宝積寺駅から烏山線の烏山行きに乗車しました。車内はほぼ満席状態。お盆休みの観光客でしょうか?
列車は線内で唯一交換可能な駅の大金駅に到着。ここで多くの下車があり、先頭車両での精算にかなりの時間を要しました。Suicaで入場した人が多いみたいでしたが、そのSuicaが使えないようです。車掌さん、大変そうでした。
定刻から結構な遅れでやっと出発となりました。実をいいますと、終点の烏山駅でバスに乗り継ぐ予定にしているのですが、乗り換え時間が3分しかありません。前々から少し心配はしてたのですが、間に合うかな~・・・。
どこか忘れましたが、車窓にはひまわり畑が広がっていました。
そして列車は終点の烏山駅に到着です。到着時刻は・・・敢えて確認せず^^;
烏山駅は栃木県那須烏山市南にある烏山線の終着駅。烏山はかつての烏山城の城下町。以前は那須郡烏山町でしたが、現在は合併により発足した那須烏山市の代表駅となっています。
さて、3分の乗り継ぎ・・・急いで駅前のバス停に向かいたいところですが、降車客が結構多くて改札口には列が出来上がりました。この時点で乗換えはほぼ諦め・・・
改札を抜けて駅前へ。一応バス停を確認しに行きます。
駅前の南側のほうがやけに広々としており、そこにバス停があって・・・
バスもいました!
待っててくれてたのかな~と思い、運転手さんに行先を確認したところ・・・やっぱり違うバスでした(泣)
私が乗車したかったのは南の市塙に行くバス。このバスは那珂川町コミュニティバスの馬頭烏山線とのことで、ここから北の那珂川町方面に行くバスでした。
運転手さんによると、市塙に行くバスののりばは隣に並ぶ別のバス停とのこと。そこにバスはいませんでした。残念><
ちなみにやけに広い場所は、8年前には建物があったはずで、そば屋さんに入店した記憶があります・・・。
しばらく途方に暮れて駅前をウロウロしていたところ、そのバス停にバスがやってきました。おおっ!
こちらはバスというよりハイエースですかね? 乗車する際に運転手さんに市塙に行くかを確認したところ・・・なんと行かないそうです。えぇーー?(泣)
このバスは那須烏山市営バスの烏山高部線で、東の高部方面に行くバスだということです。路線図を見ると、高部は茨城県にあるんですね~。今時では貴重な県境を跨ぐ路線バスです。
で、私が乗車したかったのは同じ那須烏山市営バスの市塙黒田烏山線。次発は3時間半後・・・。ここで完全に諦めて烏山線を折り返すことにしました、ヘコ。
ちなみに計画では・・・
烏山駅→(市塙黒田烏山線)→市塙駅→(真岡鐵道真岡線)→茂木駅→(JRバス水都西線)→芳賀町工業団地管理センター前→(宇都宮ライトレール)→宇都宮駅
・・・と乗り継ぐつもりでした。JRバスの水都西線は乗車したかったところですが、いつか真岡線を訪問する時にでも乗車したいと思います。
さて、烏山線の折返し列車の出発までは少し時間があるので、
8年ぶりに駅観察です。
駅舎の様子。2014(平成26)年3月に供用を開始した新しめの駅舎です。それ以前は、1923(大正12)年4月開業時の木造駅舎でした→→
1986冬訪問の烏山駅
駅舎内の様子。ガラス張りで明るい雰囲気の待合室です。
現在は業務委託駅とのこと。みどりの窓口は旧駅舎時代に閉鎖されたそうです。
駅構造は単式ホーム1面1線。駅舎はホームの西側に面しています。構内には蓄電池駆動電車用の充電設備が設けられ、EV-E301系が定期運用を始めた2014年3月から運用開始されました。
宝積寺方からの様子。かつては相対式ホーム2面2線だったらしく、対向ホームの跡が残されています。
駅北側の線路終端からの様子。上画像でもわかりますが、電車が停車しているところにだけ架線があります。そこが充電ゾーンで、電車はパンタを上げて充電しているところだと思います。
そして線路終端。奥にはホーム跡も。昔は延伸計画もあったんでしょうね~。適当に伸ばしてみると・・・那珂川町を経て水郡線の常陸大子駅に突き当たります。
では、仕方ありませんが・・・折返しの宇都宮行きに乗車します。乗車車両は2連先頭のEV-E300-1。
時刻表上は17分での折返し。充電にはそのくらいの時間が必要ということでしょうかね~。