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yamaokaya nishida 20240819

 今日は一人ランチ。豚骨ラーメンをあまり得意としていないつれあいがいないこの機会には、豚骨ラーメンを食べなくちゃ。(笑)
 ということで、丸3年ぶりとなる西田の「山岡家山形西田店」へ。

 平日のランチタイムの、サービスセットA、810円。
 好みのラーメンとミニ丼のセットで、今回は塩ラーメンとコロチャーシュー丼にしてみました。

 「塩」チョイスは初めてですが、醤油・味噌・塩とあったところで、とんこつ味が強いのでどれも同じように感じてしまいます。すぐに卓上のおろしたての生ニンニクを投入し、いいにおいを周囲に発散させながら食べれば、コレハウマイ! この濃厚さがタマラン!

 卓上の豆板醤は、ミニ丼のほうにのっけてピリ辛に。こういう味のカスタマイズが楽しめるところが、山岡家のいいところではないか。コロチャーシューの味付けが、しょっぱくてなかなかよい。

 ラーメンの量は標準レベルなので、ミニ丼を付けても難なくイケます。
 この組み合わせを810円で食べられるなら、つい利用しますよね。

murakuma 20240801

 中山町のpaypayポイント3割還元セールが、町の予算の都合上8月末までの期間を8月6日までに短縮されると知り、中山町長崎の「和風れすとらんむら熊」で食べることにしました。6か月ぶり、3度目です。

 これぞ中山長崎の味だという、長崎ちゃんぽん1,100円を、同料金で野菜多めにしてもらって。
 どっかん!といった堂々とした風情で登場。高料金だという第一印象がありましたが、配膳されてナルホドと唸らざるを得ません。
 野菜がホントに多めだし、麺量もそれに負けない充実ぶりで、コレハウマイ。リンガーハットの野菜たっぷりちゃんぽんの麺量1.5倍よりも、こちらのほうが量は多いと思います。
 ただ、地名のダジャレが発端になっているちゃんぽんなので、本場の長崎ちゃんぽんとは少し異なります。豚骨風味があっさりでタンメンのスープに寄っていて、使う麺は山形地方の普通の中華麺です。

 満腹、満足、汗びっしょり。これでむら熊の二大名物のちゃんぽんとくま丼を食べたので、次に狙うのは冷やしたぬきそば800円、カツカレー1,000円あたりになるでしょうか。ま、ここなら何を食べてもきっとおいしいでしょう。

kounanshun 20240724

 何を食べてもおいしい江南の「中華料理江南春」を、7か月ぶりに訪れました。
 ここは広東風五目あんかけ焼きそば840円がピカイチメニューで、同行のつれあいはさんざ悩んだ挙句最後はいつもコレになるというヒトで、今回もお定まりのコースに。
 当方は、各種あるメニューの中から未食になっているうまにラーメン790円をチョイスしてみました。

 どんぶりになみなみと盛り込まれた麺とうま煮とスープ。これって、大盛りじゃないよね。(笑) なのに値段はラーメン専門店なんかよりも安めの設定になっていて、極めてリーズナブルです。
 うま煮は、豚肉たっぷりに海老もうずらの卵も入っていて、五目焼きそばで使われるものと具材の種類や調理方法が同じなので、おいしいに決まっています。
 濃い色合いのスープは、かえしの醤油香がお見事で、レンゲで掬い続けていたくなるような馥郁さ。
 麺は、自家製ではないのかもしれませんが、熟成感のある透明度を湛えていてプリッとした食感がステキ。麺にこだわりをもたない半端なラーメン専門店の麺よりもずっとおいしいと思いました。

 おいしかったなあ。次回は何にしようかな。味噌ラーメン690円か、豚肉トマト飯740円あたりを狙ってみようか。

iponmichi 20240715

 この日のランチは一人メシ。豚骨ラーメンがあまり得意ではないつれあいを伴わないわけだから、今日は豚骨チャンスではないか。
 そう思って、最近増えている豚骨ラーメン店の中から寒河江市小沼町の「豚骨らーめん一本道」を選び、再訪してみました。7年5か月ぶりです。

