YKのRockでなし日記

ロックやHR/HMの作品レビューやライヴ感想など 御ゆるりとお付き合いください。

DizzyMizzLizzy

Alter Echo / Dizzy Mizz Lizzy (2020,DEN)

さてリハビリがてら去年1番フルで聴いたアルバムを
彼らにとって一番新しい作品ですが、もう新譜ではないですかね笑

オルター・エコー
ディジー・ミズ・リジー
SMJ
2020-03-18



01. The Ricochet
02. In the Blood

03. Boy Doom
04. The Middle

05. California Rain
06-10. Amelia

pt1: Nothing They Do They Do for You
pt2: The Path of Least Exsistence
pt3: Lights out
pt4: All Saint are Sinners
pt5: Alter Echo



02. In the Blood
個人的な印象としてはDML版のDr.Feelgood?そのくらいドラムが空間を支配している楽曲
そこにキャッチーなGリフと憂いを帯びた歌メロが絡みつくティムらしさが最高にマッチしている


04. The Middle
壮大というか荘厳なバラードナンバー。このサビのメロが物哀しくて好きすぎてね。
徐々に音数が増えて激しさを伴うベタな展開もDMLマジックでオリジナリティ溢れるプログレッシブな世界に

06-10. Amelia
アルバムの後半に配置されているのは5トラックぶっ通しのAmelia組曲
高揚感を煽るスリリングなpt1、ヘヴィでエッジーな演奏で一気に掴まれるpt2
弦を絡めて哀愁を漂わすpt3、再びハードさを纏うDML流ロッカバラードのpt4
表題曲にしてこの組曲そしてアルバムを締めくくるpt5は最高のエンドロール


Amelia組曲以外にも言えるのですが、もはやプログレッシブロックと呼んでも違和感のない
複雑かつ連続性のある世界にDMLらしいキャッチーさを落とし込むテクニックの半端なさ
曲単位での音楽が主流の中で、改めてアルバムの意義とその楽しさを教えてくれる作品です
皆さんも是非聴いてみてくさいね!

それではまた今度やりましょう


(1st時点で圧倒的センス)




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Rotator /Dizzy Mizz Lizzy (1996,DNK)

皆大好き?大好きだったっていう過去形?
Dizzy Mizz Lizzyです

トレードマークは溺れる位の瑞々しいメロディを乗せたハードロック
1stの方がメロディ主義強めで、今日紹介する2ndはバンド感強めな作風です

Rotator (Re-Mastered)
Parlophone Denmark
2010-03-29


01. Thorn in My Pride

02. Run
03. Rotator

04. 11:07 PM

05. Back-Bone-Beat

06. When the River Runs Dry
07. Break
08. I Like Surprises
09. Riff Sang
10. Take It or Leave It
11. Find My Way

12. Two of You
13. Rise and Fall
14. Outro
15. Pain Before My Eyes
(bonus)


01. Thorn in My Pride
DLM最速ナンバーじゃないかな?
歌入りでテンポ下がってDLMらしくなると思いきや、Bメロで再加速の疾走ナンバー
要所要所のらしさ全開のフック満載です

03. Rotator
DLM流のリフ物。
跳ねた感じがだんだん増幅していって、ポップなサビに突入する感じが良いね

04. 11:07 PM
物悲しいイントロから、ひたすらにメロディアスな歌唱
サビの儚い美しさがたまらんですね。Dear John Lennonって言うリリックも泣ける

05. Back-Bone-Beat
これも#03と同じ系統だけど、もっと地に足の着いた感じかな
実はこのバンドって曲書いてるティムはもちろんそうだけど、リズム隊も馬鹿上手いと思う

11. Find My Way
1stのデッドストックかな?って思う位には前作味を感じる
展開の多さが魅力だけど、しつこくはない。そこのバランス感がDLM


冒頭も書いたけど、1stよりバンド感強め
というかハードな演奏と普遍的なロックへのアプローチと言った感じがします

前作からガラッとカラーを変えたわけでもなく、かと言って同じことをしているわけでもない
ティム・クリステンセンのマジックにはいつ聴いても、何度聴いても感心させられますね

皆さんも是非聴いてみてくださいね
それではまた今度やりましょう






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Dizzy Mizz Lizzy / Dizzy Mizz Lizzy (1994, DNK)

僕の中で昨日紹介した中村一義と対になってるいるのが、
デンマークのバンドDizzy Mizz LizzyのフロントマンTim Christensenなんですね

どちらもビートルズをはじめとしたロックスタンダードに強く影響を受けつつ
メロディーメーカーとして稀有な才能を発揮しているというね

メロディに潤いがあるんですよね

その言ってる意味が一番は分かるのがDMLの1stなんですね
1994年なんてグランジの全盛にリリースされたこのアルバムは
そんな事お構いなしな素敵でポップなハードロックサウンドになっています

Dizzy Mizz Lizzy (Re-Mastered)
Parlophone Denmark
2010-03-29


01. Waterline Intro
02. Waterline

03. Barbedwired Baby's Dream

04. Love is a Loser's Game
05. Glory

06. 67 Seas in Your Eys
07. Silverflame
08. Love Me a Little
09. Mother's Nature's Recipe
10. ... And So Did I
11. Wishing Well
12. Hidden War
13. For God's Sake
14. Too Close to Stab
15. Hurry Hurry
(bonus)


02. Waterline
このバンドとしてはヘヴィめなイントロから始まり、
歌が入るともうそこからはDMLワールド。ティムさんの歌メロは癖になる

03. Barbedwired Baby's Dream
前曲の雰囲気を受け継ぎつつ、さらにメロウなロックを展開
てか演奏がめちゃ上手いんですよ。3ピースなんですけど、そんな事を感じさせない充実度

05. Glory
DLMの超代表曲ですね。循環型リフワークが好き
憂いを帯びたキャッチーな歌メロ=DLMスタイルを象徴する素晴らしい1曲

09. Mother's Nature's Recipe
歪んだギターが中心のサウンドだけど、やはりどこか憂いがあって美しい
終盤でブレイクして転調するのもかっこいい

11. Wishing Well
このアルバムでは一番明るいかな。明朗快活。
こういうがっちりとしたハードロックもできますよっていうね



上でも言ったけど演奏がめちゃくちゃ上手い
そして何よりやっぱりティムさんの作るメロディがたまらない
ここで挙げた曲以外も全編を通してね、炸裂してる
子供の時リアルタイムで聴いてたわけではないけど、どこかノスタルジーを感じるのもポイント高い

極上のメロディをご堪能ください

それではまた今度やりましょう


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