iCloudの使用をやめた方がいい理由
管理人はiCloudは使用していませんが、いろいろ問題があるようで・・・。
livedoorNEWS(ライフハッカー[日本版]):「iCloud」を使うのはやめた方がいいと思える理由
以下引用----------------------------------------------------------------------
Appleの『iCloud』は当初から問題だらけですが、AppleはOSをアップデートするたびに、iPhoneやMacのユーザーに
利用を勧めています。しかし、だまされてはいけません。iCloudは一貫性のない寄せ集めであり、
その価値を上回る問題を抱えています。
多くのAppleのサービスがCloudをバックボーンとしていますが、中には大きな問題を抱えたサービスもあります。
表面的に見れば、iCloudはiPhoneのあらゆるデータをバックアップし、アプリケーション間でファイルを
同期してくれるだけです。しかし、筆者は3つのサービスから大きな迷惑をこうむっています。
『iCloudフォトライブラリ』、『iCloud Drive』、『バックアップ』の3つです。
まず、iCloudフォトライブラリの問題点を挙げていきましょう。間違いなく、現存する写真バックアップサービスで
最悪の部類に入ります。
iCloudフォトライブラリは一貫性がなく、わかりにくい
iCloudフォトライブラリはスマートフォンで撮影したすべての写真をMacやiPadと自動的に同期するサービスです。
Macに保存した写真も、スマートフォンの写真アプリケーションと同期されます。このように、どこからでも
すべての写真にアクセスできます。ただし、どこからでもという言葉には、「Apple製品であれば」という条件が付きます。
iCloudフォトライブラリには撮影したままの解像度で写真が保存されますが、保存領域が小さい機器には
低解像度の写真が置かれます。なんと素晴らしいサービスでしょう! しかし、残念ながら、
なかなか謳い文句どおりには機能してくれません。
iCloudフォトライブラリの性質上、何もかもがユーザーの目には触れないところで行われ、素晴らしい機能は
どれもApple製品しか享受できません(iCloudにはウェブアプリとWindows版もあり、iPhoneを持っていれば
iCloudフォトライブラリを利用できます。ただし、どちらも満足いく出来栄えではありません)。
これだけでも利用を思いとどまるには十分なはずです。Appleがファイルシステムやアプリケーションに変更を
加える頻度を考えればなおさらでしょう。しかし、ここではまず、iCloudフォトライブラリのお粗末な機能について
少し話したいと思います。
iPhoneとMacでデータを同期する場合、iCloudフォトライブラリでは両者の『写真』アプリを使用します。
写真を整理するためのアプリケーションのほとんどは、容易にアクセスできるフォルダーに写真を保存してくれます。
しかし、Appleの写真アプリケーションは前身の『iPhoto』と同様、macOSの『Finder』から
直接アクセスできない場所にすべての写真を保存します。しかも、写真には意味のわからない名前が
付けられているため、たとえ写真が保存されたフォルダーにたどり着いたとしても、写真が整理されているとは
言い難い状況です。
そのため、写真を1枚取り出したいだけでも、写真アプリを使ってエクスポートする必要があります。
おかげで、Appleのエコシステムに閉じ込められ、抜け出すのが困難なのはもちろん、
ほかの写真編集アプリケーションや写真管理アプリケーションを試すことすらままなりません。
ウェブ版のiCloudでも写真のエクスポートは可能ですが、こちらも面倒な作業を伴います。
もともとApple製品しか使用していない人は、さらに大きな問題に直面しているはずです。
AppleはiPhotoの後継として写真アプリを導入しましたが、iPhotoの機能をすべて受け継いでいるわけではありません。
つまり、多くのユーザーがデータを失ったということです。アルバムを作ったり、タグを追加したり、
あるいは顔認識機能を使ったりするなど、細かい作業をしていた人ほど大きな被害を受けています。
本当はすべてインポートできるはずでしたが、iCloudが関わると、どうもうまくいかないようです。
「Macworld」に届いた質問を取り上げてみましょう。「MacのiCloudフォトライブラリを無効にした場合、
写真ファイルはハードディスクに残りますか?」という簡単に答えられるはずの質問です。その回答は、
写真は残るはずだが、決して最初に「ストレージを最適化する」オプションを使ってはならない、というものでした。
普通のユーザーがサービスの仕組みを理解できない。それが問題なのです。ユーザーが望んでいるのは、
ただ写真のバックアップを取ることだけです。
そして、写真を保存するためだけにiCloudを利用しているのであれば、料金設定が高過ぎます。
Amazon、Google、Flickrのサービスは追加料金を支払わなくても、無制限またはほぼ無制限に写真を保存できます。
写真を完璧に管理したい人にとっては、やはり「Dropbox」が最高のツールと言っていいでしょう。
しかも、これらのサービスはすべてクロスプラットフォームで、どこからでもアクセスできます。
ファイル名の付け方も普通なので、別のサービスに乗り換えたくなったら、簡単にデータを取り出せます。
『iCloud Drive』の「機能」は使いにくく、わかりにくい
iCloud Driveは、同期できるファイル保存システムに対するAppleらしいアプローチの仕方に見えますが、
iCloudフォトライブラリに比べれば少しはマシです。それでも、便利とは言い難い代物です。
iCloud Driveのフォルダーは一般的な構成で、FinderやiOSのアプリケーションから直接ファイルにアクセスできます。
ただし、予測不可能なルールが設定されており、存在を「隠し」、「ただ機能させたい」というAppleの思惑が
サービスを複雑化させているのです。
