昨年の潜りで無くしてしまったウナギバサミとキャッチバッグ(獲物を入れておく網)。
入手した店では終売だったり、お店自体が無くなっていたりで途方に暮れていました。
しかしインターネットって便利ですね。
一昔前だともう入手できないであろうその2つを、日本中どころか世界中から探せるのですから。
で、新しく入手したウナギバサミ。
キャッチバッグ。
こちらは良いものが無くて、市販品のものにネットを追加購入して自分で取り付けました。
ウナギを獲って入れておくと、次のウナギを入れる時にネットの中のウナギに逃げられることがあるので、二重構造になるように工夫。
欲張って大きなネットを作ったから、50匹以上ウナギ獲っても大丈夫だぞ(笑)!
「さあ、道具は揃った!ウナギ獲りに今年の初潜りだ!!」
と思って潮を調べたら潮が悪いなぁ。
良い時間帯が明け方。
ウナギは夜行性ですが、活動しだすのは夕暮れすぐの時間帯。
それから12時くらいまでは活発に餌を食べますが、お腹が満ちると岩の隙間などに身を隠して眠りに就きます。
まあ、ダメもとで体慣らしも兼ねて行ってみよう。
早めの夕食を食べて仮眠。
夜中の1時に起き出してゴソゴソと準備を始めます。
潜り始めは2時。
俗にいう「丑三つ時」ってやつで、この時間から真っ暗な水の中に入るのは、はっきり言ってかなりオトロシイものがあるのです。
「うう、夜はまだ寒いし、こんな時間に誰も活動している人間自体がいないのに我ながらバカだ・・・」
自分に悪態をつきながら入水。
ライトに照らされる夜の水の中の世界・・・。
フグやキス、アカエイ、コチの子供、セイゴ。
水はまだ冷たいけれど、暗い闇の中に神秘的な世界が広がっています。
「やっぱりウナギはもういない・・・。眠りに就いたばかりだろうから岩の隙間を探してみるか」
岩場に移動。
「ここにいるな。尻尾だけが見えているけど掴めないからどうしようもない」
「お、ここにも結構大きなウナギが。ウナギバサミが入らないような細い隙間だからこれも無理・・・」
そんな事を繰り返しながらなんとか一匹ゲット♪
大きなチヌを見つけてホコを放ちますが、角度が悪く逃げられました。
「確実に50センチはあったな。チッ、惜しかった」
その後二回りほど小さなチヌをゲット。
43センチ。
その他、ホシノさん用のタンパク質として雑魚を多数捕獲して今年の初潜りは終了。
ウナギは残念だったけれど次回に期待。
ウナギバサミもキャッチバッグも問題なく使えたので良しとしましょう♪
夜が明け始めた空を見ながら家路に向かって車を走らせます。
「夜中に潜って夜明けを見ながら帰るって世間一般から見たら相当なバカだよなぁ~」
まあ、時には大人もバカやんなきゃね(笑)♪
今日も自然の恵みに感謝です。
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