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matsuya fukamachi 201908

 「松屋山形深町店」を4か月ぶりに訪問。
 前回は「ごろごろ煮込みチキンカレー」を食べましたが、このたびはこの夏の新メニューの「ごろごろチキンのバターチキンカレー生野菜セット」750円を食べてみました。メニュー名は似ているけれども別物です。

 一部店舗で系列のカレー専門店でやっているメニューを松屋流にアレンジして提供したところ好評だったので、全店舗での提供を始めたとのこと。
 たしかにチキンがごろごろで、こうしてみると鶏肉の仕入れ単価は他の肉と比べればべらぼうに安いのだろうと想像します。
 松屋にしては高価ではあるけれども、おいしかった。プラス100円の生野菜もいい仕事をしていました。

hinata 201908

 神町西、「そば処神楽」の向かいに、今年1月にオープンした「拉麺ひなた」を初訪問。
 いちばん人気だという「味噌」780円に、これも評判だという「肉めし」270円を合わせてみました。

 この味噌ラーメン、うまい! つくっている最中からモヤシを炒めるジャーッという音とニンニクの香りが漂ってきて、食欲をそそります。
 配膳されたどんぶりを見れば、この季節としては珍しいぐらいに湯気がもうもうと上がり、おろし生姜が添えてあるあたり、マニアの心をくすぐります。
 食べてみれば、プツプツとした短めの麺とともにモヤシがそれと同量ぐらい入っていて、箸で掬うと両者が混じり合って口に入ってくる独特の食べ応え。
 コクのある味噌スープには挽肉やチャーシューの端肉が入って、いかにも北海道の味噌ラーメンだなあと思ったところ。
 店主は札幌味噌ラーメンの雄「すみれ」での修行してきた人で、なんとあの味噌ラーメンで名を馳せている「大倉食堂」のご長男なのだそうだ。ナルホド、ルーツも修行先も味噌、うまいはずだぜ。

 肉めしもスバラシイ。270円でこの充実度はなかなか得られません。うまいラーメンスープを啜りながらこちらもおいしくいただきました。
 いい店発見。ご贔屓ラーメン店のレパートリーがまた一つ増えました。

imajin 201908

 東芳賀の「麺屋居間人」を丸6年ぶりに再訪しました。この間、東久野本にあった店舗を以前「俺の中華たなか家」があった東芳賀の建物に移しています。

 店長オススメだというごっつぉら~めん930円。トッピングがとてもゴージャスです。「ごっつぉ」は「ご馳走」ですから。でもレギュラーの「濃厚みそら~めん」が780円なので、プラス150円ならこっちのほうがいいと思う。
 ふつうのチャーシューのほかに棒状の極太チャーシューが3本、1辺3cm近くもありそうな角切りのチャーシューが数個入っていて、これらは麺を掬うのに邪魔になるぐらいの存在感です。ほかに燻玉が丸まま1個、ナルト、メンマ、コーン、ネギなど。

 サンマ節を使ったこだわりのスープは濃厚味噌味。これに卓上のにんにくチップをお好みでどうぞと。コク味噌にニンニク風味が合わないはずがなく、すごくおいしい。
 麺はストレートの、これは全粒粉かな、口当たりが独特です。

 平日のランチタイムはライスがサービスになるというのでそれもいただき、麺を食べ終えたデラうまスープに投入し、コーンや端肉などの残存物とともにおいしくいただきました。満腹です。

maru5maru5 201908

 8か月ぶりの「そばのまるごまるご」。ここならコレだという、もり天750円。

 店内の蕎麦屋らしい香り。
 たっぷりある麺量。
 食べ応えのあるゲソ天。
 サービスがうれしい卵。
 しょっぱいタレ。
 他店よりも多い蕎麦湯。

 どこを取っても素晴らしく、もう山形人のソウルフードと言っていいでしょう。

 これで750円とはいかにも安い。消費税アップとなる10月には値上げするのかな。

yoemontei 201908

 市内松原の「与右ェ門亭」を6年2か月ぶりに再訪しました。
 3種の味噌ラーメンがウリで、前回はそのひとつの南蛮めんを賞味しています。
 今回は同じものを避けようとそれ以外の味噌系を念頭に置きましたが、メニューに「激辛!」との記載があるのを見て急に意欲が減退。(笑)
 結局食べやすいメンマラーメン730円にしました。

 どこをとっても山形スタンダードで堅実過ぎるぐらいの中華そば。酒井製麺の麺のような気がするし、100円増しのメンマもメジャーな味わい。ワカメが添えられるあたりもつくりにソツがありません。薄切りだけれどもナルトが重なって2枚入っていたのがちょっぴりウレシイ。
 裏を返せば、この店のオリジナリティが発揮されていないとも言えるわけで、このあたりをどう判断するかで店の評価が決まってくるのでしょう。
 市場評価は悪くないようで、開店直後の時間帯から大勢の客が入っていたことを付け加えておきます。

negibozu 201909

 17日間の旅から戻ってきて初の山形メシ。山形に帰ったらぜひ食べたいと思っていた「金ちゃんラーメン城西」は臨時休業、ならば540円のランチメニューを2つ食べようと行った「やまなか家」は改装中と、あっという間に2ストライクに追い込まれます。しかし次に行った「ねぎ坊主」はやっていて、ようやく安打出塁できたという感じ。4年9か月ぶりの3回目かな。

