女豹ライターが教える!間違いだらけのオンナ磨き

 
女子力とリンクしたネイルですが、果たして男子目線ではどのように映っているのでしょうか。

 
ネイルについて周囲の男子たちにたずねたところ、真っ先に挙げられたのが「つめを伸ばす」ことに対する拒絶反応。 

「長く伸ばす意味がわからない。面積が広いほうがアートのしがいがあるのかもしれないが、いくら飾っても不潔にしか見えない」(33歳・広告関係)  

 
むしろ、男を寄せ付けないためにネイルは効果的だと思うわ(笑)。


 
■男子の意外な視点にびっくり! 

「つめが長かったり派手なネイルをしている手を見ると『きっと家事をやらないんだろうな』って思う」(26歳・フリーター) 

なるほど! 適齢期の男子目線には「嫁として合格ラインか」というフィルターがあるのですね。 

ただ、女子代表で言わせてもらえば、マニキュアだとはがれやすいけど、ガンガン洗い物をやってもOKなジェルは実用的。つめの保護にもなります。「家事をしながらも女子力はキープ!」なマインド、男子にも理解してほしいですね(笑)  

 
意外な視点にびっくりって、気づいてなかったのか。こっちがびっくりしたわ。


 
「じゃあどんなつめがいいの?」と回答をくれた男子全員に詰め寄ったところ、大多数の意見は「素づめでいい」あるいは「透明か淡いピンクのナチュラル系」でした。 

「別に何でもいいと思う。そもそもつめでかわいさを判断しない」(38歳・会社員) 

そうだったんですね!結局は自己満足だったんですか。 

 
判断しないというか、長いツメとかがマイナスに働いてるだけな気がするな。 

 
しかし「何もしないより、末端まで気を使っているとわかるほうが好み。部屋とかちゃんと片付けていそう」(26歳・フリーター)という意見もあるので、努力は無駄じゃないようですよ!  

どれくらいの男がそう思うかってことだよな。爪の手入れがある程度できてたら、わざわざ凝ったことしなくても部屋とかちゃんと片付けてそうという評価を得られるんじゃないか。

凝ったネイルにするのは自由だが、遊ばれて終わりになる可能性も高まるんじゃないか。もし俺が女で婚活するなら、そんなことしないわ。ネイルに拒絶する男が多そうだしさ。

 
ネイルについて本当に男の見解に気づいてないのかわからないが、事実なら、「だから男女できちんと議論してみよう」って言いたいわ。こんな行き違い、話をすればすぐに解決するじゃないか。公開で男女で議論して、それを冊子にして配ったら、男女の相互理解が深まり、無駄なオンナ磨きも減るだろ。話したらわかるのに話さないのは、もったいない。

そして、男女で話して「婚活中は、ネイルに凝らない」という結論が出て、それがマニュアル化したとして何が悪いのかと思う。人を不愉快な気分にさせない作法がマナーなわけで、マナーも一種のマニュアルだと思うんよな。恋愛・結婚業界は、マニュアルに対する拒絶感が高すぎると思う。そのくせ高い水準を要求するから、結果として未婚率がどんどん上がるんじゃないだろうか。

 
「守破離」って概念がある。Wikipediaによると、「守破離」とは

まずは師匠に言われたこと、型を「守る」ところから修行が始まる。その後、その型を自分と照らし合わせて研究することにより、自分に合った、より良いと思われる型をつくることにより既存の型を「破る」。最終的には師匠の型、そして自分自身が造り出した型の上に立脚した個人は、自分自身と技についてよく理解しているため、型から自由になり、型から「離れ」て自在になることができる。

ということだ。

まずは型を守ることで、基礎を固めるんよな。この型ってのは、マニュアルみたいなものなんじゃないか。

マニュアル批判は、いきなり「離」から話が始まって、「守」を否定するようなものだ。「守破離」は、上達の過程をうまく表した言葉だと思う。コミュニケーションも一つの技術なわけで、「守破離」は通用すると思う。

自然がいいのはわかるが、そこに至るまでに最初は型の過程があると思うべきなんじゃないか。

それに、自然に存在するものでは食料が足りないから、穀物なら畑を作ったり、魚を養殖したりするんだろ? コミュニケーション出来る奴もそうやって人数を確保すべきで、マニュアル批判って言うのは、畑も作らず養殖もせず、自然の物だけで生きていくというようなもので、それでは大人数をまかない切れないだろ。