fc2ブログ
ryuzan 20240731

 暑い日のランチは手打ち蕎麦。たまたまではあるけれども「竜」づいていて、前日の「ラーメン竜」に次いで今日は西蔵王の八森にある「手打そば竜山」を初訪問してみました。
 開店時刻の10分後ぐらいの訪問でしたが、すでに何組かの客が入っていて、街から遠く離れているにもかかわらず、人気店であることを窺わせています。

 もりそば900円。
 自宅で食べる袋物の生蕎麦もおいしいけれども、それとはひと味違う本格派の手打ち蕎麦で、とても美味です。やはり打ち立て、切り立て、茹で立ての純手打ち蕎麦は違います。
 つれあいから2箸ほど蕎麦がまわってきたので、普通盛りでもなんとか蕎麦を食べたなあという満足感があります。つまりは、このおいしい蕎麦ならば、けっして少なくない普通盛りでも、もう少し手繰りたくなるというわけです。

 ここは天ぷら(盛り合わせ、穴子、桜えびかき揚げがあります)もおいしそうでしたが、いずれも800円増しになるので、我々にとってはチト高いと敬遠しました。いや、適正価格の蕎麦だけでワタクシドモは十分なのでアリマス。

sanbongisen tenboudai 20240731


murakuma 20240801

 中山町のpaypayポイント3割還元セールが、町の予算の都合上8月末までの期間を8月6日までに短縮されると知り、中山町長崎の「和風れすとらんむら熊」で食べることにしました。6か月ぶり、3度目です。

 これぞ中山長崎の味だという、長崎ちゃんぽん1,100円を、同料金で野菜多めにしてもらって。
 どっかん!といった堂々とした風情で登場。高料金だという第一印象がありましたが、配膳されてナルホドと唸らざるを得ません。
 野菜がホントに多めだし、麺量もそれに負けない充実ぶりで、コレハウマイ。リンガーハットの野菜たっぷりちゃんぽんの麺量1.5倍よりも、こちらのほうが量は多いと思います。
 ただ、地名のダジャレが発端になっているちゃんぽんなので、本場の長崎ちゃんぽんとは少し異なります。豚骨風味があっさりでタンメンのスープに寄っていて、使う麺は山形地方の普通の中華麺です。

 満腹、満足、汗びっしょり。これでむら熊の二大名物のちゃんぽんとくま丼を食べたので、次に狙うのは冷やしたぬきそば800円、カツカレー1,000円あたりになるでしょうか。ま、ここなら何を食べてもきっとおいしいでしょう。

mikai 20240802

 今日のランチは、ぜひとも中華のごはんものがいいな。そう思い、花楯の某中華料理店の週替りランチを狙ったものの、この日は五目あんかけラーメンで、目的物と違います。それではと店を変更して、近くの「台湾料理美香居」を8か月ぶりに訪れました。

 定食メニューは1,080円。3年ほど前までは880円でしたが、ここもずいぶん高くなりました。
 数ある中から、揚げ物、しかも味噌のとんかつにそそられて、中華料理から多少はずれる味噌カツ定食をチョイス。
 これでごはんがもう少しおいしければ、合格ラインだと思います。
 しかしこの店の場合、ランチタイムに800円以上の料理を注文すれば、カウンター料理が無料となるサービスが付いているので、これを含めて考えれば、きわめてコスパの高い一食となります。10品ほど並んでいる料理の中から5~6品、2枚の皿を使ってもらってくれば、本格中華でおいしいし、もう腹いっぱいです。

 中華料理はメニューに無限の広がりがあるので、今回がおそらく9回目ですが、まだまだこの店を食べ尽くしたという気にはなれません。

isesobaya 20240805

 東根市野田の名店「伊勢そば屋」を、3年4か月ぶりに訪問しました。
 中毒性の高い蕎麦で、あっ、あれが食べたい!と思った瞬間からずっと欲望が途切れず、今日の昼はコレダと決めて、開店直後に訪れました。すでに店内はほぼ満席でしたが、どうにか並ばずに着席できました。

