ボタン(牡丹)  ~たっぷり~
- 2018/04/30(Mon) -
牡丹181

市村さんが訪ねてこられた。
手にはお鍋とお皿。
「連休で皆さんお出かけのようで、きょうは利用者が少なかったの」
「それでカレーがたくさん余ったので」と。
お皿には豆などの煮物が入っていた。

NPO法人を立ち上げて、子ども食堂の運営を始めて1年が経つ。
その志と情熱にはいつも頭が下がる。

庭の牡丹を見て、その重なる花びらを両手で支えるように触る。
そして言った。
「うあわー、たっぷり。素敵ね」

   牡丹の茎しなやかに花支ふ  (加藤耕子)

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ニシキギ(錦木) ~秋の紅葉は美しい~
- 2018/04/30(Mon) -
錦木181

錦木の秋の紅葉は美しい。
真っ赤になる。
それはまさに「錦」のごと。

その木にもちろん花は咲く。
色は薄黄緑。
花びらは数㍉で少しの艶。
葉色にも紛れ、花というにはあまりにも影が薄い。

でも目立たずにあっての良さもある。

  草ひきし泥手のままの四月尽 (細見綾子)

錦木182

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錦木184

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アマドコロ(甘野老) ~笑みを~
- 2018/04/30(Mon) -
アマドコロ181

甘野老の花。
小さな風鈴のような白い花が2輪。
ちょっと淋しい。
笑(えみ)草の異名もあるとか。

信じて心にも笑みを。

  道しるべともなく傾ぎあまどころ  (和田暖泡)

アマドコロ182
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ライラック(lilac・リラ・lilas)  ~リラ冷えという頃~
- 2018/04/29(Sun) -
ライラック181


空の青に映え。
小さな花がぎっしりのライラック。
薄紫の花は房になり。
それは匂い広がる花かんざし。

ちょうど「リラ冷え」という言葉が出る頃のこと。

  さりげなくリラの花とり髪に挿し (星野立子)

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ライラック184

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ツクバネウツギ(衝羽根空木)~おやおや~
- 2018/04/29(Sun) -
衝羽根空木181

衝羽根空木も花を咲かせる。

柔毛を持つ花びらの先は5裂。
鐘状の中にはオレンジの網目。

一匹の虻が奥に入って花粉まみれ。
おいしいんだろうなあ。
楽しいだろうなあ。
しあわせだろうなあ。
入ってみたいなあ。

  春の空人仰ぎゐる我も見る  (高浜虚子)

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衝羽根空木183

衝羽根空木184

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ラズベリー(raspberry・木苺の花) ~花から実へ~
- 2018/04/29(Sun) -
ラズベリー181

ラズベリーの花が収まりつつある。
この後、花は形を変え、朱色の実になっていく。

毎年よく成る。
作業の合間に摘んでは口にする。
そんな時、童心に戻った気分になる。

みなさんは大型連休。
私は土と過ごす。

   花の芯すでに苺のかたちなす (飴山實)

ラズベリー182

ラズベリー183
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イカリソウ(錨草) ~木漏れ日の中~
- 2018/04/28(Sat) -
錨草181

木漏れ日の中で咲いているのは錨草。
四弁の花が下向きに咲く。
形はその名の通りに船の錨。

アメジストを思わせる花色も好きだ。
その石には"真実の愛"を守りぬく”意味があるとか。

そしてこの花には“君を離さない”の花言葉。

   碇草生れかはりて星になれ (鷹羽狩行)

錨草182

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カリン(花梨) ~乙女色~
- 2018/04/28(Sat) -
カリン180

若葉に包まれて薄紅色の花がある。

地面にその色を何枚も見つけ、頭上に花梨の花が咲いているのに気づいた。
もう散り始めていたのだ。

葉影から顔を覗かせる五弁の花はどれもやさしい。
それを「乙女色」とたとえた人がいた。

   かりんの花数えたくなるやさしさに (相馬遷子)

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ワイルドストロベリー(Wild strawberry) ~40円~
- 2018/04/28(Sat) -
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着るものを処分した。
大きな袋に詰めていたら、「わたしのも一緒に持って行って」という。
冬物のコートなど合わせて20着ほど。

隣町のショッピングセンター内にあるリサイクルショップへ行く。
「10分ほどお待ちください」と受付で言われ、店内をぶらぶらする。
時間を見て戻る。
「880円です。署名をお願いします」
1着およそ40円。
片付いてよかった。
まだ整理する必要がありそうだ。

