写真:少子化解消の切り札になるか
さて8月のランキングです。
1.北海道新幹線は少子化解消に切り札になり得るか
2.2010年代中産と下流の時代~プロローグ1980年代に始まった非婚化・草食化が語るもの~その1
3.幸色のワンルーム
3.参院選2019に思うその1~護憲4党の攻勢限界~
3.人気記事ランキング2019上半期
1位には北海道新幹線は少子化解消に切り札になり得るか、2位には2010年代中産と下流の時代~プロローグ1980年代に始まった非婚化・草食化が語るもの~その1と少子化や非婚化にかかわる記事が1・2フィニッシュしました。
1位の北海道新幹線は少子化解消に切り札になり得るかは良く少子化に関して都会は少子化志向が強く、地方はそうでないという言説を見かけるのですが、地方単位でみると九州・中四国等の西日本で出生率が高く、東北・北海道で関西かそれ以上に低い状況にあるという事から書いた記事です。令和元年版少子化社会対策白書を見ると2005年→2017年のポイントの改善が0.2以上だった都道府県は関東・東北・北海道の東日本で東京都だけだったのに対し九州では佐賀県以外、四国では愛媛県以外のすべての県で0.2以上の改善となっています。
2位の2010年代中産と下流の時代~プロローグ1980年代に始まった非婚化・草食化が語るもの~その1は非婚化の話ですが、これは国勢調査の未婚率の数値から非婚化が急速に進んだのは、非正規雇用が増えた21世紀以降でなく、実はバブル前の1980年代だったというのが主眼になっています。1位2位双方に言えるのはともすると、政治的主張の道具となり、部分的なミクロな主張が主となってしまう少子化や非婚化をマクロから見る記事で、もしかしたらニーズがあるのかもしれません。 3位は3記事が仲良く並びました。
幸色のワンルームは安定した人気で今年4度目のランクイン、あいちトリエンナーレの県もあって表現の自由にかかわる記事が注目された感じでしょうか、そのトリエンナーレを扱ったあいちトリエンナーレに思うは10位、もう少し読まれてほしいと思うのはわがままでしょうか?
参院選2019に思うその1~護憲4党の攻勢限界~は参院選結果を受けての記事、個人的にびっくりしたのは護憲4党のメインの地盤ともいえる東北地方ですら議席は取っているものの、得票数では自民に追い抜かれていることでしょうか?記事のテーマでもあるのですが、反自民、反安倍、護憲でまとまってと言う路線はもう限界でかといって既存の支持層を考えると新しい方向性を出しづらいところに護憲4党の苦しみを感じます。ちなみに護憲4党に対する自民を中心とした革新・リベラル勢力に関しては参院選2019に思うその2~令和の革新政党とは~で書いていますのでそちらもどうぞ
人気記事ランキング2019上半期に関しては上半期の1・2位記事が今月はランクインしていませんが7・8位となっています。まだこの2記事で年間ランキングのトップを巡る激戦を演じているのですが果たしてどうなるのでしょうか?楽しみなところです。
いかがだったでしょうか?今月も当blogをよろしくお願いします。