女性誌が絶対書かない、女の婚活に対する男の本音

問題発言かもしれないが真実を語る

2010年08月

定期更新終了のお知らせ 6

 さて、色々書いてきたが、俺の思うところはかなり書いたと思う。

 とはいえ、毎日のニュースに沿ってブログを更新していく方が人の目にとまりやすいのは事実なので、日々の更新を止めるのは、期待してくれていた人に申し訳ない。男の本音を言うブログや媒体が出てこないのは、本当に残念としか言いようがない。未婚問題の解決は、まずここからのような気がするな。

 ブログで婚活の文句を言うつもりが、日を追うごとに男側の意見をネット上に公開しようっていう気持ちが強くなってきた。誰も言わない雰囲気だったからな。

 つたない文章を読んで、書き手の意図するところを一生懸命理解しようとしてくれた人には感謝だわ。ここでも何回か書いたように、このブログを読んで得したと思えるような部分があれば嬉しいな。読んでくれた人には、独身であれ既婚であれ、形は様々だと思うが、幸せになって欲しいと思ってる。

 と、お別れのような挨拶だが、俺自身、婚活という事象に興味を失ったわけでもないし、意見を言いたくて書いていたブログだから、また意見を言いたくなって書くかもしれない。だから、あくまで「定期更新終了のお知らせ」であって、今のところ不定期に更新はするつもりでいる。

 こう書くとなんだが、婚活で起こりうる事象の多くについては、すでにこのブログのどこかで書いているように思う。今後も婚活記事を見ていって、言及していない未知の事象が発生した時にそれについて書ければと思う。それは案外早く発生するかもしれないし、しばらく発生しないかもしれない。しかし、30代前半男性の今年の未婚率が発表されたら、それについてはコメントしたいと思っている。

 しかし、このブログを続ける間、婚活の報道を見続けてきたが、なんでもっと対策しないんだろな。家族や夫婦は、社会を構成する上で重要な単位だと思うんだよ。それなのに、マスコミによる理想の上昇を抑える努力もせず、カップルになるための基礎的な知識も得られない奴が多く、良い夫婦を研究するなどして離婚率を下げる努力もしていない。もちろん効果がどれだけでるかってのはあるが、少子化担当大臣は試しにこれらのことやってみればいいんじゃないか? 俺らは、誰が発明したのか知らないけど飛行機や鉄道、インターネットなど過去の人類の功績を利用して生きてるわけだろ。結婚や恋愛もそうした過去の積み重ねを利用して、よりよい物を求めていけばいいと思うんだよ。結婚や恋愛だけ、いまだに江戸から大坂まで徒歩で行く、みたいなことを平気でしてるよな。大量生産が必要なのに、職人が育つのを待っているかのような感覚がある。

 少子化担当大臣について出たので関連して言いたいが、少子化担当大臣は大物議員をあてるべきだと思うわ。今の少子化担当大臣が誰か思い出せないが、どうもこれまでの顔ぶれを見ていると、「女性も閣僚にしてますよ。女性の意見を取り入れてますよ。」って見せるためのポストになっているように思う。しかし、少子化問題は、経済問題や財政問題と同じぐらい重要な問題であって、そんなアピールをするためのお気楽なポストじゃないと思うんだわ。

 もちろん、少子化担当大臣に大物議員をあてたからといって、少子化問題が一気に解決するとは思わない。でも、大物議員が少子化担当大臣になることで、少子化問題がいかに国にとって重大な問題かを国民に訴えかけられるように思う。俺だけかもしれないが、これまでの少子化担当大臣の人選からは、政治家が少子化問題をあまり重視していないというネガティブな印象を受ける。

  「定期更新終了のお知らせ」シリーズは、これで終わり。最後まで読んでくれてありがとう。

定期更新終了のお知らせ 5

ここでは、思いついたことを列挙してみる。

 
1 男が草食化した理由
 これについては何度も考えてるんだが、やっぱり複合的な原因だろうな。

・結婚しろという社会的圧力の低下。結婚は個人の自由という意識の上昇。

・家電や外食産業による一人暮らしの充実

・趣味の多様化やネットなどによる娯楽の増加

・風俗産業やAVの発展

・不景気による可処分所得の減少

 もちろん、大学生の食べる量が減ったとか、留学に行く奴が減ったとか、男の能力低下らしき要因もあることはあるが、それは主たる要因ではないように思うわ。

 昔は娯楽も少なく、しかも女とするもの、女にアピールするためにするものが多かったな。車とかスキーとか。でも今は男本人が精神的充足を得るための趣味が増えてるよな。

 結婚についての社会的束縛が無くなり、性欲も満たされ、個人の趣味が充実し、さらに仲の悪い親の姿なんか見てたら、男は結婚しなくて当然だわ。女は草食男子とか批判するけどさ、今の社会で男の女への欲求が他の娯楽をさしおいて高まるってのは難しいんじゃないか? 

