コスタリカ2日目 ラ クルスの町〜サンホセから西北西に約170km リベリアの町
深夜になって体調不良で目をさます。実は昨日の朝食で卵かけ御飯を食べていた私。海外の生卵は衛生面が悪いから食べちゃダメだと聞いたことこともありそのまま食すことはしなかったのだが。
朝食で卵はフリーだとか言われてついうっかり食べてしまったら案の定、夜から猛烈な下痢と頭痛に襲われる始末。どこから切り取っても阿呆である。
だがまぁ体力だけは人並み以上にある私。ベッドで寝込むのは御免だと自転車乗って走り出すなんて、本当に自転車旅行が好きなんですね。
沖野君も心配してくれて本日は距離短縮しての走行を了承してくれた。当初の予定から大幅な変更は少なからずストレスの溜まることであることを思うと私としても申し訳ないのだが、影では「自業自得ですよ!はっはー」とか言ってるかと思われるのでそんなに気を使う必要ないか。
道路工事なんぞ珍しくも何ともないが、片側1車線が5km以上続くとなるとそれは滅多に見ない。ましてコスタリカ国道1号線で他にエスケープできるような道もない幹線道路。こんな道を日中1時間近くも待たされたりしてドライバーの皆様はさぞやご立腹ではなかろうか?
前半戦がアップダウンを繰り返す道だったのに対し、後半からは平原が広がる平坦基調の道。でも「どっちが大変か」と問われたら、甲乙つけがたいとも思う。
というのもアップダウンがあっても森林地帯の中を走れるならば、案外涼しいというか爽快さがあるのに対してド平原だと炎天下を景色も変わらないまま走り続けなくてはならないため。
自転車旅行してるとよく分かるのだが、単純な体力的にキツい道よりも楽でも変化が少なくて楽しくない道の方が疲れを覚えたりするものである。
リベリアの町に到着したと同時に天候急変、スコールとなる。大慌てでファストフード店に逃げ込んでやや遅めの昼食に。
ちょっと走ったらなんだか元気になったりとか、そんな都合の良いことは起こらないため朝に話していた通りにリベリアの町で走行終了とさせてもらう。どのみち外は大雨なのでこれ以上走るのは難しそうだし。
雨が降り止んだ間隙を縫ってホステルに投宿。とにかく体力回復しないことにはどうにもならないため、早々にベッドへと潜り込んで寝ればいいのにネットしてましたが。
それでも普段よりはかなり早めに就寝である。元気でなくちゃあ自転車旅行は楽しめません。
2017年5月30日(火) 走行距離77km 累計62089km