Macを使用している場合、iCloud Driveは『Preview』や『TextEdit』、『Pages』など、Appleのアプリケーションで
作成したファイルをほとんど何でも自動的に保存します。これらのファイルはユーザーが指示しなくても、
複数のMac間で自動的に同期され、iCloud Driveのアプリケーション別フォルダーに保存されます。
『macOS Sierra』には、デスクトップと『書類』フォルダーをMac間で同期するオプションもあります。
これを利用すれば、複数のコンピューターで書類を共有しやすくなります。しかし、筆者のように、
作業中のファイルを一時的にデスクトップに保存しておく人は、iCloudの空き容量が激減してしまいます。
iCloudのストレージを買い足していない場合、デスクトップと書類フォルダーのオプションを選択すると、
すぐに空き容量が不足し、ストレージプランをアップグレードした方がいいというメッセージが表示されることになるでしょう。
しかも、AppleはiCloudフォトライブラリと同じように、デスクトップと書類フォルダーの同期を無効にした場合、
何が起きるかを明示していません。おそらく、面倒なことになるという事実を隠すためでしょう。
デスクトップと書類フォルダーの同期を無効にすると、両方のフォルダーに入っているローカルファイルが
すべて消えてしまうのです。ファイルを取り戻すには、(ウェブ版のiCloudかFinderを使って)iCloud上のファイルを
手動で元のフォルダーに移動するしかありません。
これはほんの一例ですが、どう考えてもおかしいでしょう。
そして、Sierraには「ストレージを最適化」というオプションが加わりました。このオプションを選択すると、
Macの保存容量が少ない場合、ファイルはiCloud Drive上のみに保存されます。Macの空き容量があまり多くないとき、
理屈の上では便利ですが、『Logic Pro』、『Final Cut Pro』などのプロフェッショナル向け
アプリケーションを使用している人はオプションを無効にした方が無難です。
Apple自身もサポート情報でそのように推奨しています。ストレージ最適化のふるまいが予測不可能なため、
大切なファイルを失ってしまう危険があるのです。インターネットに常時接続していれば、
iCloud上にはファイルがあるため、それほど大きな問題ではありません。
しかし、常時接続の環境がない場合、ファイルにアクセスできなくなります。
個人的には、どうしても必要な場合を除き、このオプションは使わないことをおすすめします。
バックアップも予測不能
iCloudが役立つ場面は、せいぜいデバイスのバックアップくらいでしょう。難しい操作なしに、iPhoneやiPad間で
データを共有し、気軽にiPhoneを買い替えられます。アドレス帳、インストールしたアプリケーションの一覧とその設定、
iOSの設定などが自動的に保存されます。このようにデバイスのバックアップとしては頼りになるはずですが、
やはりiCloudがかかわると、どういうわけかおかしなことになるのです。
筆者の場合、iPhoneのバックアップでいつも問題が発生します。何の理由もなく、バックアップのサイズが
3~4GBあたりまで膨れ上がり、次のバックアップでは必ず1GBくらいに戻るのです。何が起きているのだろうかと
何年も考えていますが、まだ解明できていません。いくつかのアプリケーションのバックアップをやめ、
iCloudフォトライブラリも使用していないため、バックアップするものは4GBもないはずです。それでも、
週に1度くらいは、iCloudのストレージを買い足した方がいいというメッセージが表示されます。
バックアップのサイズが大きくなったときは、iCloud上のデータを手動で削除し、もう一度通常のサイズで
バックアップしなければなりません。この作業には本当にイライラさせられます。ここでもAppleの秘密主義が
問題解決を難しくしています。
iPhoneあるいはMacのユーザーである限り、iCloudから完全に逃れることはできません。
『メモ』や『リマインダー』などの内蔵アプリケーションをはじめ、多くのアプリケーションがiCloudでデータを同期しています。
これ自体は特に悪いことではありません。深刻な問題と言えば、同期に時間がかかり、たまに停止するくらいのことです。
ただ、すべてが意図したとおりに機能していたとしても、Appleのエコシステムから抜け出せば、
データを持ち歩くのが難しくなることは否定できません。
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livedoorNEWS(ライフハッカー[日本版]):「iCloud」を使うのはやめた方がいいと思える理由
以下引用----------------------------------------------------------------------
Appleの『iCloud』は当初から問題だらけですが、AppleはOSをアップデートするたびに、iPhoneやMacのユーザーに
利用を勧めています。しかし、だまされてはいけません。iCloudは一貫性のない寄せ集めであり、
その価値を上回る問題を抱えています。
多くのAppleのサービスがCloudをバックボーンとしていますが、中には大きな問題を抱えたサービスもあります。
表面的に見れば、iCloudはiPhoneのあらゆるデータをバックアップし、アプリケーション間でファイルを
同期してくれるだけです。しかし、筆者は3つのサービスから大きな迷惑をこうむっています。
『iCloudフォトライブラリ』、『iCloud Drive』、『バックアップ』の3つです。
まず、iCloudフォトライブラリの問題点を挙げていきましょう。間違いなく、現存する写真バックアップサービスで
最悪の部類に入ります。
iCloudフォトライブラリは一貫性がなく、わかりにくい
iCloudフォトライブラリはスマートフォンで撮影したすべての写真をMacやiPadと自動的に同期するサービスです。
Macに保存した写真も、スマートフォンの写真アプリケーションと同期されます。このように、どこからでも