 味噌らーめん、4桁大台の1,080円。
 着丼と同時にほのかなとんこつ香。どんぶりに鼻を近づけると、マウントトップに擂り生姜がのっていて、その香りもほんのり混じってなかなかステキです。それに途中から無料のニラ南蛮と卓上の擂り生ニンニクをうりゃうりゃと投入して食べました。
 スープには豚骨らしい深々としたコクがあり、背脂もたっぷりなので、超こってりです。たまにこういうのが無性に食べたくなるんだよなあ。むろん、麺は横浜家系風の中太麺もっちりタイプです。

 ああおいしかった。
 7年前のインプレには、スープが少なめで、若干ぬるいのが気になると書いていましたが、今回はそのようなことはまったく感じませんでした。
 ボリューム満点だし、スープがこの濃密さであれば、この価格はやむなしなのでしょうが……。

takahata hanten 20240710

 今年3月、りんご苑工場の直営ショップ内にオープンした「中華食堂たかはた飯店」を初訪問しました。
 ラーメン・定食・どんぶり類と数あるメニューの中から、焼肉店がやっている店ならばこのあたりがいいかなと、レバニララーメン850円をチョイス。新鮮レバニラとラーメンの絶妙コラボです。

 これ、いいんじゃないか。麺量がしっかりしている上に、カケモノの味わいもなかなかよい。衣をつけて軽く揚げた2口半サイズのでっかいレバーが5個入っています。
 お好みでどうぞと、たっぷりの擂りおろし生ニンニクとニンニクチップが別皿で添えられていて、これを徐々に投入していけばスープの味と香りが深まり、プレミアム感がぐんと増します。

 このクオリティのものを山形で提供するのであれば、980円程度が妥当な価格と思われ、強気の店なら4桁はいくかもしれません。
 つれあいが食べていた豚唐あげラーメン850円も、パイコーがたっぷりで、漂うカレー風味が唾液腺を刺激する逸品のようでした。
 次回は、ごはんものの中から油淋鶏定食850円あたりをねらってみようか。

nubou shougimura 20240622

 ぬーぼう系列の県内7店舗目になるという、天童市久野本の「喜多方ラーメンぬーぼう天童将棋むら店」を初訪問しました。
 喜多方ラーメンにもそそられましたが、ぬーぼうに来たならまずはコレと、将棋むら店限定だという辛味噌爆中華の並、980円を注文。アブラ・味の濃さふつう、麺茹で硬め、ニンニクマシマシにて。

 うへえ、でっかいどんぶりに爆盛りだぁ! これを全部食えってか。「並」でこれなら「大」はどうなるのだろうな、ま、自分には関係ない世界だけど。
 味が薄めの野菜をモリモリと食べ進めてようやく顔を見せた麺は、極太でぷるんぷるん。ニンニクが強烈に効いているので、辛味噌をそのまま舐めても辛さが感じられないほどになっています。このニンニクが味噌味のスープを実に香ばしいものにしていて、二郎系ってやっぱりうまいんだよナと再認識したところ。
 豚の三枚肉の部分を使ったでっかくて分厚いチャーシューも、今俺は肉をがっついているのだなとしたたかに思わせるシロモノです。

 しかし、ようやく野菜が減り、やっと半分ぐらいまで来たかなという段階で、満腹中枢からもうそろそろ十分だよとのサインが。おいおいもうかよ、まだ半分だぞ。(笑)
 このあとは惰性というか、満腹との闘いになりました。「大」なんて望むべくもないけれど、「並」でもきついと思わせる体と年齢になってしまったということなのかな。次回からは寂しく「小」になってしまいそうな勢いです。(悲)

daikichi 20240605

 市内の北方面での用事を終えた帰りに、千歳の「お食事大吉」で昼食をとりました。
 3年6か月ぶりとなる3回目。過去にはみそ中華、中華そばを食べているので、今回は塩味の五目タンメンを所望してみました。

 五目タンメン850円。
 村山地方のスタンダード、中太ウェーブの麺を使っていて、ほどよい塩味と胡麻油の風味。たっぷりの豚バラ肉に肉厚のイカと大ぶりの海老、ほかに白菜、もやし、ニンジン、ピーマン、椎茸、ワカメ、蒲鉾、ゆで卵など。量も適度で満足のいくものでした。
 隠し味はフロアを仕切るお母さんの元気な声。刻み野菜の浅漬けもよかったです。

ringerhutTUY 20240522

 ちゃんぽんが食べたくなって、4か月ぶりに南栄町の「リンガーハット山形TUY通り店」へ。
 わりと頻繁に利用しているのだけど、このところ皿うどんばかり食べていて、ここでちゃんぽんを食べるのは3年3か月ぶりとなります。

