9600形蒸気機関車の製作11

 高山機関区に配置されていた蒸気機関車を製作しています。

○機関車の製作(3)
 前照灯や標識灯、運転室内の電灯の電気は蒸気を利用するタービン発電機により発電しています。
▼発電機は運転室右側上に設置されています。(ポッポ公園の19648号車)

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▼発電機本体
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▼発電機には蒸気を送る蒸気管、排水管、電気管が繋がっています。
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▼KATOの車体パーツですが、配管が省略されています。
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▼配管類を直径0.15ミリの銅線で再現しました。
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▼反対側にも発電機が設置されています。
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▼この発電機はATS(自動列車停止装置)用で、1966年(昭和41年)頃に追加装備されたものです。
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▲私の模型の時代設定は1964年(昭和39年)としているので、取り付けないことにしました。
(続く)

9600形蒸気機関車の製作10

 高山機関区に配置されていた蒸気機関車を製作しています。

○機関車の製作(2)
 前回は機関車のパイピング工作を行いましたが、元になった車体がKATO製で、ランボードが二段の車体がモデルになっています。
 しかし、高山機関区の車体にはランボードが一段の車体があるため、二段から一段に改造することにしました。
▼KATOの車体パーツです。

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▼空気作用管などのモールドとともに中央の一段高くなっているランボードを切り取ります。
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▼反対側のKATOの車体パーツです。
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▼こちらも空気作用管などのモールドと中央の一段高くなっているランボードを切り取ります。
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▼プラ板にて一段ランボードを再現します。
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▼反対側もプラ板にて一段ランボードを再現します。
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▼ヤスリがけして表面を滑らかにし、バンド(ボイラー接合帯)を0.14ミリ厚・0.5ミリ幅のプラ板を貼り付けて再現します。
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▼反対側もバンドをプラ板にて再現します。
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▼空気作用管及び砂撒き管をそれぞれ直径0.15ミリの銅線(ポリウレタン被覆)と直径0.3ミリの真鍮線で再現します。
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▼反対側も空気作用管及び砂撒き管を再現します。
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▼逆転棒は0.2ミリ厚・0.7ミリ幅の真鍮帯板で再現しました。(続く)
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プロフィール

高山のキューロク

Author:高山のキューロク
岐阜県高山市在住で、高山駅の歴史を調べたり、それを鉄道模型で再現することをライフワークにしています。

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