YKのRockでなし日記

ロックやHR/HMの作品レビューやライヴ感想など 御ゆるりとお付き合いください。

Ghost

Impera / Ghost (2022,SWE)

いやぁ楽しみにしていたGhostの新譜をようやくちゃんと聴くことが出来ました!
近場のCDショップに置いてない&買ったら買ったでちゃんと聴く時間がない
そのせいで記事がここまで伸びてしまいました…

Download Japanでの熱演も記憶に新しいGhost
今作でも独自のポップセンス炸裂なHeavy Metalをさらに進化・深化させて届けてくれました。


IMPERA [CD]
Ghost
Spinefarm
2022-03-11


01. Imperium
02. Kaisarion


03. Spillways
04. Call Me Little Sunshine

05. Hunter's Moon

06. Watcher in the Sky

07. Dominion
08. Twenties

09. Darkness at the Heart of My Love
10. Griftwood
11. Bite of Passage
12. Respite on the Spitalfields




02. Kaisarion
そうかGhostはスウェーデンのバンドか!と思い出させてくれる北欧メロディアスHR/HM
Treatとかのソングライティングチームが提供したって言われても違和感ないくらいポップでメロディアス

06. Watcher in the Sky
前作で言うとRatsとかそういうタイプの曲。
キャッチーでシンガロングできて、メタルの激しさもある素晴らしいナンバー
厳かな印象を持たせる鍵盤の使い方が上手ね

08. Twenties
無機質なインダストリアル・メタルナンバー
コーラスの入れ方とかやはり上手。
一筋縄ではいかぬ親しみやすさであるGhostらしさは健在

12. Respite on the Spitalfields
この曲はGhost流の白蛇だと解釈すれば腑に落ちる
Still of the NightとかIs This loveとかその頃の白蛇ね。
かっこいいす


トビアス・フォージの80sへの憧憬が爆発しまくっている作品です
前作より更にポップでキャッチーなGhost流Heavy Metal炸裂
もの凄く聴きやすいアルバムです

いずれHR/HMの入門アルバムリストの常連になる事でしょう

おススメです
皆さんも是非聴いてみてくださいね

それではまた今度やりましょう

(前作Prequelleはこちら)


(来日公演の想い出…)



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Prequelle / Ghost (2018, SWE)

昨日のDownload Japan回顧の続きみたいな感じで

自分が一番その日に衝撃を受けたバンドを紹介
正直名前しか知らない状態で観て、めちゃかっこよくて
翌日に渋谷のタワレコでアルバムを買った記憶があります笑


Ghostは体感的に期待の大物としてデビューして華々しく進んできた印象があります
途中バンド名のゴタゴタとかバンドメンバーに関するゴタゴタもあったのは知ってるけど
比較的順風満帆にスケールアップしてきたバンドです
そして受ける期待もスケールアップするわけですが、その期待も悠々と越えていく凄いバンドです
そんな彼ら最近新作を出しましたが、まだ聴けてないので笑
一個前のアルバムを紹介!





01. Ashes
02. Rats

03. Faith

04. See The Lights
05. Miasma

06. Dance Macabre

07. Pro Memoria
08. Witch Image

09. Helvetesfönster
10. Life Eternal



02. Rats
ミドルテンポなんだけど、高揚感を煽るギターリフと歌メロ
そして終始メロディアスで耳馴染みが良いポップさ
サビのコーラスは熱いっていうGhostらしい曲

03. Faith
打って変わってネオクラシカルなギターリフで始まる一曲
ヘヴィなグルーヴを中心にしたサウンドメイク

05. Miasma
インスト曲 重厚な演奏の上を自由に泳ぐシンセ
中盤以降はテンポが上がって更に激しく。ギターも弾きまくりで熱い展開
終盤はサックスまで入ってきて終始飽きない構成 あっという間の5分18秒

06. Dance Macabre
リードトラック 曲名の通りダンサブルでポップな一曲
この親しみやすいダークさがGhotsの売りですね。
聴いていて心地よい

08. Witch Image
メロディアスなコーラスが印象的なナンバー
ヒヤリと冷たい一曲かと思いきや、サビでの合唱に一筋の光のような温かさがこもる


すごく聴きやすいアルバムです
Ghostが人気になる理由がよく分かる!

