きゃみの駅訪問

三連休三陸駅巡り19冬(22) 東北本線 小牛田駅 ~「四季島」に出会う~

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柳津駅でBRTから気動車に乗り継いで気仙沼線を南下します。前谷地駅から石巻線に乗り入れると、広々とした田園の中を西に進んで、終点の小牛田駅に到着しました。4番線着。 小牛田駅は元々は駅名の通りの小牛田町の駅でしたが、町は合併して現在は宮城県遠田郡美里町の駅となっています。駅名標に描かれている「小牛田山神社」は駅の北側にあるそうです。乗り入れ路線は南北に東北本線、西に陸羽東線、東に石巻線と東西南北きれ...

三連休三陸駅巡り19冬(21) 気仙沼線 柳津駅 ~列車とBRTの乗り継ぎ駅~

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本吉駅から気仙沼線BRTの柳津行きに乗車しました。出発したバスは駅の東側を通る東浜街道に入ると気仙沼線の線路跡をくぐって海側に出ます。そこからは国道45号をずっと南下していきます。陸前港駅からは再び専用道路に入りトンネルでショートカット。次の歌津駅直前でまた一般道に入って歌津駅に到着。45号を進み志津川駅の先でまたまた専用道に入ります。志津川湾沿いに南下していた元線路は、西に向きを変えて内陸方向に進むよ...

三連休三陸駅巡り19冬(20) 気仙沼線 本吉駅 ~列車の来ない駅~

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気仙沼駅から気仙沼線BRT本吉行きのバスに乗車しました。乗客は2名ほど。バスはしばらく専用道を走りますが、不動の沢駅で一般道に入り、松岩駅からまた専用道に入る、といったようなことを繰り返しながら南下していきます。途中の陸前階上駅は跨線橋やホームが一部残されており、元ホームだった乗降場にバスが横付けします。陸前階上を過ぎると再び一般道に入り、海岸沿いの東浜街道を進みます。小金沢駅を越えた先でまたまた専用...

三連休三陸駅巡り19冬(19) 大船渡線 気仙沼駅 ~一泊して気仙沼線BRTに乗換え~

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一ノ関駅から大船渡線を折り返して1時間20分ほどで気仙沼駅に戻ってきました。4番線に到着です。ここからは昼訪問時の様子と合わせて紹介します。 気仙沼駅は漁港のまち宮城県気仙沼市の代表駅。気仙沼といえば個人的には"気仙沼ちゃん"で知名度アップした街というイメージがあります(笑) ・・・年齢層ばれますね(苦)乗り入れ路線は当駅の所属線である大船渡線と当駅を終点とする気仙沼線の2路線です。うち大船渡線の盛方面...

三連休三陸駅巡り19冬(18) 東北本線 一ノ関駅 ~大船渡線を折り返し~

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陸前高田駅から大船渡線BRTのバスに乗車、気仙沼駅で列車に乗り継いで終点の一ノ関駅にやってきました。3番線着。この駅の駅名標にもピカチュウがたくさんいました。 一ノ関駅は岩手県一関市の代表駅。駅名には「ノ」が入りますが、市の名前には入らないことを今回初めて知りました。乗り入れ路線は東北新幹線、この駅を所属線とする東北本線、そしてこの駅を起点とする大船渡線の3路線です。東北本線はこの駅を境に仙台方面と...

三連休三陸駅巡り19冬(17) 大船渡線 (陸前高田駅→気仙沼駅→摺沢駅→一ノ関駅) ~我田引鉄のドラゴンレール~

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陸前矢作駅を折り返して一旦陸前高田駅に戻りました。近くのショッピングモールで食料を調達後、BRT本線の気仙沼行きバスに乗車します。バスは再び国道340号の突き当りに差し掛かりますが、今回は左折、海に向かって少し走ると奇跡の一本松駅に停車します。この辺りは津波によって壊滅した高田松原のエリアだったところで、奇跡的に残った一本松があるらしいのですが、残念ながらどこにあるかはわかりませんでした。その後すぐに突...