 ねぎ坊主定食1,000円にはAとBがあり、中華飯か炒飯が選べる趣向。これにミニらーめん、唐揚げ2個、漬物が付きます。中華飯は単品650円だから、コスパ的にはまあまあではないかな。

 ラーメンはミニだけれどもきちんとおいしく、まずは麺をすべて啜り終えてからメインへと向かいます。
 中華飯はしっかり一人前でけっこう腹にズドンときます。あんのつくりはスタンダードでとろみもちょうどいい感じです。
 唐揚げはアッチッチで表面パリパリの中はむっちりで、いいんじゃないですか。

rakushomon 201909

 伊達城の「そば処楽生門」を4年10か月ぶりに再訪して、Bランチの大盛りそば太麺、950+200円を賞味しました。
 そば(太麺or細麺)かうどんに天ぷらが付くセットが4種あり、ちなみにAはゲソ、とり、にしんの天ぷらで、Bはゲソ、野菜、Cはとりと野菜、Dはあなごと野菜です。
 そのほかに漬物、コーヒーゼリー、冷たい蕎麦茶が付きます。

 天ぷらは量があります。うれしいことですが、自分はそばを食べるのにそれほど多くの天ぷらを必要としない年齢になっています。2個ぐらいあれば十分かな。この感覚でいうと、若葉町の「やぶ長そば屋」の一人前大量板そばに添えられる数個の天ぷらあたりがとてもしっくりきます。

 山形の蕎麦はどこで食べてもおいしい。
 5年前はセットが850円で大盛りが150円と良心的だったのですが、残念ながら値上げをして価格面での優位性が大きく減退してしまっています。そのせいか、客の入りもかつてほどではなく、開店20分後の入店でしたが自分がこの日最初の客でした。(その後はコンスタントに入っていましたが。)

kin kaminoyama 201909

 4か月ぶりに「金ちゃんラーメン上山店」へと赴いて、みそラーメンの大盛り700+100円を食べました。
 ものすごくコスパに優れた店で、味もいいので、ココ大好き。

 どうですか、このルックス。どんぶりから溢れ出そうな勢いです。
 大盛にすると麺は2玉となり、それで100円しかアップしません。
 でもって、チャーシューもメンマもコーンもワカメもネギも、すべて大盛りです。最後にふりかけられる青海苔だってこれでもかとかけられています。大サービスだよなあ。チャーシューは大きくて厚くて噛み応えのあるものが3枚だものなあ。

 レンゲは民芸調のものを使っていて、金ちゃんグループにあっては珍しいかもしれません。
 経費節減のために辛味噌は付かなくなったのかなと思ったらさにあらず、好きなだけ使ってくださいね~と言わんばかりに、卓上の容器にたっぷりと入って出番を待っているのでした。スプーンにとってスープに落とせば味がキュンと引き締まっていい具合です。

 いやはや満腹。この店はスバラシイ。

horaihanten 201909

 村山市楯岡新町の「蓬莱飯店」を初訪問。
 男女各1人で営業している店で、あまり清潔だとは言えないけれども、ラーメン350円、餃子200円と、他店の5~6割程度の料金でとにかく安い。したがって客も多く、2人では細かいところまでは手が回らないといった状況のようです。

 ラーメンとカレー炒飯のセット650円。店ではこれをカレーセットと呼びならわしているようです。
 ラーメンの具は茹でモヤシにワカメ、小ぶりのチャーシュー3枚に散らしネギで、メンマは入らず、中太の麺に甘みのあるスープの組み合わせ。
 炒飯は単品だと450円するので、カレー炒飯のほうがメインと言っていいのかもしれません。調理中からカレーのいい香りが漂い食欲を刺激します。目玉焼きがトッピング。炒飯には卵のほかに気持ち程度の肉が入っていました。

 どこがすごくいいとかそういうものではないけれども、2品食べて650円は安いでしょう。

satomi 201909

 7か月ぶりに飯塚の「食事処里味」を再訪して若鶏くわ焼定食800円を食べました。
 前回かつ丼を食べたときに隣りのあんちゃんが食べていたのがおいしそうだったので、今回はそれをいってみたわけです。

 「くわ焼」とはあまり聞き慣れなかったのですが、調べてみるとそれは「鍬焼き」のことで、肉や野菜などをたれにつけ、鉄板(またはフライパン)で焼く料理で、鶏肉を用いることが多いのだそうです。古くは農作業の合間に野鳥を獲り、鍬の上で焼いたのが始まりデアルとのこと。