 さらに言えば、男のこういう意見ってあまり表に出てこないよな。俺は本音で話してるけど、雑誌の記事なんかを調べると男は女なんてもうどうでもいいって思ってんじゃないかとすら思えてくる。しかし、それが事実でもマスコミは死んでもそう言わないだろうな。まだまだ結婚できると言って婚活業者を利用してもらい、勇気づける内容で女に雑誌を買ってもらわないといけないからな。言葉狩りって熟語があるが、そこまで行かなくても発言を控えている本音というのは、たくさんあるはずだ。マスコミの載せる内容は、もっとも批判が少なく、読者に迎合的な内容であって、それが真実とは限らない。大手スポンサーの影響で報道を自粛してる記事なんかも多くあるだろ。

 若者のクルマ離れは、男の女離れと似ているように思う。高コストのわりに見返りが小さい、だから持たない(付き合わない)。見返りが小さいから付き合わないって器が小さいと思うかもしれないけど、女も年収200万の男には見向きもしないだろ? お互い様だと思うわ。様々な状況を踏まえた結果、結婚は負担に見合わないと男は判断しているんだと思うぞ。

 それと、据え膳でも後のこと考えたら面倒だから手を出さないってのもあるよな。それも草食扱いなのかもしれないけど、一時的な性欲の充足より後処理の方がただ面倒だから手を出さないだけ。タダで色々もらえるけど、高価な羽毛布団を買わされるんだろうなと思って悪徳商法に乗らないのと同じだわ。

 
2 男の草食化2
 草食の話を続けるけど、一番重要なのは、男の生活が女無しで完結してしまうようになったことじゃないか?

 男の生活を踏まえて言ってみると、まず結婚しろって社会の圧力はあまり無い。たまに親に言われても聞き流せばいい。

 仕事と趣味で忙しい毎日だが、家電のおかげで家事に心配はないし、ネットもあって寂しさもない。

 性欲があっても、風俗やAVで解消すればOK。

 さあ、明日も仕事なのでもう寝よう。

 って感じで、女が割り込む隙がないって感じか。男がこの生活に一定の満足感を得ている以上、この生活を大きく変えたいとは思わないはずだ。これでも、女は男が言い寄ってくると思うか? 生活を大きく変えてもいいと思うほどの女なら別だが、男もマスコミの影響なんかで理想が高くなってるから、平均以上の容貌ぐらいじゃないと、言い寄って来ないと思うわ。女側からしたら性欲の減少という男の欠陥で説明したくなるのかもしれないが、俺は、男は女に求めるものが少なくなり、しかも計算して女の誘いをかわしている場合も少なくないと思う。これは、女の一方的な議論、魅力がないからとは口が裂けても言えない女の批判できない議論では、出てこない話だと思うわ。

 じゃあ、どう解決すればいいのか。俺は、高速道路でインターからスムーズに合流するように男の生活に入り込んでいくのがいいと思う。違和感なく入り込んで、しかも収入面で依存しなければ、男もパートナーとして女を扱うと思うわ。やっぱり女も学力が必要だな。

 こう書いていくと、男の女無しでの生活の完結感、満足感は偽物であるという反論も出てきそうだと思う。確かに、動物として子供無しの生活に満足して良いのかというところはあるが、レトルト食品・インスタント食品でも食べたら食欲は一定程度満足するだろ? それと同じで、たとえ完結感、満足感が偽物であるとしても、本人が満足している以上、男が動かないことに変わりはない。

