ハコネウツギ(箱根空木) ~時間とともに変わって~
- 2024/05/31(Fri) -
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一房の花の中に白があって、ピンクがあって、赤がある箱根空木。
それは時間とともの変化。
咲き始めは白。
それから少しずつ赤の色を加えていく。
いろいろなことが思い浮かぶ。
今日で五月も終わる。

   時の移ろい花の移ろい心の移ろい今日で五月もおわる (上武旋転子)

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カルミア(Kalmia) ~楽しくなる明るい花~
- 2024/05/30(Thu) -
カルミア061

カルミアが南の隅で咲いています。

白に近い薄いピンクの花です。
日傘を開いたような形です。
花の奥には赤いギザギザ模様があります。
中から雌蕊が上に向かってぐんと伸びます。
濃い紫の雄蕊は10本です。
それがいくつもまとまり、房になって咲きます。
蕾は子どもの頃に食べたお菓子のような形です。

昨年の秋に中段が病気になりました。
枯れるかと思いました。
その部分は切りました。
乗り越えてくれました。
今年はそこには花はなく、上段と下段だけです。
来年はその箇所も復活してくれるのを期待しましょう。

カルミアは見て楽しくなる明るい花です。

   「形は金平糖とパラソルのようで名前もおいしそうな花だねカルミアは」「ウン」 (上武旋転子)

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ヒペリカム(Hypericum) ~たくさんの蕊~
- 2024/05/29(Wed) -
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ヒペリカムも見頃。
黄色い花からはたくさんの蕊が飛び出る。
花びら散れば艶ある赤い実に。
花も素敵。
実も魅力。
アリ君達も遊んでいる。

   艶やかなヒペリカムの黄色い花今日もまた三つ四つ増えて蟻も遊んでいる (居山聞涛)

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シラン(紫蘭)~しとやかな乙女~
- 2024/05/29(Wed) -
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ほかの草花の間から淡紅色の花。
やわらかに開く側花弁。
襞のある唇弁。
シランはしとやかな乙女のよう。

昔ダジャレを言ったことがある。
「ねえ、この花なに?」
「知らんよ」

   緑葉広がる中に紫蘭咲く五月下旬の静かな朝にただ一人でいる(上武旋転子)

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サクラウツギ(桜空木)~桜色の空木~
- 2024/05/28(Tue) -
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山茱萸の木の下に桜空木が咲いている。
名が示す通り、桜色の花。
白から外に向かってのグラデーションで。
中には透明感のある雌蕊を10本の黄色い雄蕊が取り囲む。
桜のようなたっぷりの数ではないが、控え目で趣のある花だ。
剪定すると枝がちゃんと空洞になっている。
それを見ると、なるほどとなぜだかたのしくなる。

   届いた健診結果に心配する数値なく今のままで良いとのんびり作業をする (居山聞涛)

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イボタノキ(疣取木・水蝋樹) ~クマバチがやって来て~
- 2024/05/28(Tue) -
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イボタノキが陽当たりのいい庭の南側にある。
今それにたくさんの小さな白い花。
漏斗状の花からは仄かな芳香がする。
それに何匹ものクマバチがやって来て、蜜を吸っている。
私がすぐ側で見ていても気にせず、夢中で。

穂波さんからSMSが届いた。
「お聞きした食事処にいってきました。美味しいし家も素晴らしかったです。教えてもらい良かったです。ありがとうございました」
隣村の小さな集落にある、元庄屋だという大きな古民家をリフォームしたお店にご主人とお二人で出かけたようだ。
まだ木曜日までは一人の日が続く。
私もまたお昼に行くか。

    「このみちをゆこうよ」という童謡集を読んでものを見ることについて考えた五月 (上武旋転子)

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ミズーリマツヨイグサ(ミズーリ待宵草) ~一日花~
- 2024/05/27(Mon) -
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ほかの花に囲まれて一際目立つレモン色の花がある。
掌ほど大きさのそれはミズーリマツヨイグサ。
夕に開き翌夕には赤くなって萎む一日花。
中には糸を縒ったような蕊が立つ。
オクラのような蕾がたくさん。
常ならそれは夏の終わり頃まで次々咲いてくれる。

