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sakaeya honten 202110

 冷やしラーメンの元祖を名乗る本町の「栄屋本店」を、6年9か月ぶりに訪問しました。
 前回は「みそらーめん」を食べているので、名物の「冷しらーめん」はいつ以来になるのだろうか。

 冷しらーめん880円。
 涼しくなり始めても、冷やしラーメンがおいしい。元祖を謳うだけあって、熱いのを単に冷たくしているだけではなく、どうしたら冷やしラーメンをおいしく食べられるかについて、かなり研究しているように思えます。それはたとえば、きりっとした麺の茹で方であったり、スープの味と濃さであったり。ほかにも、あとがけする旨味オイルの調合とかけ具合や、しゃっきりした茹でもやしの口当たりなどにも、そういう一面を感じました。

 ああ、おいしかったな。山形地方のラーメンであることを主張する牛チャーシューも存在感たっぷりでした。

furusawa 202110

 市街の南西方、長谷堂の集落内にある「蕎麦処ふるさわ」を初訪問。
 もりそば825円。
 農村部にあって、古い民家を使って営む田舎風の雰囲気の店ですが、750円に外税をかけられて5円単位まで支払わされるとなると、やや興覚めする一面があります。

 野太い田舎風の蕎麦が出てきて噛み噛みしながら食べるものではないかと勝手にイメージしていましたが、そんなことはなく、中太のしっかりした江戸流風の仕上がりで、とてもおいしい。
 角がなくまろやかさを感じるそばつゆは、酒を多めに使って味を調えているような気がします。
 開店すぐの早い時間帯に食べたためか、蕎麦湯は透明でとろみがほとんどないものでした。

 消費税を外税で取るわりには量が少なめ。大盛りは220円増しとなるので我慢しました。
 つまるところ、味はいいけれども、高いかな。外税はやめるべきだろうな。

zei 202110

 週末も含めて毎日ランチタイムをやっていると知り、嶋北の「石焼ステーキ贅山形嶋店」を初訪問。店名が“贅”だけにお高い店かと思っていましたが、それほどでもないようです。新潟県三条市資本の店のよう。

 おろしポン酢ハンバーグランチ880円。これを、無料でごはんを大盛りにしてもらい、10月7日まで有効の10%引券を使って、792円にて。柑橘系をたっぷり使ったポン酢のさっぱりした味わいであるとのこと。

 ハンバーグは170gで、自分にとって肉はこのぐらいが十分で、不足感はありません。子供たちが大好きなことからもわかるように、ハンバーグというものは日本人にとってごはんにベストマッチするおかずのようで、ごはんをおいしくたっぷりと食べられることこの上なし。したがって、大盛りごはんもこのぐらいがちょうどいい。これ以上食べると胃がもたれるだろうけれど。(笑)

 味噌汁は、岩海苔、麩に極小のなめこが3~4個だけれどもとてもいい味わい。漬物はややショボでした。
 でもまあ、全体としては低価格で納得の昼食となりました。

azumaya yachi 202110

 天気もいいし、日中の用件もないので、ドライブがてら西村山方面へと向かい、河北町名物の冷やし肉そばを食べることにしました。河北町の肉そばの店はあらかた訪問していますが、知り得る限りでは2、3店が未訪になっています。なので、今回はそのうちのひとつ、谷地の町内にある蕎麦処「吾妻屋」を初訪問してみました。

 住家の2階の田形の和室4間が会食処になっていて、昼前の入店だったためか広々とした場所を終始一人で使わせてもらいました。1階で調理したものをその都度階段を使って運んでくる女将さんらしき人は毎日大変なのではないだろうか。

 肉そばの大盛り、700+150円。
 黒々とした細打ちの蕎麦は製麺所でつくられたものと思いますが、茹でた乾麺風で、見た目も食感も珍しいというか、ユニーク。麺も、トッピングの親鶏肉も、河北の人気店の「一寸亭」や「いろは」のものとは一線を画していて、実際に店に入って食べてみないとやはりわからないものです。
 スープは、鶏脂が少なめで比較的すっきりとした味わい。甘さもわりと抑えられていて、付随のおいしいおみ漬のほうがずっと甘く感じたところ。