ワイルドストロベリーがグランドカバーとなって広がる。
もともとはハーブとして植えたのだが、その小指ほどの実もとても甘い。
その白い小さな花に虫が止まった。

  花苺草色の虫をりにけり  (高田風人子)

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カエデ(楓の花) ~青葉の中には~
- 2018/04/27(Fri) -
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爽やかな楓の青葉。
そばへ寄ればその気が身に注ぐよう。
秋の紅葉はもちろんだが、よごれのないみずみずしい春の葉も美しい。

そしてその中に入れば、そこには趣ある姿に出逢える。
ひっそり密やかに咲く小さな楓の花に。
暗紅色の5弁の花は1㎝にも満たない。
人の思う楓の主役はあくまでも葉、だれもその目立たない花など見向きもしない。
いや、楓に花が咲くことさえ多くは知らないだろう。

この時期、春楓の傍を通ったら、葉の中に隠れ咲く控え目な花を見つけてみるといい。

  楓にも小さき花あり昼の月 (伊庭心猿)

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エビネ(海老根・蝦根・化偸草) ~しづけさのひかりとどめて~
- 2018/04/27(Fri) -
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春の陽が庭に注ぐ。
どの草花もいきよいがいい。

海老根が楓の下で咲いている。
すくっと立つ花茎に小さな花が十数輪。
どれもが両手を広げた人形のようにだ。
見ていて楽しくなる。

知人が大きな筍を2本届けてくれた。
筍も毎日ぐんぐんらしい。

  しづけさのひかりとどめてえびね咲く (高原初子)

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フジリンゴ(富士林檎の花) ~初心な色~
- 2018/04/27(Fri) -
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林檎の樹が1本ある。
品種は「フジ」。
植えたのは17、8年年前。
少しずつだが、実りも楽しめるようになった。
人に差し上げるほどにはならないが。

今その花時。
ほんり薄紅。
それは初心な少女のはにかみかの色。

   夢の色のうす紅や花りんご  (及川 貞)
 
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ヤエヤマブキ(八重山吹) ~なにしてもいい~
- 2018/04/26(Thu) -
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巷間にはゴールデンウイークの話題。
羨ましい話が聞こえてもくる。

なんといってもこの季節、なにしてもいい。
動ける人は動くがいい。
走れる人は走るがいい。
静かな人は静かでいい。
疲れの人は休むがいい。

毎年少し遅れての八重山吹。
たっぷりの花が枝を撓める。

   山吹や年々に身の軽くなる  (須佐薫子)

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ハナミズキ(花水木) ~見上げれば聞こえてくる~
- 2018/04/26(Thu) -
アメリカハナミズキ181

白い利休梅の横には赤い花水木。
先に咲いた対面のに比べ、こちらのは濃い色。
朝陽があたり一段と色鮮やか。

聞こえてくる恋の歌。

 そらにひらひらはなみずき
 そらにやさしいはなみずき
 わたしとあなたのはなみずき

 いつもそばにいてくださいね
 いつもおはなしきいてくださいね
 きのうのこときょうのこと
 いつもおしゃべりのわたしです
 いつもわらっているあなたです

 みあげるそらのはなみずき
 いつもやさしいはなみずき
 わたしとあなたのはなみずき   

   花みづき十あまり咲けりけふも咲く  (水原秋桜子)

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キズイセン(黄水仙・糸葉水仙・匂い水仙) ~さわやかな香り~
- 2018/04/26(Thu) -
糸水仙181

黄水仙はまだ咲き続けています。
他の水仙はほとんど葉姿になっているのですが。

数年前に義姉からいただいたものです。
「とてもいい香りがするのよ」と。
鼻を近づけると、さわやかな香りです。

去年まではひとかたまりの株にたくさんの花だったのですが、今年は二輪だけ。
ちょっと心配です。

   黄水仙人の声にも揺れゐたる  (村沢夏風)

糸水仙182

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ミツバツツジ(三葉躑躅) ~「つつじ花 にほへ娘子(をとめ)…」~
- 2018/04/25(Wed) -
ミツバツツジ180

躑躅もまたその季節となる。
家を下った国道には、古城公園で毎年行われる「5月3日 つつじ祭り」の幕と幟。
暑さが続いたことで咲き進まなければいいが。

庭の先駆けはミツバツツジ。
色は艶やかなまさに躑躅色。
若葉に映える。

   盛りなる花曼荼羅の躑躅かな (高浜虚子)

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キクザキヤマブキ(菊咲き山吹) ~鯉幟立つ~
- 2018/04/25(Wed) -
菊咲き山吹181

