しまむらが販売中止した「パパをけなすデザイン」女性側も苦言。7割が“ナシ”と回答した理由
しまむらが展開する子ども用品専門店「バースデイ」が7月29日に発売した新商品のデザインに批判が噴出し、販売中止が発表される事態となりました。
今回物議を醸したのは、アーティストの加賀美健氏とのコラボ商品。「パパママいつもありがとう」「くくった(靴下)」「ママがいい」など子どもが書いたような文字がデザインされた可愛らしい服や靴下、ファッション小物の中には、「パパは全然面倒みてくれない」「パパはいつも寝てる」「パパはいつも帰り遅い」など、なんだかパパに冷たいメッセージが……。
SNS上では「なんだこのパパヘイト商品」「さすがに受け付けない」などの批判が相次ぎ、バースデイは翌日、公式Xを通じて「ご不快な思いをさせてしまう表現がりましたこと、深くお詫び申し上げます」との謝罪と共に販売中止を発表しました。
男性に批判的な商品が発売中止になるのは珍しく、男女平等の一歩とも言えるかもしれない。
これまで、女性批判には鬼の首を取ったかのような抗議があり、逆に、男性批判はいくらしてもいいという空気があり、マスコミなども中年男性を馬鹿にするような風潮があった。先日、週刊誌SPAで、乙武氏が「中高年男性をバカにすることは許されているどころか、コンテンツとして消費されている」、「男女が逆だったら炎上する内容の記事がある」といった指摘をしているが、本当にそのとおりだわ。なお、「男女が逆だったら炎上する内容の記事がある」というのは、俺が思う例えだと、「デート代は男性がおごるべき」みたいな意見が平然となされる一方で、「女性は、早起きしてデートに手作り弁当を持ってくるべき」なんて記事があったら炎上するって感じか。
結局、人間は誰かを馬鹿にして笑いたいという願望が根本にあるのだと思う。それが良いことか悪いことかは別として、言えるのは、そうした笑いを排除した地上波テレビがどんどん面白くなくなっているという現実だろう。テレビ離れなどと言われるが、表現規制があまりにも強すぎて笑える番組を作りにくいという背景もあると思うわ。
今後は、男性に対する批判もしにくい世の中になってくると思う。ネットなどで男女対立がさらに激化しそうな気がしてくるな。
しまむらが展開する子ども用品専門店「バースデイ」が7月29日に発売した新商品のデザインに批判が噴出し、販売中止が発表される事態となりました。
今回物議を醸したのは、アーティストの加賀美健氏とのコラボ商品。「パパママいつもありがとう」「くくった(靴下)」「ママがいい」など子どもが書いたような文字がデザインされた可愛らしい服や靴下、ファッション小物の中には、「パパは全然面倒みてくれない」「パパはいつも寝てる」「パパはいつも帰り遅い」など、なんだかパパに冷たいメッセージが……。
SNS上では「なんだこのパパヘイト商品」「さすがに受け付けない」などの批判が相次ぎ、バースデイは翌日、公式Xを通じて「ご不快な思いをさせてしまう表現がりましたこと、深くお詫び申し上げます」との謝罪と共に販売中止を発表しました。
男性に批判的な商品が発売中止になるのは珍しく、男女平等の一歩とも言えるかもしれない。
これまで、女性批判には鬼の首を取ったかのような抗議があり、逆に、男性批判はいくらしてもいいという空気があり、マスコミなども中年男性を馬鹿にするような風潮があった。先日、週刊誌SPAで、乙武氏が「中高年男性をバカにすることは許されているどころか、コンテンツとして消費されている」、「男女が逆だったら炎上する内容の記事がある」といった指摘をしているが、本当にそのとおりだわ。なお、「男女が逆だったら炎上する内容の記事がある」というのは、俺が思う例えだと、「デート代は男性がおごるべき」みたいな意見が平然となされる一方で、「女性は、早起きしてデートに手作り弁当を持ってくるべき」なんて記事があったら炎上するって感じか。
結局、人間は誰かを馬鹿にして笑いたいという願望が根本にあるのだと思う。それが良いことか悪いことかは別として、言えるのは、そうした笑いを排除した地上波テレビがどんどん面白くなくなっているという現実だろう。テレビ離れなどと言われるが、表現規制があまりにも強すぎて笑える番組を作りにくいという背景もあると思うわ。
話がそれたが、要は、男性を批判しても抗議の声が少ないから、記事を書くときに「世間も誰かを馬鹿にして笑いたいだろう」と思い、つい男性批判に頼ってしまうところが出てしまう。女性誌なら読者が女性だからなおさらそうなってしまう。しかし、インターネットの普及で女性誌の記事を男性も目にすることが多くなった。これまでは男性誌、女性誌で、それぞれの読者の溜飲を下げるために書いていた異性蔑視の記事が異性にも見られるようになってしまった。それが批判を加速させているな。
今回は商品化までに誰も問題視しなかったのは不思議だが、世間の、男性への批判なら許す雰囲気が商品を許容してくれると思ったのかもしれない。
今後は、男性に対する批判もしにくい世の中になってくると思う。ネットなどで男女対立がさらに激化しそうな気がしてくるな。