 よし、また1店、初入店をゲット。でも、まだあるんだよね、未訪の河北町内の肉そば店が。

kugetsu 202110

 8月に初訪問したばかりの「ごはん処紅月(くげつ)」を再訪して、各種定食(ごはん大盛り無料)の中からから揚げ定食(ねぎソース)850円をチョイス。
 おいしいおかずでごはんをしっかり食べることができるというこの店のコンセプトがとてもいいと思う。

 唐揚げについては、大きな皿に中サイズが6個、白髪ネギが添えられて。唐揚げは近時どの店もグレードの高いものを出すようになり、ここでも不満なくおいしく食べられます。バカみたいに多い量でもなく、このぐらいでちょうどいい感じです。
 レモン、プチトマト、パセリの黄・赤・緑の彩りもよく、味噌汁の強めのカツオ出汁風味がすばらしい。フルーツのはずの小皿がちびっこゼリーになっていたのが少々残念なところでした。

takasagoya 202110

 蔵王半郷の「満腹そば屋高砂や」を1年2か月ぶりに訪問しました。
 ここならもり天そばが一番なのですが、未食になっていた中華そばを食べてみようと思って。これで5回目になるのかな。

 中華そばの大盛り、600+150円。
 大盛りにすると麺量はしっかり。「てぼ」に入れたまま手をかけずに茹でたと思われ、やや団子状態になっているのはいただけませんが、比較的細打ちの中華麺はもっちり感があっておいしい。
 しっかりしたかえしの風味に豚の出汁と脂が相俟ったスープは、色は濃いけれども塩辛さは見た目ほどではなく、ブラックペッパーがよく合い啜り甲斐のある逸品でした。豚々としたチャーシューもうまい。
 ここでは注文品に漬物、小鉢、デザートのゼリーが付くのがお約束で、さらにコーヒーはご自由にとお得感が満載。この日はそれらに加えて、途中であけびの味噌和えが供されました。
 店名のとおり満腹になって退店。価格も安いし、いい店で、好きです。

hitorijime 202110

 青田にあった「独選炭火焼肉ひとりじめ」が、今年7月から、南栄町の旧「韓国焼肉処かん乃」の建物に移転して営業を始めています。(青田店舗では「極選ラーメン・定食 ひとりじ麺」として引き続き営業中)
 南栄町の店舗には、「かん乃」から「ひとりじめ」に変わってから初めての訪問となります。
 火曜日が定休で、日曜日を除く毎日ランチタイムを実施中。

 ランチタイムの牛すじカレーライス、690円。
 サラダ、キムチが付き、日替りスープはおかわり自由、県産「雪若丸」のごはんは大盛り無料ときていて、もう至れり尽くせりなのに、この価格。

 白眉は保温器から自分で注いでくるシステムの日替りスープで、この日はなんとテール・スープ! テールが少し入っているなどというまやかしではなく、底のほうに骨付きテールがごろごろザクザク。これがおかわり自由で本当にいいの?
 店の人が自信作だというだけあって、すごくうまい。当然、おかわり。尻尾を10cmぐらいは食べたのではないか。いつもこうではないのです、次はいつになるかわかりません、今日のお客さんはラッキーです――とのこと。

 カレーは、甘めの味付けのルーが、大盛りのごはんに負けない程度に盛り付けられています。キムチは多めだし、サラダもおいしい。
 カレー皿一つをお冷やで食べ進むことを想定し、足りない場合はどうしようかと考えていたので、この充実度にはただただ驚いてしまいました。たっぷり食べることができ、テール・スープでいい汗をかき、納得のサムズアップでした。

drip 202110

 東根市一本木にある「コーヒーハウス・ドリップ」を初訪問。旧街道沿いにある1984年創業の食事のできる喫茶店で、訪問時は60代と思しきロマンスグレーのダンディが一人で切り盛り中でした。