 ついでに、草食男子みたいな男が本当に存在するかって点についても触れておきたい。草食男子は、恋愛に縁がないわけではないが積極的ではない男子ってことみたいだが、それは存在すると思うわ。年収600万円以上の男は少ないがそれ以外の男が結婚しないわけではないし、恋愛もあるだろ。上に書いたような結婚・恋愛に否定的になる事情も踏まえたら、モテても恋愛しないって奴は当然いると思うわ。草食男子よりも、モテない消極的男子はもっといるはずなんだが、それが話題にならないのは、女に恋愛対象とされていないからだろな。例えば、草食男子が10人で、モテない消極的男子が500人いても、女は草食男子しか見ていない。草食男子しか光が当たっていないから、草食男子が話題になる。婚活とか草食男子とかは、女の結婚・恋愛を対象にしていて、男については女が手に入れたい一部の男だけが対象になっている。ニュースを見ていても、行政の婚活補助は未婚化対策ということもあってモテない消極的男子も対象にしているが、一般的なマスコミの記事で対象になる男は女が手に入れたい男子についてだけだわ。草食男子の報道が男の間で違和感をもたれるのは、男からするとそれが男全体から見て少数の集団だからだろうな。女目線のニュースばかりで、本当に大丈夫なのかと思うな。その時点で多くの男が切り捨てられていて、残りの男じゃ女に対して数が足りないから、最終的にはそのツケが回って女にも結婚できない奴が出る。

 やっぱ男全体をうまく巻き込んでいかないと駄目なんじゃないか? 「ただしイケメンに限る」という言葉がある。意味は、同じ事をしてもイケメンなら許されるが不細工な男じゃ許されないって感じだ。面白いから俺はわりとこの言葉好きなんだけど、この言葉の中にはイケメンに対する男の嫉妬が読み取れると思うんだよ。でも、そのうち「女はイケメンが相手しとけ」とか、うまく言えないが「ただしイケメンに限る」にあった嫉妬感が無くなって、多くの男が女に無関心になってきたらどうなるのかと思うわ。女の価値が相対的に低下してるから、そうなる可能性も意外とあるような気がする。

 
3 女はやっぱり早めに動くべき
 表題の通りだわ。俺は年齢で女を差別するつもりはないけどさ、付き合う女はやっぱり若い方が良いと思うわ。

 例えたらこんな話だな。男は、イカの刺身を食べたいと思ってる。それなのに、スルメを持ってきて「スルメの方が味は良いですよ」と言われても困るってことだ。スルメの方が味は良いんだろうとは思うが、男はイカの刺身を食べたいわけ。美味しいからと言って、スルメはイカの代わりにはならない。

 結婚したい女は、20代で結婚できるよう必死になれ。どこかでも書いたように、28歳以降になってメアド知ってる結婚してなさそうな男にとりあえずメールを送る独身女になると辛いぞ。

 
4 女の奇妙な感覚
 このブログでは何度も紹介したが、

 
【婚活は必要?】理想高い相談者…「では、あなたは相手に何を与えられるのですか?」に絶句

 結婚ビジネスにかかわっている人たちは、最近の婚活ブームで活況なのかと思ったが、当事者はそうでもないようだ。兵庫県内で結婚相談所を運営している50代の女性から少し意外なメールが届いた。この女性は、婚活ブーム自体に違和感を持っているようだった。

 
 過剰な期待に胸を膨らませ、高い理想を求める女性相談者たちに対し、「では、あなたは相手に何を与えられるのですか」と尋ねてみると、みな絶句してしまうのだという。


 
 女全員がこういう感覚だとはもちろん思わないし、どれぐらいの割合いるのかわからないが、こんな女がいるってのは残念だわ。

 何かを相互に与えられるからこそ、結婚するんじゃないのか? 大手証券会社が倒産した時に即座に離婚を切り出した女もいたが、旦那が危機の時にさっさと見捨てて行くような女に、男はどれぐらい情を持って接したらいいのか。俺が結婚に意味を持たせすぎだというなら、結婚って形を取らなくて彼女や愛人の関係でもいいんじゃないかと思うわ。それなら危機の時に去っていっても文句言わないわ。

 女のお客様感覚とでもいうか。お客様であって当事者ではないから、旦那の危機の時にいなくなる。旦那が金を供給できなくなったら、「これ以上の取引継続は困難ですね、さようなら」って去っていく。いや、客でもないな。客なら自分が金払えるか気にするもんな。男に厳しい条件を突きつける一方で、相手に何を与えられるか聞かれて絶句する女って、寄生虫や乞食のレベルだろ。

 条件から入っていく女って、そんな女である危険性を感じるんよな。うっかり付き合って裸になって、変に弱みを握られても困るから、俺はそんな女には警戒したな。態度がころっと変わる女は信用できんわ。

