fc2ブログ
shichifuku 201111

 名店「セノ食堂」の並びにある中華料理店。ここのあんかけ焼きそばがうまいというので初訪問。

 あんかけ焼きそば750円。
 たしかにおいしそうですが、なんだかあんの具が少ないように見えませんか?
 それが自分のファーストインプレッションでした。しかし……。これはデスネ、具は標準なのですが、麺が多いためにそのように見えた、ということのようです。

 けっこう充実した量。味付けやとろみにはクセがなく、誰もが満足できる標準的なもの。それを証明するように、この日のお客さんは三世代の家族連れ、老夫婦のカップル、自動車学校のセンセイ、ブルーカラーの労働者風と、バラエティ豊かでした。

 白菜、ニンジン、青菜、タケノコ、キクラゲ、イカ、蒲鉾、ボンレスハム、豚肉、うずらの卵。
 しかし、やはり具の質及び量は少ないかも。中華あんを追究してあちこちの有名店を巡ってくると、それらの比較対照によって見えなくてもいいものが見えてしまうこともあります。
 いや、うす面倒なことではなくて、コストカットが具の質・量に出てしまうなぁ、というだけのことです、はい。
 ということで、ちょっと辛口になりますが、680円なら通うのだけどな、ということにしておきます。

at home 201111

 夕食のため、江俣の「あっとほーむ」を息子たちと初訪問。
 長男は味噌ラーメンと餃子750+350円、次男はワンタンメンと高菜チャーハン700+600円、自分は醤油ラーメンとチャーシュー丼550+300円。
 というように、メニューはバラエティに富んでおり、夜は居酒屋としても機能するようです。それにしても、彼らはまったくよく食べるよな。(笑)

 麺のほうは、極めてノーマルな範疇で、「堅実」という言葉が浮かんでくるようなもの。多少茹で過ぎかと思えた舌触りでしたが、食べているうちに妙に馴染んでくるソフトな感じがあり、もしかしたらこれは意図してそのように提供されたものではないかと思えてきました。
 次男も、これはうまい!との評価。

 チャーシューは、沖縄そばでよく見かける三枚肉風で美味。スープは濁り気味ですが、それなりにダシがとられていてこれまた美味。
 キレは感じないものの、まさにアットホームな食べ応えとでも言えましょうか。

 チャーシュー丼のほうは、量はあるものの、値段のわりにはゴージャス感が不足気味。半分程度食べたところで息子たちに取られてしまいました。息子たちと行くとなんだかいつもこのパターンだな。(悔)

kagura 201112

 村山市方面へ向かう途中に。
 らーめん+牛めし(小)600+250円。

 ラーメンは、鶏がらに多少ブシを効かせた、生姜の香り漂う和風。
 麺は、山形あたりよりもやや細めの製麺所製?

 期待していた牛めしは、国産牛を使っていておいしいのですが、ごはんと肉の比率はごはんのほうが割高で、つまりは全体として具が少なめ。加えて煮ダレが少なく、旨みが十分に伝わってこなかったのが少々残念でした。
 山形の「大明食堂」のミニ牛丼にはかなわないでしょうが、まあいけるほうだと思います。

hifumi 201112

 ここのげそ天ざるそば750円がウマイと聞いていたので、それを。

 噂どおり、普通盛りでもけっこうな量。蕎麦らしい香りがあり、庶民的でありながらも、蕎麦好きを納得させるようなしっかりした感じのもの。さすが、西村山の蕎麦はレベルが高いです。
 店のパンフレットには、月山が育てた美味しい水を使い、当店独自の製法で打っている――と書かれていました。まぁ、機械打ちだとは思いますが、それでもおいしいからいいのです。

 ゲソ天は、しょりっとした揚げたてで、二本足のものが4つも。衣に青海苔が入っているあたり、なかなかいいです。

 卵も付いて、そばつゆたっぷりで、これまたたっぷりの蕎麦湯も登場するタイミングが絶妙。おいしい蕎麦を腹に納めた後、漬物を齧り、そばつゆを足しながら蕎麦湯をたっぷり堪能できるというのは至福です。

 しっかりした量がありながら、山形の「まるごそば」あたりよりもひとまわり上品な感じがする店です。

marugora 201112

 味噌ラーメンのギョーザセット900円。

 味噌ラーメン700円にプラス200円でこのクオリティ。でっかいラーメンどんぶりに、羽根付きジューシーな餃子。たっぷりのサラダには和風とフレンチの中間のようなドレッシング。タケノコの千切りの小鉢。半ライスというにはごはん茶碗が重く感じられます。

 前回は昼食で利用しましたが、今回は夜。あいかわらずいい仕事をしていますが、夜はおやじさんが一人で切り盛りしているよう。
 しかし一人では、茹でやら盛り付けやら会計やらで、なにかと大変そう。ラーメンはタイミングが重要なワケで、わがままを言えば店員は二人ほしいところです。

shinonome 201112

 山形大学キャンパスのある通りにあり、おそらくは学生を主なターゲットとした店で、ここのウリは辛味を強調した肉味噌ラーメンなのだそう。
 この店を初訪問するからには当然それを狙わなければならないのでしょうが、個人的好みと事前情報から、醤油ラーメンをチョイスしてみました。

 事前情報とは、「冒険してみるものですね。こんなにおいしい醤油ラーメンが味噌ラーメンオススメの店にあったとは」というもの。
 醤油ラーメン500円。
 情報どおり、和風のテイストに加えて、煮出したスープにあとで足したと思われるブシ粉の香りが馥郁としていて、食欲をそそります。