すべての写真にアクセスできます。ただし、どこからでもという言葉には、「Apple製品であれば」という条件が付きます。
iCloudフォトライブラリには撮影したままの解像度で写真が保存されますが、保存領域が小さい機器には
低解像度の写真が置かれます。なんと素晴らしいサービスでしょう! しかし、残念ながら、
なかなか謳い文句どおりには機能してくれません。
iCloudフォトライブラリの性質上、何もかもがユーザーの目には触れないところで行われ、素晴らしい機能は
どれもApple製品しか享受できません(iCloudにはウェブアプリとWindows版もあり、iPhoneを持っていれば
iCloudフォトライブラリを利用できます。ただし、どちらも満足いく出来栄えではありません)。
これだけでも利用を思いとどまるには十分なはずです。Appleがファイルシステムやアプリケーションに変更を
加える頻度を考えればなおさらでしょう。しかし、ここではまず、iCloudフォトライブラリのお粗末な機能について
少し話したいと思います。
iPhoneとMacでデータを同期する場合、iCloudフォトライブラリでは両者の『写真』アプリを使用します。
写真を整理するためのアプリケーションのほとんどは、容易にアクセスできるフォルダーに写真を保存してくれます。
しかし、Appleの写真アプリケーションは前身の『iPhoto』と同様、macOSの『Finder』から
直接アクセスできない場所にすべての写真を保存します。しかも、写真には意味のわからない名前が
付けられているため、たとえ写真が保存されたフォルダーにたどり着いたとしても、写真が整理されているとは
言い難い状況です。
そのため、写真を1枚取り出したいだけでも、写真アプリを使ってエクスポートする必要があります。
おかげで、Appleのエコシステムに閉じ込められ、抜け出すのが困難なのはもちろん、
ほかの写真編集アプリケーションや写真管理アプリケーションを試すことすらままなりません。
ウェブ版のiCloudでも写真のエクスポートは可能ですが、こちらも面倒な作業を伴います。
もともとApple製品しか使用していない人は、さらに大きな問題に直面しているはずです。
AppleはiPhotoの後継として写真アプリを導入しましたが、iPhotoの機能をすべて受け継いでいるわけではありません。
つまり、多くのユーザーがデータを失ったということです。アルバムを作ったり、タグを追加したり、
あるいは顔認識機能を使ったりするなど、細かい作業をしていた人ほど大きな被害を受けています。
本当はすべてインポートできるはずでしたが、iCloudが関わると、どうもうまくいかないようです。
「Macworld」に届いた質問を取り上げてみましょう。「MacのiCloudフォトライブラリを無効にした場合、
写真ファイルはハードディスクに残りますか?」という簡単に答えられるはずの質問です。その回答は、
写真は残るはずだが、決して最初に「ストレージを最適化する」オプションを使ってはならない、というものでした。
普通のユーザーがサービスの仕組みを理解できない。それが問題なのです。ユーザーが望んでいるのは、
ただ写真のバックアップを取ることだけです。
そして、写真を保存するためだけにiCloudを利用しているのであれば、料金設定が高過ぎます。
Amazon、Google、Flickrのサービスは追加料金を支払わなくても、無制限またはほぼ無制限に写真を保存できます。
写真を完璧に管理したい人にとっては、やはり「Dropbox」が最高のツールと言っていいでしょう。
しかも、これらのサービスはすべてクロスプラットフォームで、どこからでもアクセスできます。
ファイル名の付け方も普通なので、別のサービスに乗り換えたくなったら、簡単にデータを取り出せます。
『iCloud Drive』の「機能」は使いにくく、わかりにくい
iCloud Driveは、同期できるファイル保存システムに対するAppleらしいアプローチの仕方に見えますが、
iCloudフォトライブラリに比べれば少しはマシです。それでも、便利とは言い難い代物です。
iCloud Driveのフォルダーは一般的な構成で、FinderやiOSのアプリケーションから直接ファイルにアクセスできます。
ただし、予測不可能なルールが設定されており、存在を「隠し」、「ただ機能させたい」というAppleの思惑が
サービスを複雑化させているのです。
Macを使用している場合、iCloud Driveは『Preview』や『TextEdit』、『Pages』など、Appleのアプリケーションで
作成したファイルをほとんど何でも自動的に保存します。これらのファイルはユーザーが指示しなくても、
複数のMac間で自動的に同期され、iCloud Driveのアプリケーション別フォルダーに保存されます。
『macOS Sierra』には、デスクトップと『書類』フォルダーをMac間で同期するオプションもあります。
これを利用すれば、複数のコンピューターで書類を共有しやすくなります。しかし、筆者のように、
作業中のファイルを一時的にデスクトップに保存しておく人は、iCloudの空き容量が激減してしまいます。
iCloudのストレージを買い足していない場合、デスクトップと書類フォルダーのオプションを選択すると、
すぐに空き容量が不足し、ストレージプランをアップグレードした方がいいというメッセージが表示されることになるでしょう。
しかも、AppleはiCloudフォトライブラリと同じように、デスクトップと書類フォルダーの同期を無効にした場合、
何が起きるかを明示していません。おそらく、面倒なことになるという事実を隠すためでしょう。
デスクトップと書類フォルダーの同期を無効にすると、両方のフォルダーに入っているローカルファイルが
すべて消えてしまうのです。ファイルを取り戻すには、(ウェブ版のiCloudかFinderを使って)iCloud上のファイルを
手動で元のフォルダーに移動するしかありません。
これはほんの一例ですが、どう考えてもおかしいでしょう。