 天そば(冷)1,030円。ここの冷たいかけそばは初めて食べます。
 ビジュアルのよい配膳で、山葵が花型になっています。極太の蕎麦は茹でに時間がかかるので、待たされていた客たちは、配膳されたおいしそうで盛りのよい蕎麦のルックスを見つめて、誰もが笑顔になります。

 相変わらず硬い天ぷら。しばらくつゆに浸っていてもほとんど身が崩れないスグレモノ。これをもりそばで食べるとたいてい口内から血が出ます。(笑)
 甘めのつゆもおいしいし、かけそばにも最後には蕎麦湯が供されるのもこの店のいいところ。

 ああ、んまかったぁ! エンタテインメント性の高さが感じられるスバラシイ蕎麦屋。
 食後には極太蕎麦が胃の中で膨れてくるので、普通盛りでも半端ない満腹感が後々まで続くことになります。

himawari miyamachi 20240806

 安くておいしい「軽食ひまわり」は頻繁に利用しているものの、ここ「軽食ひまわりヤマザワ宮町店」で食べるのは初めてかもしれません。

 ひまわりでは初めて食べる、つけめん、605円。
 ああこれ、いいよなあ、見た目もきれいで。
 ヤマザワのサンコー食品製と思われる黄色が鮮やかな中華麺は、プリッとした食感でとてもおいしい。麺量は1.5食分に違いなく、ボリュームはしっかり。足りなかったら総菜売り場でミニ弁当でも買って帰ろうと思っていましたが、その必要はありませんでした。
 揚げ玉の浮いたつけ汁も既製品を使っているのかもしれませんが、スタンダードな味わいで、これも手抜き感なし。

 このクオリティとボリュームが605円で得られるわけですから、山形資本のスーパーヤマザワはスバラシイ。
 ただ宮町店は、開店が11時45分からと遅く、10人ほどの客が並んで開店を待っている状態なのがバツ。要改善でしょう。

fumiyoshi 20240807

 2022年夏に、古色漂う建物から赤湯のメインストリートに移転した「お食事処ふみよし」。未訪となっていたので、このたび初訪問してみました。

 とんかつと焼肉が二枚看板の店のよう。これらは充実度が高そうですが、価格も充実していたので(笑)、今回はかつ煮定食900円にしてみました。
 とんかつ定食が1,500円なので、かつ煮のほうはしょぼいのかと想像していたら、まったくさにあらず。立派なとんかつを使っています。

 熱々の煮カツを頬張れば、唇が焼けそうなほどで、極めてうまし。ごはんの量も、普通盛りで十分などんぶりめしです。ただ、たまたま調味料の量を奮発したのか、煮かつと小鉢の青菜炒めがとてもしょっぱく、普通味の味噌汁が極薄味に感じられました。こうなると白いごはんがもっと欲しくなるのですが、食べた後のことを考えてぐっと我慢です。

 ああおいしかった。とんかつや焼肉がさぞかし迫力満点の逸品であろうことが容易に想像できました。
 なかなかいい食堂にめぐり会えました。ラーメン類もおいしそうなので、距離がありますが再訪可能性大です。

kinchan shironishi 20240808

 市内屈指のラーメンの名店、大好きな城西町の「城西金ちゃんラーメン」を、8か月ぶりに訪問しました。
 ここの味噌と醤油のラーメンが白眉なためこれまで眼中に入っていませんでしたが、つけ麺の設定もあったので、今回初めて食べてみることにしました。

