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shingetsu 201104

 山形市内で勤務することになり、出張で庄内地方へ。酒田で昼食時間となったため、酒田ラーメンを食べることにしました。

 「新月」のワンタンメン大盛り650+100円。
 噂どおりアゴ(トビウオ)のダシが効いているスープは、あっさりながらも味に深みがあって秀逸。
 加えて向こう側の新聞が読める!というほどに薄く延ばした皮が特徴のワンタンも、多めに入っていてトロプルで絶品です。
 そのワンタンを完全に覆い隠してしまうほどの超弩級のチャーシューが3枚!というのもスバラシイ。

 うまいなぁと思いつつ食べましたが、麺はわりと一般的な印象。このあたりは麺にこだわる米沢と異なるところでしょうか。手打ちなのかもしれないけれど、食感は製麺所のものとそう変わらないような気がしました。

 麺に充実感がないとどうしても全体の印象も薄くなり、やはりラーメンというのは麺が命なのだなぁと改めて思いました。

 どんぶりは小ぶり。大盛りでもそう多くはありません。
 ともあれ、完成度は高いです。

kazan1 201104

 「火山が爆発します。注意してください!!」のフレーズがたまらない石焼らーめん火山の店が山形にもできました。
 場所は鳥居が丘。機会があったら行ってみようと思っていましたが、そのチャンスがめぐってきました。

 つけ麺やどんぶりのラーメンもありますが、まずは基本の石焼からしょうゆをチョイス。
 787円。小ライスとデザートの杏仁豆腐がついての値段ですから、まあまあでしょう。
 サーブされたときの状態は、上の写真のような感じです。

kazan2 201104

 店員さんが左上のスープを石鍋に注ぐと、まさに火山爆発のような沸騰状態が約2分。湯気がジュワジュワ~と立ち上ります。

 その湯気がようやく収まりかけた状態の写真がコレ。
 石鍋から直接食べるなんて熱すぎて無理なので、鍋から掬い上げた麺を小鉢に移し取って、よ~くフーフーしながら食べます。

 いやはや、具だくさん。たっぷりのモヤシ、白菜、キャベツ。それにニラと細切りにしたニンジン。ほかに豚バラ肉と煮玉子半分が入っています。
 これらの具や麺に焦げがついていて、香ばしい香りが漂います。

 でも、食べていて、これはラーメンなのだろうかと思ってしまいました。
 まず、どんぶりから掬い上げてダイレクトに食べるものではありません。
 麺は焦げていて、沸点の熱にも耐えられるような一風変わったものです。
 また、中華そばの必須アイテムであるチャーシュー、メンマ、ネギ、ナルトなどは入っていません。
 感じとしては、むしろ鍋物を食べているときのような印象です。

 最後は残ったスープにライスをぶち込んでおじやに。
 餃子も頼んでしまったので、杏仁豆腐を食べる頃にはチョー満腹でした。

 「中華そば」の概念を完膚なきまでにブチこわしてしまっている火山ラーメン。
 でも、アトラクティヴなので食べていて楽しいということは言えるでしょう。

daimyo 201104

 朝メシを抜いた休みの日などについ行ってしまう店。
 チャーハンがうまいという話を聞いていたので、今回は中華そばと半チャーハンセット750円を。

 ブログなどでここのラーメンをベタ褒めしている人がいますが、実際に食べるにつけ、その人の味覚ってどうなのだろうかと思ってしまいます。
 ココのダシ、おそらく中華粉末が中心のような気がします。
 麺は、店のこだわりがあまり感じられないおそらく市販の麺を使っています。
 そしてこれが最大の欠点なのですが、まったくヌルいです。

 でもまぁ、チャーハンは、まあまあです。具が多く、わりとパラりとしており、量もしっかりしていて、よろしいと思います。
 トータル的には、ボリューム、味とも値段相応といったところでしょうか。

 河島屋食堂のセットものと比較するならば、ラーメンは河島屋のほうが上。
 河島屋のチャーハンは食べたことはありませんが、河島屋のカレーセットのカレーは質・量とも充実していて、さらに小鉢もついて750円ですから、軍配は河島屋。

 大明食堂に行くなら小牛丼とのセットものをオススメします。もりそばに具がたっぷりの牛丼がついて680円と激安です。


kanton 201104

 酢豚が好きなのです。
 だけど、酢豚って値段が高く、発注する段になって躊躇してしまうことがしばしば。
 しかし、廣東ならそういうことはありません。なぜか? それは、他のメニューが酢豚以上に割高感があるから。(笑)

 この店、昼食を手ごろな値段で楽しんでいる自分にとっては値段が高めです。だからどうしても敬遠がちになっていました。
 ですがこの日は、いろいろと事情があって、何年ぶりかの2回目の訪問です。

 酢豚定食980円。
 うまいです! 値段も含めて、基本的には問題ありません。
 けれども、酢豚にニンジンが入っていない。べつにニンジンが大好物というわけではありませんが、これが入らないと彩り的にイマイチに感じます。
 かわりに、茶色の大きなキクラゲが目に付きます。ピーマンも少なめ。豚肉は赤身のジョートー品ですが、もう少し脂身があったほうがいいと思う。
 まったくうるさい客だよなぁ……。

 ごはんもしっかり。焼売2個と野菜サラダ、ザーサイがついてこの値段ならOKです。
 中華スープは薄味でシンプルですが、通を唸らせるような絶妙な味です。

uchoten-e 201104

 夜8時に帰宅すると、残業やら飲み会やら部活やらで家族はみんな不在。我が家もそういう季節を迎えたのだな。ではまぁ、ひとりさびしくラーメンでも食べてこようか。

 行ったのは、「らーめん有頂天EVOLUTION」。
 ココはゲソ天味噌ラーメンがウリですが、ゲソ天では今のシチュエーションではチトくどい。
 ということで、味噌ラーメン大盛り700+100円を。

 人気店とあって、どんぶりのさまはきれいなルックス。
 スープは、表面を脂分が覆っており、湯気がたたないタイプです。そして独特のこってり加減。ニンニクの入った辛味噌を溶かすとそのくどさはさらに過激になります。

 太麺を選びましたが、これ、かなり太い。ケンチャンラーメン並みのごっつさがあります。そのパンチ力はなかなかですが、麺はもう少し「啜りたい」のだけどなという願望が脳裏をよぎりました。
 上方の緑色は、さらりと湯通しした程度のパリパリのキャベツです。これが、くどい味の中にあって唯一ほっとできる具、でしょうか。(笑)
 かつてよく行った「五一ラーメン」の味噌ラーメンもこういうキャベツを乗せる店だったなぁ。

 ネギ、チャーシュー、メンマもそれぞれ持ち味をよく出しているし、ナルトは鮮やかで全体の色合いもよい。
 量は少なめ。それを知っているので、ココなら確実に大盛りをいくことにしています。

pekin 201104

 何年ぶりかの「北京亭」。ココの麺が好きな長男とともに訪問です。
 味噌ラーメン大盛り800+150円。
 高っ! でもまぁ、久々だから許そう。

 充実度の高そうな第一印象。これも湯気がたたないほどにスープの表面を油が覆っているつくりです。
 辛味噌を溶かしていただくスープはしっかりした味噌らしい味ですね~♪

 極太で激しく縮れの入った麺は、きりりとした茹で方で、引き締まっています。この食感は独特。喉越しが持ち味の米沢ラーメンの対極をなすもので、コシがしっかりしていて多少噛み噛みしないと喉を通らないほどです。

 具は、湯どおししたキャベツと多少のニラ、ネギ、パサパサ系ながら実くずれする一風変わったチャーシュー3枚に柔らかめのメンマ。

 うまいか?と問われるとチト考えてしまいますが、オリジナリティの高さは十分に評価できる逸品ではないかと思います。

 いやはや、硬めの麺はすごく腹持ちがよく、胃の中でなかなか消化しきれないでいます。(笑)

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