菊咲き山吹のその名は花が菊に似てのこと。
牧野富太郎の命名だと。

花びらは細く、一枚一枚が離れ軽やか。
風吹けば枝は上に下に右左に振れる。

今、外に見える三軒には大きな鯉幟が立ち、毎日元気な音を届けている。

  枝かはすところ山吹花かさね (皆吉爽雨) 

菊咲き山吹182

菊咲き山吹183

菊咲き山吹184

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ヒメリンゴ(姫林檎) ~少年の日の思い出~
- 2018/04/25(Wed) -
姫リンゴ181

このところ、少年の頃のことをよく思い出す。

一面に白や朱の花が広がる野原で遊んだこと。
コウモリの棲んでいた薄暗い洞窟を友と探検したこと。
珍しい蝶を探し求めて林の中に入り、網で捕獲したこと。
カタバミの葉を絡めて引き合い相撲をしたこと。
桑の実をポケットに入れ、食べながら歩いて家についたとき、白シャツが青く染まっていたこともあった。
いろいろの名前は忘れる一方だが、こうした思い出はクリヤーな映像となって浮かぶから不思議だ。
学校生活でのいいことわるいこと含めてのあれこれも。
『少年の日の思い出』(ヘルマン・ヘッセ)が教科書に載っていたその前後の頃のことである。

「過去を振り返ることが多くなると歳を取った証拠だ」と言うが、たしかにそうかもしれない。

信州の花の春もさらに進む。
見れば姫リンゴにも花。

  白雲や林檎の花に日のぬくみ  (大野林火)
 
姫リンゴ182

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リキュウバイ(利休梅) ~「入りました」と~
- 2018/04/24(Tue) -
利休梅181

外出したついでに、いつもの茶舗に寄ってみた。
先日は「新茶があと一週間もすれば入ります」と言われ、お茶の購入を控えたのだった。
その予定にはまだ少し早い。

店主が私の顔を見て笑顔で声を掛けてくれた。
「新茶、今日入りました」
「お待たせしました」と両手に持って手渡してくれる。
覚えていてくれたのだ。
そして「すみません、いくぶん高めになっています」と付け加える。

新茶を受け取る私も自ずと顔が綻ぶ。
楽しみに待っていたのだから。
家に帰り、早速淹れて味わう。
やはりいい。

庭では利休梅が満開となっている。
 
  利休梅その下蔭の好もしき   (後藤夜半)

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ハナミズキ(花水木) ~花と水と木と~
- 2018/04/24(Tue) -
花水木180

やさしい花の心。

すんだ水の心。

たくましい木の心。

ハナミズキには空の青が似合う。

蝶が樹に止まっているかのよう。

  くれなゐの影淡くゆれ花水木  (小島花枝)

花水木181

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花水木183

花水木184
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ミヤマカイドウ(深山海棠) ~クリーニング~
- 2018/04/24(Tue) -
深山海棠669

この暑さならもういいだろうと、そう思ってクリーニングへ冬物を持って行く。
その素材や機能から一つひとつにけっこうな代金となる。

着るものについてはこれまでもだいぶ処分してきたつもり。
さらに選別をしなくては。

これから先、モノやヒトやコトに関わるさまざまなストックを減らすのがいい。
心の収納に入るだけに。

林檎に似た花を付けているのは深山海棠。

   郷の地を一途にふみて春暑き  (飯田蛇笏)

深山海棠674

深山海棠866

深山海棠859

深山海棠684
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ヤマブキ(山吹) ~振る~
- 2018/04/23(Mon) -
山吹181

山吹は古き時代には山振であったと。
たとえば高市皇子は「山振(やまぶき)の立ちよそひたる山清水酌みに行かめど道のしらなく」(万葉集巻8 158)と詠む。
花いっぱいになってしなる枝に風が吹くと、上下に揺れる様を「山振」と見立てたのだろうか。
また面影草の異名もありこれもゆかしい。
山路で見つけた黄金色の花にいとしい人の面影を…。

家に添うように山吹を植えてある。
やはり春風が通ると、その全体が振る。

   山吹の一重の花の重なりぬ (高野素十)

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山吹184

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ニワザクラ(庭桜) ~草刈り~
- 2018/04/23(Mon) -
庭桜180

庭桜は八重の花。
低い小枝にびっしり。
蕾はうすいピンクに包まれる。
それが開くとまっ白に。

行楽日和、イベント日和の日曜日。
しかし季節外れの記録的な暑さ。

私は家の下の河原に降りて草刈りを済ませた。
草払い機で2時間かかった。
熱中症にはならなかった。

   眼前の刈る草のほか何も見ず  (廣瀬町子)