 今は、女子力を身につけましょうなんて言ってるが、男に気に入られる方法だけじゃなくて、男に何を与えられるかというのも考えて欲しいわ。男に気に入られる方法と、男に何を与えられるかは似て非なる。前者は自己の利益のため、後者は他者の利益のため。男に条件を付けるのなら、せめてそれぐらいは考えて欲しいわ。まあ、それを考えられる女と、男を惹きつけられる女が男に選ばれていって、バカな女が結婚相談所に駆け込むのだと思うがな。

 
4 女の奇妙な感覚2
 で、女がどうして自己を省みずに年収1000万円の男がいいというかというと、上昇婚などと呼ばれるように、男の地位で自分の社会的地位も上げるという認識があるからだろうな。これは、年収が低い社会的地位の低い女が特にそう思うんじゃないか? もちろん高潔に生きてる女も少なくないとは思うが。

 だから、自己を省みて分相応な男を選ぶってわけにはいかないんだろな。

 他にも安定的な収入を求めるという理由もあって、女の大部分が年収600万円以上の男を望む。ここで、多くの男が女から結婚の対象外とされる。男の女に対する不満もたまるわけだ。

 しかし、年収600万円以上の男の数は少ないし、一夫一妻制だから女を吸収しきれない。そこで、不倫なんかも生じるんだろう。前にあった年収1000万円以上の男は浮気しているという話は、その現象を指しているのではないかと思う。

 つまり、女が一部の男を恋愛対象にする(男が余る) → 一部の男が女を選ぶ → 女も余る、という流れになっているのだと思う。しかも、日本経済は見通しが暗いので、収入のある男でも恒久的な負担になる結婚には踏み切りにくい。社会的強制も今はないからな。

 で、余った男女同士でカップルになるかといえばそうでもない。結婚する必要もなくなってきてるし、マスコミの影響なんかで理想が上がり結婚の満足度が低いからな。

 こうして結婚は一部の男女が行うものになっていく。森永卓郎の言う、

 世の中の男性は四種類に分類される。その四種類とは「お金のあるイケメン」「お金のないイケメン」「お金のあるブサメン」「お金のないブサメン」である。男性の大半がお金のないブサメンであるため婚姻率が低下、結果として出生率も低下しているという。(Wikipediaから引用)

という意見は正しいと思う。ただ、男がお金のないブサメン扱いなのは、マスコミなどの報道で女の理想が上がっていてそういう評価になるのだと思う。年収600万円以上の男は3.5%しかいないのだから。

 
5 今後
 女に対象外とされた男は、相当数が結婚できないまま生涯独身になると思う。しかし、男は「あえて女に行かなかっただけ」という説明も成り立ちうるし、趣味なんかで一定の満足感はあるので、被害は少ないかもしれない。老後はわからないが。

 女は、結婚適齢期を過ぎても上昇婚狙いがやめられなくて、これまた生涯独身が多く出そうだな。女の方が悲惨な気がするわ。

 しかし、これだけ独身が増えると、独身が駄目という空気も変わってるだろう。「独身会」みたいな集まりがネットを介して出来て、趣味や飲み会をするなんて流れもできるかもしれない。

 なお、どこかで書こうと思っていたが、俺の周りの高学歴層の結婚状況は非常に好調だ。遅れても30代前半に結婚する場合が多い。それを過ぎると、結婚したくないか結婚できない性格かなど、なんらかの事情があるのだと思う。高学歴層の結婚状況は非常に好調ということは、それだけ結婚していない割合の高いグループもあるということだろうな。ただ、男が結婚しない原因には普遍的なものがあるので、高学歴層の結婚状況も今後はどうなるかわからない。婚姻率が上昇しそうな要因はどこを見渡してもないというのが俺の感想だ。

 
6 女への不信感
 ネットの書き込みを見ていると、男の女に対する不信感が高まっているように見えるんだよな。統計を取ってみないと不信感が高まっているかはわからないが、次のような話もある。
 

【総務省】女性不信、女嫌いの男性が急増【調査】2

 男性は「異性に対してあまり良い印象をもてない」「むしろ男性が不利な社会なのではないか」「女性は苦手」との意見が多数寄せられた。アンケートを実施した総務省の職員は「女性との接し方がわからない男性が増えたせいではないか」 とコメント。

 
 朝日新聞の記事らしいのだが、元の記事は消えていてこの内容が事実なのか原典にあたることができない。ただ、女嫌いの男が増えていてもおかしくないと思うんだよ。

 女が希望する男の収入額の話だと、ほとんどの男が女の希望額未満になってしまう。まず、それで不信感が生まれてもおかしくない。さらに、未婚で彼女もいない男が増加傾向にあると推測され、付き合えないのが先か不信感が先かわからないが、女に嫌悪感を持つ男が増えてる可能性が高い。

 安定した収入源を得たいという女の発想はわからないでもないが、それが男の側から見ると拝金主義に見え、さらには利己主義的に感じられて、ピンチの時に男を見捨てるのではないかという不信感にもつながっていきそうだ。

 すべては推測なのだが、この頃のニュースを見ていると、特に女と付き合いの少ない男はニュースで女に不信感を持って、周りの女による意識の修正もなく(周りの女もそうかもしれないが)、結婚や恋愛に参入しないんじゃないかと心配になる。

 商売でも、「損して得取れ」というだろ。好条件の男を捕まえたいのはわかるが、女があまりに条件ばっかり言ってると、好条件の男でも女に不信感を持つようになる。

 女子力をアップしていい男と付き合おう、みたいな話があるけどさ、今の時代、男もネットなんかで女側の情報を得ているわけで、女子力って言葉は男からはかなり冷ややかに見られてるんじゃないかと思うわ。同じ行動を取るとしても、標語が「疲れがちな男子を応援しよう」みたいな感じなら男の印象もだいぶ違うと思うわ。男も女に応援されたら嬉しいからな。一見、男に得をさせているように見えるが、男が喜んで働いたらそばにいる女にも当然恩恵があるわけだよ。これが「損して得取れ」だと思うわ。「情けは人のためならず」なんて言葉もあるな。男性誌と女性誌とで区分されすぎて、相手に得をさせて、それがまわりまわって自分も得をする、個人ではなく全体で得をするって感覚がないな。男女各自がいかに個人の利益を確保するかに焦点が当てられているように思う。それが婚活を条件闘争のごとくに見えさせる原因だろな。労使紛争みたいな対立関係があるわ。

 もし「男女平等なのに、なんで女が男を応援しないといけないの?」、なんて反論が来たら、もう男女関係の根本から変えていくしかないだろうな。もっとビジネスライクに、契約的でドライな関係を模索していくことになるだろう。出産契約、育児契約みたいな感じでな。恩恵のごとにその対価を明確にして支払い、付き合うって事になるだろ。

 利己主義と、それが生み出す不信感は、どう考えても人間関係にとってプラスにならないわ。加えて、女の価値は相対的に低下しているのだから、男は「やってられん」と女から静かに離れていくだろうな。静かに離れていくから、事態が顕在化した時にはすでに大問題って可能性があると思うわ。

 誰の本か忘れたが、年配の女性二人ほどが著書の中で「夫を立ててあげなさい」とそれぞれ書いていた。俺もこの意見に賛成だわ。年配の女性は「妻は夫の三歩後ろを下がってあるくもの」なんて古風な考えから言ってるのかもしれないが、俺はそうではなくて、男は精神的にもろい面があるし、立ててやれば喜んで働くから、結果的に妻は得をすると思うわけだ。夫を手のひらで転がす黒幕というのも悪くないと思うけどな。

定期更新終了のお知らせ 4

ここでは、女向けの対策を書いてみたい。いかにして、結婚するかだな。


a. 〜20代
 この項目は、保護者向けってことになるな。

 女もある程度の学力がある方が当然いい。これからは仕事を持っている方が良いし、いい学校に行けばそれだけ優秀な男と早期に知り合いになれる。これは、婚活で行き詰まった時に武器になると思うわ。東大まで行くと、結婚に不利になるかもしれないが、行けるのなら行けばいいんじゃないか。

 最近読んだ本に、コミュニケーション能力と学歴は相応に関連すると書かれていた。それが必ずしも事実とは限らないとは思うが、コミュニケーション能力が下がっていると言われる現在では、気になる指摘だな。