 ナポリタン、550円。今どき安くないですか。
 “ひと味ちがうトマトソース”とのキャッチが付いています。実際食べてみると、想像していたトマトケチャップとともに炒めたものではなく、トマトソースのみを使ってパスタを軽く和えたようなつくり。自家製風のパルメザンチーズをたっぷりかけて食べれば実に美味。
 この価格なのに、きちんとサラダが付いているところがすごい。付随のマヨネーズもおいしく、これも自家製だったのかもしれません。

 ああおいしかった。
 でも、まだ腹7分目ほど。せっかく東根まで来たのだから、もう1軒行っちゃおうか。

shimputei 202110

 というわけで、「コーヒーハウス・ドリップ」のあとに、東根市温泉町の「中華料理心風亭」を6年7か月ぶりに再訪しました。激安メニューが並ぶ良心的な中華料理店です。

 すでに腹7分目なので(笑)、「量少なめでお手頃価格」だというチキンカツ定食430円を注文。
 安いでしょう。「茂利多屋」(天童市)の同定食とでコスパの双璧をなしています。
 確かにごはんが少なめだけれども(わが家の1膳分よりは多い)、以前の職場の社員食堂程度の質感は十分に保たれていると思う。

 むね肉を使っているので鶏もも肉のジューシーさはありませんが、極めて「揚げ」がよく、サクサクとした口当たりが愉しめておいしい。
 卵スープも、溶き卵がたっぷりの具だくさんです。

 これ1食だけだと腹6分目ぐらいだろうと思うけれども、先に食べたナポリタンと合わせると腹13分目(!)となり、明らかに食べ過ぎです。でも、おいしいと、カンタンに腹に入ってしまうんだよねぇ。

touryuka 202110

 中華料理が食べたくなって、2年1か月ぶりに五十鈴の「中華料理東龍花」を再訪しました。
 ランチタイムの欲張り4点セット980円。
 麺類・ごはんもの・サラダ・点心・デザート全14種から好きなものを組み合わせて楽しめるというもの。一人メシの中華料理で4品も食べられるところはそう多くないと思う。

 今回のセレクトは、麻婆丼、担々麺、五目かた焼そば、バンバンジーサラダ。どれをとっても料理の特徴をきちんと捉えていて、おいしい。とりわけ麻婆豆腐は本格的で、4品中最大のクオリティとボリュームでした。
 麻婆丼、担々麺は前回に続いて2回目。前回はごはんもの2、麺類2をセレクトしてやや多いと思ったので、今回は1品をサラダにしたところ、わが身にジャストフィットでした。

hiroyoshi 202110

 なんと10年ぶりに、東青田の「ひろよし」を再訪しました。
 手もみラーメンの大盛り、700+100円。

 中華そばのことをそう呼んでいて、やや細打ちの手もみ縮れ麺が特徴。脂の浮きがなく澄んだスープは、鶏がらメインでほのかな生姜香。たくさん啜っても罪悪感がないおいしいもの。
 全体として変哲といったものは感じませんが、こういう古典の範疇に入る中華そばに関しては変哲などむしろ邪魔で、安心して懐かしく食べられればそれでもう何もいらないのではないか。ただ少しだけ価格が高いと思うが。
 大盛りにしたのは正解で、麺をたっぷり食べられたのがよかったです。

 10年ぶりに会ったギョロメの大将は、きちんと10年分だけ齢をとった様子。今後この味を継ぐ者はいるのだろうかと少し心配になりました。

ginjiro 202110

 4か月ぶりに花楯の「居酒屋銀次郎」を訪問して、4回目となるわがままランチ800円を食べてきました。
 平日ランチタイムはわがままランチ一本で勝負しているので、席に着くだけで自動的にそれが配膳される仕組みです。

 この日のメニューは、串揚げ2種、鮭としめじのホイル蒸し焼きがツートップで、ほかに大ぶりの貝を用いた大和煮、浅茹でのグリーンアスパラ、漬物。
 おかず類も立派だけれども、それに輪をかけて白眉なのはココのごはんと味噌汁。いずれもお代わり自由で、ごはんは炊き立てのつや姫、味噌汁のお代わりは豆腐、ワカメ、ネギを好きなだけ入れていいというスバラシイシステムをとっています。

 1日30食限定。800円でこれほど充実したランチを食べられるところはそう多くないと思う。大きな声では言いたくないけれども、個人的には、今や市内ナンバーワンの定食処になっています。

torikou 202110

 ランチタイムに肉そばを提供している居酒屋、花楯ときめき通りの「やきとり酒場とり幸」を初訪問しました。
 化学調味料不使用で、おいしい蕎麦に仕上がっているという、肉そば(冷)の大盛り、770円。

 親鶏肉がきれいに並び、刻みネギがふんだんに載ったゴージャスなルックス。どんぶりの脇には、天かす、追加用の鶏脂、多めの漬物の小皿の3点セットが侍していて、なかなか壮観です。
 ほどほどでいい塩梅に甘じょっぱい仕上がりのつゆ。鶏脂はある程度入っていますが、途中でさらにそれを増量することができるのがいい。天かすも途中から。
 蕎麦は、黒くて太くて硬めのもので、食べ甲斐がありおいしい。これはアレだな、「一休庵」の蕎麦とよく似ているよナ。「大」の麺量も多めで、たっぷり食べた気になれました。

 おいしかった。すごくいいんじゃないか、ここの肉そば。味、価格、量のいずれをとっても優れているので、機会があれば、肉そば専門店を押しのけてこっちのほうに行っちゃうかもしれません。

aisai 202110

 いい定食屋だと思っている浜崎の「ごはん家愛菜」を、5か月ぶりに訪問。
 今日の焼魚定食880円は、特大塩サバ。「特大」というところにくらくらとなりながらそれに決定。(笑)

 おおっ、確かに塩サバがデカい。このぐらいの大きさなら、魚をたっぷり食べたという気になれそう。背骨の部分から箸を入れると、ふっくらとした肉付きで、鯖特有の脂がしっかり乗っていて、おろし大根とともに口に含めばもう、うまいのなんの。そんなサバの身がたっぷりあるわけなので、ご飯の進み方も半端ではありません。
 前がけのドレッシングが野暮なほどたっぷりとかけられているところも、自分の場合、好きだ。葉物の量も多いんじゃないか? 小鉢は、モヤシとほうれん草のナムル風、そして漬物2種。
 味噌汁の具は、サイコロキャラメル(例えが古いか?!)ぐらいの大きさがある厚揚げ2つに、ソフトタイプの油揚げがたっぷりで、秀逸。真っ白で熱々のごはんもおいしい。

 Ummm……、つくづくいい定食屋だ。あ、コーヒーもサービスだったんだよナ。

gusto akoya 202110

 一人の朝となったので、どこかに朝食を食べに行こうと思い立ち、「ガスト山形あこや町店」を4年10か月ぶりに再訪しました。
 よりどりバランス朝定食、769円。大盛り無料なので、そのように。

 ご飯・味噌汁・小鉢・漬物・ドリンクバー付きということですが、小鉢のはずの野菜の煮物はメインディッシュに一緒に盛り付けられています。ほかには、ソーセージ、ベーコン、目玉焼き、塩サバ、生野菜と、汎用素材のめぼしいところをまとめて盛りつけてみましたというつくり。
 大皿の盛り付けが平板で立体的でなく、メニューの写真とちょっと違うかなーという感じ。塩サバについては前日食べたものとは大違いだったけれども、でもまあ朝ごはんであればこの程度で十分だと思う。
 ファミレスのごはんとしては予想以上にたっぷり。味噌汁の具はワカメ少々としょぼめ。でも、ドリンクバーが付くので、ジュース、スープ、コーヒーなども飲めて、納得でした。

sushiro north1 202110

 ある日の早めの夕食は、嶋北の「スシロー山形北店」にて。こちらの店は3年9か月ぶりです。
 本鮪三貫盛り、軍艦甘えび、おろし焼とろサーモン、軍艦まぐろ山かけ。やっぱまぐろってうまいよな。甘エビもプリッとしていておいしかった。

sushiro north2 202110

 締めに、期間限定のスシローの甘辛カレーうどんというものを食べてみました。
 その名のとおりで味がよく、税込み308円ならまあ、納得。けれども、カレー類は寿司とともに食べるものではないかもしれないと思ったところです。(苦笑)

 合計968円。寿司はいいねぇ。

terasoba 202110

 寒河江市の慈恩寺にこの5月にできた「慈恩寺」の総合案内施設「慈恩寺テラス」を見に行き、テラス内の「寺そば」を初訪問しました。

 ネギそば(冷)の大盛り800円。
 ネギが盛大にトッピングされていて、ネギ好きにとっては垂涎の逸品になっています。
 蕎麦どころの西村山地区らしく、黒くて固茹での蕎麦が極めておいしい。地元の製麺所でつくったものなのだろうな。で、ネギも当然、地物なのだろうな。
 そして、大盛りの量がかなり多いのも西村山らしいところ。このぐらい食べればたいていの成人男性もある程度満足できるのではないでしょうか。
 そばつゆは、やや甘めで冷やし肉そば風ですが、ネギそばに関しては油の浮きはなく、すっきりさわやかに食べられるものになっていました。

satou kmnym 202110

 4年半ぶりに、上山市金瓶の「拉麺食堂さとう」を再訪しました。
 限定メニューだという黒ごま味噌ラーメンにおにぎりを添えて、600+50円。

 スープの色がくすんでいて、ルックスは芋兄ちゃんといったところだけれども、黒胡麻の風味がよく、付き合えばきっといいヤツ的な第一印象。スープを啜れば胡麻味が一気に口の中に広がり、コレハいい、人物は確かだ。(笑)
 太麺の範疇に入るストレート麺はもっちりとした多加水系で、これもいい。シャキッとした野菜がトッピング。これにチャーシューとメンマがあれば申し分のないところですが、この格安価格ではやむを得ないか。

 おにぎりは、まだ温くて、中には大きな梅干しが入って、漬物付き。コンビニあたりのものよりもグレードは数段上なのに、たったの50円。

 限定メニューは種類が多いし、レギュラーメニューにある黒味噌(イカ墨)550円というのも気になるので、近いうちにまた行こうっと。

tsurutsurukameya 202110

 米沢ラーメンが食べられる成沢西の「つるつるかめや」を、9年3か月ぶりに再訪しました。
 中華そばの大盛り850円。

 極細縮れの米沢ラーメンを、ガソリン代をかけてわざわざ米沢まで行かなくても食べられるのが、山形市民にとってはうれしい。けれども麺は、形状こそ同じだけれども、味は違います。米沢の矢来製麺所あたりの麺が持つ、あの独特の風味とまではいきません。
 米沢ラーメンであれば、おいしい麺をたっぷり食べるのが自分流。大盛りは麺量がしっかりあるのがウレシイ。
 薄切りのチャーシューが4枚、噛めば特有の繊維質がしっかりと感じられるメンマが数本、そして刻んだ白ネギが多めにと、トッピングは極めてシンプルです。

 白眉なのは、やさしい味のスープ。角のないダシと濃過ぎない返しの組み合わせがよく、奥のほうにかすかに甘みが感じられる、懐の深いものになっています。したがって、ほぼ完飲。
 9年前の自筆インプレには「脂の浮きがほとんどないスープは、他店比でダントツの極あっさりの部類に位置づけられる。見た目がシンプルすぎてインパクトが薄い。スープの量が十分なことは、愛好者を唸らせるに足る」と記していました。このうち「インパクトが薄い」の部分はお詫びして撤回イタシマス。

sushikan ymgtmnm 202110

 ちょっといいことがあったので、ある日の昼は2か月ぶりに若宮の「うまい鮨勘山形南支店」にて、寿司ランチ。
 店舗限定の「暁」というランチセット1,210円があったので、皿物よりも写真映えがするのでまずはそれから。
 それなりのネタのもの11貫が一列に並んで、なかなか立派。この店のグレードを考えれば、けっこうお得なセットになっていると思う。いろいろなネタが1貫ずつ食べられるところもいい。ただ、シャリが少なめになっていて、鮨勘よオマエもかといった思いも。

 少々足りないので、ほかに特選ねぎとろ軍艦、白身3種盛り、真あじをつまんで出来上がり。二人で食べて、4,774円也でした。

  翻译: