ロールキャベツ女子が急増中らしい。

ロールキャベツ女子とは、ぱっと見た感じは草食だけど、中身は肉食って意味らしい。

草食と肉食を相手によって使い分ける女のことのようだ。

 
でも、相手で態度を使い分けるって当たり前じゃないか? 目上の人と友達だったら、当然態度が違うだろ。相手に関係なく肉食とか、それって異常じゃないか?

 
まあ、それはいいんだが、俺が言いたいのは、「いたずらに新しい言葉が生まれるだけで肝心の議論が進んでないんじゃないか?」ってことな。

次から次へと新しい言葉ができて、それは事象を的確にとらえて問題を解決するのに役立つかと思って見てたけど、ほとんどの言葉は使い捨てに近く表層的に現象をさらってるだけだわ。

しかも、女が男を評する言葉が多いから、どこか男に否定的な気がするな。ロールキャベツ女子は肯定的なイメージで、ロールキャベツ男子に否定的なニュアンスを感じるのは、俺の気のせいか?

 
これからも新しい言葉はどんどん生まれると思う。まあ、もともと命名自体が社会現象をおもしろおかしく捉える言葉遊びのたぐいで、問題解決の意図もないんだろうけどさ、新しい名称に注目が集まって、肝心の未婚化・晩婚化・結婚難といった問題を解決するための議論に光が当たらないってのは残念な話だな。結婚したければ、人が新しい名称について話してる間に、自分だけは助かる(結婚する)方法を考えるぐらいでいいと思う。

 
なお、更新頻度が下がると言いながら更新してしまうのは前にもあったが、なぜかこういう時に限って言いたいことや気になる記事が出るんだわ。