 チャーシュー2枚、メンマ、海苔、ワカメ、味玉と、具も立派。手きざみのネギが素朴感を醸し出しています。
 麺は、製麺所のものと思われますが、平打ちと丸打ちの中間のような中太麺で、そのような形状もまたちょっとめずらしい。硬めに茹で上げられた食感がとてもいいです。

 スープの底にはたっぷりとブシの粉が残っていて、このあたりを通はどう評価するのかわかりませんが、なにせ500円。ジョートーと言わざるを得ないでしょう。

 いい仕事をしていることがわかったので、次に訪れるときは肉味噌ラーメンをあまり辛くしないで食べてみたいと思います。

isago 201112

 昨年の夏以来、2回目の訪問。
 前回はフツーの中華そば550円をたのんでしまったので、いつか手打ち中華を食べずにはおれまいと思っていたのでした。

 その手打ち中華600円。
 全体が「まるい」というか、とんがったところなどどこにもないというのが、この一杯の持ち味でしょう。

 極太の手打ち麺は、喉越しがとてもやさしく、どんどん入っていく感じ。こんなに太いのに喉越しがいいというのはある意味不思議。手打ち麺の妙なのでしょう。
 そんな感じなのに、どんぶりの上のほうには容量的にかなりの余裕があり、量が少ない印象。普通盛りでは足りないのだろうな。

 たしかにこれはとてもうまい手打ち麺ですが、反面、ひろやのような“これぞ手打ち”というインパクトが薄い印象。これみよがしのところがない、という奥ゆかしさが感じられます。
 スープも、中華ダシが加わったやさしい味。ラーメンマニアが安心して食べられる味わいですが、これまた反面インパクトに乏しいかもしれません。

echo 201112

 ずいぶん前からやっている店ですが、一度も行ったことがありませんでした。なのでまぁ、一度は行ってみるべきだよねということで、初訪問。

 ウワサに聞いたナポリ飯、サラダ付き1,050円。そうなんだよ、洋食屋って高いんですよねぇ……。

 どんなものが出てくるのか興味津々でしたが、なんだこれ? スパゲッティのナポリタンとケチャップチャーハンが白兵戦を演じているではないか!!
 アツアツの鉄板の上で、ナポリタンとチキンライスが別々に乗っている、というのならわからないでもありません。が、この場合渾然一体。
 スプーン、ナイフ、フォークが添えられていますが、何を使って、どうやって食べればいいのだ?

 主にスプーンを使って食べてみましたが、ごはん部分は掬えるものの、スパゲッティがにゅるにゅると落ちてしまうし、びろ~んとした大きなベーコンはスプーンでは無理。

 なんだかなぁと思って食べましたが、結局のところ洋風そばめしのようなこれって、関西人ならいざ知らず、北国の常識人にとってはズバリ邪道でしょう。

 話のタネとしては上質。しかし、おいしくいただくには多少無理があるのではないか。――これが偽らざる心境でした。

nomugi 201112

 初訪店。
 冷たい肉そば大盛り700+100円をたのみましたが、おばちゃん、間違えたようで、あったかい肉そばが運ばれてきました。あれっ?とは思ったものの、まぁいいかとそのままいただくことにしました。
 で、おばちゃん、悪い悪いとあとで大盛り分100円をオマケしてくれました。

 機械打ちの自家製粉というそばは、粗めの舌ざわりがあってなかなかに美味。
 しかしながら、温かけそばの宿命というか、後半は麺がダレてしまってぐにゃぐにゃに。
 やはり蕎麦には熱いタレをかけてはいけません。きりりとした冷たい蕎麦を冷たいタレにつけて食べるというのが王道なのだろうなぁ。

 ということで、肉そばではありながら、なんだか普通のかけそばを食べているような気になってしまいました。

 ココの特徴としては、肉がコリコリ、カイワレのトッピング、刻み海苔アドオン、天カス添付といったところ。
 あったかいほうだったので他店の冷し肉そばとは比較し難いのですが、そばつゆに深い鶏肉のコクが感じられなかったのが少々残念。
 それから、大盛りといってもココはたいした量ではありません。
 こりゃあ、冷たいほうを食べるために再挑戦が必要かな。

asunaro 201112

 大衆食堂の一流店、「あすなろ食堂」。
 この日のあすなろ定食750円は、焼肉、ほうれん草のおひたし、大根の煮物。

 まず焼肉。千切りキャベツたっぷり上にパラリと豚肉の細切れが載っているように見えなくもありませんが、実は、真ん中の部分はキャベツがほとんどありません。つまり、ほぼ底のほうまで焼肉です。
 ほうれん草のおひたし。異常に多いです。我が家で食べるおひたしよりも多いくらい。手きざみ風の海苔がかけられ、完全にコスト度外視のように見受けられます。
 煮物は、大根のみにとどまらず、油揚げ、こんにゃくも入って充実。
 味噌汁は「食べる味噌汁」と感じるぐらいに具だくさん。ワカメ、青菜、麩などがたっぷりです。

 いやぁ、満腹。キャベツにかかっているココのドレッシングはクセになる味で、これを味わうと「あすなろに来たなぁ」という実感が湧いてきます。

 店のおじさん、おばさんは愛想が悪くて……という情報も目にしますが、いやいや、一生懸命仕事をしているだけなのです。
 客がやや途切れたときなど少し余裕があるようならば、おばさんに話しかけてごらんなさい。にっこり笑って話に応じてくれますから。

  翻译: