きゃみの駅訪問

津軽海峡駅巡り22秋(14) 道南いさりび鉄道線 久根別駅 ~貨物列車同士の交換風景~

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木古内駅から乗車した道南いさりび鉄道の気動車は久根別駅に到着しました。3番線の到着。下車します。時刻は16時を回ったところ。 久根別駅は北海道北斗市久根別にある道南いさりび鉄道の無人駅。この辺りは元々は上磯郡上磯町でしたが、2006(平成18)年2月に合併により北斗市となっています。ちなみに北海道新幹線の現在の終点の新函館北斗駅は函館市ではなく北斗市内にあります。駅構造は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線...

津軽海峡駅巡り22秋(13) 道南いさりび鉄道線 (木古内駅→久根別駅) ~津軽海峡の北岸沿いを行く~

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木古内駅から道南いさりび鉄道の函館行きに乗車しました。道南いさりび鉄道線は新幹線の並行在来線となったJR北海道の江差線を第三セクターに転換した路線。2016(平成28)年3月に五稜郭~木古内間を引き継いで開業しました。江差線時代の1988(昭和63)年3月に海峡線開業に伴って電化されましたが、旅客列車は全て気動車での運用となっています。貨物路線としては本州~北海道の大動脈で、ELが貨物列車を牽引しています。名前の通りで...

津軽海峡駅巡り22秋(12) 道南いさりび鉄道線 木古内駅 ~その2 国鉄急行色のキハ40に乗車~

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竜飛崎にある青函トンネル竜飛斜坑線を訪問後、奥津軽いまべつ駅に戻ってきました。奥津軽いまべつ駅については・・・→→前日訪問時の奥津軽いまべつ駅道の駅に立ち寄り、1階の待合ホールで少し待ってから北海道新幹線に乗車します。乗車するのは1日7本しかない新函館北斗行きの4本目。「はやぶさ19号」。 三度目^^;の青函トンネルを抜けて木古内駅に到着です。12番線着。木古内駅については・・・→→前夜訪問時の木古内駅こちらは表玄...

津軽海峡駅巡り22秋(11) 青函トンネル竜飛斜坑線 (青函トンネル記念館駅~体験坑道駅) ~世界で最も海抜の低い駅へ~

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前回の続き。龍飛崎の青函トンネル記念館にやってきました。それでは体験坑道ツアーに参加します。『海面下140mの別世界を体験。実際に工事作業に使った地下の坑道を体験して24年という長い工期の末にたどり着いた その壮大なプロジェクトを体感してください。体験ツアーの所要時間は約40分です。』記念館に隣接しているケーブルカー乗り場に向かいます。路線名は「青函トンネル竜飛斜坑線」。 海峡線が開業して青函トンネルが...

津軽海峡駅巡り22秋(10) 龍飛埼灯台と青函トンネル記念館 ~津軽半島の最北端までやってきました~

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龍飛崎の階段国道を登った後は、更に階段村道を登ります。階段を登っていく途中で逸れる横道を登っていくと、白い灯台がありました。「龍飛埼灯台」です。『対岸の白神岬灯台と共に海上交通の要衝である津軽海峡の西側玄関口に位置する重要な灯台であり、昭和7年(1932年)7月1日点灯して以来、船舶の安全航行に大きく寄与しております。』灯台の先には岬の突端がありました。そこから見た風景。津軽半島の最北端までやってきましたね...

津軽海峡駅巡り22秋(9) 外ヶ浜町循環バス (三厩駅→龍飛埼灯台) ~路線バスで岬の階段国道へ~

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津軽二股駅から津軽線代行バスに乗車して前日に引き続き三厩駅にやってきました。ここで龍飛崎行きのバスに乗り継ぎます。前日は接続が悪くて断念しましたが、今回は駅前に既にバスが出発を待っている状態でした。外ヶ浜町営の三厩地区循環バスです。ちなみに外ヶ浜町は特殊な形状をしています。蟹田町・平舘村だった地区と三厩村だった地区が今別町を挟んで完全に2分されています。このバスは三厩地区側のバスとなります。早速乗り...

津軽海峡駅巡り22秋(8) 津軽線 津軽二股駅 ~18きっぷ利用者の北海道上陸方法は?~

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木古内駅から再び津軽海峡を抜けて奥津軽いまべつ駅に戻ってきました。11番線の到着です。 奥津軽いまべつ駅についてはコチラ→→前日の奥津軽いまべつ駅早速、隣接する津軽線の駅に向かいます。Wikipediaから拝借した駅周辺図を再掲します。津軽線の駅は左下の端っこにあります。線路を跨ぐ跨線橋を渡って地上階に降り、駐車場を抜けます。奥が奥津軽いまべつ駅、手前の平ぺったい建物が駐車場です。駐車場を抜けると先にも通...