 醤油つけめんの普通盛り、900円。普通盛りは1.5玉がスタンダードで、1玉は小盛り扱いで820円となります。
 自慢の手打ち縮れ麺がうまいのなんの。デキのいい麺は、つけ麺で食べてもおいしい。しかもそれが、たっぷりの1.5玉で供されるわけですから、麺好きにはたまりません。
 つけ汁は、通常の醤油ラーメンのスープをそのまま濃いめの仕立てにして供しているようですが、ダシの味はもちろんのこと、かえしの醤油が際立っていて、風味豊か。これは自分好みだし、岩海苔が投入されているところもステキです。
 醤油味にもゆず風味の辛味噌が付いていて、当方の場合これはつけ汁に投入せず、時々箸でへつって舐めるという味わい方でいきました。つけ汁には途中から、一緒に運ばれてきた魚粉を投入して、味変を楽しみました。

 店員の応接も爽やかだし、さすが城西金ちゃん。夏の日のラーメンを存分に愉しませてくれました。

sesami 20240809

 2年2か月ぶりとなる山辺町の「せさみ(世三味)」を再訪してのランチ。正午近くなってしまったのと、夏休みのファミリー需要が重なってか、思いのほか混んでいます。
 ココの五目あんかけ焼きそばは、かつての産業ビル飯店の味が再現されている逸品なのですが、前回と同じものを食べていてもつまらないので、今回は昭和の海自カレー800円を食べることにしました。

 いやはや、スバラシイ。軍艦のような形をした大きな皿に、飯量たっぷりで登場。ライスに日の丸の旗が立っています。旭日旗であればなおよく、そうであったなら、脳内で軍艦マーチが鳴り響いたことでしょう。
 “昭和”を冠してはいるものの、スパイスが香り高く、牛スジがごろごろと入っていてとても美味で、クオリティは“令和”です。サラダのほかに、海自カレーらしく牛乳も付いて立派。これを横須賀で食べたなら1,800円ぐらいはしそうです。

 「世三味」、とても上出来。次に行ったときは何を食べようかと楽しみです。

katsuya dainome 20240811

 盛夏の7日間限定で、「かつや」が人気の4品どれでも150円引きとなる夏の感謝祭をやっているので、それを目当てに8か月ぶりに「かつや山形大野目店」でランチです。

 カツ丼(竹)、通常759円のところ、594円にて。
 かつやでカツ丼を食べるときはロースとんかつ80gの「梅」616円となりますが、120gの「竹」は今回初めて食べます。なにせこの日は「梅」よりも安いわけですから。

 食べてみてわかりましたが、肉が40g増えただけでどんぶり全体のグレードがぐんと上がります。肉が厚くて大きいことが見るだけでわかるし、食べ進めるにしたがってボリュームに感心し、かなり腹がくちくなれるのでした。
 163円の価格差であれば、ふだんでも「竹」のチョイスはあるなと思ったところです。

katsuya kanshasai 20240809


katsura 20240813

 お盆の夜は出前寿司。
 次男が嫁さんを連れて関東から帰ってくるので、飯田西の「寿し和食かつら」に配達をお願いしていましたが、次男が発熱したとかで急遽帰形を取りやめたため、我々二人分だけを持ってきてもらうことになってしまいました。

 寿し上、2,200円。かつらの寿司は1年2か月ぶりです。
 いくら、中トロ、赤身、白身、帆立、甘海老、イカ、鉄火。
 ネタが肉厚で、シャリが少なめの、絶妙なネタとシャリのバランス。回転寿司と違い、こういうつくりの寿司が食べたかったと思わせるものがあります。
 内陸の寿司なので、ネタは浜の獲れたてキトキトというわけにはいきませんが、少し熟成が加わったとろりとした魚の旨味が伝わってきます。

 ああおいしかった。いいお盆になりました。

urashima 20240815

 冷たい肉中華が食べたい盛夏のランチタイムでしたが、お盆で臨時休業中の店が多く、不発に。
 お目当てだった店の近く、桧町の「食彩浦島」が開いていたので2年2か月ぶりに入店し、定食を食べることにしました。

