自転車ときどき世界1周

2019年06月

 ドイツ10日目 森林〜ベルリンから北西に129km地点 サッカー場脇

 とにかくドイツは野宿がやりやすい。というのも町を抜けてちょっと走ると森林と畑が交互に出現する地形ばかりで身を隠すに適した場所がいくらでもある。しかも道路脇にガードレールやフェンスが張られてる場所はほとんどないため、いとも容易く森林の中へ入っていける。

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 大変よろしい

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 道路もこんな道だし

 昨日に続いて素晴らしい晴天の下、ほぼストレスのない快適な道を走る私。すげーなドイツ、南米からイギリスにフライトした時もその走りやすさに驚いたけれど、そのイギリスと比較しても明らかにドイツは走りやすいぞ。

 その要因の1つにもなっているのが適度な気温と湿度の低さだと思う。何だかんだ北緯50度を超える土地において、まさに夏の最盛期を迎えるこのタイミングは自転車旅行に限らずアウトドアレジャーのベストシーズンなのだと思う。

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 夏のヨーロッパ素晴らしい

 都市間を結ぶ主要道路は自転車進入禁止の看板無かったけれど、交通量多い上に側道がないっぽかったので危険と判断。細い下道を使って進むことにする。

 先進国なので細い道でも無数にルートは存在するというか、むしろ分かれ道が多過ぎて逐一地図を確認しないとならないのが煩わしい。向かう先の町名表示されてるのは良いけどさ、ドイツ片田舎の町名知らないし、そもそも上手く読めないレベル。

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 町外れには次の町までの距離が表示されてる

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 電話ボックスも再利用すれば図書館に

 どうやらドイツも日曜は完全営業停止となる国のようで、チェーン店のスーパーだろうが個人商店や屋台だとか関係なく清々しいほど完全休業である。

 ちょっと大きめの町に突入しても時おり車が通過するくらいで静まり返った町中は、日曜になると人口が1/10に減少する呪いでも掛かっているのかと思ってしまう。

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 みんな何処に消えたんだ?

 唯一日曜日でも完璧に営業してるガソスタでお買い物。ついでに水とガソリンも補給して準備ができたら郊外の森を目指す。今回は使われなくなって久しいサッカーグランドがあったので、そこの奥にある森林にチェックインして終了。

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 ちゃんとビールも買っとります

 人工物すぐ側の割に夜中になるとどうやら鹿が徘徊してる模様。いやまぁ鹿なら構わないけど、やっぱりこの先はこんな感じで熊がウロつくようになるのかと思うと気が気でない。

 アラスカやカナダ北部では毎晩熊に気を使って寝ていたものだと思ったり。また食事場所とテント張る場所、ゴミの場所とを離す熊対策した方がいいのかしら?

 2019年6月23日(日) 走行距離115km 累計93628km
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 ドイツ9日目 バス車内〜ベルリンから北西に42km地点 森林

 朝7時にはドイツの首都ことベルリンの町に到着した。ヨーロッパ本土の実質的な走行スタート地点はここベルリンからとなり、とりあえずは夏の時期でないと走るの難しい北欧を目指そうかと思う。

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 私の他にも自転車乗せてる人が

 なおベルリンはドイツの北東部に位置しており、北を目指すのであればもっとアクセスの良い町からスタートすることも出来たのだが。それでもベルリンにこだわったのは単に私がこの町を観光してみたかったから。

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 ということで行きましょか

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 土曜日の朝早い時間帯で人少なくて快適

 もちろん目指す目標物はベルリンの壁。一時帰国のタイミングでホロコースト物映画2本ほど観たこともあって、事前準備はバッチリだ。問題なのはホロコースト関連なら行くべきはアウシュビッツだという点か。

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 そっちはポーランド行けたら考える

 そんな感じで写真撮りつつ走っていた私だがモノの見事に道に迷って右往左往。ようやくベルリンの壁へとたどり着いた時には10時を過ぎており、誰もいないハズだった壁の前は観光客でごった返してた。

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 壁がそのままギャラリーになってる

 ちなみに私はかなりの年齢までベルリンの壁という存在を、ドイツ中央部をぶった切り東西を分断する壁だとばかり思っていた。言ってしまえばドイツの1都市であるベルリンの、しかも西側のみを囲う壁であると知ったのはいつだったか。