そして、Sierraには「ストレージを最適化」というオプションが加わりました。このオプションを選択すると、
Macの保存容量が少ない場合、ファイルはiCloud Drive上のみに保存されます。Macの空き容量があまり多くないとき、
理屈の上では便利ですが、『Logic Pro』、『Final Cut Pro』などのプロフェッショナル向け
アプリケーションを使用している人はオプションを無効にした方が無難です。
Apple自身もサポート情報でそのように推奨しています。ストレージ最適化のふるまいが予測不可能なため、
大切なファイルを失ってしまう危険があるのです。インターネットに常時接続していれば、
iCloud上にはファイルがあるため、それほど大きな問題ではありません。
しかし、常時接続の環境がない場合、ファイルにアクセスできなくなります。
個人的には、どうしても必要な場合を除き、このオプションは使わないことをおすすめします。
バックアップも予測不能
iCloudが役立つ場面は、せいぜいデバイスのバックアップくらいでしょう。難しい操作なしに、iPhoneやiPad間で
データを共有し、気軽にiPhoneを買い替えられます。アドレス帳、インストールしたアプリケーションの一覧とその設定、
iOSの設定などが自動的に保存されます。このようにデバイスのバックアップとしては頼りになるはずですが、
やはりiCloudがかかわると、どういうわけかおかしなことになるのです。
筆者の場合、iPhoneのバックアップでいつも問題が発生します。何の理由もなく、バックアップのサイズが
3~4GBあたりまで膨れ上がり、次のバックアップでは必ず1GBくらいに戻るのです。何が起きているのだろうかと
何年も考えていますが、まだ解明できていません。いくつかのアプリケーションのバックアップをやめ、
iCloudフォトライブラリも使用していないため、バックアップするものは4GBもないはずです。それでも、
週に1度くらいは、iCloudのストレージを買い足した方がいいというメッセージが表示されます。
バックアップのサイズが大きくなったときは、iCloud上のデータを手動で削除し、もう一度通常のサイズで
バックアップしなければなりません。この作業には本当にイライラさせられます。ここでもAppleの秘密主義が
問題解決を難しくしています。
iPhoneあるいはMacのユーザーである限り、iCloudから完全に逃れることはできません。
『メモ』や『リマインダー』などの内蔵アプリケーションをはじめ、多くのアプリケーションがiCloudでデータを同期しています。
これ自体は特に悪いことではありません。深刻な問題と言えば、同期に時間がかかり、たまに停止するくらいのことです。
ただ、すべてが意図したとおりに機能していたとしても、Appleのエコシステムから抜け出せば、
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安全なはずのiOSにウィルスの魔の手が
iPhoneやiPadの安全神話が崩れるかもしれない事態が・・・。
YOMIURI ONLINE:iOSアプリにウイルス:XcodeGhost問題
以下引用-------------------------------------------------------------------------
安全なはずだったiPhoneのiOSアプリに、不正アプリがみつかっている。中国で使われていたアプリ開発ツールが
改ざんされていたためだ。中国語のアプリだけでなく、日本でも使われているアプリにも不正なものがあった。
(ITジャーナリスト・三上洋)
■「XcodeGhost問題」安全なはずのiPhone・iPadで不正なアプリが出回る
iPhoneやiPadは安全だと言われてきた。アプリを入手できるのは正式配布サイト・AppStoreのみであり、
アップル側が厳格に審査していたためだ。しかしながら、この安全神話が崩れる事態、「XcodeGhost問題」が起きている。
「XcodeGhost問題」とは、アップルのアプリ開発ツール「Xcode」の改ざんバージョンが、中国で出回ったことにより、
不正なアプリが大量に作成された問題だ。
セキュリティー大手・パロアルトネットワークスが9月中旬に発表した記事で、39のiOSアプリ
(iPhone・iPadの基本ソフト向けアプリ)にマルウェアがあるとリポートした。
原因はアップルのアプリ開発ツール「Xcode」の改ざんによるものだ。
Xcodeはアップルのアプリ開発ツールであり、iOSアプリを作るには不可欠な開発環境だ。
アップルの正規サイトから入手できるが、中国ではネット接続環境などの問題によりアップルからのダウンロードに
時間がかかっていた。そこでコピーしたソフトを中国国内に置く「ミラー」を、一般ユーザーが設置しており、
そこからダウンロードする人が多かった。
この中国国内の非公式な「ミラー」に、Xcodeの改ざん版が登録されていたのだ。
この改ざん版でiOSアプリを作ると、不正なコードが入ってしまう。アプリの開発会社も気づかないうちに、
アプリ内の一部のコードが不正なものになっていた。
セキュリティー大手・トレンドマイクロの調べによると、アプリ内で不正なURLに誘導されたり、
勝手に通知を出したりすることが可能になるという。また一部報道によれば、個人情報を盗み取る、
遠隔操作されるなどの被害も考えられるとのことだ。
これに対してアップルは、XcodeGhost問題を認めたうえで、改ざんされたXcodeで作られたアプリをAppStoreから
削除すると声明を出し、すでに削除が始まっている。
また不正なコードが含まれていた一部のアプリもアップデートを行った。
ただし、まだ対応できていないアプリもあると思われるので注意が必要だ。
■人気のコミュニティアプリ「WeChat」や動画プレーヤー・PDF作成アプリが被害
このXcodeGhostで作られた不正なアプリの件数は、パロアルトネットワークスが少なくとも39件と発表しているが、
中国のセキュリティソフトメーカー・ Qihoo360では数百件のリストを出している。
不正アプリは中国語アプリが多いが、日本でも使われているアプリもある。たとえばコミュニティアプリ「WeChat」は、
