女性誌が絶対書かない、女の婚活に対する男の本音

問題発言かもしれないが真実を語る

未婚率

非婚社会

NHK 特報首都圏 結婚しない男と女 〜“非婚社会”の深層〜


30〜34歳の男性は47%、女性は34%が結婚していない、ってデータがテレビで流れたのは大きいな。

この数字の根拠は、平成22年(2010年)の国勢調査なんだが、死別・離別もあわせると30〜34歳の男性の49.5%が独身。調査から3年経ち、もしかするともう今は50%越えてるかもしれない。未婚率高すぎだと、俺も思うわ。

そして、おそらく、や○○さんの意見のとおり、団塊ジュニア世代は切り捨てになるだろな。今の20代前半ぐらいだと、考え方もかなり変わってきて、また未婚率が下がる可能性もありそうだが。

 
ついでに紹介すると、サラリーマン川柳の 「やすらぎが ほしくて結婚 しない僕」ってのはよくできてるな。  

日本の婚活対策は20年遅いんじゃないか?

去年の記事だが、現時点では嘉田由紀子「日本未来の党」前代表だな。

 
未来・嘉田代表 非モテ男子に「一人暮らしして連れ込め」と助言

 
「日本未来の党」の代表として注目を浴びる、嘉田由紀子滋賀県知事(62才)。とはいえ、国政経験がなく、目立ったメディア出演歴もない嘉田知事に「この人、誰?」と感じている人も多いのではないか。

 
 大学院時代から研究まっしぐらで、滋賀県琵琶湖研究所職員や京都精華大学教授などを歴任。この間、子供たちを夫の両親に預けて研究に没頭、子供と顔を合わせるのは週末だけという時期もあった。京都精華大学時代の教え子が嘉田知事の素顔を語る。

「すごくオープンで正直に何でも話してくれるかた。学生のお母さん的存在で“嘉田ママ”と呼ばれていました。学生の恋愛話に首を突っ込み、『あの子とあの子、くっついて今どうなん?』なんて聞いたり、『彼女ができない』と相談した男子学生に『まずはひとり暮らししなきゃダメよ。だって連れ込めないじゃない!』とアドバイスしたことも」


 
昔なら笑い話だったが、収入の減少により若者の親との同居率が上がってそうで、未婚率は確実に上がっている昨今では、笑えない話だよな。

 
まあ、それはいいとして、学生時代になんらかのアドバイスをしてくれる人がいたというのはいいことな気がするな。

 
というのも

 
婚活男性「白い靴下、つながり眉毛はNG」

 
 新潟県新発田市が9日に初めて開催する婚活イベントを前に、男性参加者が会話の仕方や身だしなみについて学ぶ講習会が同市生涯学習センターで開かれた。

 「白い靴下やコロンは禁止。眉毛がつながっていませんか」。

 あいさつの仕方や話題選び、服装、香水など、イベント企画会社の女性講師の細かいアドバイスに男性参加者24人は真剣に耳を傾けていた。市内の男性会社員(39)は「女性の目を見て話すのが苦手。当日、ちゃんとできればいいが」と不安をのぞかせた。


 
39歳の男性が「女性の目を見て話すのが苦手」と言ってるわけだが、こういう対策は、19歳ぐらいでやっとくべきなんじゃないかって思うんよな。

 市内の男子学生(19)は「女性の目を見て話すのが苦手」と不安をのぞかせた。

という状況にすべきなんじゃないか。

その方が男も苦しまなくていいし、女も早く結婚できるし、国としても未婚率が下がり、出生率が上がる可能性が高まるわけで、誰にとっても得だわ。三方一両損という話があるが、これは三方二十年損だな。三方一両損は円満解決だったが、これは単に悪いだけだ。

39歳までいくと、変わるのはなかなか難しいものがあるだろう。だから、18歳以上の義務教育を作るとか、大学の一般教養過程に会話の仕方や身だしなみの講座を組み込むとかすべきだと思う。日本の婚活対策は、団塊ジュニアが若い頃に対策を打たなかった点といい、対策の対象者の年齢といい、それぞれ20年遅い気がするわ。

 
これは、読んでくれている人から教えてもらった話だが、

付き合い始めて4ヶ月なのですが、彼女に結婚をせかされます

要約すると、相談者は、35歳の男。彼は、同い年の彼女から結婚をせかされている。しかし、付き合ってまだ4ヶ月で、付き合って1年以内に結婚という考えは、彼にはあまり理解できない。他方、彼女は、子どもを産みたいので早く結婚したい。どうすれば彼女を説得できるのか。こんな内容の相談だな。

