2020.03.05
才三郎そばやの中華そば(山形市)《閉店》
62日ぶりに山形に戻りました。
ほぼ丸2年ぶりに蔵王半郷の「才三郎そばや」へ。
中華そば(大盛)、750円。
いいビジュアルしていますねぇ、惚れ惚れします、山形のラーメン。この2か月間ずっと、こういうのを食べたくていたのです。
大盛りを頼んだのだけど、それにしても麺量が多いんじゃない? たくさん食べたかったからいいのだけどさ……などと思い食べ始め、改めてお品書きを見ると、「中盛」というのがあって、これが一般店の大盛りだったようです。したがって「大盛」のこちらは麺量2玉なのだろうな。
スープの色が濃いのでしょっぱいのかというとそれほどでもなく、むしろ醤油のコクが深い。
つくづくいい一杯だと思って視線を店内に泳がせると、なんと! この3月末をもって閉店する旨の貼り紙が出ているではないか。ここもまた経営者の高齢化と後継者不足に悩まされているのだろう。このような名店の味が受け継がれない不幸な時世に対しては、憤りを感じるほどの強い嘆きを覚えざるを得ない。長い間本当にごちそうさまでした。
2020.03.06
よしのや食堂の支那竹麺(山形市)《閉店》
1年10か月ぶりに富の中の「よしのや食堂」で支那竹麺の大盛り750+100円を食べました。
長く山形を離れていると懐かしくなるのが醤油味の山形ラーメン。凝り過ぎのダシではなく、質のいい醤油のかえしのスープで食べさせるラーメンが山形ラーメンの持ち味で、それを見事に体現している店のひとつがここ「よしのや食堂」だと思っています。
相変わらずいい味を出していて、まったく文句ナシ。スープと麺に惚れ込んでいるのはもちろんですが、角材のようなメンマがざくざくと入っている上に、厚くて大きい豚腿チャーシューが2枚というあたり、お得感がいや増します。
納得のゴチソウサマ。「ラーメン以外撮影禁止」の貼り紙。言いたいことは客や店員などは無暗に撮らないでねということなのだろうけど、メニューにあるカレーライスやライスは撮ってはいけないのかという疑問が残ります。(笑)
2020.03.07
麺屋○文の坦々麺(山形市)
4か月ぶりに平久保の「麺屋○文」に入り、坦々麺の太麺850円と半ライス100円を注文。あいかわらず混んでいて、12時前の時間帯は並んでいる人十数名でした。
初めて食べたつもりでいたが、あとで調べてみると、ここの坦々麺は2018年12月に一度食しているのだった。すっかり忘れている。
太麺仕立ては細麺よりも50円高いのが◯文風。縮れが少なく、ここのウリの「ニボD」の極太縮れ麺とは別のもののようです。
麺を啜り終えたあとに残った極旨スープには半ライスをぶち込んでおじや風にして残さず食べるのが自分流。
たっぷり汗をかいてゴチソウサマ。
2020.03.09
あすなろ食堂のあすなろ定食(山形市)《閉店》
山形に戻ってきて久しぶりに定食を食べるのであれば、自分の場合ここしか考えられないという「あすなろ食堂」に赴き、いつものようにあすなろ定食810円を食べる。
この日の献立は、メンチカツ、春雨の酢の物、高野豆腐の煮物。メンチカツというけれどもこれは煮込みが強い柔らかい仕上がりで、カツというイメージからは遠いもので、はっきり言えば失敗作でしょう。大将の調理の腕にもやや高齢化の波が押し寄せているようで。(笑)
というわけで、今回に限りみてくれはよくないけれども、やさしい味は従来どおり確かです。
それと、前回も感じたけれども、ボリュームは全盛期と比べると大人しい感じになっています。
2020.03.10
愛庵の十割板そば(山形市)
山形に戻れば蕎麦が食べたくなり、今最もいいと思っている店が伊達城の「愛庵(めごあん)」へ。11時前に入店すると早割が利くので、10時50分頃に入店。
十割板そばの並が700円のところ、早割りでなんと550円!
その上サラダ、漬物バーが食べ放題なので、さっそく蕎麦茶とともに皿に入れて持ってきて、食べながら蕎麦が来るのを待ちます。
(テイクフリーのサラダと漬物)
今回、蕎麦は並盛りで。前段で繊維質をたっぷり摂っているので、並盛りでも不足感はありません。
蕎麦猪口に2杯分の蕎麦湯では足りないので蕎麦湯を追加してもらい、身体が十分に温まるまで飲んでの退店となりました。
手打ちと思われるきりっと冷や締めされた蕎麦が550円とは、ゼッタイに安いと思う。
(十割板そばの並。大盛りだと板が長方形になる)
十割板そばの並が700円のところ、早割りでなんと550円!