 イカフライ定食950円。つれあいはカキフライ定食980円。イカとカキの揚げ物をシェアして食べました。
 つや姫を用いているごはんはとてもおいしい。けれども、これはナンダといった程度の薄盛りで、この前食べた「ふみよし」(南陽市)のどんぶり飯の半分ぐらいしかありません。幸いにしておかわり自由だったので、当然ながら同量にてもう一杯いただき、やっとちょうどよくなりました。

 フライは両方とも市販の冷凍食品と思われ、衣が厚くてぱっとしません。イカフライであれば、この店の近くの「めしや亭」のイカフライのほうが大きさがあり、味わい的も個人的には好きだし、安いです。

 この店、かつてはもっと安くリーズナブルに海鮮メニューが食べられたのだけどなぁ。
 暑いところわざわざお越しいただいて……と店の人から丁寧なお礼の言葉をもらって退店しましたが、同じ950円であれば、当方の場合、花楯の「銀次郎」や大手町の「ゆず」のほうに軍配を上げてしまいます。がんばれ浦島。

yamanosuke mymc 20240816

 桧町の「肉そば鳥中華ざぶん」を目指したところ、盆明け営業が始まるこの日は開店前から行列。ダメだこりゃと断念し、第2候補としていた宮町の「らー麺山之助宮町店」を、2年6か月ぶりに訪れました。

 夏季限定の冷やしらー麺900円をセレクト。
 まずは、見た目が端正。魚だしと白湯のダブルスープに細麺を用いたもので、スープをそのまま凍らせた氷玉が入っていて涼やか。大きくて厚いチャーシューが見事です。ほかに、刻み生タマネギ、細切り仕立てのキュウリ、メンマ、板海苔に、白髪ネギ。

 つれあいが食べていた旗艦メニューの魚だし白湯麺900円のスープと比べると、味の奥行きはダンゼン魚だし白湯麺のほうが上。冷やしは冷やしにふさわしい風味を追究しているためにあっさりとしているのでしょうが、こうなるとやはり、山之助では温かい魚だし白湯か、同様のスープで食べるつけ麺あたりを狙うのが妥当なのかもしれません。
 いずれにしても、おいしかったです。

MV aota 20240818

 マックスバリュの、殊にここ青田店の総菜売場は、品揃えが充実していて、大小の弁当、寿司、各種総菜、調理パンなど、より取り見取り。近くのスーパーで総菜を買うならここがいちばんかなと、最近のお気に入りになっています。
 今回は、手づくりバーガー類に絞って購入物を検討。7~8種類あるバーガーは、大きさもほどほどあるにもかかわらず、1個226円からの格安料金です。

 とんかつバーガーと、黒×黒メンチカツバーガーの2個、453円。
 1個では足りないけれども、2個ならちょうどよいかやや多いぐらい。常備品のマスタードやトマケを少量あしらって食べれば、なおおいしい。

 これに、到来物の「Soup Stock Tokyo」のとうもろこしとさつま芋の冷製スープ、庄内マスクメロンを添えて。
 いずれもとてもおいしくいただきました。

hamakko1ban 20240818

 夕食はたいてい家で食べるのですが、盆休みも終わりなのでたまには外で食べようかと、17時半前にお出かけ。
 この時間に食べるのであれば、せっかくなので、夜しか食べられないというか、昼には開いていない店へ行こうと、深町の「浜っ子一番」に出向きました。なんと、ほぼ13年ぶりの再訪となります。

 ここならコレの、五目やきそば900円。
 2011年に食べたときは750円だったので、13年後のこの価格なら、妥当と言えるでしょう。
 油が少なめの五目あんは、ぽったりとしたつくりで、この店独特と思われるやや甘めの味わいがします。全体として味が濃く、画像に例えればコントラストが強い感じです。中華麺の揚げ具合もバッチリです。