三連休三陸駅巡り19冬(16) 大船渡線 陸前矢作駅 ~BRT支線の岩手県側終点~

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陸前高田駅から陸前矢作行きの大船渡線BRTの支線バスに乗車しました。支線・・・鉄道時代に大船渡線に支線はなかったはずです。が、陸前高田駅にあった運賃表↓を見てみると、陸前高田から左に線が2本出ています。下の海側の線は鹿折唐桑や気仙沼までつながっていますが、真っすぐ伸びる線は陸前矢作と上鹿折の間が途切れています。つまり陸前高田~陸前矢作と鹿折唐桑~上鹿折の2つの支線があるということになります。地図↓で見てみる...

三連休三陸駅巡り19冬(15) 大船渡線 陸前高田駅 ~更地に復活した駅舎~

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盛駅から大船渡線BRTの気仙沼行きバスに乗車しました。BRTは初体験です!BRT(バス・ラピッド・トランジット/バス高速輸送システム)は、海外では高速輸送システムとして結構導入されているようです。日本では廃線跡を利用するパターンがほとんどのようで、知っているところでは以下のような導入事例があります。 ・気仙沼線と大船渡線の一部区間(東日本大震災による不通区間) ・白棚線(国鉄白棚線だったところを国鉄バスが代行)他に...

三連休三陸駅巡り19冬(14) 岩手開発鉄道 盛駅 ~旅客列車の来ないホーム~

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JRの盛駅構内から見かけた小さなホームに向かってみます。駅前通りを北に向かい一つ目の信号を右に折れると踏切があり、そのすぐそばにホームはありました。小さいながらもしっかりとしたホームです。広い構内の片隅にあって住宅街の裏手にこんな小さなホームがあるアンバランスさが面白いです。このホームは岩手開発鉄道日頃市線の旅客ホームでした。旅客列車が走っていた頃は平たい顔で車輪むき出しの気動車が発着していましたが...

三連休三陸駅巡り19冬(13) 大船渡線・南リアス線 盛駅 ~その1 駅から消えた大船渡線の線路~

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南リアス線を南下して終点の盛駅までやってきました。これにて三陸鉄道南北リアス線の踏破完了です。盛駅は岩手県大船渡市盛町にある駅。市の名前がついている隣の大船渡駅はBRT化しており、実質こちらが市の代表駅みたいな感じに見えます。乗り入れ路線はJR東日本の大船渡線、三陸鉄道南リアス線、そして岩手開発鉄道の貨物線である日頃市線と赤崎線の計4路線です。そのうち大船渡線はここが終点。南リアス線、日頃市線、赤崎線は...

三連休三陸駅巡り19冬(12) 南リアス線 (釜石駅→三陸駅→恋し浜駅→盛駅) ~リアス式海岸を進む~

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釜石駅から南リアス線に乗車しました。南リアス線は盛と釜石を結ぶ三陸鉄道の路線。沿線はまさに路線名の通りリアス式海岸になっていて、長大トンネルが各入り江の集落にある駅を結んでいく形になります。日本では他には紀勢本線の難所である尾鷲~熊野市も同じような形ですね。列車はまず一つ目の釜石トンネルを抜けると平田駅に到着。「へいた」と読みます。高架上の無人駅で見晴らしがよいです。奥に入り江が見えます。ちなみに南...

三連休三陸駅巡り19冬(11) 山田線・南リアス線 釜石駅 ~鉄のまちの駅~

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花巻駅から遠野駅や陸中大橋駅などに停車しながら釜石線を完乗して、終点の釜石駅までやってきました。4番線に到着、下車します。釜石駅の愛称は「ラ・オツェアーノ(大洋)」、再び三陸沿岸に出てきました! 釜石駅は「鉄のまち」岩手県釜石市の代表駅です。駅のそばには日本最古の製鉄所である新日鉄釜石製鉄所があります。乗り入れ路線はJR東日本が山田線と釜石線、そして三陸鉄道の南リアス線の計3路線で全て終点になっています...

三連休三陸駅巡り19冬(10) 釜石線 陸中大橋駅 ~Ωループの麓の駅~

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遠野駅を発った列車は釜石線を更に東に進みます。青笹駅愛称は「カパーオ(カッパ)」。遠野の隣の駅、河童伝説があるそうです。足ケ瀬駅「モントパセーヨ(峠)」。峠を控えた釜石線で一番高い駅。雪が残ってました。上有住駅「カヴェルノ(洞窟)」。観光名所「滝観洞」の最寄駅。足ケ瀬~上有住~陸中大橋は釜石線で一番最後に開通した区間で、駅は長大トンネルに挟まれています。上有住駅を出ると列車は土倉トンネルという長大トンネルに入り...