 長崎ちゃんぽんを麺1.5倍にして、780+80円。「野菜たっぷり」をチョイスしなくても野菜は一般のラーメンよりもずっと多めだし、相変わらずおいしい。

 いつも普通のちゃんぽんばかり食べていては芸がないので、100円増しのピリ辛・鶏白湯・味噌・醤油味のちゃんぽんを試そうかと思ったものの、これらには麺増量の設定がないようなので敬遠。どうして麺増量を設定して消費者により多くの支出を促さないのかと、不思議です。
 また支払いにクレジットカードが使えないのも、独立店ならいざ知らず今どきのチェーン店にしては珍しく、人によっては敬遠の要因となりそうです。
 客本位でいこうとするならば、これらは早急に改善すべきでしょう。味はいいのですから。

nuubou nakayama 20240426

 昨年12月に新規開店した中山町長崎の「家系ラーメンぬーぼう中山町店」に、ようやく初入店しました。
 家系ラーメン、中華そば、油そばと、ぬーぼう自慢の爆中華がラインナップ。初めてなので、家系ラーメン790円(麺の硬さ・味の濃さ・油の量すべて「普通」)をセレクトします。

 卓上にはありませんが、刻みタマネギ・擂りにんにく・豆板醤は頼めば運んできてくれるので、タマネギとにんにくをもらい、これらをたっぷりと投入していただきます。
 どんぶりが大きくないので一見少ないかなと思いましたが、なにせスープがこってりなので、胃への収まり具合は悪くありません。中太だという麺はしっかりした食感があり、3枚付いてくる板海苔でほうれん草などとともにくるりと巻いて食べれば、なかなかにうまし。
 豚骨スープのコクがすごく、食後には唇がペタペタになるのも家系ラーメンのお約束。けれども、あとでつれあいが注文した中華そばのスープを啜らせもらって思うのは、日常的に食べるのであればやはり中華の醤油味がいいかなぁということでした。もちろん、たまの家系なら大歓迎です。

 次回は細麺(とは言ってもけっこうな太さがある)の油そば大900円か、もしくは久々に太麺の爆中華並880円に走るというのもいいかもしれません。

aozora 20240410

 いい天気の中を高畠町までドライブし、2022年秋にオープンしていた福沢の「めんや青空」を初訪問しました。
 ウェブに出てくる画像を眺めて、ここで食べるならばこれだろうと思っていた、スタミナラーメン900円。

 普通盛りなのに盛りがものすごく、どんぶりが小さいわけではないのに下の受け皿にスープが溢れています。しゃっきりの野菜がたっぷりで、その上には擂った生にんにくがベロリとのっかっていて、マニアは唾液腺を急激に刺激され、パブロフの犬と化します。ナルトの下にある白く見えるのが、ニンニクです。
 どこからスープを掬えばいいのかと恐る恐るレンゲを使えば、濃厚で美味なる超こってりスープ。これは味噌味? ニンニクがすごいし、背脂がどこからか湧いてくるほどにたっぷり入っているし、サイドの辛味噌をつまみながら食べたりすればもう何の味かすらよくわからなくなりそうですが、とにかく濃くておいしい。(笑)
 しばらく青海苔の付いた野菜を食べ進めたあとにようやくたどりついた麺も、平打ちのピロピロ、縮れのもっちり系で、これまた美味。

 汗だくになって完食。スープ、仕立て、麺、量、コスパなどのどこをとっても秀逸で、またすぐにでも訪れたいと思えた店でした。
 つれあいが食べていた中華そば700円はシンプルのように見えましたが、周囲の人が食べているタンメンも味噌ラーメンも野菜がたっぷりで、ここならば個人的には次は中華そば以外を注文したいと思ったところ。
 ちなみに、上位メニューにスタミナラーメン肉まみれ1,400円というのがありますが、当方は今回食べたスタミナラーメンで精一杯です。

yokohamaken ymgt 20240313

 庄内地方で数店舗を展開している「よこはま軒」。かつてそのうちの2軒で食べたことがありましたが、この1月、山形市域の嶋北に山形店がオープンしたので、初訪問してみました。「よこはま軒山形店」です。