   田に苗を手植えする体験の若い女性達がいる田舎の五月 (居山聞涛)

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カキ(甘柿の花) ~柿色とは違う小さな花~
- 2024/05/27(Mon) -
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甘柿の木に花がある。
たとえば梨には白い花、林檎には薄紅色の花。
どちらも可憐で。
でも柿のはクリーム色の地味で小さな花。
あの実の鮮やかな柿色とはほど遠く、色も形も目立たない。

見れば花が落ちてすでに蔕だけになり、下の方を丸く膨らめているのもある。
今秋の実り思い浮かべていた。

   秋の甘い実りへの営みを始めている五月の柿の花 (上武旋転子)

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バラ(薔薇・ピンクノックアウト) ~大事に育てていこう~
- 2024/05/26(Sun) -
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ピンクノックアウトは香りの強い薔薇。
我が家の中では一番。
少し離れていてもその芳香は鼻に届く。
そばを通る度に吸いたくなる。

これはかなりの年月を経た木。
数年前までは枝葉はもちろん花も今よりずっと多かった。
衰えてきたか。
気をつけて見ながら大事に育てていこう。

   「自分をごまかすな」と桃色薔薇の甘い香りを吸い込んでいる五月 (居山聞涛)

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シロアヤメ(白菖蒲) ~心にもっと汗をかかなくては~
- 2024/05/26(Sun) -
杏の剪定

杏の剪定をした。
今年は実付きが良くなかった。
その少ない実もすべて落ちてしまった。
どうしたものか。
太い枝を切ってコンパクトにまとめた。

友人が牡丹をモチーフにした作品の完成写真を送ってくれた。
繊細な花びらの表現、調和の取れた全体の色調、そして三輪の花の中に配置された人物との画面構成など、すばらしい。
少し前に「四苦八苦しています」と綴っていたが、しっかり時間を掛け、丁寧に制作したことが見て取れる。

ガーデンではシロアヤメも咲いた。
さて、私の好きな五月も最後の週。
心にもっと汗をかかなくては。

   今日やることを書き出し確かめている5月最後の日曜一人の朝 (上武旋転子)

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アンネのバラ(Souvenir d'Anne Frank) ~多感な少女~
- 2024/05/25(Sat) -
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“アンネのバラ”の蕾は濃朱色。
それが開くと色を戻して黄色になる。
そのあとは逆に赤みを加えピンクに染まっていく
ものによっては乱れた斑模様になったりもして。
そうした違う色の花が同時に見られる。
その色移りの様はまるで多感な少女を思わせるかのよう。
 
   真夏のような暑さの中で私は汗を搔きながら作業小屋の修理を終えて手を叩いた (居山聞涛)

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セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花) ~「グッジョブ」~
- 2024/05/25(Sat) -
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キャリーバックの留め金は直った。
我ながら「グッジョブ」。
家人は喜んだ。
今朝の高速バスで5泊6日で出かける。
その間の食事が困る。
どうしよう。

西洋石楠花のピンクの花が空の青に映える。
今年もたくさんだった。
だいぶ散った。
地に広がるそれを掃く。

   トンビがゆったりと旋回しながらピーヒョロロと鳴くそこから働く私が見えるか (上武旋転子)

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シャクヤク(芍薬) ~「壊れたから直して」~
- 2024/05/24(Fri) -
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明日から旅に出る家人が「キャリーバックの留め金が壊れたから直して」と言います。
「新しいのを買ったら?」
「これが使いやすいから」
やってみます。
うまく直せるかどうか分かりませんが。

芍薬がまとまって咲いています。
一重も八重も。
白も赤もそれが少し混ざったのも。

   黄色い大きな月が西の山際にあった満月だったのか5月24日朝3時40分 (居山聞涛)

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ツキミソウ(月見草) ~昨日18時55分、そして今朝4時30分~
- 2024/05/23(Thu) -
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昨日の午前中は山吹の剪定をした。
作業を終えたのは11時40分。

庭を歩く杜若とホスタのそば。
月見草の蕾の膨らみが大きくなっているのに気がついた。
「今夜咲く」、そう思った。
夕食前18時55分外に出た。
咲いていた。
もう少し早めに出て、そこで待っておれば、徐々に開く様が見られたはず。
過去には、その前に腰を下ろし、スローモーションのように徐々に形が変わっていくのを見たこともあった。
そのあとは誰にも気づかれなく夜を通して咲いているのだろう。

今朝もいつものように3時30分に起床。
お茶を飲みながら新聞を読み、そして朝食にかかわる準備を済ませる。
4時30分、白み始めた庭に出る。
少し赤みを帯びて萎んでいた。
月見草は一夜かぎりのはかなくさびしい花である。
蕾がもう一つ見えている。
また数日中に咲いてくれるはず。

   白み始めた朝に萎んだ月見草を見ている頭の上で鵯が鳴いている (上武旋転子)

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ジャーマンアイリス(German iris) ~「カッコー、カッコー……」~
- 2024/05/22(Wed) -
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二日前のこと。
アトリエで作業をしていたらカッコウの大きな声が聞こえた。
すぐ側に居そうだと、外を見たら上の電線にとまっていた。
逆光ではあったが、その胸模様や尾羽などの体型的な特徴は見えた。
2分くらいそこで鳴いてくれた。
大きな車が通り、飛んで行った。
また来て声を聴かせてくれないかなあ。

アートガーデンではジャーマンアイリスが咲いている。

   郭公が大きな声を聴かせてくれた東京の空気をたくさん吸って戻った翌朝だった (居山聞涛)

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バンクシー(MUCA展) ~「これがあれか」~
- 2024/05/21(Tue) -
1ガール・ウィズアウト・バルーン(風船のない少女)1

先週のことである。

高速バスで東京に行った。
地下鉄に乗って、六本木ヒルズ森タワーを目指した。
52階の森アーツセンターギャラリーに入った。
10人の芸術家によるMUCA展を観た。
その中にバンクシーの作品が数多く展示されていた。
それが目的だった。
進みゆくと、奥の方に、あのシュレッダーにかけられた「ガール・ウイズアウト・バルーン」があった。
そこだけは警備員が立っていた。
正面からじっくり観た。
左右の側面からも見た。
そして近寄ってら裁断された箇所をよく見た。
「これがあれか」と、オークションの映像を思い浮かべた。
ほかにも美術雑誌やテレビなどで見て知っている作品が展示されていた。
すべての作品がカメラ撮影OK(フラッシュ禁止)だったので、できるだけ撮った。
出口近くになると、「いったん出ると再入場は出来ませんのでお気をつけください」と係員が声を掛けた。
引き返してバンクシーのコーナーに戻り、再度印象深い数点を確かめ見てから会場を後にした。
ビルの外に出ると、ベンチや木陰で多くの人が弁当やサンドイッチなどを食べていた。
そうした様々な都会の薫りを吸いながら、私は旧友のコンサートを聴くため、横浜へと足を速めた。

   「バンクシーを観た」と少しの昂揚を胸に美術館の外を歩いている12時ちょうど (上武旋転子)

MUCA展1
MUCA展2

4ガール・ウィズアウト・バルーン2

5ガール・ウィズアウト・バルーン3

6ガール・ウィズアウト・バルーン4

7ガール・ウイズ・バルーン

8フラワー・スローワー

9レーダー・ラット


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クレマチス(clematis・ニオベ) ~切られた葱~
- 2024/05/20(Mon) -
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数十本並ぶ葱のうち、まとまって7~8本が根元で切られ、倒れていた。
その口は何かが食べたようにギザギザとしていた。
横に穴があった。
モグラだろうか。
土の中でおいしく見えたのかな。
「どなたか知りませんが、たくさんあるのでいつでもどうぞ」

カーポートの脇にはクレマチスが4株。
その中で一番早く咲いたのが赤紫のニオベ。
車を入れると、ちょうど迎える形で右手に。

    「沖縄はそろそろ梅雨入りでしょう」とテレビで言うそうなのかと青い海を思い浮かべていた (居山聞涛)

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ジャーマンアイリス(German iris) ~和と洋の花が並ぶ~
- 2024/05/19(Sun) -
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菖蒲の横にジャーマンアイリス。
繊細さと慎ましさ、一方は堂々とした華やかさ。
その和洋の調い並ぶ様もまたよくて。
まず先に、濃紫と淡紫と黄色の三色混ざりの花と、白そして水色のが咲いた。

書架にある『吉本隆明歳時記』を取りだして読んだ。
難しい。
何度も戻っては読む。
若い頃はそれを理解していたのか。

   たっぷりのジャーマンアイリス咲いて「いいね」「いいでしょ」と一人語り (上武旋転子)

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吉本隆明歳時記
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クレマチス(Clematis)~花びらと蕊との調和~
- 2024/05/18(Sat) -
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鉢のクレマチスに薄紫色の花が咲きました。
大きなひらひらとした花びらと茶筅のようにまとまる蕊との調和が素敵です。
一年中外に出してあります。
耐寒性のある強い花です。

お椀を落として割ってしまいました。
ただ笑うしかありません。

   辺りが白み始めた頃にはいくつもの鳥の声が届く愛鳥週間だという (居山聞涛)

2鉢植えのクレマチス

3鉢植えのクレマチス

4鉢植えのクレマチス
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マユミ(檀・真弓) ~目立ちません~
- 2024/05/17(Fri) -
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マユミの木にたくさんの花です。
淡い生成り色の小さな花です。
よく見なければ分からないほど、葉に紛れて目立ちません。

この木の秋の紅葉はなかなかのものです。
冬の赤い実もなかなかのものです。

さて、今日は旧友に会いに行きましょう。

   五月の木漏れ日が届く中庭で小さな四弁の真弓の花を一人で見ている (上武旋転子)

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エニシダ(金雀枝・金雀児)~黄色い小蝶~
- 2024/05/16(Thu) -
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枝を撓ませて淡黄色の花がいっぱい。
今盛りのそれはエニシダ。
花はマメ科特有の蝶形花で、中から蕊がくるんと出る。
かわいい小蝶にも見える。

ハチもやって来て。

   黄蝶のごとのえにしだあふれてたわむ五月晴れのここちよし (上武旋転子)

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カキツバタ(杜若・燕子花) ~「か・き・つ・ば・た」~
- 2024/05/15(Wed) -
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ホスタや風知草に囲まれて、カキツバタが一輪。
昨日開きました。
去年は咲かず、一年おいての開花です。
その和の佇まいが好きです。
いろいろな位置から眺めて楽しんでいます。
昔の歌人の歌や画人の屏風図を思い浮かべながら。

   庭に燕子花が咲く五月半ば横の川上を燕が飛んでいる (居山聞涛) 

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モッコウバラ(木香薔薇) ~カーポートの内に外に~
- 2024/05/14(Tue) -
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モッコウバラはカーポートに添えてある。
花は黄色い小輪の八重。
それが内に外に、上に横に広がる。
そしてそこの人工的な空間に自然を編󠄃む。
モッコウバラは一輪一輪を楽しむというより、一つのまとまりで、総体で見るのがよい。

   久しぶりにのびやかな鶯の声を聴いた薔薇の咲く「母の日」 (上武旋転子)

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ナンジャモンジャノキ(ヒトツバタゴ・一つ葉田子) ~楚々として~
- 2024/05/13(Mon) -
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ナンジャモンジャノキに白い花がたくさん。
花びらは細くて4~5枚。
楚々として。
青い空に映える。
これも毎年待つ五月の花。

山崎方代歌集『こんなもんじゃ』の中に次の歌がある。
「生まれは甲州鶯宿峠に立っている なんじゃもんじゃの股からですよ」

   方代さん生まれたというナンジャモンジャノキの花が信州の田舎でも咲いている (上武旋転子)

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山崎方代歌集「どんなもんじゃ」
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レッドロビン(セイヨウベニカナメモチ) ~生垣に咲く~
- 2024/05/13(Mon) -
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生け垣のレッドロビンに花が咲く。
鮮やかな新葉の中に小さな白い5弁のかわいい花が。
この木に求められるのはあくまでも紅い葉なので、それに気づく人は少ない。