 偏差値の高い大学に行くと、人格面で優れた奴も多くなる一方、変な奴も増える。変な奴にひっかからないのが大事だな。

 
b. 20代
 20代からは本人向けのアドバイスだな。

 26歳、28歳のうち、どちらかで結婚するという期限を切るといいと思うわ。その年齢で結婚するということは、当然ながら交際期間も考慮して行動しなければならない。

 「仕事は、その遂行のために利用できる時間をすべて埋めるように拡大する」という言葉があるが、20代は女が男から見て最も魅力的に見える時期なのにその時間を無駄にしてしまう女が多い。俺の周りでも28歳ぐらいになって、突然メールを送ってくる女が何人かいた。意図が透けて見えるような文面で、かわいそうに思ったわ。

 30代になっても結婚できるという記事が世の中にあふれているが、それは「結婚できる」であって、「良い結婚ができる」ではない。好条件の男から結婚していくのは、当たり前だ。俺は、「女の幸せは結婚にある」とは別段思ってはいないんだが、結婚して幸せになろうと思ったら、男から見て魅力が1.5倍増しぐらいになってて、男の選択肢も多い20代に結婚すべきだと強く思うわ。

 「普通の男でいい」なんて言い出したら要注意だな。マスコミの影響で、理想が高くなっていると考えた方がいい。だから、収入や外見は妥協するぐらいの方が現実的なラインだと思うぞ。

 
c. 30代以降
 30代以降は、大幅な妥協を求められると思うな。例外的に、何らかの事情で結婚できなかった男で、その事情に不満がないのであれば、わりと好条件の男と結婚できるかもな。俺は、妻が原因で別れたバツイチ男がいいとも思ってるが。

 少し不器用な男でも、教えることによってできるようになるんなら、辛抱強く教えることで、いい男になるかもしれない。異性とのコミュニケーション能力を磨く機会がなかっただけの男もわりといるしな。

定期更新終了のお知らせ 3

続いて、こうしたらどうかと思うことを書くわ。

 
1 現実の状況を正確に把握する
 やっぱりこれだな。年収600万以上の男が少ないのに、多くの女はそんな男を希望しているというのは、結婚難の原因だわ。年収なんかすぐには変わらないしさ、これは女に責任があるだろ。まあ、マスコミの影響なんかでそれが普通だと思いこんでるというのもあるけど、この認識ではほとんどの男が対象外になってしまう。適当な相手が見つからないのも当然だわ。

 と言っても、年収600万以上の男と結婚したいという希望を持つのはかまわない。ただ、それは生涯未婚の可能性を秘めているし、30代になると男の対応が急激に変わることを認識しないといけない。ま、自己責任ってやつだ。

 
2 「普通の」相手は、高望みであると認識する
 女の中にはやたらと「普通の男で良い」などと謙虚じみたことを言う奴がいるが、そういう奴の言う「普通」は高望みであることが多い。平均より少し上の外見に少し上の年収となると、それは男の中でも上位になるはずだ。

 何度も言うように、多くの現代人はマスコミや情報化社会の進展によって、普通と思うレベルが相当引き上げられている。これは男も例外ではない。ただ、なんとなく男は「普通の女」とはあまり言わずに、美人と付き合いたいと思ってる気がするけどな。

 普通と思うレベルが相当引き上げられているという話は、俺が勝手に言ってるわけではない。もちろん俺自身そう思うというのもあるが、

影響力の武器

という本や、新しいところでは「セックスしたがる男、愛を求める女」の63ページあたりにも書かれている。

 
3 お見合いの復権
 俺自身はあまり思わないが、出会いがないという意見が多いようだ。だから、恋愛結婚がいい、お見合いはダサいって感覚を変えていくべきだと思う。出会いの形にこだわるより、貪欲に幸せを求めていくべきだと思うわ。結婚して幸せかは人によると思うが。

 恋愛結婚が主流になったのは、親なんかにセッティングされる古風な、旧制度的なお見合いの雰囲気が嫌われたからだろうな。お見合いの束縛的な側面の反動で、恋愛結婚が過度にあこがれの対象になったところもあると思う。ただ、今となっては、出会えればなんでもいいんじゃないか? 入口にこだわってても仕方ない気がするわ。まあ、お見合いのイメージが悪いのは、恋愛結婚が主流になって、お見合いが恋愛結婚できなかった奴らによって構成される二次的市場になったからだろうな。でも、それはお見合いパーティーでも婚活パーティーでもあんまり変わらないだろ。

 恋愛下手な男女は、お見合いをすればいいんだよ。お見合いはシャイな日本人に向いていると思うわ。その証拠に、お見合いっていう婚姻率の底上げ制度を捨てたことで未婚率が上昇してきたとも言えるしな。それに、恋愛結婚でもお見合いでも、大事なのは結婚後だと思うわ。