 13年前のインプレに書いていた具材と比較すると、イカがカットされた様子ですが、その喪失感はさほど大きくなく、味自体は不変と見ました。

 渋いつくりのコの字型カウンターの店内がよく、週替りの定食や、ニンニク風味が強いレバニラ定食などの調理香にそそられるものがあり、またすぐにでも3訪したいと思ったところです。

yamaokaya nishida 20240819

 今日は一人ランチ。豚骨ラーメンをあまり得意としていないつれあいがいないこの機会には、豚骨ラーメンを食べなくちゃ。(笑)
 ということで、丸3年ぶりとなる西田の「山岡家山形西田店」へ。

 平日のランチタイムの、サービスセットA、810円。
 好みのラーメンとミニ丼のセットで、今回は塩ラーメンとコロチャーシュー丼にしてみました。

 「塩」チョイスは初めてですが、醤油・味噌・塩とあったところで、とんこつ味が強いのでどれも同じように感じてしまいます。すぐに卓上のおろしたての生ニンニクを投入し、いいにおいを周囲に発散させながら食べれば、コレハウマイ! この濃厚さがタマラン!

 卓上の豆板醤は、ミニ丼のほうにのっけてピリ辛に。こういう味のカスタマイズが楽しめるところが、山岡家のいいところではないか。コロチャーシューの味付けが、しょっぱくてなかなかよい。

 ラーメンの量は標準レベルなので、ミニ丼を付けても難なくイケます。
 この組み合わせを810円で食べられるなら、つい利用しますよね。

okumura 20240820

 蔵王上野の「山形うわの温泉天神乃湯」に浸かりに行き、そのついでに蔵王温泉まで足を伸ばして、およそ2年ぶりに「おくむら(奥村そばや)」でランチにしました。ここの中華はとてもおいしく、温泉街で食べるラーメンのレベルを超えているのです。

 これまで中華と味噌を食しているので、今回は冷たいラーメン800円です。
 画像を見てもらえばわかると思いますが、配膳時のルックスだけで垂涎状態となります。(笑)
 もちろん、実食してもおいしい。麺量が多く、普通盛りでも一般店の大盛りに近いものがあります。

 見て満足、食べて満足。広くない店内ということもあり、食べているうち店の外に行列ができていました。
 さて、次回訪問時には一番人気と思われる味噌ラーメンに戻ろうか。

wild grill 20240821

 南三番町のステーキ店「ワイルドグリル」を、ほぼ3年ぶりに再訪しました。
 焼いた肉を進んで食べたがるタイプではないのですが、同行のつれあいが、今日はこの店がいいと言うのに素直に同意しての入店です。

 ステーキやハンバーグなどのランチメニューが5種類用意されていて、その中からベーシックメニューで日替わりの、気まぐれランチ1,100円をチョイス。料金は3年前と同価格の据え置きになっていて、心の中で称賛の拍手を送ることしきり。

 この日はガーリックライスと牛肉の切り落としで、スープとミニサラダが付き、ライスは大盛り無料サービスなのでそのように。

 漂うガーリック風味がそそります。味が薄いときは卓上のステーキソースをかけてくださいとのことなので、そのようにして味のコントラストを強めます。
 熱々の鉄板で供される質実剛健な食べ物を、アチチと言いつつすぐにパクつくシアワセ。ライスの量も不足感がありません。
 ガーリックライスの周辺にたくさん配されている牛肉は、国産牛とは違ってワイルドな食べ応えです。

 同行者の意見には従ってみるものです。ナイスなランチタイムになりました。

tougenochaya aoi 20240822

 南陽市椚塚の「峠の茶屋あおい」を、このたび初訪問しました。
 初とは言ってもこの店、かつて小国町のR113沿いでやっていた特大唐揚げの「峠の茶屋小国店」が、南陽市で再オープンしたものなのです。
 小国町の店では2019年6月に実食していますが、そのときのインプレッションには、次のように記していました。
「配膳の段階で完全に戦意喪失。すげぇ唐揚げの量! これを全部食べるなんて無理に決まっている。
 「すんません、パックを」と食べる前から白旗を揚げ、5つの唐揚げのうち2つをパックに移動。その2個だけでも通常サイズのパックのふたがきちんと閉まらないのだから驚く。」

