YKのRockでなし日記

ロックやHR/HMの作品レビューやライヴ感想など 御ゆるりとお付き合いください。

フラワーカンパニーズ

フラワーカンパニーズ 小名古屋まつり オールリクエスト at Electric Lady Land

フラカン2024夏シリーズ
ツアーというよりはちょっと特殊なコンセプトの別々のライブを連続させるシリーズ
名古屋では小名古屋まつり
今年で4回目です
初回は2021年
私個人的には22年以来2年振りの小名古屋まつりです
前回前々回は名古屋市の各区にある文化小劇場(緑区と天白区)で開催されたけど
今回は彼らのバンドとしての実家、大須Electric Lady Land
初回以来のELLでの小名古屋まつり
今年のテーマはオールリクエスト
1人のファンが考えたセットリストでライブを披露するという試み
面白いですね 他のバンドでは聞いたことないなぁ
一部をファン投票で決めるとかでなく
本編20曲を丸々1人のファンが決めるという… 非常に面白いですね

18時半の会場で入場した頃にはもうちょっとで19時の開演時刻という
ドリンク交換して、ちょっと空いてるスペースに陣取ったら、あっと言う間に場内暗転

OPSEのEeyoが流れてきてメンバー登場
コニタンのカウントからィスイズナゴヤ
そりゃそうだよね!笑
そしてこの時点で私の案ではない!笑
グレート作の現時点での最新曲
家族愛郷土愛に溢れたタイトルの通りの名古屋ソングです

アーアーアーのコーラス重ねで始まるメーター振り切れ
良いですねぇファン投票ですねぇ!笑
Over the Meterのコーラスフレーズ
サビのメロディとか初期の雰囲気を強く感じる
飛ばせ1stとかしっかりコーラス入れてる練度の高いファンとそうでないファンが半々くらいな印象

アンテなの主役は竹安のGリフワーク
凄くトニー・アイオミっぽいフレーズで好きなんですが
この曲こんなテンポ早かったっけ?っていう笑
(帰宅して改めて聴いたら想像の1.2倍速だった笑)
あと10年くらい前に聴いた気がしていたけど、今回がライヴ初聴でした

圭介がブルースハープを構えて楽器隊との掻き回したらどっち坊主大会のタイトルコール
磔磔ライブ2で聴いてたからか、既聴感があったけど、この曲も初聴
ハードなブギにコミカルな歌詞が乗っかかる楽しい曲です

コニタンのドラムがビートを刻み父さん、ケッタ貸してくれん?
この曲は2年前の小名古屋まつり以来で確かその時はオーラスでした
初期のいなたい雰囲気というか背伸びしたレイドバック感が微笑ましいですよね

波の下は実は今回一番聴きたかったレア曲 自分の案にも入れていました
サビのメロディとアレンジがとてつもなく好きで、そこに向かって盛り上がって行く感じも良いです
切なさと泥臭さと人間らしさ
間奏のコーラスは省略されてました準備してたのに笑


ここでMC
セットリスト案が100通以上来たってグレートさん
凄いね
一つ一つ目を通して、選んだセトリ レア曲ばかり緊張感がある!
懐かしい曲が多くてって最近の曲が少なめだって話をしてたのはここのMCだったか
最近っていつからだって
ここ10年どころか 21世紀入ってからは最近って笑

サラッと新曲Rec中だって話したけど、年内くらいでアルバム出そうかな?

MC明けは雲の形
チェスト×3に入ってるフォーキーな一曲
CDでは鍵盤とか入ってるけど、ライブでは最小限の音だけで届けられるのが良いですね

夏に生きるも波の下と同じく自分の案に入れるくらい聴きたかった曲
トラッシュ期らしい泥臭くもどこか甘酸っぱく爽やかさも曲
波の下もそうだけど、こういうサビのメロディラインが今は好きなんだろうな、俺が

圭介がアコギを構えると、足跡スタート
アンティノス後期の名フォークソング
竹安のブルーズマンシップ溢れる演奏が素晴らしい

落ち葉はベスト盤に未発表曲として収録されたラブソング
圭介の弾き語りだけでも成り立つけど、そこをしっかり支えて彩りを与えるバンド

フォーキーなパートを締めくくるのは青い吐息のように
メジャー再離脱前に発表された配信シングルです。なんかドラマタイアップも付いてた気がする
2回目のメジャーの集大成的な一曲ですね