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 ちなみに壁が2重だったのは今日知った

 今もギャラリーとして残されてる壁の長さは1.6kmとのこと。とりあえず1番北側から自転車押してゆっくり眺めていくことにする。

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 有名なヤツ

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 日本同盟国だったもんね

 風刺画あり、全然関係なさそうな絵もありで見てて飽きない。ただとにかく人が多くて疲れるのだけが難点だが。一通り見終えるまでに日本人旅行者含めて7〜8回は声かけられたぞい。

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 満足

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 合わせて虐殺されたユダヤ人の記念碑エリアも見学

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 石の高さは全て微妙に違うらしい

 それでは改めて走行再開とする。無茶苦茶自転車が走りやすく設計されてるとはいえ、1国の首都であるベルリンから脱出するまでは気も抜けないし。

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 ロンドンと比べても相当走りやすいけど

 あとドイツはとにかく起伏がない。今までの移動はバス内だったので自信がなかったが、今日の走行でハッキリと自覚した。とにかくフラットな道が続く上に交通量も少ないので一度郊外に出てしまえば走行ペースは格段に上がる。オマケに夜9時とかまで暗くならない。

 昼休みのタイミングで30kmそこそこしか走ってなかったのだが、午後の走行で一気に距離稼ぎ100km弱でフィニッシュ。久しぶりにリハビリ的走行にドイツは向いてる国だと思う。

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 今日からまた自炊の日々だ

 でも流石に疲れたようで日記を書く余裕もなく食事終えたら寝落ちしてた。よく考えてみれば昨夜はバス内で熟睡できたとは言い難い環境だったのであり、走行初日から何やってんだ私は。

 2019年6月22日(土) 走行距離96km 累計93513km
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 ドイツ8日目 ミュンヘンの町〜バス車内

 家主のいない家で好き勝手3泊もしてしまった私だが、そろそろ出発するのであり結局対面することができなかった。せめて使わせてもらった部屋を掃除し綺麗にしてから出ようかと思う。

 というかそもそもバスの出発時刻は23時半とかなので、実質まだ丸1日時間があるようなものだけどさ。掃除して荷物を取りまとめとかしてたらそれなりの時間となってしまったし、無理して外へ出ることはしない。

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 とりあえず準備だけ済ませておく

 1度食材買い出しには出かけたけれど夕食材料以外は購入していない。下手に荷物重くしすぎるとバスとはいえ制限重量オーバーで色々揉めるかもしれないからで、とにかく乗り物乗るってのは多方面に気を使うので疲れるな。

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 出発した時には真っ暗

 約10kmの距離だが、余裕を持ってバス出発の2時間前には出発する。夏とはいえこの時間帯だと夜風が涼しく汗ばむことは全くない。これから北に向かうことを鑑みると、もっと暖かいくらいの方が都合良いと思うのだけど。

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 どうなっかな

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 楽しそうな施設あるやんけ

 途中でブレーキシューがすり減ってパッド位置調節し直すとかあったものの、後半には雨も降り止み予定通りバス出発時刻の30分前にはターミナル到着する。

 前回フランス→ドイツの便で追加料金取られたことを反省し、この待ち時間を使って荷物をまとめてパッキングしてしまいたかったのだ。今回はフロントサイドバッグを大型のタイプに切り替えたので積載量に余裕ができたし。

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 かなりコンパクトにできた

 この作戦が功を奏したのか、何も言われることなくバス乗車することに成功。動き出したバスに揺られて私はあっという間に船を漕ぎ始めるのであり、明日の朝にはベルリンだ。

 2019年6月21日(金) 走行距離12km 累計93417km
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 ドイツ7日目 ミュンヘンの町

 昨日までの改正が嘘のような雨模様の空。とりあえず昨日買ってきたタイヤと新しいリムを組み合わせ、自転車Newホイールに履き替えさせようかと作業を始める。

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 今までありがとうアメリカで組んだリム 

 しかしここで誤算が。リムの穴がフレンチバルブ式で私が使ってる米式バルブが通らないというね。お話会やら何やらで購入した時ショップに確認するのを忘れてた私の馬鹿馬鹿、馬鹿野郎。

