女子大学生の「性」と「男子」

 関西の女子大教授は、学生からの恋愛相談が、ここ1、2年で大きく変化したと話す。
「以前は、デート場所や彼へのプレゼントなどの相談でした。最近は、お互い意識しているのに告白してこない、つき合っているのに手を出してこない。私は嫌われているのでしょうか、という昔では考えられない相談が増えています」


都内の大学のある教授はこう話す。
「授業の合間にラブホテルに行くカップルもいる。恋愛に積極的な者と、そうでない者の二極化が進んでいます」


 
男子校出身に「写メの壁」

恋愛に積極的になれないのか。法政大2年のS君(22)の答えはこうだ。
「高校デビューはあっても、大学デビューはありえない。恋愛に興味を持ち、実際に動き出すのは高校時代。その大事な時期を男同士で過ごしているのだから、いきなり大学で女性と上手く話すことなんて、できません」
 大学で男女が仲良く話をしているのを目撃。カップルと思ったら、友達だと聞いて驚いた。女性慣れしている共学出身者との経験の差は、そう簡単に埋められないと実感したという。

 
 共学なら見た目だけでなく、コツコツと勉強する姿や、スポーツに打ち込む姿など、女子に魅力をアピールするポイントは多様だ。それが男子校の場合、用意されているのは見た目とコミュニケーション能力というハイレベルなポイントだけだ。
 そこで同じ中高一貫校出身でも差が開いていく。
「経験が複数あるか、全くないかのどちらかだった」
 高校時代を振り返り、大半がそんな表現をした。


 話を聞いた大学生のうち性体験のない人は5人。彼らも焦ってはいなかった。それどころか、既に恋愛から降りた人もいる。



 
この話は、「プレOデント Family (ファミリー)」あたりの雑誌を読んでいる親向けかもしれないな。

男子校出身にもメリットがあって、
 
 
「男女別教育は学力アップ」 シンポで報告

開成、灘、桜蔭といった東大合格者の多い学校の9割が男女別学という。

 
という話もあるので、一概には男子校が悪いとは言えない。

とはいえ、引用した記事のような事実も起きている。俺自身は共学の高校出身なんだが、大学にわりと男子校出身の奴がいて、まさに引用した記事のような光景を目の当たりにしたわ。

恋愛に積極的な者と消極的な者の二極が一般学生の間でも進んでいるようだが、男子校出身者の場合はそれが昔からあったように思うな。友達の構成で、女に積極的なグループとそうじゃないグループに分かれていくんだろう。男子校は同級生の女が学校にいないから、下手すると女に対するコミュニケーション能力が身につかないことがある。

優秀な人材が多いんだから、家庭なんかでトラブルを引き起こされても困るわけで、男子校出身の息子がちょっとオタクかな?と思ったら、その対策を練る必要があるわ。大学に入ってからそこまでフォローしてくれる男子校があれば面白いな。実際にフォローが必要な奴は結構いるぞ。高校時代に学ぶべき異性とのコミュニケーションを学力アップのために大学入学後に後回しにしたと考えれば、大学入学後のフォローはカリキュラムの完成と言え、そこまでできる男子校があってもいいと思うな。

ただ、高校である程度人格ができあがるから、大学入学後にフォローして間に合うかという懸念もあるが。ま、年齢がいって婚活するようになって、あわてて異性とのコミュニケーションを学ぶよりは、可塑性が高いのでいいと思うけどな。