これで男女の論戦になっているわけだが、まず、この相談の遠因は、昨年放送されたNHKスペシャル|産みたいのに 産めない〜卵子老化の衝撃〜にある「女性の卵子は年齢とともに年を重ね、35歳の女性が出産できる可能性は20歳代の半分になる」という話なんじゃないか。これは、昨年かなり話題になったからな。というか、NHKスペシャルの放送が昨年の6月で、相談者は昨年12月で交際4ヶ月だから8月ぐらいからつきあい始めたわけか。もしかすると、彼女の方も、NHKスペシャルを見て出産に不安を感じ、相手を見つけたって感じなんだろか。もしそうなら、もっと早くこういう事実が世間に広まるべきだったよな。婚活のブログをやってて同情するのがこういうのを見た時で、男の収入にしてもそうだが、正しい情報が広まってほしいと願わずにいられない。とはいえ、相談者の意見も理解できるので、難しいところだな。

再婚のケースもあるし、晩婚化を止めればこんな相談がゼロになるとは思わないが、少なくともこんな悩みを抱える人が減少するのは明白で、やっぱり晩婚化って何のメリットもないんよな。晩婚化が進むにつれて、「晩婚化でいいんだよ」って読者迎合的な記事が雑誌でも増えそうな気がするが、それはその年齢まで結婚できなかった(しなかった)人に対して言うべきことであって、やはり若い層には早い結婚を促すべきだわ。結婚願望があるならさ。

 
さらに、NHKのツイッターの公式アカウントの一つによれば、

 
山田「日本が世界の中で最速で離婚率が高まっている国。生涯独身率も」

 
らしい。しかし、離婚率の上昇について何らかの策が講じられてるとは聞いたことがないように思う。離婚対策も遅れていることは、想像に難くないな。

つぶやき 36

現在30代前半の独身男子の3人に2人が未婚で一生を終える?


2010年の「厚生労働白書」では、男子の生涯未婚率が初めて20%を超えた。さらにこの傾向は続く見込みで、2030年には男性の生涯未婚率が29.5%、つまり「3人に1人が生涯独身」という状態にまで増えると予測されている。

しかも、国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集」(2012)によると、86.3%の未婚男子が「いずれ結婚するつもり」と答えている。「結婚はしたい。でも結婚できない」人が生涯独身者の大半を占めているのだ。

「2010年の『厚生労働白書』で、最も注目すべきポイントは30代前半層の男子の未婚率がほぼ5割近くにまで達したことです。『2030年、3人に1人の男子が生涯独身』なら、現在30代前半の独身男子は、3人のうち2人が生涯未婚に追い込まれる計算になりますから、これは深刻な問題です」(経済アナリストの森永卓郎氏)


 
独身男子5割の中で、3人に2人が生涯未婚とすると、その生涯未婚率は約33%、婚姻率は約67%になる。

つぶやき 34で、俺は「2010年の時点で未婚率47.3%の30代前半男は、未婚率35%、つまり婚姻率65%前後ぐらいが限界なんじゃないかと思う(まったくの想像だが)。」と書いたわけだが、結構近い数字だな。

もちろん俺も全く根拠なく言ったわけではなくて、未婚率47.3%を前提に、30代以降で結婚する分を予想し、それを差し引いて計算してみた。男の平均初婚年齢が30歳に達していることから、もう少し30代以降の結婚を多く見積もっても良かったのかもな。

とりあえず、書いてたことと近い話が記事として出て良かったわ。このブログはきついことを書いているかもしれないが、実在しない話で批判はしたくないと思ってるからな。

 
しかし、今週はこの記事に加え、

女子の「草食化」が進行し始める 大学・高校生のセックス体験率低下

アダルトビデオ大国日本でセックスレスが多い謎

と、関連するような記事が多い。「お盆に実家に帰って、家族の皆さんとお話ししましょう」って空気なんだろうか。

結婚と県民性

前に都道府県別の未婚率を日本地図で色分けしたら面白いと書いたことがあったが、そんなサイトがあった。

新・都道府県別統計とランキングで見る県民性 [とどラン]



20代男性未婚率

20代女性未婚率

30代男性未婚率

30代女性未婚率


がそうだ。

偏差値表示なので、実数などはよくわからないのだが、女余りと書いてきた京都と福岡について見てみると、京都は男も女も未婚率の偏差値が高い。それに比べて、福岡は女の未婚率の偏差値に比べて男の未婚率の偏差値は低い。これは、京都は男女がくっついていない、福岡は本当に女が余ってるというデータを表しているような気がするのだが、どうだろうか。