 店のイチオシと思しき、東京とんこつラーメン(醤油)930円。
 横浜家系をアレンジした店のオリジナルメニューで、濃厚な豚骨スープと背脂の絶妙なバランスは、マニアも唸る美味しさデアルとのことです。
 やや抑え気味のとんこつ臭とともに登場。卓上の紅生姜と擂りおろしニンニクをあしらって、いただきま~す♪
 ……ああ、んまいな。とんこつスープって、少し香ばしさの感じられるこの味わいがいいんだよな。神奈川「丸山製麺」の謹製だというストレートの太麺ももっちりしていておいしい。
 とんこつラーメンを食べたあとの唇のぺたぺた感を残しつつの退店となりました。

 でもまあ、基本形が930円という価格設定はやややりすぎなのではないか。海苔3枚はたいへんうれしいけれども、ほうれん草は茹でが強くてくなくなだし、チャーシューは見た目こそ大きいけれども厚さはさほどではありません。
 せめてスタンダードメニューは800円以下にとどめてほしいもの。でないと、1.5玉の大盛り200円なんて、支払う気になれません。質の高い麺処がひしめき、提供物にうるさい客が多いこの地で、他店に伍して闘っていくには、もしかしたらこの値段では厳しいものがあるかもしれません。

sakura skrd 20240226

 桜田西の「そば処さくら」を、10か月ぶりに訪問しました。
 ここは肉そば処なのですが、店主がいくつかの変わり種メニューを供していて、アレレ、なんか面白そうじゃない?ということで、あまり間を空けずに訪れたところです。

 オリジナルのメニューをいくつか拾ってみると、おろしマヨ肉中華、きのこあんかけそば、ゆず香る力持ちそば、汁なし坦々そば……など。
 それらの中からコレダと選んだのは、ブラック肉中華900円です。「漆黒の誘惑! 焦がしにんにくの香ばしさ、旨み、漆黒の色味がガツンとインパクトある一杯に仕上がりました」とのことです。

 おお、おいしい。ふつうの肉中華に焦がしマー油なんか入れちゃっていいの?!という気がしますが、いい感じにまとまっています。少なくとも大根おろしとマヨネーズを合体させるよりはいいんじゃないか。(苦笑)
 真っ黒ですが、それはスープの表面がそうなのであって、中のスープは十分イケルし、これに粗挽きブラックペッパーを施せばさらに風味が引き締まります。
 極太のメンマ、肉蕎麦用の鶏肉、半熟卵、彩りのかまぼこ、たっぷりのネギ、少々のカイワレなど、トッピングも充実しているし、口直しの小皿が3品つくところもこの店ならではのことでしょう。

 楽しく食べて満足。つれあいが食べていたきのこあんかけそば900円も、トッピングがトロトロ熱々でおいしそうでした。

kouji 20240222

 四国への旅を終えて4日ぶりに戻ってきた山形。山形空港に18時45分頃に着き、帰ってきたなら地元のラーメンをと、9年5か月ぶりに東根市神町南の「とんこつらーめんこう路」で食べることにしました。19時過ぎの時間帯ですが、駐車場はいっぱい、店内ウェイティング数組と、この時間でも混雑しています。
 東京巣鴨の「千石自慢らーめん」で修業し、22年前に山形で店を開いたという、県内の豚骨ラーメンの嚆矢的存在。とんこつ味をあまりよく知らない山形県民のために特有の臭みを抜きながらも、他店では味わえないような立派な豚骨ラーメンを提供してくれています。

 もやしらーめん830円。
 もやしのトッピングがお見事! 焦がし醤油や胡麻油などできちんと味が調えられており、これだけをワシワシと食べてもなかなかおいしい。
 背脂多めの脂っこいスープはさすが。これに卓上の擂り生ニンニクを落とし、ブラックペッパーで引き締めてカスタマイズ。麺ももっちりしていて、山形らしく量もたっぷり。
 値段は決して高くないと思う。このクオリティならむしろ安いと思うぐらいです。

 ああ、おいしかったし、満腹だぁ。山形のラーメンはこうこなくっちゃ。

toukaro ymgt 20240205

 酸辣湯麺か担々麺が食べたいと思い、2年7か月ぶりに飯田西の「中国料理桃華楼」に行くことにしました。
 ここでは一度、冷やしの担々麺を食べたことがあるので、お初となるサンラータンメン990円にしてみました。

