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写真:子供連れも子供に舌打ちする方も新幹線を利用しよう

 皆様あけましておめでとうございます。本年も当blogをよろしくお願いします。

【炎上】ホリエモン、新幹線で泣く子供に対し「舌打ちもしょうがない」「睡眠薬飲ませればいい」と発言@NAVERまとめより

堀江貴文(Takafumi Horie)@takapon_jp
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舌打ちくらいいいんじゃないかと思ったりするwww RT @Hiroki_Komazaki: 今、新幹線で後方の席の子どもが泣いてて、隣の席の女性がうるせーな、って言いながら舌打ちしたんだけど、そういう人は新幹線自由席じゃなく、車で移動すべきだ。公共交通というのは、


 さて新年早々新幹線のマナーがらみで炎上騒動があったみたいですね。個人的には子供連れを擁護する駒崎氏に心情的なシンパシーを感じつつ、あまりに極論なのと堀江さんの「言うべきことは言うべき」と言うのがこの手のマナー形のことでは大切かなとぱっと見感じたのですが、自分の体験を鑑見て思い出したのは以下のことでした。
 ?この手の子供がらみのマナー問題が多くなったのって新幹線から喫煙車がなくなってからでないか

 と言うのは喫煙者である私にとってはここ最近はともかく大半の時期で新幹線では喫煙車(最近では喫煙コーナーに近い車両、ただし東方面は基本的に東京~高崎が大半で乗車時間が短いので考慮に入れない)を利用していて、基本的に子供のいる車両での利用そのものの体験が殆ど無い事を思い出したからです。

交通機関の喫煙規制@wikipediaより

2007年 3月のダイヤ改正で、各社とも大幅な禁煙化をおこなった。また7月から営業運転を開始した新幹線N700系は喫煙ルーム設置の上、全座席を禁煙としている JR東日本 新幹線を含む全車禁煙化(次項「(スーパー)白鳥」以外の他社直通列車と寝台列車、「リゾートしらかみ」の喫煙コーナーを除く)
JR北海道 「スーパー白鳥」を禁煙に、同社に残る喫煙可能な列車は「北斗星」のみとなる
JR東海 「ムーンライトながら」、「あさぎり」、「伊那路」、「ふじかわ」を禁煙に、その他の特急列車は禁煙車を増加
JR西日本 乗車時間が概ね3時間以内の列車を中心に禁煙に、その他の特急列車は禁煙車を増加。詳細はJR西日本発表
JR四国 「アンパンマン列車」で運転される「南風」の喫煙席を廃止
JR九州 長崎方面の特急および「リレーつばめ」・「ソニック」を禁煙に。それ以外は喫煙ルーム対応など。詳細はJR九州発表
2011年3月 東海道新幹線「のぞみ」、「ひかり」自由席の全車禁煙化[19]及び、JR四国の在来線の列車(サンライズ瀬戸を除く)が全車禁煙化[20]


 新幹線から喫煙車がなくなり始めたのは2007年、自由席で全廃になったのは2011年、大体これらの時期から少し遅れて新幹線での子供のマナーが問題と言われ始めた様な気がするのですがいかがでしょうか?

 何故そうなったかと言えば喫煙者の禁煙でのストレス・・・と言いたい所ですが長距離利用の多い「のぞみ」では喫煙コーナーがあるから考えづらく、一番大きいのは喫煙車が完全とはいえないまでも「うるさい子供連れが苦手」な人達にとって一種の避難場所の役割を果していたのではと考えられます。

 逆に言うと運営主体である鉄道会社側で「子供の苦手な人の避難場所」を用意する事で全てではないにしろ問題解決の手段となりうるような気がします。

ひかりレールスター@wikipediaより
サイレンスカー[編集]
1999年10月2日から「ひかり」359号・365号・354号・362号で、静かな車内環境の創出を目的とした「サイレンスカー」の試行が行われ[8]、この結果好評だったため、「ひかりレールスター」では4号車に本格設定された。始発駅発車前と終着駅到着直前、および災害や事故発生など異常時を除いて車内放送が流れないほか(通常の乗車列車名、次駅名は、車内案内表示器で確認可能)、車内販売の声かけも行われない。また車内検札に関してもサイレンスカーにおいては座席後ろに設置の「チケットホルダー」にあらかじめ乗客が特急券を差し込んでおくことで車掌の声かけを省略させるというものであった。そして乗客にも車内静粛への協力をよびかける文がテーブル裏などに記載されており、車内での携帯電話使用マナーが問題となっていた当時、その静粛さは「床に落ちたボールペンの音が響く」といわれるほどであった。[要出典]エクスプレス予約やe5489plusなどで通常の指定席とは別枠で発売されていたが、この車両が自由席である場合や、最繁忙期には設定されなかった。


 喫煙者としては喫煙車復活と行きたいところではありますが、さすがにそれでは芸が無いですし、さすがに「子供禁止車両」はできないでしょうしやるべきでもない、そう言った前提で考えてみると面白いのはJR西日本が山陽新幹線でやっていたサイレントカー等は面白い試みのような気がします。
 そこまでやら無くても子供の多い車両を設定して販売窓口(Webを含む)等で利用者に「子供の多い車両でもよいですか」あるいは「利用の際に小さなお子様は連れていきますか」と言った確認を行って、小さな子供が苦手なお客さんが極力子供連れの多い車両に行かないよう努力する事は可能のように思うのですがいかがでしょうか?