コロンビア26日目 メルガルの町〜ボゴタから南西に約160km ナタガイマの町
山岳地帯の場合、どれほど大変かを豪語したくてつい現在標高を何度も書きまくってしまうのであり、別にそんな情報誰も望んでいないのは分かるけれども、忘備録的にも書かずにはいられない。
しかし今日から暫くはコロンビア平坦区域の走行なのであり、標高差ほぼ0である。標高なんて知りたくもねーよという方にも優しい低地での走行は、しかしひたすらに暑さとの戦いだとも言える。
キッチン使わせてもらえたので、すごく久しぶりに朝からコーヒー淹れて楽しむワケだが1杯飲んだだけで既にTシャツ汗まみれ。これはこの後の展開に不吉な予感を感じさせる。
ボゴタから南西方面に向かって走ってきたのだが、ここで南へと進路を変える。当初は西へと向かって再び峠越えするつもりだったのだが、ちょっと南下して砂漠でも見に行こうと心変わりしたもので。
左右を山脈に囲まれているからか、道路がひたすら直線的に延びている。こういう果てしないまっすぐ系の道って地平線まで見渡せるとテンション上がるんだけど、中途半端に植林されてたりで障害物があるとツマラナイ道の筆頭になりやすい。というかツマラナイ。
でもまぁそれは悪いことばかりではなくて、木々が植えられていることで厳しい太陽の日差しを遮ってくれるという大きな利点があることも然り。文句ばかり言ってちゃダメだよね、それによって得られることをキチンと感謝しなくては。
地図アプリには道1本しか描かれてなかったナタガイマの町へ向かう。そろそろコロンビアでの滞在も1月近くになってきたのであり、何というか地図的な情報からでも「こんな町だけど実は大きい!」的な謎の感覚がある。
実際ナタガイマはホテルも5〜6件あるし中央広場でFreeWi-Fiが飛んでいるような割としっかりした町だった。適当な勘ではなく、その国の(主に田舎を)渡り歩いた経験から来る予感を私は割と信頼している。そんでときどき酷い目にあう。
明日は予定変更した要因となる砂漠へ。自転車で走ってればそれで楽しい私であるが、思ってたよりコロンビアでは観光することが多くて自分でもびっくりしている。
2017年7月22日(土) 走行距離106km 累計64776km