その上を飛行機が飛んでいった。
青空に白い真っ直ぐな雲を残して。

それにしても整っていない生垣だ。

   延び延びにしていた50個のグラジオラスを植えてほっとしている5月12日母の日 (居山聞涛)

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コデマリ(小手毬)~小さな手まり~
- 2024/05/12(Sun) -
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山茱萸の下で白い小さな花が枝いっぱいに咲いています。
花は梅に似た5弁で、丸い房になります。
コデマリです。
その様を小さな手まりに見做した名付けでしょうか。
このところやや風の強い日が続きます。
コデマリの木全体が上下左右に揺れます。

   菖蒲を三本剪って花瓶に挿しその高さと向きのバランスに満足している家人 (居山聞涛)

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ヒメコウゾ(姫楮) ~雌花と雄花が一緒に~
- 2024/05/12(Sun) -
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姫楮は雌雄同株の木です。
細い糸状の赤いのが雌花、球状になった黄白色のが雄花です。
夏に甘みのある朱色の実をたくさんつけます。
食べた後に残滓があって、あまり食感が良くないので、私はほとんど食べません。
これの樹皮は丈夫で、近縁の楮と同じく和紙の原料として利用されるようです。

   何を勘違いしたのか窓ガラスに鵯がぶつかってその跡が残った五月の早朝  (上武旋転子)

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アヤメ(菖蒲・渓蓀) ~あやめがさいた~
- 2024/05/11(Sat) -
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あやめ 
  あやめあやめ
    あやめあやめあやめ
       あやめ  あやめ あやめ あやめ    あやめ あやめ         
               あやめ あやめ あやめ あやめ           あやめ あやめ   あやめ    あやめ
    あやめ あやめ  あやめあやめ あやめ    あやめ あやめ あやめ あやめ    あやめ  あやめ    
                   あやめ あやめ    あやめ あやめ    あやめ あやめ あやめ あやめ あやめ      あやめ
   あやめ あやめやめ あやめ あやめ    あやめ         あやめ あやめ    あやめ あやめ        あやめ
あやめ  あやめ  あやめ  あやめ  あやめ  あやめ  あやめ  あやめ あやめ  あやめ  あやめ   あやめ あやめ あやめ   あやめ
                                                                あやめ あやめ あやめ  
                                                                         あやめあやめ
                                                                               あやめ
    
   琴の音の響くように菖蒲が咲いている五月十日の朝だった (居山聞涛)

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ジキタリス(狐の手袋) ~南吉の童話~
- 2024/05/10(Fri) -
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ブルーベリーの横にジキタリスが二本立つ。

花は鐘形。
ピンクの花びらの内側には不規則な赤紫の斑点。
下にある一番大きな花びらには何本もの細かな毛。
そして奥の上側には黄色い蕊も見える。
中に、花粉だんごを脚につけた熊蜂がもそもそと蜜を吸っているのを見つけた。

その和名に「狐の手袋」と。
名付けの由来は南吉の童話と関係があるのだろうか。

   ジキタリスを見て思い出した『手袋を買いに』を読んだのは1974年11月だったと (上武旋転子)

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ブルーベリー(blueberry) ~今年も楽しみに待とう~
- 2024/05/10(Fri) -
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ブルーベリーにもたくさんの花。
白い小さな鐘状花は満天星躑躅(ドウダンツツジ)に似ている。
同じツツジ科だというから納得。
そういえば秋の紅葉も同様に美しい。

夏の盛りの頃にそれは青紫の実になる。
今年も楽しみに待とう。

   ブルーベリーの花の数が実の数と一人で見ている五月の朝 (居山聞涛)

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ブルーベリーの花063

ブルーベリーの花064

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クレマチス(Clematis) ~ハナグモがいた~
- 2024/05/09(Thu) -
クレマチス0611

薄紫のクレマチスに朝陽があたる。
連休の初めの頃から咲いている。
これも毎年の花である。
蕊も美しい。

薄緑のハナグモがいた。
獲物でも待っているのだろうか。

   あれこれとやること多くて楽しくて一日が短いと感じて新茶を飲んでいる (上武旋転子)

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