キモリガキ(木守柿) ~当たり前でなくありがたく~
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- 2011/11/22(Tue) -
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ニシキギ(錦木) ~心もくれなゐに染る~
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- 2011/11/22(Tue) -
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「危険な遊び」に「あなたの魅力を心に刻む」「深い愛情」。 どれもニシキギの花言葉。 花は目立たないのに意味深な言葉ばかりなのはなぜか。 たくさんの可愛いぶらぶら。 鮮やかな橙色の実。 葉も錦、実も錦。 心も錦に染めてとか。 初雪だったらしい。 錦木の実もくれなゐに染るとは (後藤夜半) |
アサガオ(朝顔) ~白い朝~
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- 2011/11/17(Thu) -
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冷え込んだ。 初霜だった。 人差し指を押し当てた。 指紋のような跡が残った。 どうだんは葉を真っ赤に染めている。 それを背景にしてひとつの朝顔があった。 冬がすぐ側にいる。 暖房を入れた。 日常となる白い朝。 初霜に人差し指を押し付けり (文) |
コスモス(秋桜・Cosmos) ~晩秋の虚空~
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- 2011/11/11(Fri) -
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そろそろ裸の手は温もりを欲しがっている。 目に映るものが深まれば、心までも淋しさの歌を詠む。 一枚の葉にため息をつき、敷き詰められた葉に情念が動く。 風に揺れる白いコスモスの健気さ。 聞こえる。 私にだけ。 11月11日、晩秋の庭。 コスモスの花あそびをる虚空かな (高浜虚子) |
ドームキク(ドーム菊) ~たくさんのたくさんの赤い赤い菊の花~
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- 2011/11/02(Wed) -
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菊の花 菊の花 菊の花 赤い赤い菊の花 菊の花 菊の花 菊の花 たくさんたくさんの菊の花 菊の花 菊の花 菊の花 丸い屋根のような菊の花 菊の花 菊の花 菊の花 ひとつふたつみっつよっついつつむっつななつ 数えてみたけどやめといた 赤い赤い菊の花 たくさんたくさんの菊の花 寄り添えば菊華やげり去れば澄み (星野立子) |
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