国鉄高山駅の製作15

■駅本屋の製作(4)
●改札口(ラッチ)の製作
 こちらは取り壊し前の旧駅舎の改札口
146高山駅製作
 改札係員が入るブースは「フネ」と呼ばれ、舟形をしていました。
147高山駅製作
 旧駅舎の改札口は当初、駅中央と駅北側(富山側)の2箇所に設けられていました。
 駅開業の1934年(昭和9年)から1960年(昭和35年)までの改札口は駅中央の玄関の突き当たりにありました。
▼写真は映画「遠い雲」(1955年(昭和30年)撮影)で見られた駅中央の改札口

148高山駅製作
▲改札口が北側に移設されたのは1960年(昭和35年)で、増加した乗客用に待合室を増やすための措置でした。
▼駅北側(富山側)の改札口は開業当初からあり、大勢の降車客の切符を回収する集札が主な役目でした。(写真は映画「遠い雲」の一場面)

149高山駅製作
▼当時の改札口は木製柵でした。(写真は映画「遠い雲」の一場面)
150高山駅製作
▼こちらは京都鉄道博物館の復元された木製柵ですが、旧高山駅のものとは少し形状が違うようです。
151高山駅製作
▼こちらは旧熱梅駅(福島県)の改札口で、これを参考にして模型を作ることにしました。
152高山駅製作
▼こちらは自作した改札口
153高山駅製作
▼集札口も0.5×0.5ミリのプラ角材で作りました。
154高山駅製作
 次に地下道入口周囲の柵を作ります。
▼こちらは旧駅舎の地下道入口で昭和30年代のものとは変化が無いようなので、これを参考にしました。

155高山駅製作
▼この柵もプラ角材で作りました。
156高山駅製作
▼柵を塗装して土台に取り付けました。(続く)
157高山駅製作

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 Nゲージへ

にほんブログ村

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作(ストラクチャー)へ

にほんブログ村

コメントの投稿

非公開コメント

改札口、

懐かしいです。1,2枚目はいつぐらいに作られたものでしょう。昭和49年当時はまだなかったような気がします。色から想像していますが。

4枚目の富山方の改札口は最後まで使われたんでしたでしょうか。記憶があいまいです。バックのほうも気になりますね^^;

7枚目は、日中線の旧熱塩駅のものですね。これが一番多かったような気がしますね。

Re: 改札口、

>1,2枚目はいつぐらいに作られたものでしょう。
 わかりませんが、全通50周年時(昭和59年)の写真では確認できました。

>4枚目の富山方の改札口は最後まで使われたんでしたでしょうか。
 1,2枚目の写真のフネの前が4枚目のものだったと考えられます。

>バックのほうも気になりますね^^;
 白い壁の建物は扇形車庫でしょうね。
また、車両はダブルルーフの合併車(スハユ30?)でしょうか?
 このような写真をみるとワクワクします。
プロフィール

高山のキューロク

Author:高山のキューロク
岐阜県高山市在住で、高山駅の歴史を調べたり、それを鉄道模型で再現することをライフワークにしています。

最新記事
カテゴリ
最新コメント
訪問者数
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QR
  翻译: