23年上半期の出生数、過去最少の37万1052人 3.6%減

 
 厚生労働省が29日公表した人口動態統計(速報値)によると、2023年上半期(1〜6月)の出生数は、前年同期と比べて3・6%少ない37万1052人だった。上半期の速報値では、比較可能なデータがある00年以降最も少なく、少子化に歯止めがかからない現状が改めて浮き彫りになった。

 
上半期で37万1052人なので、下半期に同じ人数が生まれるとしても、年間で74万2104人。

これから100年間同じ人数が生まれ、全員が100年生きたとしても、日本の総人口は7421万人になってしまう。今の人口は1億2454万人らしいので、単純計算でも5000万人減ってしまう。しかも、全員が100歳まで生きるなんてありえないのだから、実際の人口はもっと減るだろう。

すなわち、今の時点でも人口5000万人の減少、率にして41%もの人口の減少が見えているのに、国民も政治家も危機感が薄くないか?

移民を増やそうという意見もあるが、最近の円安ですら外国人が就労先に日本を選ばなくなってきているのに、斜陽の国に外国人が来るとは思えないし、ヨーロッパでは移民による問題も起きている。

俺がこのブログを書くのは、婚活や世間における男性軽視と少子高齢化が気になるからなのだが、この2つとも一向に改善の兆しが見えないな。