 おお、うまそう。適度な酸味とあと掛け辣油の辛みが食欲を刺激します。
 麺は、茹で時間を考慮してか、やや細めのものを使用。サンラータンらしく、鳥のささみ肉、椎茸、筍、豆腐、溶き卵のほか青菜、もやし、白菜、ニンジンなども入って、他店よりも具材の質が一枚上です。
 その具材たっぷりスープがおいしく、最後まで飲み切ることになるので、100円増しの麺大盛りにしなくてもけっこうなボリュームとなります。

 うまかったな、ここの酸辣湯麺。タンタンめん950円もよさそうだし、みそらーめん860円にもそそられます。またいずれ。

menya taiyo 20240129

 寒河江鶴田、「やきとりけやき」が入っていた建物で昨年6月にオープンした「麺屋太陽」を初訪問してみました。

 メニューの最上段にあるのは、豚さんラーメン930円。ナニナニ、とんこつスープの太麺仕様で麺300gの野菜500gとな。いわゆる二郎系か。ではまあ、久方ぶりに二郎系、いってみますか。野菜マシは別料金なので行わず、にんにくマシ、アブラふつうにて。

 配膳されたのを見て、これを全部腹に入れなければならないのかと思った時点で、早くも戦意が大きく失われたりして。(笑) 天地返しをして、いざ、いざ。
 こっくりとした豚骨スープに香ばしい背脂の味わいと生にんにくのガツンが加わって、これこれ、この味。太麺は黄土色をしていて、ちょっと見ケンチャンラーメンあたりの細裂きメンマみたい。白髪ネギが山盛りなところも高評価です。

 わしっ、わしっと口に運んで何とか完食するも、キャパオーバーなのは否めません。また、なぜか食後の発汗がすごかった。
 おいしいけれども、この量をあっさりと消化できる能力は、もう年齢的に失われてしまったようです。

torashin 20140118

 東山形の「寅真らーめん」を丸3年ぶりに訪れました。
 ここの人気ナンバーワンは「辛みそら~めん」でしょうが、それは何度か食べているので、今回は数年前からラインナップされている「牛のこく塩」を、麺量255gだという大盛りで食べてみました。820+120円です。

 塩系にコク深い牛ダシというめずらしいつくり。牛の風味がはっきりと感じられておいしく、これにスマヌスマヌとホワイトペッパーをかけて啜れば至福の極み。配膳時のルックスもバッチリだし、寅真、塩もいいんじゃない。
 加水率の高い太めの手もみ麺がいいし、標準3枚の豚バラチャーシューは噛めばじゅわりと脂がにじみ出てくるし、とろりとした半熟煮玉子も出来がよい。

 満足。これなら人気店になるわけです。

jigen 20240109

 元木の「ラーメン次元.」を、ここも丸2年ぶりに訪問しました。
 過去に豚ごぼうラーメン、冷やし醤油ラーメン、味噌ラーメンを食べていて、今回が4回目になるのかな。
 定番、豚骨、豚ごぼう、つけ麺といったこの店のメジャーに加えて、トムヤム麺、サンラータン麺、白ごま坦々麵のラインナップがあり、今回はそのあたりを狙っての入店でしたが、もうひとつの変わり種としてグリーンカレー麺というのがあったので、それをチョイスしてみました。

 グリーンカレー麺の大盛り、830+100円。
 青唐辛子をはじめとした香辛料の辛さと香りにココナツミルクを加えた本格グリーンカレー麺であるとのこと。厚切りのレモンがトッピングされているので、それをギューッと絞りかけ、余計かもしれませんが彩りを加えるために卓上の紅生姜を添えてみました。

 おお、辛い。ココナツミルクがマイルドさを演出しているものの、油断していると喉が刺激されて噎せ返りそうになるので、注意注意。本格派とラーメンスープの間のちょうどいい塩梅のところに落ち着いているのではないか。
 逆三角錐のどんぶりは間口が広くないので量はほどほどかと思いきや、しっかりした麺量があり、これが100円増しなら御の字。フレッシュな白髪ネギがたっぷりなところにもホレボレします。チャーシューもメンマもきちんとあって、コスパが高いと思う。

 めずらしいものが食べられて満足。次回以降、白ごま坦々麵やサンラータン麺も楽しもうと思います。

santo 20240107

 昨秋あたりから何度かアタックしたにもかかわらず入店できないでいた、幸町の「あら焚き中華さんト」。たぶん今回が5~6回目の挑戦です。さらにタイミングが悪く、この1月から全品100円値上げをしたばかりで、ここまでくるとこの店と当方の相性は最悪といっていいでしょう。
 でもまあ、一度は食べてみなければ判断がつかないわけで、今回初入店しました。

 あら焚き中華、900円。
 店のSNSによれば、本日のあら焚き中華はコシナガマグロ、キンメ、サゴシ(サワラの子)で作るとのこと。
 スープからは魚の香りが立ち上がり、スープの表面に油膜が張るほどの濃厚さがあって、他店では食べられないオリジナリティがあります。一口めのスープはかなりガツンときますが、口に合ったか2口目以降は味わい深さが際立ちました。かなり力の入ったスープであることはよくわかりましたが、貴重なためかその量は少なめで、たっぷり啜れるまでには至っていないように思います。麺はスープの海を泳いでいてほしいのですが……。
 麺は、おそらく酒井製麺所製の細仕立てゆるウェーブで、こちらにはあまりこだわっていない様子。チャーシュー2枚に穂先メンマ2本、溶けるタイプの海苔がトッピング。ほかに生の刻みタマネギが入って、これが脂質を和らげるいい仕事をしています。

 おいしくいただきましたが、量が少なめな一面があり、また、味わいが濃厚なだけに人によって好みが分かれるかもしれません。

kounanshun 20231228

 11か月ぶりに、何を食べてもおいしい江南の「中華料理江南春」で、年末のランチです。
 当方にとってはめずらしくこの日は塩味のラーメンが食べたかったので、あらかた食べているメニューの中から、未食のエビラーメン(塩)の大盛り、790+110円をチョイスしました。

 刺激の少ない、円くてやさしい味。プリプリのむきえびが5個。ほかのトッピングはキャベツが主で、筍、白菜、ニンジン、青菜、キクラゲ、ボンレスハムなどとユニークです。
 すくいあげた麺は、中華料理店のものとしては太さがあり、小麦の皮や胚芽の部分も含んでいると思われるもので、プリッとした熟成感も加わっていてとてもおいしい。この麺ならどんな味の種類で食べてもおいしいはずです。
 薄味に慣れていないこともあったので、途中から卓上の辣油を少々かければ、ぐっと味わいが引き締まりました。胡麻油ならもっとよかったかな。大盛りの麺量もジャストサイズ。

 おいしかった。価格もリーズナブルで高評価。次回は700円と900円の設定がある週替わり定食もよさそう。麺類なら、未食となっているみそラーメン690円をいってみようか。

yabukou 20231205

 中華そばの名店のひとつだと思っている深町の「やぶ幸」を、2年3か月ぶりに4訪しました。ホントは別の店を狙っていたのですが、店前の駐車スペースが1台だけ空いていたので、これは今日入れということだなと解釈して、車をすべり込ませた次第です。

 過去に中華、ごま味、味噌と食してきたので、今回は未食の五目中華の大盛り、850+100円を所望してみました。
 100円増しなら大盛りでいくことにしているので、深く考えずに大盛りにしましたが、それはきわめて浅薄だったようです。この店はボリュームがあることを過去に体験しているのに、それをころりと忘れていました。

 すごい量です。麺量もさることながら、豚挽肉を使って煮炒めた、キャベツを中心にした野菜の量がべらぼうです。野菜を数口食べた程度では麺の姿は全く見えません。野菜はリンガーの野菜たっぷりちゃんぽんよりも多いと思うし、全体量は上山金ちゃんラーメンの大盛りよりもあるかもしれません。
 それでも、塩仕立てのやさしい味なので、ばくばくと食べているうちになんとか全部が腹に納まっていくのでした。ああ、汗かいたぁ。人間の胃袋って、すごいな。(笑)
 チャーシューは付かないものの、ぜんまいなどの山菜がトッピングされるのがこの店のユニークなところです。

 次回は原点に立ち返り、中華そばをいこうと思います。駐車スペースさえ空いていればということですが。

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