三連休三陸駅巡り19冬(9) 釜石線 遠野駅 ~美しいレンガ造りの駅舎~

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花巻駅から釜石線釜石行きの一番列車に乗車しました。釜石線は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のモデルといわれている岩手軽便鉄道を前身に持つ路線です。愛称は「銀河ドリームライン釜石線」。駅にはそれぞれエスペラントの愛称が付けられていて、駅名標も釜石線専用のかわいいデザインになっています。それでは車窓からいくつかの駅を撮影しながら進みます。似内駅内陸の駅ですが、愛称はなぜか「ラ・マールボルド(海岸)」。土沢駅「ブリーラ...

三連休三陸駅巡り19冬(8) 東北本線 花巻駅 ~釜石線で再び三陸へ~

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盛岡駅から東北本線を南下すること40分弱で花巻駅に到着です。ここに宿を予約していますので下車します。 花巻駅は岩手県花巻市の代表駅。乗り入れ路線は東北本線とこの駅を起点とする釜石線の2路線です。開業は1890(明治23)年11月。後で知ったのですが、過去にはここから花巻電鉄の路線が花巻温泉まで延びていたそうです。宮沢賢治も利用していたとのこと。話はそれますが、花巻駅にはずっと昔に下車したことがあったようで...

三連休三陸駅巡り19冬(7) 東北本線 盛岡駅 ~夜の山田線を踏破して盛岡へ~

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茂市駅から山田線で一旦宮古駅に戻ってきました。ここから太平洋沿岸を通って南下したいところですが、現在鉄路は不通状態。バスで行く場合だと、「道の駅やまだ」で乗り継いで釜石まで繋がるようです。が、山田線がまだ未踏破だったので、乗りつぶしで一旦内陸側に向かうことにします。ということで16:07発の盛岡行きに乗車です。車両はキハ110-118+137の2連。1番線からの出発です。再び閉伊川を眺めながら山間部に入っていきますが...

三連休三陸駅巡り19冬(6) 山田線 茂市駅 ~かつての岩泉線の分岐駅~

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宮古駅から山田線上り列車の茂市行きに乗車しました。本来ならその前の快速に乗車して盛岡まで行けるのですが、山田線内でひと駅だけ下車しておきたいと思い、次発の区間運転列車を選んでみました。列車は宮古街道と呼ばれる国道106号と閉伊川に沿って西に進み山間部に入っていきます。宮古から20分ほどで列車の終点、茂市駅に到着です。3番線着。乗客3名が下車していきました。 茂市駅は山間部の岩手県宮古市茂市にあります...

三連休三陸駅巡り19冬(5) 山田線・北リアス線 宮古駅 ~リアス線切替前の駅構内~

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三陸鉄道北リアス線を南下して終点の宮古駅に到着しました。これにて三陸鉄道のうちのまずは北リアス線の踏破を果たしました。 宮古駅は閉伊川河口にある岩手県宮古市の代表駅。乗り入れ路線はJR東日本の山田線と、ここを起点とする三陸鉄道北リアス線の2路線です。昭和の頃はここから宮古港駅までの貨物支線も分岐していたとのことです。三陸鉄道ののりばは駅の北西側にあって駅舎に面した狭い単式ホーム1面1線の構造です。...

三連休三陸駅巡り19冬(4) 北リアス線 (久慈駅→田老駅→宮古駅) ~旧国鉄久慈線と宮古線を巡る~

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久慈駅からは三陸鉄道北リアス線の「こたつ列車」に乗車しました。全席指定のこたつ車両には乗車できませんでしたので、もう一両の自由席車両に乗車です。車内の様子はこんな感じ↓ なかなか洒落てますね~お洒落なボックスシートにはテーブルが設置されています。ボックスで相席になったお方がおもむろに弁当を取り出します。久慈駅で売られていた「うに弁当」ですね~。美味しそう・・・。ふと周りを見回すと隣のボックスでも「うに弁当」...
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