中国版LINEとも言うべき人気ソフトで、日本国内にもユーザーがいる。
XcodeGhost問題で名前が挙がっているアプリで、日本にもユーザーがいると思われるアプリをチェックしておく。
★XcodeGhost問題があり日本でも使われているiOSアプリ(9/25現在)
●「WeChat(ウィーチャット、微信)」:コミュニティアプリ
メッセンジャーを中心とした多機能アプリ。中国語圏を中心に11億人のユーザーがいる。
一部のバージョンでXcodeGhostの問題があったが、6.2.6以降は解消されている。
●「OPlayer」:動画再生ソフト
多くの動画形式に対応しているプレーヤーで、日本でも利用されている。XcodeGhostの問題があったが、
9月23日に「最新版で対応済」と自社フォーラムでアナウンスしている。
●「WinZip」:ファイル圧縮・解凍・クラウド管理
ZIP形式などのファイル圧縮・解凍、各社のクラウドの管理ができるアプリ。XcodeGhostの問題があったが、
最新版の4.3で解消された。
●「CamScanner Free」:カメラ撮影からのPDF作成アプリ
文書をカメラ撮影するとPDF化できる無料アプリ。日本でも人気がある。XcodeGhostによる不正なコードがあったが、
最新のバージョン3.8.2で解消したとアナウンスしている。
この他に名刺管理の「CamCard」の名前が挙がっていたが、日本のAppStoreで入手していれば問題はないようで、
開発会社は
「CamCard V5.5.2がマルウェアXcodeGhostに感染されていないことを声明します。アカウント情報の絶対安全を保証できます。
ご安心に利用ください。」とアナウンスしている。
いずれのアプリも、最新版にアップデートすればXcodeGhostの問題は解消できる。
もしあなたのiPhone・iPadにこれらのアプリが入っている場合は、必ずアップデートしてほしい。
改めてiPhone・iPadユーザー向けの注意点をまとめておきたい。
★iPhone・iPadユーザーの注意点
1:XcodeGhostで名前が挙がったアプリが入っているかチェックする
パロアルトネットワークスが発表したリスト(参考記事参照)を基に、自分のiPhone・iPadに対象アプリが
入っていないか確認する。入っていれば、すぐにアップデートするか削除すること。
2:アプリは自動更新の設定にする
「設定」の「iTunes & App Store」で「アップデート」を有効にする。アプリの最新版が出た場合に
自動ダウンロード・インストールされる。
3:不用なアプリは削除する
使わないアプリは削除する。新しいアプリを入れる場合は、コメントや評価をチェックして、信頼できるメーカーのもの・
ダウンロード数が多いものを選ぶ
今回のXcodeGhost問題でわかったように、iOSであってもアプリに問題が発生することがある。
アプリはよく使うものだけに限り、ダウンロード数の少ないアプリや中国語のアプリは避けたほうがいいだろう。
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iPhoneやiPadをお使いの方、置きお付けあれ。
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YOMIURI ONLINE:iOSアプリにウイルス:XcodeGhost問題
以下引用-------------------------------------------------------------------------
安全なはずだったiPhoneのiOSアプリに、不正アプリがみつかっている。中国で使われていたアプリ開発ツールが
改ざんされていたためだ。中国語のアプリだけでなく、日本でも使われているアプリにも不正なものがあった。
(ITジャーナリスト・三上洋)
■「XcodeGhost問題」安全なはずのiPhone・iPadで不正なアプリが出回る
iPhoneやiPadは安全だと言われてきた。アプリを入手できるのは正式配布サイト・AppStoreのみであり、
アップル側が厳格に審査していたためだ。しかしながら、この安全神話が崩れる事態、「XcodeGhost問題」が起きている。
「XcodeGhost問題」とは、アップルのアプリ開発ツール「Xcode」の改ざんバージョンが、中国で出回ったことにより、
不正なアプリが大量に作成された問題だ。
セキュリティー大手・パロアルトネットワークスが9月中旬に発表した記事で、39のiOSアプリ
(iPhone・iPadの基本ソフト向けアプリ)にマルウェアがあるとリポートした。
原因はアップルのアプリ開発ツール「Xcode」の改ざんによるものだ。
Xcodeはアップルのアプリ開発ツールであり、iOSアプリを作るには不可欠な開発環境だ。
アップルの正規サイトから入手できるが、中国ではネット接続環境などの問題によりアップルからのダウンロードに
時間がかかっていた。そこでコピーしたソフトを中国国内に置く「ミラー」を、一般ユーザーが設置しており、
そこからダウンロードする人が多かった。
この中国国内の非公式な「ミラー」に、Xcodeの改ざん版が登録されていたのだ。
この改ざん版でiOSアプリを作ると、不正なコードが入ってしまう。アプリの開発会社も気づかないうちに、
アプリ内の一部のコードが不正なものになっていた。
セキュリティー大手・トレンドマイクロの調べによると、アプリ内で不正なURLに誘導されたり、
勝手に通知を出したりすることが可能になるという。また一部報道によれば、個人情報を盗み取る、
遠隔操作されるなどの被害も考えられるとのことだ。
これに対してアップルは、XcodeGhost問題を認めたうえで、改ざんされたXcodeで作られたアプリをAppStoreから
削除すると声明を出し、すでに削除が始まっている。
また不正なコードが含まれていた一部のアプリもアップデートを行った。
ただし、まだ対応できていないアプリもあると思われるので注意が必要だ。
■人気のコミュニティアプリ「WeChat」や動画プレーヤー・PDF作成アプリが被害
