Category [毛利氏 ] 記事一覧
笑山寺(長府)
下関市長府の笑山寺は、長府藩祖主・毛利秀元により、母乃美大方(のみのおおかた)の菩提寺として、元和年間に廃寺・潮音寺を移す形で建てられたお寺で、その後、秀元の没後、秀元の父元清の法号にちなみ「笑山寺」と改称されました。長府毛利家の菩提寺の一つとなっており、長府藩主・2代毛利光広、7代・毛利師就の墓があります。十三重石塔は1975年より下関市指定文化財となっています。花崗岩で造られた高さ3.28mのこの石塔は、...
防府天満宮(4)春風楼~太鼓楼
春風楼文政5年(1822)10代藩主・毛利斎煕は、五重塔の建立を発願し、地鎮供養の祈祷、釿始めの儀も済ませたのですが、天保2年(1831)不慮の支障に遭い、一時工事を中止します。天保10年(1839)工事を再開しますが、幕末の混乱で、五重塔は未建のままに幻の塔となり、明治の廃藩に至りました。明治6年(1873)に天満宮は塔の設計を断念し、文政着工の当時に造作した塔の一層部分軒下の組物をそのまま床下に組み入れた楼閣様式重層のお籠...
周防国分寺(防府)国分寺隊の招魂碑
周防国分寺は、天平13年(741年)の聖武天皇の詔により各国に建立が命じられた国分寺のうちの一つ、周防国の国分寺です。応永24年(1417年)に焼失しましたが、同28年(1421年)に大内盛見により金堂(本堂)が再建されました。その後、毛利氏の保護を受け、金堂や仁王門の修築が行われます。現在の金堂は、安永8年(1779年)に毛利重就によって再建されたものです。平成9年(1997年)から8年かけて金堂の平成大修理が行われました...
防府 毛利氏庭園
ここから庭園へと進みます。平成8年(1996)に国の名勝指定を受けた約8万4000平方メートルの毛利氏庭園は、ひょうたん池を巡る回遊式で、四季折々の景観が楽しめます。東屋もあります。ここで休憩しました(#^.^#)春は桜も満開でした。FC2ブログランキングに参加しています。クリックよろしくお願い致します。にほんブログ村 歴史ブログランキングに参加しています。応援よろしくお願いします!にほんブログ村歴女日記ブログランキ...
防府の旧毛利家本邸・毛利博物館
旧毛利家本邸は、明治25年(1892)、元長州藩士、当時内務大臣であった井上馨が、多々良山の南麓に場所を選定したとされています。しかし、日清戦争・日露戦争の影響によって着工が遅れ、大正5年(1916)にようやく完成しました。約53,000平方メートルにも及ぶ広大な敷地にあります。東京の高輪邸や、防府の三田尻邸(現・英雲荘)などと区別するため、防府邸または多々良邸とも呼ばれていました。現在は、毛利家代々の宝物を展示する毛...
最新コメント