再びMC
オリンピックの話
初めてオリンピックをちゃんと観ているコニタン
卓球観て、張本選手がほんとにチョレイって言ってるって感動
全然感動はしとらんだろって総ツッコミ笑

Happy!はメジャー再離脱後一枚目のRoll on 48から
シングルやリード曲ではなく、この曲ってのがファン投票らしくて良いですね
Roll onのツアーが凄く良かった事を思い出してちょっとウルっとしてしまいました
寂しさってって幸せのルーツって良い詞

圭介がダンエレクトロを装備するとまた明日
(序盤からずっとQ太郎がチューニングしてるのが見えていたけど、ここでやっと登場)
ハッピーエンドからですね。私にとってリアルタイムの新譜として1枚目
そのOPナンバー いつ聴いても沁みます

圭介がブルースハープを吹き鳴らして人間の爆発スタート
彼らのイベントタイトルになるくらいの楽曲なのに私は初です
ブルーズスタイルの語りパートとガチっとしたハードなバンドサウンドのパートの対比
とてもスリッドで最早ハードロックとして語るべき音像

再び圭介はエレキを手にすると、竹安が弾き始めたのはハイエースのイントロ
恐らくメジャー再離脱後の最重要曲
そういうのもしっかり入れる辺りニクいセトリですね

メンバー紹介パート
竹安→小西→グレートの順で

久しぶりの曲が多いから、MCの時間が長くなるとその分頭から出て行っちゃうって小西の弁w

今回のセトリ案出した人に問い詰めたいって笑
「波の下をやれってどういうつもりですか?」って聞いてみたい圭介

今池まつりへの出演発表
本当は月刊ナゴヤをやりたかったけど、それはできなかったそうで
それでもかなり名古屋来るね

メンバーチェンジなし
活動休止なし
ヒット曲なし
4人揃ってフラワーカンパニーズ
いつも口上から竹安がギターをかき鳴らして
ふっ飛んでJump
ロカビリーというかダンスのビートを持った明るいロック
これもっとライブでやれば良いのにって思うくらいハマってた

圭介が三度ダンエレクトロを持って掻き鳴らしたのはNo Blood Manのイントロ
結構攻めっ攻めの曲でかっこいいです
メンバー曰く時代に呼ばれない曲w

グレートのベースを切っ掛けに台風8号
最近好きで聴いてるPrunesからの選曲
フラカンメジャー1期の曲が続きます。しかもおかしくなっていく頃の
向こう見ずの荒々しさもあって良いです。非常にライブだ。

コニタンのマーチングから始まるのはまずごはんだろ?
メジャー再離脱後の曲へひとっ飛び
ライブのノリを重視しながらも、年相応にレイドバックした仕上がりにしているのが、さすが
初期にやろうとして上手く行かなかった事がいまちゃんと出来てる感じ
ごはん、ごはん、ごはんはまぁだ?ってC&Rはフラカンにしか許されないだろうな笑

圭介によるラストーのシャウトで最高の夏
Na Naのコーラスと腕を左右に振るのが定番
そしてこの時期のライブ定番ですよね
小名古屋まつりと言えばこの曲という印象もあります
OKサインを掲げたり、観客参加型の楽しい曲
竹安のキレッキレのカットプレイも見所で、相変わらずかっこいい

激熱夏ソングで本編リクエストセット終了

アンコールを待ちます

5分程で再登場
この日から発売開始された35周年のTシャツを全員着ていました
これまで発表したアルバムのジャケットのイラストが載っている可愛いアニバーサリーデザイン


ここからはバンド選曲
7インチシングルで再販されるからという事で深夜高速
この曲にタイトルコールあったの初めてだ

この曲はELLで聴くのが一番コンディション良い気がします
コンディション?音のバランス?

最近SMBCのCM用に再録した音源聴いてちょっと思う所もあったんだけど、
その辺はまたどこかでって感じです

僕はこの曲でフラカンのファンになったわけではないけど、何回聴いても聴き惚れてしまう
そのくらいパワーがある曲

オーラスは終わらないツアー
毎回聴けると嬉しくなる曲の1つ。武道館を思い出す
ポジティブな空気が溢れるポップなロックソング
フラカンのライブ讃歌で〆


いやぁさすが100通以上の応募の中から選ばれただけあって
ファンはもちろん、バンドの気持ちいい所をも刺激する絶妙なセトリでした
さらっと昨年のオールリクエストのセトリを見たんですけど、そことも被ってない!お見事!

