「婚活」、「恋活」、「離活」、「結婚難民」など、結婚をめぐる言葉が多く生まれる昨今、俺も何か言葉を生み出したいと思って考えてみた。
考えてみると、めでたい事のわりに結婚でおめでたい新語って少ないな。なんか陰のある言葉が多い。
俺が思いついたのは、
「拒婚」
調べてみると、もう使ってる人がいるな。実は、これが未婚の増加の原因の一つなんじゃないかと思う。結婚にいいイメージのない若者が増えてるのかもな。
「悲婚論」、「悲婚観」
意味は、「拒婚」に近いな。結婚生活に対して悲観的な考え。
「諦婚」
結婚を諦めたってことな。どっかで思いつくきっかけとなった記事を見たんだが、と思って調べたら見つかった。
東大男子「性体験無し45%」 この数字「思った通り」なのか - BIGLOBEニュース
「彼女を作るのを既に諦めている人もたくさんいます」
やっぱり、最近の結婚事情では、明るい新語は思いつかないな。考えてる途中で思ったんだが、最近の若い男は収入が少ないから結婚に踏み切れない。若気の至りなんて言うが、最近の若い男はきちんと考えて見切り発車しないんだから、そこは誉めてやってもいいんじゃないか? 最近の男叩きの結婚記事の多さには、引くものがある。ますます男は結婚が嫌になるな。
ところで、「エンジェル婚」、「授かり婚」、「おめでた婚」あたりは、本人らとその家族だけが満足してる言葉だと思う。子供に罪はないが。
例えば、「税金を払って社会に貢献するためにタバコはやめません」、「社会勉強のために消費者金融で金を借りてます」って言うのと同じくらいの無理な正当化だと俺は思うわ。実際、俺の周りでも「デキ婚だろ」って笑ってる奴多いしな。強がって言えば言うほど、逆効果な気がするわ。「結婚する決意がなかなか出来なくて、結局デキ婚で子供に背中押された」って言う方が面白いし、器も広いように思う。