YKのRockでなし日記

ロックやHR/HMの作品レビューやライヴ感想など 御ゆるりとお付き合いください。

Aerosmith

Nine Lives / Aerosmith (1997,US)

最近WOWOWでFrontmanっていうシリーズの番組を見て
ロックバンドのフロントマンにスポットを当てたドキュメンタリーなんだけど
それのSteven Tyler編を見まして、ちょっとエアロ熱が再発してきた所でね

別の記事を読みまして
amassが訳して紹介してくれた記事でこんなんがありまして


そこにAerosmithのNine Livesが入ってるんですよね
俺結構好きなのに…
(全然どうでもいいけど、海外ってこういうネガティブなランキング好きよね)

確かにエアロの歴史の中では存在感のないアルバムかもしれないけど!
80s以降の皆で作るAerosmith体制からちょっとずつ自分たちで作るAerosmithに
戻りつつもある過程にある作品ですね

そんなのを今日は紹介します!

Nine Lives
Aerosmith
Sbme Special Mkts.
2008-02-01



01. Nine Lives

02. Falling in Love (Is Hard on the Knees)

03. Hole in my Soul
04. Taste of India
05. Full Circle
06. Something's Gotta Give

07. Ain't That a Bitch
08. The Farm
09. Crash

10. Kiss Your Past Good-bye
11. Pink

12. Falling Off
13. Fall Together
14. Attitude Adjustment
15. Fallen Angels



01. Nine Lives
猫の鳴き声から始まるノリの良いハードロックンロール
サビではインディ風のメロディと音作りなのも面白い

02. Falling in Love (Is Hard on the Knees)
MVも作られてるリードトラック。ブラスも入ってゴージャス路線のエアロらしい曲
The Other Sideのアップデート版?何せ、その路線

06. Something's Gotta Give
ブルーズの影響がかなり色濃く出たハードロックナンバー
ジャムから生まれたようなバンド一丸となって鳴らすタイプの曲

09. Crash
80s以降ではかなり珍しいくらいの爆走ロックンロールがかっこいい
こういうタイプもまだまだ出来るんだぜっていうアメリカンハードの王者健在アピール

11. Pink
乾いた西海岸のロックっていう感じの一曲。
ザッピングで流れてきた時につい最後まで聴きたくなっちゃいます



ライブで演奏されるのは#2と#11くらいなのも存在感が薄い理由の1つなのかな
どちらもレギュラーメニューにはならないしね
#6とか全然ライブ映えしそうなのに勿体ない気がするなぁ


それでもそれでも良いアルバムですよ
皆さんも是非聴いてみてくさいね!

それではまた今度やりましょう



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Get a Grip / Aerosmith (1993, JPN)

またちょっとしたニュースが



タイラーさんが依存症治療という事で
御年74になってもそういう事になってしまうというのは恐ろしい事です
早期快復をお祈りして、そろそろ日本にも来て欲しいという今日この頃

という訳で、今日はエアロです!

Get a GripってAerosmithが90年代に入って漸くとれた初の全米No1アルバム
外部ライター多用の所謂作られたAerosmithですが、良いもんは良いっていうスタンスで
紹介していこうと思います

ゲット・ア・グリップ
エアロスミス
USMジャパン
2011-10-12


01. Intro
02. Eat the Rich

03. Get a Grip
04. Fever

05. Livin' on the Edge

06. Flesh
07. Walk on Down
08. Shut Up and Dance

09. Cryin'

10. Gotta Love It
11. Crazy

12. Line Up
13. Can't Stop Messin'
14. Amazing

15. Boogie Man




02. Eat the Rich
この頃のライヴ必殺曲的な雰囲気を感じる。ハードなサウンドで、実はギターコンビが弾きまくってるのがかっこいい。
Walk This Wayぽいというか、それのセルフオマージュのイントロから続く所もかっこいい

04. Fever
ライブ定番のTrain Kept a Rollin'とか、そういう彼らのルーツをよりハードにしましたって感じ
こういうビートで土っぽいロックもAerosmithの醍醐味だと思います

05. Livin' on the Edge
80s以降のAerosmithのヒッツで一番好きかも
落ち着いたテンポとしっかり盛り上がるサビ、キャッチーな歌メロ
所謂産業ロックに類されると思うけど、良い物は良いです。

08. Shut Up and Dance
ジャック・ブレイズとトミー・ショウってDamn Yankeesのチームがソングライティングに携わってる
ハードなんだけど、踊れるハードロック。タイラーの詰込吐捨Voがかっこいい



アルバム全体として売るための曲とひたすらにロックする曲と2種類でバランスをとってる印象
いや実はどっちの路線もかっこいいんだけどね。


力作です。かっこいいです。
皆さんも是非聴いてみてくださいね

それではまた今度やりましょう




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Music from Another Dimension! / Aerosmith (USA)

!までが正式なタイトルなんです
もう10年前のアルバムなんですねー
時期にこの時以上のスパンが開いちゃうから、とっととオリアル作ってくれー
全然作る気配もないし、作ろうという気もなさそうだけど笑