来年もオールリクエストやって欲しいなぁ
来年こそは採用されてないなぁ
(今年の案は末尾に)


それではまた今度やりましょう!

01. ディスイズナゴヤ
02. メーター振り切れ ★
03. アンテな ★
04. どっち坊主大会 ★
05. 父さん、ケッタ貸してくれん?
06. 波の下 ★
07. 雲の形 ★
08. 夏に生きる ★
09. 足跡
10. 落ち葉
11. 青い吐息のように ★
12. Happy!
13. また明日
14. 人間の爆発 ★
15. ハイエース
16. ふっ飛んでJump ★
17. No Blood Man ★
18. 台風8号 ★
19. まずはごはんだろ?
20. 最高の夏
EC
21. 深夜高速
22. 終わらないツアー

末尾★はライブ初聴の曲
こんだけのレア曲祭最高でした。

私のセトリ案 01. エンドロール 02. チェスト 03. 絶賛公開中 04. 気持ちい顔でお願いします 05. はぐれ者讃歌 06. Die or Jump 07. 波の下 08. ビューティフルドリーマー 09. 青い春 10. 夏に生きる 11. 感情七号線 12. どこへ行こうかな 13. 虹の雨上がり 14. 発熱の男 15. Nudecore Rock 'N' Roll 16. 消えぞこない 17. ラララで続け 18. 行ってきまーす 19. 最高の夏 20. I'm SKI



(2年前の小名古屋まつり)


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Prunes & Custard / フラワーカンパニーズ (1999,JPN)

この記事が出る次の日にフラカンのワンマンに行ってるはずなんですけど
もう3年目になる小名古屋まつりがELLで開催されるんで、それに参加する予定なんですけど
今年のテーマはオールリクエストというわけで、自分もリクエスト送りましたが、今なんとなく今年周年を迎えるアルバムの完全再現組み込めば良かったなんて、採用されるかどうかは別として勝手にちょっと反省したり笑

というわけで今年25周年のこのアルバムです!

Prunes&Custard+3
フラワーカンパニーズ
SMA
2009-09-16



01. Soul Bargain
02. Soul Bone Attack
03. Rock O2
04. 真赤な海
05. 台風8号
06. 丑三つのライダー
07. 夜明け

08. Love Me Do

09. 29
10. スマイル
11. Hole
12. I'm SKI
13. 冬の陽
14. 元気ですか

15. 声だしていこう (bonus)
16. いい事ありそう (bonus)
17. My Obsession (bonus)



05. 台風8号
ベースのフレーズで始まるグルーヴィな曲 歌メロというかこの詰込型は東京ヌードポエムの路線
ただサビになると一気に開けた明るい印象になるのが面白い

06. 丑三つのライダー
なんとなくメジャー離脱した後・トラッシュ時代の予兆を感じる曲。音作りとかアレンジとか
勢い良し。コニタンのドラムが心地よい。この前中日ホールで聴けて嬉しかったです
八卦良い

07. 夜明け
このアルバムというかフラカンというバンドの肝となる楽曲
詞良し歌良しギター良し アウトロのセッション、ライブだと圧巻です。
竹安の凄さが分かる

08. Love Me Do
非常にストレートな曲調と歌詞のロックナンバー
#06と同じくドラムがリードする…そういう意味だと今作はミスター小西のアルバムかもしれない

12. I'm SKI
全英詞(デタラメ)のパンキッシュな小曲 ライブ本編トドメの一発みたいなね
実際Yes Futureや三十三年寝太郎Bopが発表されるまではそういう位置付けだった?



再発盤に封入されているインタビュー読むに
かなり苦労した事が伺える。迷路に入ったとかシリアスになったとか言われてるし
いっせーのせで録ってないってのも驚いた
それで#08や#12のノリが出せるのは今作時点でかなり手練れだった事の証明

あとそういう前提情報がなくても、これまで(マンモスフラワーまで)とは毛色が変わってる事に気づくはず
アルバムアーティストになったという見方も出来る作品です。
皆さんも是非聴いてみてくさいね!

それではまた今度やりましょう




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フラワーカンパニーズ 竜の叫びを耳にした @中日ホール

二か月ぶりにフラカンを観てきました
ワンマンを年2以上観るのはいつ以来だろ?
2020年はドラデラがワンマン編だったから、それ以来か
ドラデラワンマンと50x5でしたね

まぁそんな事はそんな事なんで

今回の会場は中日ホール
ホールで観るフラカンは一昨年の緑文化小劇場以来です

中日ホールはリニューアルされた中日ビルに入ってるホール会場で
そのオープニングイベントの3本目を任されたのがフラカンだったのです
ちなみに他は名電の吹奏楽部や純烈とかトークイベントなので
フラカンみたいな爆音でロックを鳴らすバンドは結構異質
イベンター:ジェイルハウスのナイス采配でございました

会場どころか建物自体が新しいので
当然かなり綺麗だし、そこかしこから新しい匂い
良いですねぇ

大通り側は大きなガラス張りで、テレビ塔じゃなくてミライタワーがよく見えました

ホールのキャパは580人くらい?でしたね。椅子アリの状態なんで
会場の広さ自体はダイアモンドホールくらいなのかな?


割と開演ギリギリくらいでホールの中入ったので
あまりBGMは聴けず…
聴きとれたのはCCRくらいかな

19時の定刻をちょっと過ぎたくらいで暗転
流れてきたのは燃えよドラゴンズ!笑

中日ホールだからねw

BGが止まり
圭介にピンスポが当たるとブルースハープを奏でる

OPナンバーは孤高の英雄です
今まで何回か経験した事あるライブの1曲目だけど、毎回そう来たかと唸ってしまう笑
割とスタジオ音源に近いというか、普段のライブ披露時より落ち着いたアレンジの印象
客席も結構大人しめな感じでしたね。
頑張れ圭介!のコールもなかったし

今回はそういう趣向のセトリで行くのかと思ったら
2曲目で切符
一気に観客参加型に振り切ってきました
いつも通りのフラカンだ!笑
久しぶりに聴きました
サビの手の振りや、最後のかき回し×3などやっぱり楽しい

コニタンのドラムきっかけでチェスト
ほぼ毎回聴いてるのに、前回たまたまやらなかっただけで久しぶりに感じる笑
コンパクトでどこにでも差し込み易い
そしてチェスト×3アルバム通りの曲順でした

空想無宿は竹安が軽快に刻むリフが印象的
いつ聴いても楽しい曲です
この曲もBop Beで手を左右に振るし
そういう曲が3曲続きました
Yes Sir, No Sirのコールもバッチしです

ここでMCかと思ったら、続けざまにコニタンが叩き出して
天の神さまの言うとおり
実はこれだけ自信がなくて、God Bless Youってフレーズあったから、この曲だよね
前回のツアー時にリリースされたまだまだ新曲
初めて聴きましたが、こう来たかという印象でございました

圭介のタイトルコールでハートのレース
これが最新曲ですね 最新シングル
ここ数作のシングルシリーズを購入できておらず、なかなか追いつけてないんですが
普通に良い曲でしたよ 今度通販で買います

6曲終えてようやくMC
オープニングイベントではなく"プレ"オープニングイベントだって強調笑
この会場でロックンロールを鳴らす最初のバンドがフラカン
綺麗な会場でやれてうれしい、汚して出禁になるのではなく
爆音で出禁になりたいって笑
コニタンがMCに割り込んで怒られてたけど、なんの話だったかな?笑
結構コンパクトにMCコーナーは終わり次の曲へ
ピースフル
ライブバンドらしいドライブ感とサビでの開放感がいつ聴いても心地よい

ドラムのビートに乗っかる圭介のブルースハープ
丑三つのライダーです
初めて聴いた!(ライブでね)
八卦良いの掛け声が楽しい
この曲結構サビのメロがキャッチーで良いですよね
もっとライブでやりゃ良いのに笑

最新曲です アメジストのタイトルコール
ハートのレースと両A面だけど、こちらは聴かせるタイプの楽曲
メジャーII期にあったあの感じを今やるとこうなるって感じ

深夜高速はイントロ一発で空気を作れるし、やっぱり強い曲だ
ただここでトラブル発生
圭介のマイクトラブルで音が出ず(本人はイヤモニしているので気付いてなかった?)
観客とグレートが歌い繋ぐし、圭介は圭介で歌い続けていたので
思わぬ形で彼のマイクを通さない生声を聴けたのでした
それにしてもあの時のQ太郎はめっちゃ早かったなぁ
さすがプロ
圭介は慌てるQ太郎見て初めてトラブルに気づいたのかな?
その後動揺かCメロがちょっとムニャってた

その余韻を残さず始まった私に流れる69
ルーツを羅列する歌詞はやっぱりこの名古屋で披露してこそなんじゃないでしょうか
スガキヤラーメンとIron Maidenを並列できるセンスは圭介だけだよ笑