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庭桜184
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アメリカスミレ(ビオラ・ソロリア フレックルス) ~好きなように~
- 2018/04/23(Mon) -
アメリカスミレ181

群れて咲くのはアメリカスミレ。
小さな花びらには濃い青紫の斑点。
それぞれに大きさや数や位置を違えて好き好きに。
かわいいソバカスさん。

   菫摘み届けたき人遠き人  (中川朋子) 

アメリカスミレ182

アメリカスミレ184

アメリカスミレ185
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ウコンザクラ(鬱金桜) ~こだわりのさくら~
- 2018/04/22(Sun) -
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家桜で取りを務めるのは鬱金桜。
こうして名所の花見話題が収まる頃に。

花はふんわりやはらかな八重。
誰もが描く桜色ではなく。
淡黄の花びらはところどころ黄緑に染まる。
蕊の中からは一本がぐんと伸び。

それぞれの桜にそれぞれのこだわり。

  こだはりのさくらいつぽんありにけり   (山本嘉郎)

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鬱金桜183

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ハナニラ(花韮) ~違っていい~
- 2018/04/22(Sun) -
ハナニラ181
 
三椏の下にハナニラが咲いている。

花茎の先に星形の6弁花が一つ。
花びらはうっすらとグラデーション。

あれあれ、中に一つだけ8枚の花弁。
四つ葉のクローバーを見つけた時のようなうれしい気分。
「違う」っていい。

   世にも暑にも寡黙をもつて抗しけり  (安住敦)

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グミ(茱萸) ~ぶらぶらと~
- 2018/04/22(Sun) -
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茱萸の木に生成り色の花。
その筒状花の先は4裂。
細長い花柄があって。
風にあわせてぶ~らぶら。

昨秋、強剪定で高さを低くしたため、数はかなり少なめ。
それでも6月にはそれなりの実りが期待できそう。

   ぶらぶらと風のリズムに茱萸の花  (奈美あや)

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茱萸183

茱萸184

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ジンチョウゲ(白花沈丁花) ~いいかおり~
- 2018/04/21(Sat) -
白花沈丁花181

のほほん。
きまま。
おきらく。
のんびり。
そんなひなが。

むずかしいことはよくわからないし。
みんなをすごいとおもうし。
ほしいこともあまりないし。
すてたいことばかりだし。

こしをいためないように。
おとろえていくからだとそうだんしながら。
おもいついたやりたいことを。
ふとかんがえたことなどを。
そうそう、りょうかんさんのことばをむねにもって。
これからもそんなことでいいか。

庭に広がるいい香りは白い沈丁花から。

  沈丁の四五はじけてひらきけり (中村草田男)

白花沈丁花182

白花沈丁花183

白花沈丁花184

白花沈丁花185
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スノーフレーク(Snowflake・鈴蘭水仙) ~まだ4月なのに~
- 2018/04/21(Sat) -
スノーフレーク181

釣鐘のような白い小花。

スノーフレーク、雪片。

花びらには淡緑の斑点。
中に一輪だけ上向きに。
黄色い蕊。

きょうは7月並の天気とか。
気温も真夏日近くなる予報。
たいへんだ。

   春昼といふ大いなる空虚の中 (富安風生)

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スノーフレーク183

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コゴミ(屈・クサソテツ) ~草の香り 野の味~
- 2018/04/21(Sat) -
コゴミ180

コゴミを採った。
半分ほどにし、残りはまた一週間後に。
一籠分になった。
少しだが、畑の横の寺島さんと市村さんにもお分けした。

削り節を添えて食べた。
マヨネーズもかけた。
草の香り、野の味がした。

いろいろの山菜も旬。

  野に出でよ日々に若葉の四月かな (奈美あや)

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ヤエカラマツソウ(八重唐松草) ~お茶を買いに~
- 2018/04/20(Fri) -
八重唐松草181

私はお茶をよく飲む。
昨日茶筒を開けた際、その中がそろそろ次の用意が必要になっていることに気づく。
買いに出かけた。
購入するのは長年同じ茶舗の同じブランド。

顔馴染みの店主が言う。
「新茶がもうすぐ出ますので、待っていただいた方がよいと思いますが…」
「どのくらいですか?」
「あと一週間で出ます」と。
せっかくなので助言に従うことにした。
で、その間どうするかだが、いただいて封を切らずのがいくつかあるのでそれで代用すればいい。
結局何も買わずに帰ってきた。

地面すれすれに小さな八重唐松草が花を開く。
春の庭に次々に訪れてくれる愛らしきものたち。

   二滴一滴そして一滴新茶かな   (鷹羽狩行)

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