津軽海峡駅巡り22秋(7) 北海道新幹線・海峡線 木古内駅 ~その1 これまた"特殊"な北海道最南端の駅~

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奥津軽いまべつ駅から新函館北斗行きの「はやぶさ」に乗車しました。駅を出ると「青函トンネル」に突入します。1988(昭和63)年3月の開通。全長は53.85km、うち海底部は23.30kmあるそうです。とんでもないトンネルですよね~。しかし、新幹線車内は快適でトンネル内では爆睡してました・・・。乗車してから30分ちょっとで、列車は木古内駅に到着です。12番線着。下車します。 木古内駅は北海道上磯郡木古内町にあるJR北海道と道南いさ...

津軽海峡駅巡り22秋(6) 北海道新幹線・海峡線 奥津軽いまべつ駅 ~何かと"特殊"な新幹線イチの秘境駅~

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三厩駅から「わんタク」に乗車して奥津軽いまべつ駅に戻ってきました。「わんタク」は駅の真正面に停車しました。奥津軽いまべつ駅は青森県東津軽郡今別町大川平清川にある北海道新幹線と海峡線の駅。位置的には今別町の町役場がある海側の町からずっと南の内陸部にあって、かな~りの町はずれといった場所にあります。この駅は様々な意味で「特殊」な点が多く、書いておきたいことがいくつもあります。まず、駅の"管轄"はJR北海道。本州...

津軽海峡駅巡り22秋(5) 津軽線 三厩駅 ~この駅に列車が再びやって来ることはあるのでしょうか・・・~

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蟹田駅から「わんタク」に乗車して終点の三厩駅にやってきました。三厩駅は青森県東津軽郡外ヶ浜町三厩東町にある津軽線の終着駅。津軽半島最北の駅です。半島最北端の龍飛崎へはバスが出ています。ちなみに本州最北の駅は下北半島側にある大湊線の下北駅になります。現在は昨年夏の集中豪雨の影響で蟹田~三厩間は不通状態・・・列車はやってきません。そして昨日、津軽線の蟹田~三厩間は廃止も視野に入れた協議が開始されるとのニュ...

津軽海峡駅巡り22秋(4) わんタク (蟹田駅→奥津軽いまべつ駅→三厩駅) ~新幹線と在来線の合流点 「新中小国信号場」~

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蟹田駅からデマンド型乗合タクシー「わんタク」に乗車して三厩駅に向かいます。車内の様子。車自体はハイエースです。蟹田駅からは津軽線と同じように海から離れて内陸側に進みます。多分、「やまなみライン」という県道を蟹田川の上流に向かって進んでいったと思います。少し走ると踏切で津軽線の南側に出ます。次の中小国駅には立ち寄りませんでした。ここが代行バスとは異なる点だと思いますが、事前に下車申告すれば停車してくれる...

津軽海峡駅巡り22秋(3) 津軽線 蟹田駅 ~蟹田駅以北は未だ運休中・・・~

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青森駅から津軽線の蟹田行きに乗車しました。列車は奥羽本線と別れると左手に車両基地を見ながら北上を開始します。更に新油川信号場を抜けると左手に新幹線の車両基地、そして遠くに北海道新幹線の線路が並走するのが見えるようになります。右手は国道280号沿線の街を挟んで陸奥湾の海岸に並走する形で進みます。途中の奥内駅では貨物列車とすれ違いました。後方展望。津軽線も中小国までは津軽海峡を渡る貨物の大動脈です。しば...

津軽海峡駅巡り22秋(2) 奥羽本線 青森駅 ~すっかり様子の変わったターミナル駅~

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新青森駅から奥羽本線の青森行きに乗車しました。車内は大混雑だったので、右側ドアにへばりつきます・・・。津軽線の分岐点は見れませんでしたが、青森信号場に向かう貨物支線の分岐点は目視確認できました。青森駅構内扱いの滝内信号所というそうです。(Wikipediaから拝借した図↓)緑線が奥羽本線、そのうち滝内信号所~青森信号場が奥羽本線の貨物支線。赤線が津軽線です。列車は左にカーブしていくと終点の青森駅に到着しました。4...

津軽海峡駅巡り22秋(1) 奥羽本線・東北・北海道新幹線 新青森駅 ~青森市の新幹線における玄関口~

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今回からは今年の秋の駅巡りです。メインターゲットは東北地方と北海道にそれぞれ1つだけ残っていた未乗車路線の踏破。ついでに龍飛や大間まで足を延ばしてきました。元々、「三連休東日本・函館パス」という三連休用のフリーパスを前提とした計画があったのですが、コロナの影響か何かで販売終了・・・(泣)  お蔵入りとなってしまった計画を今回引っ張りだしてきました。代わりに利用するきっぷは・・・毎年10月は「秋の乗り放題パス」...

関東日帰り22夏-吾妻編(8) 吾妻線 万座・鹿沢口駅 ~草軽電気鉄道の上州三原駅跡~

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川原湯温泉駅から吾妻線の下り列車に乗車しました。長野原草津口駅より先は1971(昭和46)年3月に延伸された区間となります。途中駅の袋倉駅。開業当時からの無人駅で、駅舎の無い1面1線構造。ホームは鉄骨造り。国道とは川を挟んだ対岸に離れており、駅裏は御覧の通り。一応、秘境駅に数えられているそうです(今年度のランクは179位、微妙)。そして、列車は終点の万座・鹿沢口駅に到着です。 万座・鹿沢口駅は群馬県吾妻郡嬬恋村...

関東日帰り22夏-吾妻編(7) 吾妻線 川原湯温泉駅 ~ダム建設によって新線上に移設された駅~

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太子支線の廃線沿いを歩いて長野原草津口駅に戻り・・・吾妻線の上り列車にひと駅だけ乗車して川原湯温泉駅に到着しました。2番線の到着。ここで下車します。 川原湯温泉駅は群馬県吾妻郡長野原町川原湯にある吾妻線の中間駅。駅名のとおりで川原湯温泉への下車駅となります。駅は1946(昭和21)年4月に川原湯駅として開業。1991(平成3)年12月に現駅名に改称されています。しかし、八ッ場ダムの建設により、駅のある地域一帯がダム...

関東日帰り22夏-吾妻編(6) 太子支線 (太子駅跡→長野原草津口駅) ~廃線跡の2連トンネル~

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長野原草津口駅からバスで旧太子駅にやってきています。さて、駅に戻ろうと思いますが、帰りのバスは当分来そうにありません。仕方ない(?)ので線路跡を歩いて帰ろうと思います。地図上では最短道のり6.6km、徒歩で1時間26分の計算です・・・。線路があったところは、国道292号(画像右)より一段低いところにある道路になっています。駅裏(東側)には白砂川が流れます。この川に沿って下流方面に進むことになります。線路跡はしばらく国...

関東日帰り22夏-吾妻編(5) 長野原線太子支線 太子駅跡 ~ホッパー跡の残るかつての駅~

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長野原草津口駅から六合地区路線バスに乗車しました。乗客は4,5名ほど。バスは国道292号を白砂川に沿って北上します。15分くらい走ったでしょうか。旧太子駅というバス停に停車しました。ここで下車します。後払い420円也。PayPay利用可。年配の方がもう一人下車されました。 「旧太子駅」・・・バス停名の通りで太子駅跡が近くにあります。事前サーチでは「太子」というバス停で下車する予定でしたが、その手前にある駅跡のそばにも...

関東日帰り22夏-吾妻編(4) 吾妻線 長野原草津口駅 ~草津温泉・花敷温泉そして尻焼温泉への玄関口~

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中之条駅から吾妻線の大前行きに乗車して長野原草津口駅に到着しました。2番線の到着。1日4本しかない貴重な大前行きではありますが、ここで下車します。 長野原草津口駅は群馬県吾妻郡長野原町長野原にある吾妻線の中間駅。長野原町の中心的な駅で、現在は特急「草津」の終着駅となっています。長~い駅名標に表示されているこれまた長~い駅名からもわかるように、草津への玄関口となっています。草津といえば「草津温泉」です...

関東日帰り22夏-吾妻編(3) 吾妻線 中之条駅 ~四万温泉・沢渡温泉への玄関口~

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群馬原町駅からひと駅戻って中之条駅に到着しました。1番線の到着。ここで下車します。 中之条駅は群馬県吾妻郡中之条町伊勢町にある中之条町の中心駅で、特急「草津」も全列車が停車する吾妻線の中間拠点駅です。駅名標にもある通り、四万温泉や沢渡温泉への玄関口となる駅で、駅前からバスが出ています。関越交通バスで四万まで40分、沢渡まで20分ほどで行けるそうです。ちなみに今もあるのかはわかりませんが、「わたしの旅ス...
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