その上サラダ、漬物バーが食べ放題なので、さっそく蕎麦茶とともに皿に入れて持ってきて、食べながら蕎麦が来るのを待ちます。
(テイクフリーのサラダと漬物)
今回、蕎麦は並盛りで。前段で繊維質をたっぷり摂っているので、並盛りでも不足感はありません。
蕎麦猪口に2杯分の蕎麦湯では足りないので蕎麦湯を追加してもらい、身体が十分に温まるまで飲んでの退店となりました。
手打ちと思われるきりっと冷や締めされた蕎麦が550円とは、ゼッタイに安いと思う。
(十割板そばの並。大盛りだと板が長方形になる)
2020.03.11
ラーメン花ぐるまの味噌ラーメン(南陽市)
旧R113沿い、フラワー長井線おりはた駅近くの「ラーメン花ぐるま」を初訪問。
味噌ラーメンの大盛り780+100円。
注文時に「ニンニク入れますか?」的なことを訊かれ、おおここは庄内の「風林火山」か?!などと悦に入って待ちます。
合わせ味噌のコク深そうなものを勝手にイメージしていましたが、予想に反してほぼ白味噌のやさしい味のもの。それに刻みニンニクが入ってパンチを利かせたつくりになっています。
少し寝かせたような透明感のある麺にキャベツ中心の炒め野菜が入って、オリジナリティを感じる仕上がりです。
山形の味噌ラーメンを食べたかったので今回は味噌ラーメンをセレクトしましたが、ここはラーメン店を標榜しながら鶏の唐揚げ定食がいちばんのウリのようだし、カレーのメニューも豊富。カレー&ラーメン1,080円というのもありますが、一度に2種はそろそろきついので、いずれ再訪して定食、カレーも賞味してみる必要がありそうです。
2020.03.13
麺家猿神の味噌中華(天童市)《移転》
天童市東久野本の「麺家猿神」を初訪問。
ここはかつて「麺屋居間人」が入っていた建物。2013年8月、豪雨のため水道水源に濁水が入り長期間断水を余儀なくされていたすぐ後に訪問した記憶があります。「居間人」は同市東芳賀に移転して元気に営業中です。
予備知識がないまま味噌中華の大盛り、860+100円をチョイスしてしまいましたが、これがすごい量でオドロク。普通盛りで十分だったかもしれません。
しかし、魚介系ダシの和風の風味といいながらも、コクがあり濃い味系の味噌味は食べたいと思っていた味噌ラーメンを絵に描いたようなもの。しかも平打ちシフトの極太麺をわしわしとたっぷり食べられるとくればもう、ラーメン喰いにとってはヨロコビに満ち溢れた状態で箸を進められるわけで、至福の時間となりました。
いいラーメンをたらふく食べて満腹に。価格は高めだけれども、内容はその価格よりもずっと上だと思う。
2020.03.14
ふらりむらさき山形城西店のふらり松花堂弁当(山形市)《閉店》
「とりあえず吾平山形城西店」のあったところにできた「居酒屋ごはんふらりむらさき山形城西店」を初訪問。これらは「株式会社ジー・テイスト」という会社の同系列のようで、同じ居酒屋なのだけれどもマイナーチェンジを施したといった感じです。
ランチメニューのトップに記載されていたふらり松花堂弁当、850円+税=935円。
ねぎとろご飯に焼き魚、天ぷら4種、サラダ、ごま豆腐のお膳、それら味噌汁、お新香、デザートと一見豪華そう。しかし、いずれも量が多くない上に質的にもあまりぱっとしないもので、どこを取っても物足りなさが残る印象がありました。ごま豆腐は普段小さいと思う切り方のさらに半分の大きさだし、焼き魚も小さくてしょぼい。
ご飯も少なめなので半ライスを追加しようと思ったけれども、品書きには見つけられず、注文はタブレットなので注文のしようもなく。でもそれは、食事中こそ物足りなかったものの、食後しばらくしてからの腹具合は悪くなく、この程度でとどめておくのがいいと体感できたのはよかったかもしれません。
2020.03.15
中華そばラッキーの中華そば(山形市)《閉店》
あかねケ丘のかつて「寅真ラーメン」が入っていた建物で今年1月から営業を始めた「中華そばラッキー」を初訪問。開店直後の時間帯の入店でしたが、新型コロナウィルスの影響なのか客足の少ない店内で食べました。飲食店は今、大変なのだろうな。
中華そばの「中」、750円。
熟成手もみの極太麺が300gで、食べ応えあり。この上には400gの「大」があるけれども、これは自重だな。
カスタマイズは背脂と刻み生姜で可能。これらを入れて食べれば、つまりこれは背脂チャッチャ系といわれる新潟ラーメンなのだろうな。
素朴ながらうまい。こういうラーメンは好きだ。
2020.03.17
幸ひらの油淋鶏定食(南陽市)《閉店》
南陽市赤湯、「えくぼプラザ」南側の温泉歓楽街にある定食・ラーメン店「幸ひら」を初訪問。「ゆきひら」と読み、2019年10月に店開きしたばかりです。
油淋鶏定食780円。
2口サイズの鶏の唐揚げが6個。揚げたてで熱々ですが、歯応えがしっかりしている感じのもので、それほどジューシーな肉ではなく、ああ鶏肉を食ったなぁと思うほどの量の多さはありません。
また、甘辛いはずの油淋鶏特有のソースは残念ながら量が少なめで、味も薄くてインパクトに欠けます。普通の唐揚げ定食(同価格)を注文してとんかつソースをドバリとかけて食べたほうがよかったかもしれません。
こうなると、近頃はおいしい鶏唐揚を供する店が増えているので、その中で伍して戦っていけるかどうか、少し心配です。
夜は居酒屋もやっているようで、前夜のお通しだったのか、だいぶ煮崩れしたかぼちゃとナスと豚肉の煮物の小鉢が付きました。
白菜と油揚げの味噌汁に十分な量のつややかなごはんは家庭的な感じがあってマル。一方、おみ漬け風の漬物は1口分しかなくさびしい。
というように、全体としてもう一工夫しないと埋没してしまう恐れがあると思います。男性店員二人のチームワークがよさそうなので、長く店が維持できるよう奮起してがんばってほしいものです。
2020.03.18
韓丼山形あかねヶ丘店のカルビ丼(山形市)
あかねケ丘に去年11月にできた「韓丼山形あかねヶ丘店」を初訪問。近時各地に開店している京都資本の店で、「韓丼」自体は去年11月に福井県の鯖江で一度体験済みだ。
その時食べたカルビ丼ミニ+海鮮スン豆腐セットはカルビ丼が小さくてあまり食べた気がしなかったので、今回はカルビ丼の大とサラダセット830+150円にしてみました。
ところがです。店内の席はたっぷり空いているのに、1台しかない食券の券売機の前で5~6組の渋滞が。中にはトロくさい人もいて、5分近く待ってやっと食券を手にしましたが、あれ、サラダセットの券が出てないじゃん。なんだよ、面倒な機械だな。ははあ、トロくさいのは機械のほうだったか。
出来上がるとブザーのなる器具を渡されて待つことしばし。配膳カウンターでサラダセットを追加したいと言うと、もう一度券売機で券を買ってくださいと。券売機にはまだ5~6組が並んでおり、そんな状況のもとで客はもう一度並んで買うと思うかバカという感じ。ラーメン屋なんかだと問題なく現金で追加してくれるのだけどな。
だいたい常時客が並ばなければならないとろい券売機は2台に増設するとかして改善努力をしなければならないんじゃないのか。客が券を買い求めている間、厨房担当はやることがなくてただ立って待っているだけだったのを我々は見逃してはいないぞ。
ということがあって、サラダセット無し。さすがに大は食べ応えがあるが、これだけをぱくぱくやっていると脂が過ぎるのとタレの味が濃いのとで、やや食傷気味となる。若いときにはこの程度は屁でもなかったのになぁ、齢は取りたくないものだ。
店員は「いらっしゃいませぇー」と大きな声を出して一見元気そうだが、耳をそばだてているうちにそれはとても投げやりで、心がこもっていないことがわかってくる。それは語尾の「せぇー」の部分によく表れているのだった。(行って聞いてみてください) 飲食店におけるサービスとは何なのかを考えさせられます。
結局ここは自分にとって、店側のシステム、料理の味、店員の接客のどれもがしっくりこないことがわかりました。
2020.03.19
幸楽苑上山店の味噌野菜たんめん+餃子(上山市)
上山市仙石の「幸楽苑上山店」を初訪問して、味噌野菜たんめんの大盛りと餃子を食べました。640+110+240=990円です。
幸楽苑というと、味はそこそこだけれども安価にラーメンが食べられるというイメージがありますが、現実は変わりつつあるようです。味のレベルはぐっと上がっており、その反面価格はそれほど安くなくなっています。
味噌野菜たんめんは、麺の茹で方が強くてややのびているあたりは幸楽苑らしからぬところですが、味噌スープに関しては研究し尽されているようで、かなりおいしい。一般店でもここまでコク深いスープにはなかなか出会えません。野菜たっぷりなのがいい反面、味噌ラーメンには添えられるチャーシューとメンマが入らないのが残念なところ。
かつてあった290円+税の中華そばがメニューから消えてしまったのも残念です。
ふっくらとした焼き上がりの餃子もおいしかった。
まあ、これだけのものをおいしく食べることができて3桁なら、御の字です。
2020.03.20
北京亭のニラレバラーメン(山形市)
元木の「北京亭」には2011年4月以来の入店となります。駐車場の台数が少なくいつも空きがないのでなかなか入れないでいましたが、この日は開店10分前に駐車場に停めて車内で待機してすんなりと入店しました。
ニラレバラーメン950円。
これまでここでは味噌ラーメンばかり食べていて、ニラレバラーメンは初。しかし、ここのニラレバラーメンは箸袋に「ニラレバラーメン、餃子 北京亭」と書かれているほどの旗艦メニューなのです。
うまい! レバーとともに炒めたニラ、タマネギがたっぷり。このタレが混じり込んだスープは辛くてほのかに甘くて酸味もあり、豚ラードの脂がち、ニンニクパンチもありというスバラシイ出来のもの。
一方、麺は極太のこぶこぶ系で、これ自体も極めてうまい。店が混雑するのは、この麺の茹で時間の長さが影響して配膳に時間がかかるためであろうと見つけたり。
このスープにライスを入れてフィニッシュするのもよさそうです。
2020.03.22
手作りとんかつの店ポプラのカツカレー(山形市)
カレーを食べるならどこがいいだろうと考えて、2年4か月ぶり3回目となる伊達城の「手作りとんかつの店ポプラ」を選んで、カツカレー、800円のところランチタイム750円で食べました。
ここのカツカレーは7年ぶり。具材がすっかり溶けていますが、ルーにはある程度のとろみがあって、ライスがひちゃひちゃにならないところがいいと思う。いい感じの塩味とエスニックなスパイス香。店によっては保存中のカレーを先ほど温め直しましたというような冷蔵臭を感じる場合もあるカレーですが、ここはそういうことはなく、おいしくいただけます。
とんかつも衣がショリサクで極めていい揚げ具合になっており、さすがとんかつ店だと思わせます。
ルーの量もたっぷり、とんかつもしっかりで、ほかに刻みたての生キャベツとポテサラが付き、ちゃんとした量であってもごはんがもう少し欲しくなる感じです。カレーライスを食べるときはこうじゃなくっちゃ。
このクオリティで750円は優れた価値があると思います。もっと通ってもいい店だな。
2020.03.23
麺陣屋六兵衛の中華そば(山形市)
市内清住町の、かつて中華料理「翔竜亭」が入っていた建物が、寒河江から進出してきた「麺陣屋六兵衞」になっているというので、初訪問してみました。「翔竜亭」も好きだったのだけどな。
中華そばの大盛り750+100円。
今やラーメンは750円もする時代になったのだなあと改めて思います。消費税が10%にもなってしまったのだからしょうがないのかもしれません。700円ですと言っておいて770円取るような店よりはずっといいと思うことにしましょう。
見たところはこれぞ山形ラーメンといったとてもいいビジュアルですが、食べ進めてみるとそうではないところが多いです。
スープが削り節や昆布を利かせた和風で、妙に甘く感じるのが気になるところ。ラーメンならばもっとしょっぱくていいと思う。
麺は姿こそ中太の山形風だけれども、このあたりの一般的なものよりも低加水のような舌触りです。
小口切りした冬の季節の白ネギはいかにも東北のラーメンを感じさせ、極太で繊維質のメンマの存在感がいい。
卓上のファイルには、寒河江市マルタ醸造の醤油、酒井製麺の無添加特注麺、山辺町ピッグファームの舞米豚などの地物を使い、化学調味料は不使用であると記載されていました。
朝ラーメンもあり、昼も10時半から営業しているようです。
2020.03.24
やぶ長そば屋の中華そば(山形市)《閉店》
若葉町の「やぶ長そば屋」は1年5か月ぶり。
