西日本完乗への道-紀伊半島編(25) 南海本線・和歌山港線・加太線・紀勢本線 和歌山市駅 ~その1 変則的な駅構造のホーム巡り~
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深日港駅から多奈川線に乗車。みさき公園駅で南海本線の和歌山市行きに乗り換えました。列車は孝子駅を出ると府県境を越えて和歌山県に入ります。紀見峠駅以来の和歌山県。和歌山大学前駅の先で街に入り、紀ノ川駅を出ると広々とした紀ノ川を渡ります。川を渡り終えるとほどなくして終点の和歌山市駅に到着です。6番線の到着。時刻は18時ちょっと前。 和歌山市駅は和歌山県和歌山市西蔵前にある南海電気鉄道とJR西日本の駅。...
西日本完乗への道-紀伊半島編(24) 南海多奈川線 深日港駅 ~かつての淡路航路の港の駅~
多奈川駅から歩いて隣駅まで向かいます。線路沿いの道を真っすぐ東に進むと、ほどなくして駅が見えてきました。深日港駅です。深日港駅は大阪府泉南郡岬町深日にある南海電気鉄道多奈川線の中間駅。駅の開業は1948(昭和23)年11月のことで、多奈川線が開通した4年後に新設されたそうです。読みは「ふけこう」。これは読めないです。なかなかの難読で、未だに覚えられないです・・・。位置的には岬町役場のすぐ目の前、北側はすぐ海で「深...
西日本完乗への道-紀伊半島編(23) 南海多奈川線 多奈川駅 ~大阪府最西端の終着駅~
みさき公園駅から南海多奈川線に乗車しました。多奈川線はみさき公園~多奈川間の2.6kmという短い路線。その間に2つの駅があります。1つ目の深日町駅付近は築堤上で見晴らしがよく、右手遠くに海が見えました。次の深日港駅を出発すると間もなく、列車は終点の多奈川駅に到着です。6分の短い旅でした。そして、この駅で南海の全線踏破達成です~🚋 多奈川駅は大阪府泉南郡岬町多奈川谷川にある南海電気鉄道多奈川線の終着駅。...
西日本完乗への道-紀伊半島編(22) 南海本線・南海多奈川線 みさき公園駅 ~ちょっと寂しい多奈川線の分岐点~
岸和田駅から南海本線の和歌山市行きに乗車しました。次の駅は蛸地蔵駅。面白い名前の駅ですが、駅舎も洋風の珍しい建物だそうです。見た目は飯田線の天竜峡駅やことでんの滝宮駅に似ていると感じました。いつか下車してみたいですね~。列車は南西方向に進み、空港線が分岐する泉佐野駅で5分間の停車。空港急行を先に行かせます。更に南西に進んで、岸和田から40分ほどでみさき公園駅に到着しました。2番線の到着。ここで乗り換え...
西日本完乗への道-紀伊半島編(21) 南海本線 岸和田駅 ~南海ウイングバスで岸和田へショートカット~
和泉中央駅から南海ウイングバスの岸和田駅前行きに乗車しました。バスは西へ。地図で追えなかったのでどのあたりを走っているかはわかりませんが・・・しばらく走ると、丘を登って住宅区画のかなり狭い路地をカクカク走っていきます。丘を抜けると阪和線の久米田駅付近で線路を横切り、南海本線の和泉大宮駅を経由します。今思えば、そこで南海電車に乗り換えてもよかったですね。和泉中央駅からは約45分。終点の岸和田駅に到着しま...
西日本完乗への道-紀伊半島編(20) 泉北高速鉄道線 和泉中央駅 ~和泉市の中央部 「トリヴェール和泉」のニュータウン駅~
中百舌鳥駅から泉北高速鉄道に乗車しました。列車は最初のトンネルを抜けると、あとは道路と一体化したような形で進みます。都市郊外でよくみられるような大通りの中央分離帯を走るようになります。この辺りは「泉北ニュータウン」といわれるエリアのようですね。車両基地は光明池駅の先にあります。そこにはラピートらしき車両も見られました。車両基地の横を抜けると間もなく終点の和泉中央駅に到着です。1番線の到着。中百舌鳥駅...
西日本完乗への道-紀伊半島編(19) 南海高野線・泉北高速鉄道線 中百舌鳥駅 ~"百舌鳥"と書いて"もず"と読む~
堺東駅を出発した高野線は仁徳天皇陵の後円側を掠め、三国ヶ丘駅で阪和線を跨ぎます。そこから2つ目の駅が中百舌鳥駅。1番線の到着、乗り換えのため下車します。 中百舌鳥駅は大阪府堺市北区中百舌鳥町にある南海電気鉄道、泉北高速鉄道、大阪メトロの駅。読みは「なかもず」。当て字だと思いますが、漢字3文字で「百舌鳥」と書いて読みは2文字の「もず」。かなり珍しい難読駅名ですが、御堂筋線の行先表示や一般的な鳥の名としても...
西日本完乗への道-紀伊半島編(18) 南海高野線 堺東駅 ~緩急接続で9分停車・・・~
天下茶屋駅から南海高野線の金剛行きに乗車しました。高野線は例の岸里玉出駅(の手前)から南海本線との複々線を解消しますが、その先では阪堺線を挟んで付かず離れずで並走する形になります。そんな状態で各駅に停車しつつ南下して堺東駅に到着しました。1番線の到着。ここではなんと9分間も停車・・・。ホームにでるしかありません(微 堺東駅は大阪府堺市堺区三国ケ丘御幸通にある南海電気鉄道高野線の駅。「泉北ライナー」という...
西日本完乗への道-紀伊半島編(17) 南海本線 天下茶屋駅 ~南海本線と高野線の複々線区間の駅~
紀見峠駅から難波行きの区間快速に乗車しました。南海の未乗車区間を乗り潰します。この時点で残っているのは、高野線の岸里玉出~紀見峠、多奈川線、南海と相互乗り入れしている泉北高速鉄道線です。さて、列車は紀見峠を抜けて大阪府に入りました。そこから一気に北上して岸里玉出駅に到着。この時点で高野線はクリアですが、このまま乗車してひとつ先の天下茶屋駅で下車することにしました。2番線の到着です。紀見峠駅から39分・...
西日本完乗への道-紀伊半島編(16) 南海高野線 紀見峠駅 ~阪和府県境の峠の駅~
橋本駅から南海高野線の難波行きに乗車しました。さて、ここから南海の未乗車区間の踏破を開始します。まずは高野線をクリアする予定ですが、途中駅にひと駅だけ下車しようと思います。北上すること3駅目・・・紀見峠駅で下車することにしました。2番線の到着です。 紀見峠駅は和歌山県橋本市矢倉脇にある南海電気鉄道高野線の駅。阪和府県境にある高野街道の峠の和歌山県側にあります。県境の駅は私好みのロケーションの良い駅...
西日本完乗への道-紀伊半島編(15) 和歌山線・南海高野線 橋本駅 ~南海高野線に乗り換えて大阪方面へ・・・~
桜井駅から桜井線と和歌山線を乗り継いで橋本駅にやってきました。1番線の到着。乗り換えのためここで下車します。 橋本駅は和歌山県橋本市古佐田にあるJR西日本と南海電気鉄道の駅。和歌山県北東の内陸部、県内では紀の川の最上流にあたる橋本市の代表駅です。乗り入れ路線はJR西日本の和歌山線と南海電気鉄道高野線の2路線。高野線とその先の高野山ケーブルを乗り継ぐと世界遺産にも登録された「高野山」に行けますよね~。で...
四国駅巡り22秋-徳島東高知編(3) 南海フェリー南海四国ライン (和歌山港→徳島港) ~紀伊水道を渡って四国上陸~
特急「サザン」で難波駅から和歌山港駅までやってきました。ここから南海フェリーに乗船して徳島に向かいます。南海フェリーは和歌山港と徳島港を結ぶフェリー航路を運航しています。難波~徳島間の「南海四国ライン」の一部を形成する航路です。かつては南海の和歌山港駅と国鉄小松島線の小松島港駅を結ぶ鉄道連絡船の機能を持っていましたが、様々な外的環境の変化があって現在に至っています。主な出来事をピックアップすると・・・&nb...
四国駅巡り22秋-徳島東高知編(2) 南海本線・和歌山港線 (難波駅→和歌山港駅) ~特急「サザン」で和歌山港へ~
新大阪駅から地下鉄御堂筋線に乗車して南海の難波駅までやってきました。南海電気鉄道の難波駅は大阪府大阪市中央区と浪速区に跨る南海本線の起点となる駅です。駅構造や概要について→→2020年10月訪問の難波駅さて、ここから南海和歌山港線終点の和歌山港駅まで行き、南海フェリーに乗船する予定。購入したきっぷは「とくしま好きっぷ」というフェリーとセットになった乗車券です。2,200円也。フェリーの一般価格が2,200円なので、和...
西日本完乗への道-関西JR編(25) 水間鉄道水間線 水間観音駅 ~龍谷山 水間寺へ~
貝塚駅から水間鉄道水間線に乗車しました。水間線は貝塚~水間観音間の全長わずか5.5kmの間に10もの駅のある路線。水間寺、通称「水間観音」への参詣路線として開業した経緯のある路線ですね。列車はガタゴト揺れながら、チョコチョコ停車。のんび~り進みます。途中の名越駅で交換がありました。水間線の中間駅では唯一の交換可能な駅だそうです。終点一つ手前の三ヶ山口駅では乗客全員が下車して、車内は私ひとりとなります・・・。三...
西日本完乗への道-関西JR編(24) 南海本線・水間鉄道水間線 貝塚駅 ~お次は水間鉄道に寄り道~
関西空港駅からの復路は南海の難波行き普通列車に乗車しました。列車は再び洋上の長い橋を渡り、りんくうタウン駅を過ぎると左カーブに入ってJRと別れます。右側に南海本線が寄ってくると泉佐野駅に到着です。6番のりばに到着。この時点で南海空港線は踏破完了です🚋 泉佐野駅は大阪府泉佐野市にある南海電気鉄道の駅。南海本線から南海空港線が分岐する駅です。市役所の最寄り駅のようなので泉佐野市の代表駅になるのかなと思...
西日本完乗への道-関西JR編(20) 南海本線 浜寺公園駅 ~明治期の立派な駅舎と変則構造の駅~
高師浜駅から高師浜線を折り返し、羽衣駅で南海本線の上り列車に乗り換えました。列車はひと駅進んで浜寺公園駅に到着です。4番線の到着。ここで下車します。 浜寺公園駅は大阪府堺市西区浜寺公園町にある南海本線の駅。駅名の通り「浜寺公園」の最寄り駅です(正確には最寄りではないかも?)。「大阪府営浜寺公園」は1873(明治6)年12月に開園したという歴史ある公園で、日本最古の公立公園なんだそうです。「浜寺公園町」という地名...
西日本完乗への道-関西JR編(19) 南海高師浜線 高師浜駅 ~大正期の洋館風駅舎~
羽衣駅から南海高師浜線に乗車しました。列車は駅を出ると、しばらく南海本線と並走してから右に曲がりつつ高架に上がります。高師浜線は全長1.5kmという羽衣線よりも短い路線ですが、中間駅がひとつありました。高架上1面1線の小さな駅で、駅名は伽羅橋駅。これ、「きゃらばし」と呼ぶんですね~。面白い名前だと思います。伽羅橋駅を出るとそのまま高架を走って終点の高師浜駅に到着しました。 高師浜駅は大阪府高石市高師浜...
西日本完乗への道-関西JR編(18) 南海本線・高師浜線 羽衣駅 ~高架化途上の駅から高師浜へ~
東羽衣駅からすぐそばにある南海の羽衣駅に立ち寄ろうと思います。羽衣駅は大阪府高石市羽衣にある南海電気鉄道の駅。東羽衣駅のあるほうが「東羽衣」、南海本線の線路を隔てて西側が「羽衣」と地名が変わるようです。この『羽衣』という駅名の由来が気になっていましたが、近くにある浜寺公園の松林に「羽衣松」と呼ばれる松があることに因んだそうです。なんとなくそんな感じかなとは思っていました。地名のほうは1912(明治45)年3月に...
西日本完乗への道-関西JR編(13) 南海本線 難波駅 ~これぞミナミの大ターミナル駅~
岸里玉出駅で高野線からの列車に乗車して終点の難波駅にやってきました。1番線に到着です。南海の難波駅は大阪府大阪市中央区と浪速区にまたがる南海本線の起点となる駅。大阪市の繁華街「ミナミ」の玄関口となるターミナル駅です。駅名は正式には漢字の「難波駅」ですが、乗客向けにはひらがなの「なんば駅」と案内しているそうです。そういえば、駅名標を撮るのを忘れてました・・・。4つある「難波」と名のつく駅のひとつ。北側に大阪メト...
西日本完乗への道-関西JR編(12) 南海本線・南海高野線 岸里玉出駅 ~Y字の上を行くN字構造の駅~
汐見橋駅から南海にちょっと寄り道。汐見橋線に乗車して終点の岸里玉出駅に到着しました。6番線の到着です。 岸里玉出駅は大阪府大阪市西成区玉出東にある南海電気鉄道の駅。「きしのさとたまで」と呼ぶんですね。乗り入れ路線は"名称上"は南海本線と高野線の2路線。この駅で交差しています。ただ、前回お話ししたように高野線の極楽橋方面と汐見橋方面の通称「汐見橋線」は運転系統が完全に分断されており、高野線本線の列...