国鉄高山駅の製作20
■車掌区事務所の製作
駅本屋の北側(富山側)にあった車掌区事務所(正式名称「名古屋鉄道管理局美濃太田車掌区高山支区)を再現します。(写真は1954年(昭和29年)撮影)
●参考模型
模型ではKATOの「機関区施設セット」(23-233)の中にある乗務員詰所を参考にしました。
●パーツ設計
この建物は複数の写真が残されていますが、東側壁面などが不明なので、模型を参考にしてイラストレーターという描画ソフトを利用しました。
●窓の製作
▼窓の桟は白く塗られていたので、模型の窓パーツを流用することにしました。
▼窓枠も模型のパーツを流用するため、壁面を分解しました。
▼窓枠とドアパーツを切り取り、設計図の上に乗せて確認しました。
●外壁の製作
外壁は下見板張りなので、エバーグリーンの「ラップサイデング 1.0ミリ幅」(4051)を利用して壁を再現しました。
▼外壁パーツを組み立てて全体のバランスをチェックしました。
●屋根の製作
屋根は平型セメント瓦葺きですが、適当な素材が見つからないので、さかつう(こばる)の「プラノイタ・屋根瓦」(3754)を利用し、雨樋や破風板などはプラ板で自作しました。
▼屋根の傾斜は三角板を取り付けて再現しました。
▼上部に棟瓦を取り付けて屋根の完成です。
▼屋根パーツを外壁に仮組みして全体をチェック。良い感じです。
▼屋根にはストーブ用の煙突が付いているので、KATOの「スポート・変圧柱」(23-228)に付属する焼却炉煙突パーツを流用して作りました。
▼雨水排水用の縦樋はプラ棒で自作しました。
●塗装
外壁の色は天竜浜名湖鉄道運転区事務室(登録有形文化財)を参考にしました。
▼外壁はクレオスのタン(44)を下塗りした後にタミヤエナメルのフラットブラウン(XF-10)とフラットブラックを混ぜた色を吹き付けました。
▲看板はイラストレーターでデータを作成し、シールに印刷した後、0.25ミリ厚のプラ板(1.0×6.0ミリ)に貼って建物に取り付けました。
▼屋根はガイアノーツのニュートラルグレーⅡ(072)をスプレーで吹き付けた後、陰部分をクレオスのウェザリングカラー「マルチブラック」(WC01)を薄く筆塗りしてみました。
▲こちらの外壁は資料がないので、推測して仕上げています。
次回は駅前派出所(交番)を製作します。(続く)
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駅本屋の北側(富山側)にあった車掌区事務所(正式名称「名古屋鉄道管理局美濃太田車掌区高山支区)を再現します。(写真は1954年(昭和29年)撮影)
●参考模型
模型ではKATOの「機関区施設セット」(23-233)の中にある乗務員詰所を参考にしました。
●パーツ設計
この建物は複数の写真が残されていますが、東側壁面などが不明なので、模型を参考にしてイラストレーターという描画ソフトを利用しました。
●窓の製作
▼窓の桟は白く塗られていたので、模型の窓パーツを流用することにしました。
▼窓枠も模型のパーツを流用するため、壁面を分解しました。
▼窓枠とドアパーツを切り取り、設計図の上に乗せて確認しました。
●外壁の製作
外壁は下見板張りなので、エバーグリーンの「ラップサイデング 1.0ミリ幅」(4051)を利用して壁を再現しました。
▼外壁パーツを組み立てて全体のバランスをチェックしました。
●屋根の製作
屋根は平型セメント瓦葺きですが、適当な素材が見つからないので、さかつう(こばる)の「プラノイタ・屋根瓦」(3754)を利用し、雨樋や破風板などはプラ板で自作しました。
▼屋根の傾斜は三角板を取り付けて再現しました。
▼上部に棟瓦を取り付けて屋根の完成です。
▼屋根パーツを外壁に仮組みして全体をチェック。良い感じです。
▼屋根にはストーブ用の煙突が付いているので、KATOの「スポート・変圧柱」(23-228)に付属する焼却炉煙突パーツを流用して作りました。
▼雨水排水用の縦樋はプラ棒で自作しました。
●塗装
外壁の色は天竜浜名湖鉄道運転区事務室(登録有形文化財)を参考にしました。
▼外壁はクレオスのタン(44)を下塗りした後にタミヤエナメルのフラットブラウン(XF-10)とフラットブラックを混ぜた色を吹き付けました。
▲看板はイラストレーターでデータを作成し、シールに印刷した後、0.25ミリ厚のプラ板(1.0×6.0ミリ)に貼って建物に取り付けました。
▼屋根はガイアノーツのニュートラルグレーⅡ(072)をスプレーで吹き付けた後、陰部分をクレオスのウェザリングカラー「マルチブラック」(WC01)を薄く筆塗りしてみました。
▲こちらの外壁は資料がないので、推測して仕上げています。
次回は駅前派出所(交番)を製作します。(続く)
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