週末パス19冬(2) 越後線 小針駅 ~2つの駅舎をもつ小駅~
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新潟駅から越後線を西進します。信濃川を渡ると次の白山駅に停車。名前が好きな駅です。うちの地元にも白山駅があります('ω')その次の関谷駅で早速列車交換が行われました。越後線は電化はされてますが全線単線です。乗車した列車は内野止まり、弥彦線乗換えの吉田まで行きません。終点内野駅まで行って次の列車に乗り換えるのもよいですが、ちょっとつまらないかなと思い、3つ手前の小針駅で何とはなしに下車してみることにしまし...
週末パス19冬(1) 信越本線 (長岡駅→新潟駅) ~高架化進む新潟駅~
今回からは今年の2月に出かけてきた1泊2日の駅巡りについて記事にしたいと思います。目的は信越本線、越後線、弥彦線、大糸線の乗りつぶしです。今回使用したきっぷは週末パス↓ 週末パスは毎年冬に利用しています。下車印は訪問順に、新潟→小針→吉田→東三条→弥彦→出雲崎→柏崎→長岡→南小谷→信濃大町→松本。新潟から越後線や弥彦線に寄って、直江津や糸魚川を経由して大糸線で松本へ、その後は中央本線で東京まで帰ってきました。ス...
455系急行「いわて」と「ばんだい」
今回の”懐かしの上野駅”は455系急行「いわて」と「ばんだい」を紹介します。80年代前半の頃、上野駅高架ホーム5番線で出発を待つ455系電車急行「4101M」とあるので「いわて1号」と「ばんだい5号」の多層建て編成だと思います。1~6号車が上野~喜多方の「ばんだい」、7~12号車が上野~盛岡の「いわて」。それぞれ1両だけグリーン車を連結していました。「いわて」について「いわて」の愛称は1956(昭和31)年11月に上野~盛岡を常磐線経由で走る不定期...
18きっぷ上越線(4) 上越線 五日町駅 ~背後にセメント基地がそびえる駅~
ガーラ湯沢駅から徒歩で越後湯沢駅に戻ってきました。ここから上越線を少しだけ北上します。E129系2連ワンマンの先頭車クモハE129-130に乗車、ボックスシートを確保します。次に下車する駅は石打or塩沢or六日町を候補に考えていましたが、駅舎の写真を確認して気になった五日町駅に下車することにしました。途中、上越国際スキー場前駅に停車。ここで大勢の客が下車していきました。この駅は元々スキーシーズンのみ営業の臨時駅で...
18きっぷ上越線(3) 上越線支線 ガーラ湯沢駅 ~スキー場直結の臨時駅~
越後湯沢駅からひと駅だけ新幹線に乗って終点のガーラ湯沢駅にやってきました。2番線に到着~。 ガーラ湯沢駅はわずか1.8kmの上越線支線の終着駅。越後湯沢~ガーラ湯沢間は新幹線のみの運行ですが、法規上は在来線の上越線の支線とされています。開業は民営化後の1990(平成2)年12月。保線基地の裏山に開業した「ガーラ湯沢スキー場」への利用客輸送のために開業しました。そのため、冬季スキーシーズンのみの臨時駅となってい...
18きっぷ上越線(2) 上越線 越後湯沢駅 ~ガーラ湯沢行きの「Maxたにがわ」に乗換え~
土樽駅から長岡行きの上越線下り列車に乗車しました。14分ほど走って越後湯沢駅に到着です。1番線着。ここで計画通り下車します。 越後湯沢駅は温泉の街、新潟県南魚沼郡湯沢町の中心駅。乗り入れ路線は上越線と上越新幹線、十日町からは北越急行ほくほく線の列車も乗り入れてきます。そして、ガーラ湯沢への上越線支線が分岐しています。今回はその支線乗車が目的です。数年前までは東京から北陸に向かうには新幹線でここま...
18きっぷ上越線(1) 上越線 土樽駅 ~国境の長いトンネルを抜けると・・・~
今回は春の18きっぷ日帰り第2弾です。目的は上越線完乗。といっても上越線を完走するわけでなく、未乗車だったガーラ湯沢の支線を乗りつぶすことが主目的です。余った時間で気になる駅にも下車する予定です。利用した18きっぷ↓下車印は、越後湯沢と高崎。ガーラ湯沢の支線は新幹線しか走っていないため、残念ながら18きっぷは利用できません。ちなみに1日目の様子はコチラ参照→→→偕楽園と白棚線スタートは上野駅。上野始発の高崎線...
偕楽園と白棚線(7) 東北本線 白河駅と新白河駅 ~みちのく玄関口の素晴らしい駅舎~
白棚線バスで終点の白河駅にやってきました。白河駅は「白河の関」が置かれ「みちのくの玄関口」として知られる城下町、福島県白河市の代表駅です。乗り入れ路線は東北本線のみ。ちなみに東北新幹線は白河に駅を設置する際、ここではなく隣村にある磐城西郷駅に開業しました。それと同時に新白河駅と改称されたわけですが、地図を見てみると確かに白河駅よりも新白河駅のほうが乗り入れしやすい線形なのがわかります。まずは駅前の様子...
偕楽園と白棚線(6) 白棚線 磐城金山駅と梁森駅 ~線路跡の専用道を走るバス~
磐城棚倉駅から白棚線バスに乗車しました。白棚線は名前の通り「白」河から磐城「棚」倉までを結ぶJR関東の路線バスです。戦前の頃は鉄道路線として営業していましたが、戦時中に営業休止となり、線路は撤去されました。その線路跡を専用道路に転用してバスが運行されるようになりました。日本のBRT(バス高速輸送システム)の特徴である廃線跡を専用道路として利用するという"はしり"的存在ではないかなと思います。さて、白棚線バスは...
偕楽園と白棚線(5) 水郡線 (中菅谷駅→常陸大子駅→磐城棚倉駅)
上菅谷駅から徒歩でひとつ手前の中菅谷駅に向かいます。営業キロで1.2km、線路沿いに南に進んでいくとすぐに駅が見えてきました。駅舎のない単式ホーム1面1線だけの駅。停留所の分類になりますかね。ホーム上には自動券売機と屋根付きベンチがありました。 開業は1935(昭和10)年9月のことで当時から無人駅だったそうです。ベンチで小休憩。時計を見ると列車到着にはまだ少し時間があります。木造駅舎の残る下菅谷駅までもうひ...
偕楽園と白棚線(4) 水郡線 上菅谷駅 ~乗り遅れてひと駅歩く・・・~
偕楽園駅からひと駅だけ乗車して水戸駅に戻ってきました。次は目的の2つ目、白棚線に乗車するために水郡線の磐城棚倉駅に向かいます。が、9時台発の郡山行き以降、県境を越える列車は13時台までありません。水戸から郡山まで行く列車は1日5本しかないんですね、予想外でした。次発の常陸大宮止まりも1時間後。この列車に乗車して支線終点の常陸太田に寄り道しても、次の郡山行きに間に合うことがわかったので、これに乗車すること...
偕楽園と白棚線(3) 偕楽園と常磐神社
偕楽園駅からまずは「常磐神社」に向かいます。常磐神社の入口は駅のすぐそばにあります。出店エリアを抜けていくとお社様が見えてきました。「常磐神社」は黄門様でお馴染みの水戸光圀公と徳川斉昭公を祀る神社だそうです。そばには「義烈館」という光圀公や斉昭公に関する資料文物を展示している資料館もあります。観梅に来た方々は大概ここにも立ち寄るようなので、「偕楽園」とセットになってる感じです。奥にはお稲荷様もありました。...
偕楽園と白棚線(2) 常磐線 偕楽園駅 ~観梅シーズンにしか開かない臨時駅~
水戸駅から徒歩で偕楽園駅に向かいます。線路の南側には千波湖が広がっており、その畔を進んでいきます。天気は快晴で気分がよいです。水戸駅から偕楽園へは北周りでも行けますが、南回りが断然お勧めです。しばらく進むと右側に偕楽園駅が見えてきました。ホーム上では大勢の職員さんがこれから到着する列車の降車客受け入れ準備中のようです。偕楽園駅は知る人ぞ知る偕楽園の梅まつりの時期にしか営業しない臨時駅です。今年は2/...
偕楽園と白棚線(1) 常磐線 水戸駅 ~北口の黄門様御一行にご挨拶~
今回はある方のブログを拝見して、水戸の偕楽園の話題があったのがきっかけでした。そういえば偕楽園駅はいつまで営業してたかな?駅のことかい(笑)調べてみたところ、今年は2/16~3/10の土日営業のようです。営業中に訪問してみたいと思い、大まかな計画を立てることにしました。元々18きっぷを使った日帰りで白棚線のバスに乗車するという優先順位の低い計画があったので、それと合わせて行くことに。2末あたりからしばらく雨が...
三連休三陸駅巡り19冬(29) 仙石線 下馬駅 ~最後は仙台から「はやぶさ」で東京へ~
塩釜駅から「ひと駅歩こう」を敢行。徒歩で仙石線の近くの駅へ向かうことにします。候補は2駅。西塩釜駅か下馬駅。どちらも距離的にはほとんど変わらないですが、駅舎の様子を確認して決めました。西塩釜駅は橋上駅舎、下馬駅はとんがり帽子が特徴的な木造駅舎・・・。西塩釜の年季が入った橋上駅舎も気になりますが、下馬に軍配が上がりました(笑)塩釜駅前の通りを東に真っすぐ進むと仙石線沿いの大通りに突き当たります。そこから北に...
三連休三陸駅巡り19冬(28) 東北本線 塩釜駅 ~仙石線・東北本線接続線~
高城町駅から仙石東北ラインの仙台行きに乗車しました。仙石線は高城町駅を出るとすぐに東北本線に接近して、絡むように南下していきます。その絡み始める地点で右手に東北本線の松島駅が見えるとまもなく、列車は渡り線を渡って東北本線に入線します。この渡り線が大震災後に開通した「仙石線・東北本線接続線」といわれる東北本線の支線です。路線図↓で見ると・・・ピンクの線がその仙石線・東北本線接続線です。(Wikipediaから路線図を...
三連休三陸駅巡り19冬(27) 仙石線 高城町駅 ~仙石東北ラインに乗換え~
石巻駅から仙石線上り列車に乗車しました。仙石線はあおば通~東塩釜間が複線で列車もかなり頻繁に走っていますが、それ以北は単線のため列車交換が何度か行われました。1度目は陸前赤井駅で2分の停車。島式ホーム1面2線。下り列車待ちです。2度目は野蒜(のびる)駅で3分停車。難読駅名ですね。1線スルー方式で2番線に停車です。 野蒜駅は奥松島や野蒜海岸への玄関駅ですが、海に近いのが災いして大震災では大被害を受けました...
三連休三陸駅巡り19冬(26) 石巻線 石巻駅 ~その2 DE10の機回し作業中~
前回の続き、石巻駅で下車しました。駅構内3・4番線には石巻線の列車が停車中。手前3番線の"奥の細道"ロゴはここまで乗車してきた小牛田行きの1634D。そして4番線にいるのが石巻折り返しで次発の小牛田行きとなる1636Dのようです。その向こう、ホームを挟んで5番線にはコンテナ貨物が停車中。女川方のDLはDE10のようです。この貨物列車、日本製紙石巻工場から出荷される紙輸送用のコンテナだそうです。地図を見てみると・・・↓陸前山下...
三連休三陸駅巡り19冬(25) 石巻線 石巻駅 ~その1 「仮面ライダー」と「サイボーグ009」がお出迎え~
女川駅から石巻線を折り返して石巻駅に戻ってきました。3番線の到着。今回は乗り換えのためにしっかりと下車します。画像↓は女川に行く前に撮影した下り列車。その時も3番線着でした。 石巻駅は宮城県石巻市の代表駅。乗り入れ路線は所属線である石巻線と当駅が終点となる仙石線の2路線。この駅の歴史はちょっと面白いです。まずは1912(大正元)年に小牛田駅から石巻線の前身路線開通と同時に駅が開業しました。一方、仙石線の...
三連休三陸駅巡り19冬(24) 石巻線 女川駅 ~温泉が併設された港町の新たな駅~
前谷地駅を出発した石巻線の列車は田園を東に進み、鹿又駅で列車交換。駅を出ると南に向きを変えて旧北上川を左手に見つつ進んで石巻駅に到着します。ここで10分近くの停車がありました。石巻駅は後ほどゆっくり観察できたので、次回にご紹介しようと思います。石巻をでるとトンネルで小山をひとつ抜けて、沢田駅あたりから右手に万石浦を見て進みます。万石浦に沿うのは浦宿駅まで。その先にあるトンネルを抜けたところで終点の女...