 
4 親の対応
 子供が結婚しないのを心配するのはわかるが、意見を見ていると親の姿を見て結婚したくないと思ってる奴がかなりいるぞ。親が口で「結婚はいい」と言っても、失敗の実例を身近で子供は見てきてるんだから、説得力無いわ。

 子供が「親の姿を見て結婚したくなくなった」と言ったら、親はそれを尊重するしかないな。説得する資格を欠くわ。

 
5 教育
 周りの未婚男を見ていて思うのは、服装なんかで結婚や恋愛以前の問題の奴がかなりいるってことだな。

 本人はそんなに自覚もなく、仕事や趣味でどんどん年齢を重ねていって、独身のままでいる。

 このあたり、やっぱり服装なんかの重要性も義務教育に組み込むべきだと思うわ。義務教育の性教育って言ったら、避妊とかあんなのが中心だが、それ以前に異性とのコミュニケーションを教えないとな。

 俺は、男と女で考え方がかなり違うと思ってる。それは、婚活に対する男女の姿勢を見ていても思う。立ち位置が違うから当たり前だな。しかし、そんな差異を無視して、人間みな同じって考える奴がいる。それは違うと思うわ。そのあたりも教えるべきだ。

 
6 研究とその公表
 長続きしている夫婦なんかを研究して、その原因を探るとか、結婚生活の維持について、国レベルで研究すべきだと思う。もちろん、それで回避できない離婚も多いとは思うけどさ、理想の結婚モデルってのが有名人ぐらいしかないし、知識で回避できる離婚原因も少なくないと思うんだよ。これが長続きしている夫婦の特徴だ、って第三者的に国が夫婦に示したら、いいアドバイスになる気がするけどな。

 まあ、思想の押しつけになるのかもしれないが、俺なら読んでみたいし、この研究は国や国立大学レベルじゃないと出来ないと思うわ。

 
7 男女の話しあい
 男性誌、女性誌を見ると、それぞれに誌面で言い合ってるだけで、なんか離ればなれなところで議論が進んでる気がするんよな。今は、女子会などもあって、男は男、女は女でそれぞれ自分の立場から異性の考えを想像しているような気がするわ。

 もう、一度男女集まって話合ってその結果を公表して欲しいわ。男性誌、女性誌の座談会はつまらない。100人単位で集まって、お互いに言いたいこと言い合うような企画をしてほしいわ。隔靴掻痒というか、もどかしい感じがする。年収600万以上の男が少ないという事実があまり知られていないのも、男女間の意見交換や客観的データがないがしろにされているからだろ。男女で話し合って現実的なラインを見極めた方がいい。

 一週間ぐらい前に見たニュースで、円高対策について政府と日銀が形式的な話し合いしかしていないように思えるって専門家が言っていた。これと同じで、結婚対策について、どうも男側と女側がコミュニケーションを取って解決案や希望のすりあわせを行っていない気がするんだわ。

 
8 マスコミについて
 1と2にも関連する話なんだが、もう少し書いておきたい。

 1や2を見ると、俺がマスコミに否定的な見解を持っているように見えると思う。それはその通りなんだが、やや同情するところもあるんだわ。

 マスコミもビジネスだから利益を上げていく必要がある。そうすると、やっぱ利益確保の面から言いたくても言えないこともあるだろうし、可処分所得が多い層(独身女)におもねるのも必然であると思えるんだわ。それがマスコミの限界であるし、マスコミが言ってることが全て正しいわけでもないという根拠にもなるな。俺は部外者だから批判してるが、マスコミもそうとう足かせや制限を受けて情報発信してる気がするわ。

 で、それが婚活とどう関係あるかなんだが、俺は「結婚難といえども、好条件の男女は20代で結婚している。だから20代での結婚を目指すべきだ。」と思うわけ。しかし、それを表立って言えないような空気があるように思う。

 どういうことかと言うと、婚活が話題になり、医療技術も進んで「30、40代で結婚しても大丈夫」っていう許容性は話題になるが、「30代以降は、まともな相手が少ない」って表現はマスコミでは流れない。それは、スポンサーの婚活業者の意向などもあるだろうし、女からの批判も厳しくて、早い話がビジネスとしての表現活動としてはマイナスになるからだ。

 しかし、30代の女より20代の女に惹かれる男の方が多いのは間違いないだろうし、社会人になってから結婚に適した人間になるための教育制度もない今の日本では、「30代以降は、まともな相手が少ない」ってのは厳然たる事実であると思う。

 だから、マスコミが「30、40代で結婚しても大丈夫」って言っていても、それを鵜呑みにしないで、結婚相手は20代で見つけるべきだと思うんだわ。マスコミの意見は、スポンサーの意向や購読者の影響を受けるからな。30代独身女向けの女性誌があったとして、それに「30代独身女は男から見て魅力がない」なんて記事は載らない。「30代女性のオトナの魅力」みたいな記事が載って、読者はそうかなって思うんだよ。読者の精神衛生は保たれるが、それが男から見て事実かはまた別問題だよな。

 男の視点を欠いた報道がされることで、さらに非婚化が進むんじゃないかという危惧がある。もう一度言うが男は30代の女より20代の女に惹かれるし、男も30代になったら性欲が落ち着いてくる。そういった男の事情を考慮せずに、後ろにずらせるからといって30代での結婚を煽ってもいいものかと思う。30代での結婚を勧めるのなら、その前提として結婚するならば20代が原則だというのを打ち出した上で、30代でも結婚できると非常救済手段のように書くべきだと思うわ。まあ、これはマスコミのあり方なので読んでる人の多くには関係ないが、結婚を考えてるのならマスコミがいかに甘言を弄しようとも20代で行動すべきだと、強く思う。

定期更新終了のお知らせ 2

さて、いま俺が婚活について思うところを書いていきたい。

まずは、これからの婚活の動向だな。

 
1 婚活補助
 行政も民間業者も、結婚できないのは出会いの機会の少なさというより、コミュニケーション能力などその人間の能力や性格であることに気づき、そのあたりまでフォローしようとしてきている。サービスはこれからもよくなっていくと思う。

 行政は地方公共団体の動きが中心だが、国レベルで動いていく必要があると思う。少子高齢化に悩む地方公共団体の姿は、間違いなく将来の国の姿でもある。

 
2 結婚の動向
 婚活によっても結婚は増えないと俺は思ってる。減少が若干緩くなるだけだろう。

 女の8割は年収600万以上の男を希望していると言うが、何回も書いたようにそんな男は少数なわけで、女のこの希望が下がらない限り、結婚は増えない。特に、日本は国際的な競争力の低下や少子化もあって、経済は右肩下がりであるように思う。だから、賃金も下がり、年収600万以上の男の割合もさらに減少するだろう。女は年収600万じゃなくていいと反論するかもしれないが、それでも譲れないラインというのはあるはずで、それがやはり男の現実よりも高い収入額ではないかと思う。

 どこで見かけたか忘れたが、正社員が減って派遣労働者が増えたように、正社員(妻)が減って派遣労働者(彼女止まり)が増えるという発想は正しいように思う。家庭内でもコストダウンは避けられない。

 それと、ブログを書いていて気になっていたのは、婚活について男側からの発信が本当に少ないことな。俺は結構雑誌が好きなんだが、結婚が大変だという男性誌の記事を見かけることは多くても、結婚に積極的な記事はあまり見かけなかった。婚活や草食男子という言葉も女の立場からの発想であって、婚活における男の立場・意見発信の少なさに不安を覚える。結婚は同性婚の場合もあるが、大多数は男女一組で行うものであって、一方当事者の男の意見が少ないというのはやっぱり問題だ。男は結婚したくないんじゃないかとすら思う。男は、一人でぼーっとしていたい時もあるしな。これについては、近くの男に聞いてみたらほとんどは同意するはずだ。

 あと、大家族から核家族になり、個人の時代になったってのも大きいと思うわ。家電も便利だし、一人でもネットなんかで時間をつぶせるしな。

 まとめると、結婚が増えるような要因がないってことだな。今年は5年に1回の統計調査の年だが、30歳前半の男の未婚率は50%を越えるんじゃないかと思う。これは、おそらくテレビや新聞で大きく取り扱われるだろう。一気に未婚化問題が大きな社会問題としてクローズアップされるかもしれない。今はまだ婚活なんて動きがあると物珍しく紹介している程度だが、笑えない事態が進行しているという扱いになるかもな。しかし、仮に大きな社会問題として扱われても、それが婚姻率の回復に寄与することはないと思う。社会問題になったからといって、結婚するわけでもないしな。
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