 今回食べたのはまさにそれで、熱々の鉄板で供され、たれ付けした鶏肉が4つ。齧ると熱さで口内を火傷するようなシロモノでした。
 胸肉を使っているようで、ジューシーさがイマイチなのが惜しいところ。おいしかったです。

benibanaya 201909

 東京へ向かう朝、3時間近くの列車旅を前に、山形駅新幹線ホーム内売店の「べにばな屋」で駅そばを食べていくことにします。
 ここでは物を買うことはあっても、その場で食べるのは初めてだと思う。

 ちくわ天そば400円。
 駅そばですが立ち食いではなく、椅子に座って食べることができます。

 その昔、駅そばと言えば黒々としたしょっぱいつゆでできていて生醤油の香りばかりが強くしたものですが、今どきはそんなことはなく、それとの比較で言えばかなり薄味に振れていて、出汁がしっかり効いていておいしい。

 天ぷらも、かつてはぐずぐずのかき揚げのみと相場が決まっていたものですが、ここではちくわが選べるようになっていました。
 蕎麦こそ平打ち風の茹で麺でそれなりでしたが、つゆがかっきり熱くて、なかなかよかったと思います。

megoan 201909

 どこか県外に出向き、戻ってくるとたいてい山形の蕎麦が食べたくなるのはどうしたものでしょうか。
 昨深夜に東京から帰り、朝起きて今一番食べたいものは何だろうかと考え、それはサラダ・漬物バーが付き、11時までに入店すれば早割がある「愛庵」の蕎麦だよなと結論を出しました。
 上記の理由からこのところ「愛庵」はすっかりお気に入りになっていて、10時半頃、ほぼ2か月ぶりとあまり間をおかずの訪問となりました。5回目ぐらいになるのかな。

 十割板そばの大盛りの早割、650+100-100円。
 蕎麦はぴんぴんとしていておいしい。添えられたワサビもそれなりに辛くてよろしい。冷水できりっと締められているところも素晴らしい。

 生野菜と漬物をそれぞれ器にたっぷりいただいて、大盛りの蕎麦を食べて、これでわずかの650円とは素晴らし過ぎます。

hotaru 201909

 山辺町の「中華ほたる」を6年7か月ぶりに再訪。
 素朴だけれどもいいものをとにかく超格安で提供する店としてインプットされています。

 平日昼の得々ランチの「カレーとラーメン」650円をラーメンをグレードアップしてカレーと野菜味噌らーめんのセットをもらえないか相談してみたけれどもそれはちょっとと言われたので、少し考えて、野菜味噌らーめんの大盛り、600+100円にしてみました。

 想像どおりのやさしい味噌味に、家庭で食べるような野菜炒めたっぷりのラーメンです。
 しかし野菜にはタケノコやキクラゲなども入っているし、豚肉も他店比で多めのような気がします。また麺も、平打ちでこの店独特の見た目と風味があります。

 ずば抜けたようなところは見当たりませんが、財布にやさしく内容も実質的で、気に入りました。

karyu 201909

 川西町上小松、フレンドリープラザそばの「中華食房華龍」を初訪問。
 この店を認識したのは、2010年、川西町の消防演習がフレンドリープラザ脇の道路で行われたときのことだから、かれこれ10年にしてようやくの訪問となった次第です。

 酢豚定食1,250円、野菜炒め定食980円などやや高めの価格設定の「おしながき」から、中華そばとミニカレー丼、630+320円をチョイス。

 中華そばは想像していたよりもずっと上出来で、中華店らしいいい味の出汁スープはもちろんですが、返しの醤油が香ばしくとてもいい働きをしています。村山地方のスタンダードよりも細く、米沢ラーメンよりも太い麺もおいしい。

 ミニではカレーの味を存分に楽しめないかもしれないと思いつつ添えたミニカレー丼も十分な量があり、エスニックな香りがステキでした。

hakuyou 201909

 東根市神町の某店を目指したものの、店を見つけられずに旧街道を右往左往。これだけ見つけられないということは潰れたんじゃあるまいなと思ったら、ホントに潰れて更地になっていた。アレマ! 見つけられないはずですよ。

 なので、目標を変えて、観音寺の「肉そばはくよう」を初訪問。
 肉そば(冷)+ミニ下足天丼、700+200円。

 黒々とした蕎麦、薄味のつゆ、コリコリめの親鳥で、ご覧のように鶏脂たっぷり。肉そばのネギは一般的に極薄刻みのものをよく見かけますが、ここのネギはラーメンに用いるような厚みのある刻み方になっています。とてもおいしいのですが、量的には普通盛りではやや不足気味でしょうか。

 そんなお腹にミニ下足天丼はベストマッチ。これもそれほど量はなく、蕎麦と合わせてちょうどいいぐらい。揚げ立てのゲソが小さめに切られて食べやすく、濃いめの丼つゆもいい。
 漬物も手が抜かれていず、全体として気品のある一膳になっていました。

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