 簡単に説明すると自転車のチューブには「仏式」「米式」「英式」という3種類のバルブが存在し、仏式バルブだけちょっと径が小さくなっている。一般的に仏式はロード等のスポーツサイクル、英式はママチャリみたいな一般車、米式はマウンテンバイクとかで採用されてる規格で自動車と同じバルブ。

 これまでの経験で後進国を走る場合、ロードのパーツは販売されてないがMTBパーツは取り扱ってるというパターンが多く、またアダプターを利用することで米式リムで仏式バルブのチューブを扱うことができるため「とりあえずリムは米式」という意識だった私。

 今後のことを考えてもリムの径が広い米式の方が何かと都合がいい。ということでヤスリを使って穴を広げる事にした。

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 鉄棒にヤスリ巻きつけてゴリゴリ削ってく

 やってることは単純だが手間と時間を要する作業で、2つのリム穴拡張させるのに3時間くらいかかってもうた。午前中に作業終えて、午後はミュンヘン観光して回ろうとか甘い考えだったわ。

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 左が拡張工事後 

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 その後もスプロケット移したりとか色々忙しい

 タイヤ回りの作業がひと段落したところで今度は使い古しのオルトリーブバッグのネジを取り外して使える部品を移植させる。使える部品はなるたけ再利用させると共に、バッグ自体の強度も上がるだろうという目算である。

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 移植手術後

 まさか準備に2日を要するとは思わなかったが、これで準備も完了である。とりあえずドイツビール飲んで気持ちを高めつつ、久しぶりの自転車走行を前にしてワクワクと少しの緊張が混ざり合うこの気持ち。私は自転車旅行の世界に帰ってきた。

 2019年6月20日(木) 走行距離0km 累計93405km
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 ドイツ6日目 ミュンヘンの町


 寝落ちしてほとんど作業できなかった昨日だが、流石に眠気もなくなり万全の状態に。まぁ「万全」というというのが完全という意味ならば、一時帰国で6kg以上太った私の身体は全く万全ではないけど。


 昨日途中で中断していた小物を自転車に取り付けたりゴミの整理をしたり。この何日かしつこく使用道具を更新してきた私だが、アレはあくまでも「新しいアイテム」に限ってのレポートなのであり、以前から使い続けて古くなった道具を新しく買い換えた物は歌っていない。つまり結構な大荷物なのである。


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 フライパンとか


 しかし全ての道具を日本で新調しているワケではない。というのもここドイツに来たら新しくしようと考えてたタイヤとサイドバッグの存在がある。


 これは私が使用しているタイヤとバッグがドイツのメーカーであり、本国の方が品数豊富でお安く買えるだろうと目論んでいたため。一時帰国する前に幾つかのお店を回って値段の把握は済ませており、一応日本で改めて料金確認した結果ミュンヘンで購入した方がお得だという結論が出ていた。


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 ということで買い出しに


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 しかしドイツは町中でも走りやすい


 街の中心部から数km程度に位置するショップだが、ここに到着するまでほとんどストレス感じることなく辿り着けるというのがさ。ドイツでも有数の大都市なのにこれだけ自転車が走りやすい環境を整えているあたり、自転車に対する扱いが違う。


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 そんな感じでお店に


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 タイヤ2本とバックローラークラシックを購入


 そのまま友人宅に戻り新しいホイールに交換しようとしたのだが、ロックリングという部品を買い忘れていた。間の悪いことに明日は祝日でお店は閉まってることが予想できるため、面倒だがもう1度買い物に向かう。ただしすぐ近くのショップな。


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 なんじゃこりゃ!?