このノスタルジーというか故郷感の中発射された新曲ディスイズナゴヤ
作詞作曲:グレートマエカワはバンド史上初?
曲自体は凄くグレート曲っぽいよね。最新のグレートはこちらですみたいな
歌はグレートと圭介のデュエットなのです
サビ前のコーラスは竹安と小西

名古屋話でよっしゃよっしゃー


ここで2度目のMCタイム
ディスイズナゴヤのアートワークが何で皆緑色のセーターを着てるのかって話
名古屋グリーンだったり、グレートの母親の名前がミドリだったりっていう笑

だから今日緑のオーバーオール来てるんだって言うのは竹安の突っ込み
中日ビルの回転レストランとかテレビ塔の話とか
昔話に花が咲いた所でアコギを構えた圭介が珍しい曲をって哀愁生活
コロナ渦中のドラデラで聴いたことあって、その時も思ったけどBパート以降の歌メロと歌詞が良いですよね
哀愁の中にポジティブさもあるのが好きです

そのままの流れで履歴書
比較的新しめの曲だけど、久しぶりな感じ
こちらはストレートにポジティブな楽曲
フォークなフラカンの最高到達点な気もします


フラカンライブ中盤恒例のアコースティックでフォーキーな流れ
グレートがエレアコを構えるとこの時期にぴったりな春色の道
聴いたのは武道館以来かな?この時期のライブだとやっぱり聴きたくなる曲
これ割と初期の曲なんだよね 意外
春の暖かい陽射しが会場に溢れた気がしました

ここでメンバー紹介
竹安→ミスター小西→グレートの順で喋る

竹安は恒例の散歩話
久しぶりに名古屋城行って桜の花がっていう話

コニタンはまた回転レストランの話だけど
子供のころに行ったつもりになってただけで、実は行ったことないっていう話
あとチャリティーチャームの話ね もちろん購入しましたよ

グレートは何言ってたけな?
8月にELLでオールリクエストワンマンやるって発表してたのここだったけな?

メンバーチェンジなし!活動休止なし!!ヒット曲なし!!!の決め口上から
アイ・アム・バーニング
初期の劇熱ロックナンバー 初聴です!
俺は燃えに燃えている!

俺たちハタチ族も久しぶりに聴く気がする
いつ聴いても盛り上がるフラカン必殺曲の1つですね
中盤グレートのC&Rも恒例でブチ上がります

圭介がブルースハープを持ったまま次の曲へ
恋をしましょう
ここに来て初期曲連打!
有無を言わさずライブバンド・フラワーカンパニーズのパワーでねじ伏せる展開
こんなの盛り上がらないわけがないですね

最後にゃなんとかなるだろうで現在のフラカンまで一飛び
35年のキャリアを縦横無尽に駆け回れるのも強み
メジャー再離脱以降の楽曲でかなりライブで重要な位置を務める事が多いナンバーです
ギターソロのフレーズが凄く好きですね。もしかしたら竹安のプレイの中でトップレベルかも

最後にゃで本編終了と思いきやもう1曲
終わらないツアー
その選曲にニヤっとしました。グレートらしいです笑
この曲も映像作品の表題にするくらい彼らにとって重要な位置にある曲です
なんとなくフラカンのライブと言うとこの曲が浮かぶ
良い曲だなぁ


アンコールは割とすぐ出てきて
メンバー全員最新のツアーTへお着換え
ロックンロールも今やフラカンのライブに欠かせないアンセムになりました
ラストのロックンロールのシンガロングはいつ聴いても感動的

圭介のアカペラ歌い出しによる元気ですか
スタジオ音源と違ってブラス隊とかはないけど、それでも華やかなムードになる跳ねた曲
la laのコーラスでポジティブな空気が会場に充満した所でまた掃けるバンド

客電もついて、BGも流れだしたので会場を後にするお客さんもいたけど
Wアンコ待ちのお客さんが多数
私もWアンコ確信で待ってました
(理由というか根拠はあるけど書かないw)

再々登場したバンドはドラゴンズユニフォームを身に着けていました
ただ茶化されて裏返しにする圭介のひねくれさ笑

行ってきまーすのタイトルコール
この曲もあっと言う間に定番曲に駆け上がってきた
最高だって言っていこうぜ!って歌詞が大好きです
30年、35年選手になってもそう言えるのかっこいいよ

この曲で中日ホールオープニングは締めくくられたのでした


いやあ良いライブでした
どこで書こうか迷って最後まで書けなかったんだけど
今回のライブというかこの会場凄く音が良かったんですよ
特に冒頭と終盤
個人的な大名盤Roll on 48に似た音像
こういう時にライブ感っていうと笑っちゃうけど
とても良いライブ感と楽器バランスが両立した音でした


2月見たフラカンでも思ったけど
35年のキャリアから満遍なく披露しながらも、要所要所で演奏されるのはメジャー再離脱後=現在のフラカンの音楽という構成
今が旬だし、最高なんです

行ってきまーすで〆られたこのOPイベント
いつかこの会場でおかえりなさいって言えるかな?

とても良いライブでございました

それではまた今度やりましょう


01. 孤高の英雄
02. 切符
03. チェスト
04. 空想無宿
05. 天の神さまの言うとおり
06. ハートのレース
07. ピースフル
08. 丑三つのライダー
09. アメジスト
10. 深夜高速
11. 私に流れる69
12. ディスイズナゴヤ
13. 哀愁生活
14. 履歴書
15. 春色の道
16. アイ・アム・バーニング
17. 俺たちハタチ族
18. 恋をしましょう
19. 最後にゃなんとかなるだろう
20. 終わらないツアー
EC
21. ロックンロール
22. 元気ですか
WEC
23. 行ってきまーす



(前回観たフラカン)




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フラワーカンパニーズ 上京30祭 @大須 Eletcric Lady Land

久しぶりにフラカンワンマンに行ってきました
久しぶりって言ってもほぼ一年ぶりか
前回のワンマンは昨年の2月4日(上京記念日)以来か
彼らの実家、名古屋は大須Electric Lady Landです

当日券が出るくらいだったので、もしかしたら、8割くらいの客入りかと思ったら
自分が入場した時点で、なんとかドリンク交換に辿り着くくらいの混雑具合で
開演10分前にはもうパンパンだったのに、ここからまだ50名ほど入るんで詰めてくださーいってスタッフさんの声
ステージ上からローディーQ太郎が一歩ずつ左前へって促してた

開演前BGMは聴きとれて分かったのはRushのFly by Nightくらいでしたが
Rushかかるの珍しい気がしました

めっちゃ早い開演時刻16時
定刻をちょっと過ぎたくらいで場内暗転
OPSEのEeyoがかかるとメンバー登場
SE終了と同時に始まったのは人生Goes On
人生を進めれば進めるほど深み重みの増す楽曲でスタート

この曲こういう書き方するとあれだけど
特別大好きってわけでも、聴きたかったわけでもないし、レア曲でもないけど
なんか2番入る頃には泣いてたんだよね俺
今回凄く喰らっちゃった。特別な曲になりました

短いブレイクから竹安のギターがリードしていくピースフル
名盤Roll on 48のOPトラックですね
これぞライブバンドと言うドライブ感そしてサビでの開放感
大好きな一曲です

コニタンのドラムとクラップの煽りで始まった気持ちいい顔でお願いします
昨年発表の新しい楽曲だけど、割と定着している印象
Baby 踊ろう 踊ろうで手を挙げるんですね 観客参加型の楽しい楽曲

夜空の太陽は逆にもっとライヴで来てもいい曲なんだけど、なかなか育てられてない感じもする
アニメタイアップのシングルなんだから、飛びぬけキャッチーなのになんでだろ?
私は大好きなんですが笑

なんか来そうな気配からしっかりやってくれた深夜高速
やはり実家なだけあって音響最高
竹安ってトーン系のギタリストでもあるよなって改めて思いました
曲が完全に終わるまで拍手も発生もないのはさすが訓練されたファンだ笑

最初のブロック最後に披露されたのはライトを消して走れ
1stに入ってるレア曲だ。私は初めて聴きました


MCでは圭介の名古屋を捨てて早35年という失言w
毎年この2月の時期にしかやらない曲をって
上京30才
毎年年齢を重ねる楽曲重ねていける楽曲
BOP感というか、NYパンクを感じる一曲
去年29才で初めて聴いて、今年30才の節目を聴けて嬉しかったです

圭介のハープが映えるイントロ借りもの競争
ライティングが物凄く綺麗でした。綺麗なのにサイケ感トリップ感もある
サビになると圭介がハープを吹いて他のメンバーが歌う光景は、いつ見ても異色だ
よーいドンで圭介と一緒に手を叩く人もちらほら

圭介のハープ曲が続き、センチメンタルエンジン
この曲も初聴
直前まで聴いていた怒りのBONGO収録曲だったので、聴けて嬉しかったです。
サビというかサビ明けのパートは皆でジャンプするんですね

あまくないは昨年もELLで聴けましたが、何度聴いても染みる曲ですね
たしかこの曲初めて聴いたのもELLでした

個人的感動のハイライトはロックンロール
この2回目の落涙
今回のツアーはテーマが"続ける"な気がするんですよね
ロックンロールは続いていくのです
武道館以来この曲を聴くたびに、その時の光景を思い出して泣きそうになっていたのが
今回はこれからの決意表明のように感じて感動してしまったのですね

ここで再びMC
圭介はアコギを装備して
最近認識を改めた話って睡眠は10時間とった方がいいって
大谷翔平とか藤井聡太がそうしてるからって
竹安に寝だめは効果なしって言ったり、車乗ると速攻寝ちゃうコニタンの話だったりw

さっさと曲行こってグレートが促すと
この時期にぴったりな曲をって春の手前
久しぶりに聴きました
優しい微笑みがあればいいっていう歌詞と圭介の歌声が好き

竹安が爪弾くイントロは東京の朝
これまた久しぶり
凄く情景が浮かぶ曲です
夜行バスで東京行ったときに向こう着いて駅のロータリーにほっぽり出された時の感じ
(歌詞は東京で生活している人が主人公だと思うけど)
ふとギターソロのフレーズにMott the Hoople感があるなぁと思いました笑


あったかいコーヒーも久しぶり
個人的にこの曲はビュードリのSPライブの音源がベストテイクだと思ってましたが
今回はそれに匹敵するくらい良かったのです
染みる曲はより染みる 深い演奏

メンバー紹介MCはいつも通り
竹安→ミスター小西→グレートの順

竹安は久しぶりにスガキヤ食べた話
そこからケータリングの話で、基本的には自分たちでコンビニ行って用意してるって笑
コニタンはそのコンビニで買い物して出た時にファンに話しかけられて
ファミチキ入った袋持っていたから恥ずかしかったって笑

グレートは何だったかな?
今年はめっちゃ名古屋に戻ってくるという話と、ドラデラの日程発表もこのタイミングだったかな?
DRAGON DELUXE 2024は11月2日です
35周年だけど、今年はドラデラデラになるのかな?

いつも以上に重く深く響く
メンバーチェンジなし!活動休止なし!ヒット曲なし!の口上
そこから繋がったのは行ってきまーす
ここ最近では飛びぬけてポジティブなエネルギーに溢れるキャッチーな楽曲

終わらないツアーは武道館を思い出す
終わらないじゃなくて、終わらせないという今回のツアーでの決意表明曲だと確信
人生ROやロックンロールと同じく必然性を持って披露された楽曲

間髪入れずにマイ・スウィート・ソウル
ライブのために生まれた楽曲 この曲はどんどん良くなっていく!
ブギ感がどんどん心地よくなっていく

本編ラストはプラスチックにしてくれ
初期のパンキッシュでストレートなロックナンバー
若いころならではの向こう見ずなエネルギーを今でも出せる凄さ
会場のボルテージも上がりっぱなしです
最後は何度も繰り返すんですね
終わると思わせて、竹安がまた弾き出すっていう
3回ほどやって〆

アンコール待ちは5分ほど
グレートはツアーTに着替えて再登場
他のメンバーはそのまま出てきたかな
そういや圭介はずっとスターリンのシャツでした


三十三年寝太郎BOPも久しぶりに聴いた気がする
短いからいつでも差込めそうな曲ではあるのに、ちょっと間隔が開いてしまった
初期曲とはまた違ったエネルギーの放出
頭振りまくりです。夢から醒めません

タイトルコールから恋をしましょう
これも久しぶりに聴けた感
サビでは腕を左右に振るお馴染みの流れ
ライブで最高に楽しい曲の1つです

2曲やってすぐ退散なフラカンさん

客電が半分くらいついて、BGMも流れ始めましたが、
Wアンコール待ちの客は帰りません よく訓練されてる笑

すぐ出てきて、グレートがめちゃテンション高かった
200%のパワーで炸裂させる曲を最後にやるって
コニタンのカウントからくるったバナナ
初期のハイテンションなロックンロール

間奏で竹安がスライドギターでかっこよかった
すごくサイケにトリップしたようなサウンド

バナナのC&Rはシュールで面白い

今からすぐ燃やしに行く!お前をすぐ燃やしに行く!って凄い歌詞
暗喩ぽくてすげぇストレートにセクシャルな歌で全編終了


真冬とかチェストとかド定番曲をやってないことに
終わってから気付きました

というか程よく定番や鉄板曲を外しながら、彼らの35年間を振り返るようなセットリスト
次ツアーのタイトルが『今が旬』なのも納得な2時間でした
もしかしたら個人的なベストワンマンを更新したかも

凄く楽しかったです。
フラカンのワンマン、皆行った方がいいよ
絶対楽しめる


ちなみにセトリが
01. 人生Goes On
02. ピースフル
03. 気持ちいい顔でお願いします
04. 夜空の太陽
05. 深夜高速
06. ライトを消して走れ
07. 上京30才
08. 借りもの競争
09. センチメンタルエンジン
10. あまくない
11. ロックンロール
12. 春の手前
13. 東京の朝
14. あったかいコーヒー
15. たらちね
16. 行ってきまーす
17. 終わらないツアー
18. マイ・スウィート・ソウル
19. プラスチックにしてくれ
EC
20. 三十三年寝太郎BOP
21. 恋をしましょう
WEC
22. 狂ったバナナ

こうやって見ると
2010年代の曲が割と多いとかトラッシュ時代が少ないとか思ったりするけど
キャリアの全期から満遍なくやるのを意識した感じ

そして上でも書いたけど
続ける 続いてく 終わらない というテーマ
怒髪天のあの話があった直後だったので、ものすごく重く響いたのでした

そしてそのテーマを伝えるのは続けてきたバンドにしかできないから
決して続ける事をかっこいいとは言わない彼ら
だけど続ける事はかっこいいよ
そして今でも『今が旬』と言えるのはもっとかっこいいよ

皆さんもフラカンのライブ行きましょうう!


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怒りのBONGO / フラワーカンパニーズ (2000,JPN)

この記事が上がる頃にはフラカンのライブは終わっているでしょうか?
上京30祭@大須ELL
そちらに私行ってますので、いずれその話も

そしてこの記事を書いてるときに


こんな発表
昨秋から3枚目のシングル加えて配信シングルの発表も
これで7曲

アルバムの意義を分かってないわけがない彼らなので
ここからどう展開していくのか楽しみです

さてそんな彼らのメジャー1期最後のアルバムです
この作品を最後にメジャーの場を一度離れるというと、評価が乏しい感じもしますが
全然そんな事なくて、バンド然としためっちゃかっこいいアルバムです

怒りのBONGO+3
フラワーカンパニーズ
SMA
2009-09-16


01. No Blood Man
02. センチメンタルエンジン
03. No Way Out
04. 恍惚のブギ
05. 東京ヌードポエム
06. 怒りのBongo
07. たらちね
08. 星の旅人
09. Bellbottom Jack

10. No Mercy
11. Milk Soul Blues
12. Jump

(以下再発版bonus track)
13. Drive Drive
14. 夜の海
15. ざくろ




01. No Blood Man
このアルバムの空気感を象徴するOPナンバー
ぶっといギターが中心のブルーズも感じる骨太ロックンロール

05. 東京ヌードポエム
ライブで聴けるとトップレベルに嬉しい楽曲 Keyと絡み合うギター
かなり凝った曲ですよね。めちゃくちゃかっこいいバンドサウンド
そしてその上を行くサビの歌メロの解放感

09. Bellbottom Jack
このアルバムのリードトラック ヒリつき感が今作REC中の拘りか
タイトで鋭くて、そしてサビで大爆発

12. Jump
#05と並んでライブで聴けると嬉しい曲
ど頭からのGリフが凄く好きです。後半からテンポを落としてよりブルーズ色が強くなる
最後にまたサビに戻って〆


フラカンの中でも爆音轟音で聴くのがかなりおススメなアルバム
竹安のギターすげぇって思えるアルバム
時に圭介のギターと重ねて、それだけギターなアルバム

今このアルバムの完全再現とかやっても面白いと思うんだけどなぁ
ライブバンドフラワーカンパニーズの魅力がそのまま録音されているような感じ
下山淳のナイスプロデュースですね

かなり良いアルバムですよ
皆さんも是非聴いてみてくさいね!
それではまた今度やりましょう



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YKです。ブログでロックの事書いてます。 是非ともフォローしてください♪ 若い世代にHR/HMの魅力を伝えられる人間になりたい。 #音楽日記 #邦ロック #HardRock
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