さてこのアルバムですが、端的に言うと
70sと80sの美味しいとこどり
70sの自力でAerosmithをやってた頃の感じと
80s以降の外部のライター含め皆でAerosmithを作り上げていた頃の感じ
両方が楽しめるアルバム




01. Luv XXX
02. Oh! Yeah

03. Beautiful
04. Tell Me
05. Out Go the Lights
06. Legendary Child

07. What Could Have Been Love

08. Street Jesus
09. Can't Stop Lovin' You
10. Lover Alot
11. We All Fall Down
12. Freedom Fighter
13. Closer
14. Something
15. Another Last Goodbye
16. Shakey Ground
17. I'm No Talkin'



02. Oh! Yeah
ジョーさん曲。あだけど、メインVoはタイラーさん
ブルーズ/ブギーのテイストは彼らの常套手段ですね
ジョーさんのコーラスも好き。シンプルなタイトルとリリックも良き

06. Legendary Child
リードトラック。かっこいいです
個人的な印象はステロイド打ちまくった引退直前のEat the Richです
どんな表現だ笑

08. Street Jesus
Aパートが終わると、Toys in the Atticばりに加速&激走してすごくかっこいい
長年呼吸を合わせてやってきた、まさに熟練の技術
エアロってジャムバンドだって再確認させられる曲

10. Lover Alot
Love Her A Lotっていうタイトルがこう変わっていたらしい
#08と並んで心地よいビートのブルーズハードロック

12. Freedom Fighter
ジョーさん曲で、彼がメインvo コーラスにジョニー・デップ
ジョーさんの歌声が映える渋いブギ。ギターリフのキャッチーさもさすがです


書いてて思ったけど、今作はジョーさん絶好調というか
好きな曲の殆どがジョーさん曲なんですね。
#2と#12はジョーさん単独のペンだし

ジャムセッションで創ったような曲とかMiss a ThingのD. Warrenさんから提供してもらった曲とか
このアルバムにエアロの歴史が詰まっているような印象
傑作です。皆さんもぜひ聴いてみてください!

それではまた今度やりましょう

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Toys in the Attic / Aerosmith (1975, USA)

B'zファンには一番馴染みのあるHRバンドなのかな、エアロって
2013年にはエアロソニックってダブルビルでのイベントもやってましたね

B'zが演奏スタイル、楽曲、色々な面で影響を受け、オマージュ(笑)しているのが、Aerosmithなのでございます。

エアロって時代が3つくらいあって、
デビューからジョーとブラッドが脱退するまでの時代(70年代)
ジョー&ブラッド復帰から商業的な全盛期の時代(80年代~90年代)
それ以降レジェンド扱いをされるようになってからの時代(00年代~)

だと勝手に思っています

音楽的に自分たちの才能が爆発していた初期と外部ライターの協力を仰ぎながら、ゴージャスなハードロックを連発した中期以降

そんな初期の中でも人気が高いのが
Toys in the AtticとRocks

私個人的にはその前者がエアロで一番好きなアルバムなんです
TOYS IN THE ATTIC
AEROSMITH
COLUM
2012-09-28



こいつの『闇夜のヘヴィ・ロック』っていう邦題はまだ生きているんでしょうか?
もし生きているなら、早く原題通りのものに直してほしい…
意味わかんないし

ちなみにWalk this Wayのお説教ってのはちょっと納得してる部分もあって、どっちでもいい笑


01. Toys in the Attic

02. Uncle Salty
03. Adam's Apple
04. Walk This Way


05. Big 10inch Record
06. Sweet Emotion


07. No More No More
08. Round and Round
09. You See me Crying



01. Toys in the Attic
初期衝動溢れる疾走ハードロック
この手の曲では最高峰ですね。
俺がバンド組んでたら、間違いなくOPトラックはこれにする
そういやZiggyも何かの曲でオマージュしてましたね笑

04. Walk this Way
さんま御殿ね
エアロのこの曲自体は歴然としたハードロックですが、この曲のリズム感とかボーカルスタイルは
ラップとかそっち方面の音楽にも影響を与えたわけでR&B好きにも受け入れる懐の深さがあります
80年代のこの曲をRnu DMCとやった事が再浮上の切欠にもなったわけで

05. Big 10inch Record
前曲とは逆にこっちは完全にクラシックなR&Bのカヴァー
かっこいいんだよ。パブバンドみたいな感じが本当に良い

06. Sweet Emotion
Mr. Sweet EmotionことTom Hamiltonが大活躍
ライヴでも定番のクロージング・ナンバーですね。

07. No More No More
Theアルバム曲。でもたまにライヴでやってくれるよね
ブルーズベースの曲に入ってくるジョーさんのコーラスが好きです。


ブルーズベースの質実剛健なアメリカンハードロックの大傑作
皆さんも聴いてみてはいかがでしょうか
それではまた今度やりましょう


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