 困惑するほど巨大な自転車ショップにドギマギしてしまう。ここまでの売り場面積を誇るお店は見たこと無いのであり、流石にドイツでも1・2を争う規模のお店だと思われる。いくら自転車人気高いとはいえこれが普通で無いのは私だって分かる。


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 マラソンシリーズのラインナップ豊富さよ


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 店内に試乗コーナーとかあるし


 2度の買い物を終えて友人宅戻り、再スタート地点までのバスを予約したり。ミュンヘンから自走しないのはシェンゲン協定というヨーロッパ滞在可能日数の関係があるためで、そもそもフランスinした時点でバス乗り継いでミュンヘンまで来てるのであり、ヨーロッパ大陸スタート地点まで移動するって感じか。


 ちゃんとフルパッキンで走り出すのはもうちょっと先である。


 2019年6月19日(水) 走行距離15km 累計93405km

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 ドイツ5日目 日本〜再びミュンヘンの町

 そんな感じで戻ってきましたミュンヘン空港。日本からのフライトで航空会社間違えそうになり、受託荷物の個数を間違えて手続きやり直し、オマケにのんびりし過ぎてチェックイン時間遅れて放送で呼び出し受けるという。

 およそ海外旅行の初心者がやりそうな失敗を全て体験してようやく機内に乗り込むと、今度はそのまま離陸まで1時間遅延発生するとかさ。今回も一筋縄ではいかない旅行となりそうである。

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 朝6時には明るい

 雑に扱われたのか一部破損しているダンボールだが「中身盗まれなかっただけマシ」とかポジティブに考えたいところ。それはポジティブなのか?

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 友人の家まで移動せにゃあ

 しかし自転車諸々預かってくれてる友人は出張で家にいないという事実。一緒にビアガーデン行こうとか話してたのだが、事はそんなに上手いこと進まないようでして。というかそれでも友人宅に行く私は図々しいな。

 やたら重かったホイール他荷物一式が入ったダンボール抱えて無事到着。予め取り決めしといた場所の鍵を借りてお邪魔します。約3週間ぶりにロシナンテ号とも再会できた。

 そのまま日本で購入した各種パーツの交換作業に入ろうとしたのだが、途中で猛烈な眠気に襲われてしまい作業は遅々として進まず。これか、コレが噂に聞いてた「時差ボケ」ってヤツか・・・とか思ってテンション上がるのだが、気持ちは盛り上がっても眠気にゃ勝てず。

 そもそも飛行機内ではロクに眠れないというか、映画見放題なのが悪いというか。日本戻ってる間、散々映画観まくったクセにどうして無理して映画観てしまうかね茶壺さん。旅行してた最中に知らない映画公開され過ぎなのが悪い。

 そんなワケで何時の間にやら寝落ちして、気づいた時には0時過ぎ。下手に昼寝してしまうとなかなか時差ボケ解消できないと聞くから無理して起きてたというのに。世の中は理不尽なことだらけである。

 2019年6月18日(火) 走行距離0km 累計93390km
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 一時帰国したことで色々とアイテムを新調やれ更新したので。たまに日本行くとこうした買い物ができるのが本当嬉しいことだと思うのです。なお明日から日記再開。

使用道具一覧(現在)を更新
使用道具一覧(全体)を更新
・最近のあらすじを更新
リンク集をちょっとだけ更新
・パラグアイ以降、改行が広がる謎現象が発生していたのを対処


 ブログこぼれ話その9。

 メインタイトルの「世界1周」という部分の表記を漢数字ではなくアラビア数字(算数字)にしたのはちょっとした理由がある。何かで読んだのだが「一般的に数が固定されている成句には漢数字を使う」というのが新聞社の表記基準なのだそう。

 その例で行くと「世界1周」という単語で区別すれば文体として正しいのは「世界一周」となるのだが、私はそもそも世界を1周できるかなんて知らん!知らない土地を走って結果的に「世界1周」となれば良い。

 ・・・という考えであったため、固定されてない数字という意味を含めてアラビア数字の世界1周という表記にしている。つまるところ旅行が中途半端に終わっても「そうなる可能性を考えてたんだ!」という言い訳を先に仕込んでおいた・・・ということでもある。
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 場所:アルゼンチン・ブラジル・パラグアイの3国が隣接する国境から南東に10kmほど移動した場所。町でいうとブラジル側最寄りの町がフォズ ド イグアスでアルゼンチン最寄りがプエルト イグアスとなる。どちらも町から国立公園入口まで直行バスが出ておりアクセスは容易。なおパラグアイ側から突入する場合はルートの関係上ブラジル領に1度入国しなければならず、この区間はノービザで通過するだけなら問題ないとか町中で1日以内の滞在ならOKとか色々面倒なルールがあったのだが、もうすぐブラジルのビザ免除になるのでここら辺を気にしなくて良いのは素直に羨ましい。
入場料:アルゼンチン側・ブラジル側共に日本円で2000円強。特にアルゼンチン側はインフレが激しくしょっちゅう値段が改定されるため、アルゼンチンペソで○○ペソといった覚え方をしてると痛い目を見る可能性あり。なお最近は事前にネットでの購入や現地でクレジットカードでの購入ができるようになったため、余計なキャッシングや両替えをしなくても良くなった。国境付近の町ならバス等でも3カ国どの通貨でも利用できる。

 世界三大瀑布の1つとしても有名なイグアスの滝。アルゼンチン側とブラジル側との双方向から見学することが可能であり、つまり入場料も2倍となるがそれでも両方に行く価値ある。
  アルゼンチン側は滝のすぐ側まで桟橋を伝って移動でき、上方から滝を眺めることが可能であり更に途中のコースで大小様々な滝を見て回れる。対してブラジル側は滝の正面から滝の全貌を見上げる形で眺めることができる。
 自然スケールが大きな南米全体でも常に1・2を争うほどの人気であるイグアスの滝。自転車旅行的には王道ルートから外れてややアクセス困難な場所に位置しているものの、悪いことは言わないから無理してでも行っとけと諭したくなるほど広大なスケールと迫力のある場所。私的有名観光地満足度でもウルルと並んでトップだといえる。

・アルゼンチン側
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 そろそろ自転車スタンドも全く別の物を試してみるのも良いかな・・・とか思うのだが、1度竹刀袋を購入したこともあり今更他のスタンドを使いたくはない。

 そもそも長物を使ってのスタンド方式に慣れてしまったこともあり、飛行機輪行等でダンボールに入らないという問題さえなければ長い棒タイプの方が犬に対する武器としても優秀で使い勝手が良いと思っている。

 とかこんな話を今になって引っ張り出すのも南米走行中に新しく購入したスタンドがあったから。いや、そのスタンドは1年近く前にパラグアイで購入したものなのだが、この装備品一式書き起こしているタイミングで一緒に入れちまえ!とかそういう腹づもり。

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 いわゆる歩行補助のステッキ

 先の長すぎて収納できない問題を解決する「ボタン押すことで収納できるタイプ」であり、そこら辺で拾った木の棒とは一線を画すこの便利さよ。僅かなお金を支払うことでこうも便利なものを変えるとは、世は正に資本主義社会である。

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 一時帰国で竹刀袋も新調した

 もっとも暫くヨーロッパが続くとあっては犬叩き棒としての出番は出てこなさそうではあるが、そもそも犬叩き棒が活躍しないほうが旅行において有難いことなのであり、優先順位は大切だと言うことで1つ。
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 消耗品はヨーロッパに渡る直前のブラジルで購入しようと決めていた。実際にヨーロッパ入って思ったのは、南米でもヨーロッパであっても値段変わらないものがある一方で、劇的に料金の違いを実感する商品もある。

 自転車用のグローブなんて今の時代に個人が製法してるとは思えないし、機械ラインに載せて作られてるなら何処の国で買おうと料金変わらないとか思うんだけどさ。現実は理屈じゃ通用しない。

 何故かブラジルとイギリスでは似たようなグローブで5倍とか料金に開きが出るのが常であり、こんなことならもっと大量に買い込んでおいても良かったか!?とすら思えるこの事実。

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 ただしすぐ製法解けて自分で縫い直したけど

 国によって物価が違うというのは、ある程度旅行してみて「それが人の手に掛かる割合の大きさ」要するに人件費的なポイントで変わってくるのだと理解してたけどさ。私の浅い理解では到底及びもつかない理屈で世の中は動いているようで、とにかくブラジルのグローブは安かった。

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 多分値引きしてくれたから

 しかし1つも商品のことについて語ってないな。消耗品で5枚も6枚も交換してると今更何か言えることなんて無いんだと思う。
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