このXcodeGhostで作られた不正なアプリの件数は、パロアルトネットワークスが少なくとも39件と発表しているが、
中国のセキュリティソフトメーカー・ Qihoo360では数百件のリストを出している。
不正アプリは中国語アプリが多いが、日本でも使われているアプリもある。たとえばコミュニティアプリ「WeChat」は、
中国版LINEとも言うべき人気ソフトで、日本国内にもユーザーがいる。
XcodeGhost問題で名前が挙がっているアプリで、日本にもユーザーがいると思われるアプリをチェックしておく。
★XcodeGhost問題があり日本でも使われているiOSアプリ(9/25現在)
●「WeChat(ウィーチャット、微信)」:コミュニティアプリ
メッセンジャーを中心とした多機能アプリ。中国語圏を中心に11億人のユーザーがいる。
一部のバージョンでXcodeGhostの問題があったが、6.2.6以降は解消されている。
●「OPlayer」:動画再生ソフト
多くの動画形式に対応しているプレーヤーで、日本でも利用されている。XcodeGhostの問題があったが、
9月23日に「最新版で対応済」と自社フォーラムでアナウンスしている。
●「WinZip」:ファイル圧縮・解凍・クラウド管理
ZIP形式などのファイル圧縮・解凍、各社のクラウドの管理ができるアプリ。XcodeGhostの問題があったが、
最新版の4.3で解消された。
●「CamScanner Free」:カメラ撮影からのPDF作成アプリ
文書をカメラ撮影するとPDF化できる無料アプリ。日本でも人気がある。XcodeGhostによる不正なコードがあったが、
最新のバージョン3.8.2で解消したとアナウンスしている。
この他に名刺管理の「CamCard」の名前が挙がっていたが、日本のAppStoreで入手していれば問題はないようで、
開発会社は
「CamCard V5.5.2がマルウェアXcodeGhostに感染されていないことを声明します。アカウント情報の絶対安全を保証できます。
ご安心に利用ください。」とアナウンスしている。
いずれのアプリも、最新版にアップデートすればXcodeGhostの問題は解消できる。
もしあなたのiPhone・iPadにこれらのアプリが入っている場合は、必ずアップデートしてほしい。
改めてiPhone・iPadユーザー向けの注意点をまとめておきたい。
★iPhone・iPadユーザーの注意点
1:XcodeGhostで名前が挙がったアプリが入っているかチェックする
パロアルトネットワークスが発表したリスト(参考記事参照)を基に、自分のiPhone・iPadに対象アプリが
入っていないか確認する。入っていれば、すぐにアップデートするか削除すること。
2:アプリは自動更新の設定にする
「設定」の「iTunes & App Store」で「アップデート」を有効にする。アプリの最新版が出た場合に
自動ダウンロード・インストールされる。
3:不用なアプリは削除する
使わないアプリは削除する。新しいアプリを入れる場合は、コメントや評価をチェックして、信頼できるメーカーのもの・
ダウンロード数が多いものを選ぶ
今回のXcodeGhost問題でわかったように、iOSであってもアプリに問題が発生することがある。
アプリはよく使うものだけに限り、ダウンロード数の少ないアプリや中国語のアプリは避けたほうがいいだろう。
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不正アプリで逮捕者
アップル社の端末(iPhone・iPad等)使用できる不正アプリでの
逮捕者が出たとの事。
記憶をたどってみるが携帯端末の不正アプリで利用者が
逮捕されるのは初めてかと思う。
被害総額は2170万円で高額な被害額の加害者から順次逮捕していくとの事。
まぁ、クレジットカード決済情報を偽装しているんだから違法なのは当然。
こんなアプリを作るほうも問題だが、使用する側のモラルも問われると考える。
不正アプリで紀伊国屋書店の電子書籍だましとる
以下抜粋---------------------------------------------------------
同書店は昨年6~11月、電子書籍約3万6000点(約2170万円)が
不正アプリなどでだまし取られる被害に遭った。同庁では、ほかの容疑者も
特定しており、順次立件する方針。
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「違法だと思わなかった」では済まされない。
アプリを使用する側も気をつけましょう。
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逮捕者が出たとの事。
記憶をたどってみるが携帯端末の不正アプリで利用者が
逮捕されるのは初めてかと思う。
被害総額は2170万円で高額な被害額の加害者から順次逮捕していくとの事。
まぁ、クレジットカード決済情報を偽装しているんだから違法なのは当然。
こんなアプリを作るほうも問題だが、使用する側のモラルも問われると考える。
不正アプリで紀伊国屋書店の電子書籍だましとる
以下抜粋---------------------------------------------------------
同書店は昨年6~11月、電子書籍約3万6000点(約2170万円)が
不正アプリなどでだまし取られる被害に遭った。同庁では、ほかの容疑者も
特定しており、順次立件する方針。
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au版iPhone/iPadのメール障害、その原因は
4月16日および17日~19日に発生した、iPhoneおよびiPadでのメールの通信障害は
事前の検証や試験が不足していたこと、障害発生時の対策が不足していたこと、
さらに再起動したときの影響についての考慮が不足していたことが、
長期にわたる障害を引き起こしたと発表した。
au版iPhone/iPadのメール障害、その原因は
以下抜粋---------------------------------------------------------
障害が発表された16日の段階では、同日8時8分~13時29分に利用できなかった、
と案内されていた。
しかし今回の会見で、それ以前の段階に小規模な障害(第1の障害)が
発生していたことが明らかにされた。
その第1の障害は、その後発生する第2の障害に影響を与え、障害が拡大する一因にもなった。
KDDIでは、15日から16日に切り替わるころから、iPhone/iPad向けの
リアルタイム送受信のシステムのバージョンアップを行う方針だった。
こうしたバージョンアップは2年に一回程度、行う規模とのこと。
バージョンアップ作業にあたり、メールアドレスの変更など一部機能は停止しつつも、
メールはニーズの高いサービスということで、メールそのものは中断せずに
「旧→新」へとシステムを切り替えていく手順となっていた。
しかし、16日0時35分、プロキシサーバーにおいてユーザー認証のエラーが発生した。
これにより、一部のユーザー(200人)でメールが利用できない形となった。
~~中略~~
第1の事象がおさまったことで、作業を続けていたKDDIだが、
新しいプロキシサーバーへの切り替え中、タイムアウトエラーが発生した。
このタイムアウトエラーの原因は明らかになっていない。
またユーザーの利用に影響はなかったものの、第1の事象があったことも踏まえ、
新バージョンへの移行はいったん中止すると決定。
旧来設備のマスタサーバーへの切り替えを進めることにしたが、
その切り戻し作業中に新サーバーの1つのハードウェア(ディスクコントローラー)が
故障してダウンした。新サーバーのハードウェアは、通常、4つの設備(四重化)で
運用しているが、今回はそれを半分ずつに分けて、一方を旧来の現行サーバー、
残りを新バージョンのサーバーとしていた。新バージョンのサーバー2つのうち1つが
ダウンした形となったが、残ったサーバー1つの処理能力であれば切り戻し作業はこなせる、
とされ、作業は続行された。
~~中略~~
第2の事象を復旧させるため、メールデータが入っているメールボックスサーバーの
再起動が実施された。
これにより、うまくサービスが復旧したサーバーもある一方、一部のサーバーでは
負荷が高いままとなり、利用しづらい状況に陥った。
この障害は、2日以上続くという異例の長さ。
KDDIでは、負荷の高い処理を一時停止したり、メモリリソースの割当を変えたりする
などメールデータの消失を防ぎながら対処しようとしたが、1日半、その作業を行っても
事態は改善しなかったため、メールボックスサーバーへ流れ込むメールを制御。
時刻も深夜になっていったことで、状況が改善し、19日2時54分、利用しづらい状況は改善された。
メールボックスサーバーは30台構成で構成されるシステム(1番)と、32台構成のシステム(2番)、
計62台という形。
このうち24台は、一気に再起動をかけたため負荷が高まり、ディスクとのインターフェイス(I/O)が
ボトルネックとなって、処理が進まなかった。1番のシステムはRAID(レイド) 6、2番のシステムは
RAID 0/1という仕組みを採用している。
RAIDとは、複数のハードディスクを組み合わせて、データ消失を防ぎやすくする仕組み。
今回のKDDIの用いている内容は、一般的に、RAID 0/1は高速処理ながら故障にはやや弱く、
RAID 6のほうが故障に強いとされるが、KDDIでは、RAIDの構成による違いが障害を招いたのではなく、
一気に再起動したことで処理が進まなくなったことが原因と分析しており、
再起動する手順での考慮すべき点が不足していた、としている。
一気に再起動させたのは、5時間以上に及んだ、第2の事象をなるべく早く復旧させることが
優先されていたため、だという。
しかし、その想定は、ユーザーが本格的な活動時間を迎える朝6時ごろまでという
前提に立つものだった。
しかし時間は過ぎていき、多くのユーザーがiPhoneを積極的に利用しはじめ、
トラフィックが上昇した朝8時8分、残っていた新サーバーの1つも過負荷によってダウン。
ここで、メールが利用できなくなった。
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なんかとどめの一撃が「一斉に再起動」なような気がするのは自分だけだろうか・・・。
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事前の検証や試験が不足していたこと、障害発生時の対策が不足していたこと、
さらに再起動したときの影響についての考慮が不足していたことが、
長期にわたる障害を引き起こしたと発表した。
au版iPhone/iPadのメール障害、その原因は
以下抜粋---------------------------------------------------------
障害が発表された16日の段階では、同日8時8分~13時29分に利用できなかった、
と案内されていた。
しかし今回の会見で、それ以前の段階に小規模な障害(第1の障害)が
発生していたことが明らかにされた。
その第1の障害は、その後発生する第2の障害に影響を与え、障害が拡大する一因にもなった。
KDDIでは、15日から16日に切り替わるころから、iPhone/iPad向けの
リアルタイム送受信のシステムのバージョンアップを行う方針だった。
こうしたバージョンアップは2年に一回程度、行う規模とのこと。
バージョンアップ作業にあたり、メールアドレスの変更など一部機能は停止しつつも、
メールはニーズの高いサービスということで、メールそのものは中断せずに
「旧→新」へとシステムを切り替えていく手順となっていた。
しかし、16日0時35分、プロキシサーバーにおいてユーザー認証のエラーが発生した。
これにより、一部のユーザー(200人)でメールが利用できない形となった。
~~中略~~
第1の事象がおさまったことで、作業を続けていたKDDIだが、
新しいプロキシサーバーへの切り替え中、タイムアウトエラーが発生した。
このタイムアウトエラーの原因は明らかになっていない。
またユーザーの利用に影響はなかったものの、第1の事象があったことも踏まえ、
新バージョンへの移行はいったん中止すると決定。
旧来設備のマスタサーバーへの切り替えを進めることにしたが、
その切り戻し作業中に新サーバーの1つのハードウェア(ディスクコントローラー)が
故障してダウンした。新サーバーのハードウェアは、通常、4つの設備(四重化)で
運用しているが、今回はそれを半分ずつに分けて、一方を旧来の現行サーバー、
残りを新バージョンのサーバーとしていた。新バージョンのサーバー2つのうち1つが
ダウンした形となったが、残ったサーバー1つの処理能力であれば切り戻し作業はこなせる、
とされ、作業は続行された。
~~中略~~
第2の事象を復旧させるため、メールデータが入っているメールボックスサーバーの
再起動が実施された。
これにより、うまくサービスが復旧したサーバーもある一方、一部のサーバーでは
負荷が高いままとなり、利用しづらい状況に陥った。
この障害は、2日以上続くという異例の長さ。
KDDIでは、負荷の高い処理を一時停止したり、メモリリソースの割当を変えたりする
などメールデータの消失を防ぎながら対処しようとしたが、1日半、その作業を行っても
事態は改善しなかったため、メールボックスサーバーへ流れ込むメールを制御。
時刻も深夜になっていったことで、状況が改善し、19日2時54分、利用しづらい状況は改善された。
メールボックスサーバーは30台構成で構成されるシステム(1番)と、32台構成のシステム(2番)、
計62台という形。
このうち24台は、一気に再起動をかけたため負荷が高まり、ディスクとのインターフェイス(I/O)が
ボトルネックとなって、処理が進まなかった。1番のシステムはRAID(レイド) 6、2番のシステムは
RAID 0/1という仕組みを採用している。
RAIDとは、複数のハードディスクを組み合わせて、データ消失を防ぎやすくする仕組み。
今回のKDDIの用いている内容は、一般的に、RAID 0/1は高速処理ながら故障にはやや弱く、
RAID 6のほうが故障に強いとされるが、KDDIでは、RAIDの構成による違いが障害を招いたのではなく、
一気に再起動したことで処理が進まなくなったことが原因と分析しており、
再起動する手順での考慮すべき点が不足していた、としている。
一気に再起動させたのは、5時間以上に及んだ、第2の事象をなるべく早く復旧させることが
優先されていたため、だという。
しかし、その想定は、ユーザーが本格的な活動時間を迎える朝6時ごろまでという
前提に立つものだった。
しかし時間は過ぎていき、多くのユーザーがiPhoneを積極的に利用しはじめ、
トラフィックが上昇した朝8時8分、残っていた新サーバーの1つも過負荷によってダウン。
ここで、メールが利用できなくなった。
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めざましTVで紹介されていた「夜空におえかき」
7inc タブレットが熱い! らすぃ・・・
ええ。ガラケーしか持ってませんが何か?
Softbankの孫社長の講演。
「iPhoneとiPad持ってない人、人生悔い改めて」――孫社長が講演
以下引用------------------------------------
iPhoneとiPadを武士の両刀になぞらえる孫社長。iPhoneを持ち始めて以来、腕時計や目覚まし時計、紙の地図を使わなくなったという
-------------------------------------------
いや、ガラケー使いの自分も、腕時計してないし、目覚まし時計使わないし、紙地図はここ数年(たぶん10年くらい)
使ってませんが?
なんか、自分の会社の商品売り込みみたいだなぁ・・・。というかそうとしか取れない w
以下引用------------------------------------
「ソフトバンクは電波がつながりにくい」という課題も、7月25日から対応が始まる900MHz帯「プラチナバンド」が解消すると話す。「プラチナバンドの電波もコンクリートの壁を通過できないから、都心部ではつながりにくいと言う人もいるが、全くの“素人専門家”だ」と孫社長は批判。「プラチナバンドはビルの窓から回り込んで建物の中に入る」
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専門家じゃないんで詳しくないんですが、900MHz帯の電波って曲がるんですか?
誰か詳しい人教えて ^^;
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「iPhoneとiPad持ってない人、人生悔い改めて」――孫社長が講演
以下引用------------------------------------
iPhoneとiPadを武士の両刀になぞらえる孫社長。iPhoneを持ち始めて以来、腕時計や目覚まし時計、紙の地図を使わなくなったという
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いや、ガラケー使いの自分も、腕時計してないし、目覚まし時計使わないし、紙地図はここ数年(たぶん10年くらい)
使ってませんが?
なんか、自分の会社の商品売り込みみたいだなぁ・・・。というかそうとしか取れない w
以下引用------------------------------------
「ソフトバンクは電波がつながりにくい」という課題も、7月25日から対応が始まる900MHz帯「プラチナバンド」が解消すると話す。「プラチナバンドの電波もコンクリートの壁を通過できないから、都心部ではつながりにくいと言う人もいるが、全くの“素人専門家”だ」と孫社長は批判。「プラチナバンドはビルの窓から回り込んで建物の中に入る」
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専門家じゃないんで詳しくないんですが、900MHz帯の電波って曲がるんですか?
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