すごくおススメなアルバムです
HR/HMの範疇を超え、ロックファンには聴いて欲しいアルバム
皆さんもいかがでしょうか

それではまた今度やりましょう



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【過去のこの日】Download Japan 2019の思い出 後編

前編はこちら



という訳で後半戦
ここからはちょっとは詳しくは書けると思います。

爆音でMaidenのThe Number of the Beastが流れると
Anthraxが登場

PanteraのCowboys from Hellにイントロを演奏しきると(RIP アボット兄弟)
最高のOPナンバーCaught in the Moshへ移行 ジョーイも飛び出してきた
この一発でこの日のここまでの最高到達点へ持っていたのはさすがです
Got the Time、Madhouseは鉄板の流れですね
そしてMadhouseのイントロではPriestのRipperをオマージュ

Fight 'em Till You Can'tとかEvil Twinといったジョーイ復帰後の楽曲が生き残ってるのも嬉しいし
I Am The Law、Be All,End Allみたいなクラシックと違和感なく共存できているのは更に嬉しい
ラストナンバーはIndiansで特大モッシュピットを作らせ、最後はCowboys from Hellのアウトロセッションで締め
終始粋なライヴでした。定番ばっか?代り映えしないセトリ?そんな事はどうでもいいんだ!
とにかく楽しいThrash Metal それがAnthraxだ!

Anthraxが会場をブチ上げている頃、対面のステージでは大掛かりなセットが組まれていました
これでヘッドライナーではないのか、と驚きです
その大きなセットに登場したのはGhost

欧米ではヘッドライナー級の存在ですね
この時点での最新作Prequelleの楽曲を中心にしたセトリ構成
魅せるライヴというAlice Cooperとかの延長線上にあるステージング
トビアス・フォージ扮するコピア枢機卿というキャラクターがステージ映えするんですね

トビアスさん以外のメンバーは全身黒&仮面で誰だか分からないんだけど
ステージを動き回るし、演奏上手いし、世界観の表現に全力だし、凄いですよ
見た目だけで色物と侮る事なかれ、音は本物ですよ

ラストはDance MacabreとSquare Hammerというダンサブルな曲を2連発で引き上げて行きました
日本でも更に大物になるだろうな、と確信

唯一のパンク勢Sum 41のステージはとにかく粋
イントロSEでAC/DCのTNTが流れると、オイ!オイ!の大合唱だし
一曲目のThe Hell Songからブチ上がるしね。
途中でドラム後ろにスカルのバボットが登場したり、ライティング、スモーク等こちらも視覚でも楽しむライヴ
途中ParanoidのセッションとかWe Will Rock Youのカヴァーもあって(しっかりSum流に調理してね)
Still Waitingくらいしか分らんかなと思ってたけど、思ったより知ってる曲があって良かったです
ヒットバンドの強みですね。

そして何よりメタルだとかパンクだとか、そんな括り関係なく熱演を魅せつけたSumがある意味この日のMVPでした

さぁここからはヘッドライナーのお時間
先攻はSlayerです

Final World Tourの一環での来日
つまり最後の日本公演です。

最後のアルバムのイントロ曲からRepentlessでスタート
基本のセットリストは5年くらい変わっていなかったですが、そんな事はどうでもいい
Mandatory SuicideやWar Ensembleはいつ聴いてもかっこいいし、
Hate Worldwide、Jihadみたいな21世紀の名曲も惜しみなく披露 Slayerの集大成ですね
中盤に配置されたBlack MagicやSeason in the Abyss、ラストのRaining Blood, Chemical Warfare, Angel of Deathの流れで息つく暇もなく駆け抜けて行きました


止むことのないSlayerコールを受けながら、ステージの端から端まで移動して、その光景を目に焼き付けるトムさん
最後に日本語でお別れのメッセージ
またね の真意は分かる時がくるのでしょうか
今まで嘘をついてこなかったバンドです。今回ばかしは嘘ついてもいいんだよ
そしてファン想いのこのバンドはいつか吉報を届けてくれるのでしょう

Slayerの雄姿に思わず泣きそうになりました。

そんな中大トリの登場を今かと待たないといけない
なんか喜怒哀楽がクチャクチャになっていた記憶があります笑

大トリはJudas Priest
我らがMetal Godsは前回の来日から3か月くらいとめちゃ短いスパンでの襲来
キャンセルとなったOzzyの代役で大役を務められるのは彼らしかいないよね!

先達へのリスペクトを表すようにWar Piggsが流れると開幕の合図

Firepowerで勢いよくスタート
Delivering the Goodsはかなりのレア曲
そして11月の来日時からセトリはガラっと変えているのもポイントですね。
大御所の同じツアーとは思えないくらい。(要所要所は同じだけど)
個人的にはSinnnerとRipperを聴けたのが凄く嬉しい
BloodstoneやSaints in Hellといったレア曲を連発しながらも、盛下がらないのは
彼らのカタログが日本のメタルファンの血肉となっているから

そして変わらない要所要所というなFirepowerに収録されている強力な楽曲群
終盤に差し掛かるとRapid Fireが登場
約10年前のBritish Steel再現ツアーを思い出して泣きそうになる

本編ラストのHell Bent for Lether, Painkillerの流れはやっぱり格別
ロブも頑張ってる。発声のコツを見つけたか、最近の方が明らかに声が出てるんですよね。

アンコール待ちはすぐ
The Hellionが流れて来て、大合唱
Electric Eyeから間髪入れず始まるBreaking The Lawの流れはいつ聴いても鳥肌物だし
大ラスのLiving After Midnightは最高のフィナーレアンセムだ

ライヴが終わるとバックのスクリーンに
The Priest Will Be Backの文字が
Slayerと全く逆の終わり方だけど、どちらもかっこいい


そしてライブの余韻に浸ってステージ上に残ってくれたPriest大好き
自然と巻き起こるJudas Priestのコール

これぞフェスですな。
振り返ると大大成功なフェスだったんじゃないですかね。

Loud Parkが無くなった事によって、こういうフェスを自分事として捉えたメタルヘッズが多かったんじゃないでしょうか
そうなった時点で成功を決定していたんだよね

これからもそういう意識はどこかに持ちたいよね

Download Japanというフェスがコロナ明けには帰ってくることを願っています
(2020にマイケミをヘッドライナーにしての開催が予定されていましたが、コロナで中止になってしまったのです)
あと我儘言うなら、何か節目のタイミングでLoud Parkも復活して欲しい!
復活したら絶対行きます

という訳でダラダラ思い出を書き連ねました
あ、そうだ今年はフジも海外勢呼ぶみたいだし、サマソニもラインナップを発表してるので
この2つの成功も願っております。余裕があればサマソニ行きますよ。

それではまた今度やりましょう

Anthrax
01. Caught in a Mosh
02. Got The Time
03. Madhouse
04. Fight 'Em 'til You Can't
05. I Am The Law
06. Be All, End All
07. Evil Twin
08. Antisocial
09. Indians

Ghost
01. Ashes
02. Rats
03. Absolution
04. Ritual
05. From The Pinnacle To The Pit
06. Faith
07. Circle
08. Miasma
09. Year Zero
10. Mummy Dust
11. Dance Macabre
12. Square Hammer

Sum 41
01. The Hell Song
02. Over my Head
03. Motivation
04. We're All to Blame
05. Goddamn I'm Dead Again
06. Walking Disaster
07. Underclass Hero
08. Paranoid / No Reason
09. Fake My Own Death
10. We Will Rock You
11. In Too Deep
12. Fat Lip
13. Still Waiting

Slayer
01. Repentless
02. Blood Red
03. Disciple
04. Mandatory Suicide
05. Hate Worldwide
06. War Ensemble
07. Jihad
08. When the Stillness Comes
09. Postmortem
10. Black Magic
11. Payback
12. Seasons in the Abyss
13. Born of Fire
14. Dead Skin Mask
15. Hell Awaits
16. South of Heaven
17. Raining Blood
18. Chemical Warfare
19. Angel of Death

Judas Priest
01. Firepower
02. Delivering the Goods
03. Sinner
04. The Ripper
05. Evil Never Dies
06. Bloodstone
07. Saints in Hell
08. No Surrender
09. Turbo Lover
10. Devil's Child
11. Killing Machine
12. Some Heads Are Gonna Roll
13. Rising from Ruins
14. Rapid Fire
15. Hell Bent for Leather
16. Painkiller
EC
17. The Hellion / Electric Eye
18. Breaking the Law
19. Living After Midnight


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