中華そばの大盛り、600+150円。
いつもながらいい塩梅の一杯です。黄色味を帯びたやや細の中華麺がおいしく、小口切りではなく乱切りにした多めのネギと磯風味の海苔2枚がいいアクセントになっています。
大盛りは150円増しですが、2玉用いられるのかたっぷりとした量で、満足度が高いです。
2020.03.25
はなまるうどん山形桧町店の山形芋煮カレーうどん(山形市)
はなまるうどんは近くに山形鉄砲町店ができたので近時そちらのほうを利用していますが、それ以前からある「はなまるうどん山形桧町店」には5年2か月ぶりの訪問となりました。
ねらいは、山形県内のはなまるうどん7店舗だけで期間限定で販売している「山形芋煮カレーうどん」。3月いっぱいぐらいで終わるので今のうちにと。
山形芋煮カレーうどん(中)+辛子明太子おにぎり、690+110+税=880円。はなまるうどんでこんなに高いものを食べるのは初めてのことです。
内陸風の醤油仕立てで、カレーの風味を残しつつ芋煮の甘さが利いた、麺に絡みやすいスープを実現したとのことで、おいしい。
玉こんにゃく4個、里芋4個、大きめカットの牛肉などが入っています。これにテイクフリーの天かすを投入して、七味をぱさぱさとかけて食べました。
かけ(中)が250円+税なので、うどん1杯で3倍近くの480円も価格が違うのがスゴイ。次回からは「かけ」に戻って添え物を2~3種類ぐらいにして食べることにします。
2020.03.26
みちのく山長のカツ丼(山形市)《閉店》
市内銅町、千歳橋の袂にある「みちのく山長」を、ほぼ8年ぶりに訪問。店のおばちゃん、齢とったな。(笑)
蕎麦屋のカツ丼もうまいだろうと思って、カツ丼850円を。
湯のみで茶を飲みながら待つことしばし。
おおっ、陶製のでかいどんぶり。味噌汁ではなく小蕎麦、鶏皮とキャベツの煮物にタクアン4切れ、別途お冷やも付いています。
どんぶりのほうは、豚カツ自体は大きくも厚くもなく取り立てるようなことはありません。しかし、卵で閉じられたタマネギの部分が多めで、どんつゆを吸ったその部分が格別おいしい。
小鉢の鶏皮も味がよく量があり、これは豚カツを食べるものではなく、それら全体を「カツ丼」として味わうべきものなのだなということに思い当たったのでした。
蕎麦屋のカツ丼、いいものです。
2020.03.27
らーめん健心の煮干醤油らーめん(山形市)
2019年11月に山形市中野目にオープンした「らーめん健心」を初訪問しました。天童にあった「本気や」の主人が旧店を閉めてこちらに新しく開いた店だそうです。「本気や」は通好みのするいい店でしたが、こちらはどうでしょうか。
煮干醤油らーめんの大盛り800円。
特別の煮干しを使っているからなのか、立ち上がってくる風味は独特です。太め縮れの自家製麺はぷりぷりとした口触りがあってとても美味。大盛りは他店比で量が多めのようで、この店ではこのうまい麺を大盛りで食べるところに意義があるように思いました。
チャーシューが3枚、太めで歯触りのいいメンマ、彩りの春菊、少々の岩海苔など、トッピングにもこだわりを見せており、とてもいいラーメンでした。
いちばんのウリは「鶏醤油らーめん」だそうだし、「みそらーめん」もおいしそう。「みそ」なら普通盛りに50円の半ライスかな。また行くことにしましょう。
2020.03.28
北京料理竜馬の肉野菜のみそ炒め定食(山形市)
二口橋の東詰近く、泉町の「北京料理竜馬」を7年8か月ぶりに訪問しました。厨房に立つこわもての大将、少し齢をとりましたが元気そうで何よりです。(笑)
調理は大将が一人でやっているのでけっこう待ち時間があって、肉野菜のみそ炒め定食950円が登場。
甘じょっばい味噌味がグッド。ナスがいい仕事をしています。
おかずの味が濃いめなので、50円増しでライスが大盛りにできる誘惑に絡めとられそうになりましたが、ここはぐっと堪えて普通盛りで我慢。食事中は物足りなくても食後の腹具合はこのほうが落ち着きます。
価格的には高めの設定のように思いますが、価格相応もしくはそれより上の満足度が得られます。
コロナウィルスの影響で全国的に飲食店の経営がシュリンクしている中、ここはいつもどおり流行っているように見受けました。