生涯未婚率について生じやすい3つの誤解

今週は、生涯未婚率のニュースがあったが、関心が高いのかアクセス数が急増した。ネットでも熱いやり取りがされていて、「結婚は良いぞ」、「それ、高嶋に言ってやれよ」とか、見ていてなかなか面白かった。

で、今回は、生涯未婚率について生じやすいと思われる3つの誤解について書いてみる。

 
まずは、生涯未婚率の定義から。生涯未婚率の計算方法がわかる。

生涯未婚率というのは、「45〜49歳」と「50〜54歳」未婚率の平均値から、「50歳時」の未婚率(結婚したことがない人の割合)を算出したものであって、生涯を通して未婚である人の割合を示すものではない(引用元)。

つまり、各人の人生を最後まで追いかけて算出した数値じゃないってことだな。俺は国勢調査の結果から50歳の未婚率を抽出しているのかと思ったが、そうでもないようだ。

そうなると、晩婚化しているし、50歳以上でも結婚する人はいるんだから、50歳の未婚率で生涯未婚率を語るのはおかしいんじゃないかって意見があるのは当然だと思う。

俺も最初そう思ったんだが、50歳の未婚率を生涯未婚率とすることでいいと思うようになった。60歳の未婚率を生涯未婚率とすると、社会の変化に対する人々の関心が10年遅れてしまう。50歳以降の初婚はそれほど多くないのだから、それを切り捨ててでも生涯未婚率として国民に社会の変化を伝える方が、統計の数値の利用法としては正しいと思う。実際、生涯未婚率だからニュースになったわけで、50歳未婚率としての発表ならばここまで人々の関心を集めなかったと思うわ。個人が死ぬまでを追いかけて出した具体的な数値ではなく、定義を定めて出した仮想的な数字なのだから、目的に沿う形で利用すればいい。アバウトな計算方法から見ても、生涯未婚率という数値の主たる目的は、正確な生涯未婚者数を伝えることでなく、社会の変化を知らしめることにある気がする。

60歳の未婚率を生涯未婚率とすると、社会の変化に対する人々の関心が10年遅れてしまうと書いたが、10年の違いは大きい。例えば、「年収600万円以上の男を見つけて結婚しましょう」というフレーズを信じた女がいたとして、「年収600万以上の男は、実は3.5%しかいません」って教えられるのが25歳か、その10年後の35歳かでは全然違うだろ。

というわけで、生涯未婚率は生涯を通して未婚である人の割合を示すものではないってのが生じそうな誤解の1つめだ。生涯未婚率の意味に気をつけましょうってことだな。ここまで書いてきて思ったが、「45〜49歳」と「50〜54歳」未婚率の平均値という算出方法からすれば、45歳までに亡くなっている人は含めないんじゃないか? そうすると、45歳までに亡くなっている人は未婚が多そうなので、実際の生涯未婚率はもっと高くなりそうだな。

 
次に言いたいのは、前回の生涯未婚率 男の5人に1人は生涯未婚でも書いたように、今週ニュースになったのは、生涯未婚率の予測ではなく、2010年時点で50歳の人を基準とした確定した数値ってことだ。男性の生涯未婚率が20%だったことから、「生涯未婚率2割に入ったらどうしよう」という意見も多かったが、それはちょっと違うというのは前回書いたとおりだ。ちなみに、「生涯未婚率 2011」、「生涯未婚率 2012」で検索してる人も多いようだが、上に書いた定義からすると国勢調査が実施された年しか生涯未婚率の数値は出ないと思う。

 
そして、3つめは、生涯未婚率はあくまで平均ってことだな。

各人の職業、経歴などはバラバラなのだから、その世代のどこを切り取っても未婚率は同じなんてことはありえない。例えば、高校時代の友人はみんな結婚しているが、職場の同僚は8割未婚、あるいはその逆、とか、そういう偏りが必ず生じているはずだ。だから、ある人が50歳を迎えた時の生涯未婚率が3割だったとして、その人が結婚できる確率は7割かというと、それは違うと思う。

自身の所属しているグループの未婚率が平均より高かったら、それをなんとかする努力がより一層求められるってことになると思うわ。もっと厳密に見ていけば、職場の同僚の未婚率は低いが、よく考えたら学生時代から付き合ってた相手と結婚してる奴ばっかりで、社会人になってから出会った相手との婚姻率は低いな、とか、そういう判断もできるかもしれない。個人としては、生涯未婚率よりもその人の具体的な生涯未婚確率の方がより検討すべき数値なんじゃないだろうか。
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