 ――というわけで、今回はちきん南蛮定食1,100円を注文。
 分厚くて大きなチキンカツが折り重なるようにして登場。自家製タルタルソースがたっぷりで、旨し。しかし、これを全部食べるのは至難で、その4分の1ほどをつれあいの皿に移して食べてもらいます。

 つれあいは、あおいからあげ定食のしょうゆ、950円を注文。
 直径15cmほどはありそうな超特大の唐揚げが2個。一目見てソッコーで、その1個を持参の持ち帰り用パックに移動させ、残りの1個をかぶりつくようにして食べていましたが、味はいいけど食べるのは大き過ぎて無理と、大部分がこちらにまわってきました。もらったこちらもそれを食べ切ることができず、3分の1ほどはもう1個のパック行きとなりました。

 つまり、二人で腹がパンパンになるほど食べて、チキン南蛮定食一人分と唐揚げ定食0.3人分しか食べられなかった、ということになります。だって、デカいんだもん。

 ああ、おもしろかった。
 持ち帰った唐揚げは夜の飲酒の肴にしようと考えていましたが、こんなに食べれば夜も鶏肉というのは遠慮したくなりました。翌日、ちょっぴり手を加えてごはんで食べることにします。

ragpati tendo 20240823

 天童市芳賀に2024年にオープンした「ラグパティ天童店」を初訪問しました。かつて南陽市赤湯にも同名の店がありましたが、その店が天童に移転したのかもしれません。

 ランチタイムのベーシックメニューの、クイックランチ890円。
 5種類から選べるカレーと、ナン、サラダ、炭火焼きチキンのセットです。
 カレーは、この日の日替わりのポークマサラカレーの辛口をチョイスしてみました。

 第一印象として、ナンがとてもデカい。インドカレーの店ではたいていこのことに圧倒されます。ナンのおかわりサービス中ということでしたが、そんなに食べられません。
 この店の最大の評価点は、カレーの量が多いこと。他店ならサラダが入っているボウル様の器が用いられることが多いですが、こちらは楕円形のスープ皿で供され、これまでに利用したインドカレー店の中での量はトップで、カレーが足りない思いをしなくて済みました。
 スパイシーさはそれほどでもなく、辛口でもヒーハー来るようなことはありませんでした。

 これに小さいながら炭火焼きチキンが付いて、コスパは高いです。一方、その代替なのか、ドリンクは250円からと少し高めでした。お冷があれば十分ですが。

 店の建物の屋根や壁の色が奇抜なので、入店するのに少しの勇気が要りますが、入ってしまえばここはいい店。ナンとカレーが食べたくなったときの店の選択の際には、上位にくることになるでしょう。

hanamizuki 20240826

 嶋南の「麺工房華みずき」でランチ。ここは3年1か月ぶりで、4回目になるのかな。
 過去に辛味噌ラーメン、味噌ラーメン(野菜煮込み)、冷しラーメンを食べてきているので、今回はつけ麺にしよう。

 醤油つけ麺850円。並・大盛り同料金なので、大盛りに。
 つれあいは辛味噌ラーメン850円。二人でぎょうざ5個450円もシェアして食べました。

 つけ麺は、大盛にすれば1.5玉になるのだろうと思っていたところ、堂々たる盛りで登場。これは間違いなく2玉分あります。このぐらい麺があると、とてもウレシイ。
 麺のつくりは山形スタンダード、つけ汁は熱くなくすぐに冷めてしまいましたが、それなりにおいしい。

 この店の白眉は餃子で、肉が主のつくりで、かなりの大きさ。二人で1皿が多いぐらいのボリュームがあり、いやはや、おいしい。

 全体として、味・量ともに納得、満足。優れた提供物だったと言っていいでしょう。

  翻译: