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想い

今のARC-Vでは、5D'sの登場キャラだったジャックやクロウが出ていますが、それに関して「もう過去作のキャラを出すのはこの二人だけで留めて欲しい」という声を一部で聞きます。
しかし、それでも僕の「遊戯王ARC-Vに神代兄妹が出て欲しい」という思いは変わりません。
ただそれは、「神代凌牙や璃緒がまた見たい」と言うよりは、ジャックややクロウの様に再び出てデッキを強化して貰わないと困るという思いによるものです。
WP枠でZEXALのキャラのデッキの強化は行われていましたが、その中に神代兄妹のデッキの強化はありませんでした。そのラストスパートとも言えるSECEで、メインキャラである神代兄妹を差し置いて、同じくテーマデッキ使いではないアンナのデッキの強化神代兄妹の強化を出さない事に意地になってるような気がしてなりません。
なぜ意地になってたのか…それはアニメARC-Vで神代兄妹が再登場する兆しだと思いたいです。でもないと、メインキャラなのにWP枠で強化が貰えないなんておかしいでしょう?

ジャックは5D'sの頃は「他のメインキャラと比べてデッキが組みにくい」と言われており、クロウはエースカードの筈のブラック・フェザー・ドラゴンがバリエーションが少ない上に強化も乏しいと今尚言われています。
今のシャークは、メインキャラなのにWP枠での強化が無かった、ホープや銀河眼関連は色々と出ている中で切り札のバリエーションが浅いという意味で、これら二者の悪い部分だけを合わせた様な状況に置かれてるんじゃないかと思います…。
しかしジャックに関しては、SRC-Vで登場した事によって実際にOCGで強化を貰えています。僕はジャックには思い入れが無い上にARC-Vを見ていないので扱いがどのようなものなのか、またそれについてどんな風に感じるのかは分かりませんが、本当に強化されただけでも御の字だと思います。
知らないからこそ言えるのかもしれませんが、シャークもいつかこんな風に強化されて欲しいです。

テーマ : 遊★戯★王
ジャンル : アニメ・コミック

悲報

年末に開催されるジャンプフェスタ・・・そこでは新たなプロモパックプレミアムパックが配布・先行販売され、なんだかんだで毎年様々な水属性モンスターが登場していました
例えば去年の場合は、プロモパックでは、第7期以来初のなる水属性シンクロモンスターであり、初の水属性シンクロモンスターでもあるたつのこ、プレミアムパックでは、僕が密かにOCG化を望んでいた漫画版出身のナンバーズの氷結のレディ・ジャスティスと、漫画版でシャークが使用したカードで、「アーマー・カッパー(これも一昨年のプロモパック出身のカード)が出たから、もう別にOCG化されなくてもいいか」と思っていたところにまさかのOCG化を果たしたキャット・シャークといった感じでした。
思えば僕は毎年、この時期を一番楽しみにしているのかもしれません。他に出るカードがそれほど多くなく、特にプロモに関してはアニメ出身のカードも少ないという事から、個々のカードについてネット上で語りやすいというのも、僕にとっては結構な利点に映っていました。

ところが、Vジャンプ2016年1月号によると、今年のジャンプフェスタでは、その内の1つ、プロモパックが配布されないと言います。

JF2016
(上の画像をクリックすると、拡大版が表示されます)

通常パックでのWP枠の消失もそうでしたが、これでまた一つ、新たな水属性が出る機会が失われてしまいました…
しかも、ネプトアビスこそ出たものの頑なにシャーク璃緒のデッキの強化カードを出さなかったWP枠とは違い、プロモパックには大なり小なり様々な水属性を排出したという実績があります。

これによって最も被害を被った水属性テーマは「フィッシュボーグ」でしょう。フィッシュボーグは、フィッシュボーグ-ガンナーが禁止になってから2体目のランチャーが初登場したのがプロモカードであり、それ以降に登場したフィッシュボーグも、プランターを除いて全てプロモパック出身です。
「フィッシュボーグ」をカテゴリ化させたカードであるフィッシュボーグ-ドクターも、一昨年のプロモパックで登場したカードでした。
比べる対象がおかしいのは百も承知ですが、「フィッシュボーグ」と名前が似てる上にシンクロギミックもあり、サポートが非常に充実しているブンボーグや、フィッシュボーグに勝るとも劣らない強力な属性専用サポート効果を持ったチューナーのガスタの神裔 ピリカを擁している上に、元々掃いて捨てる程数がいたのが更に今尚増え続ける風属性シンクロモンスターを、指をくわえて見守る事しかできません…。
これらの躍進を目の当たりにしては「ちくしょう……!!!ちくしょおおおーっ!!!!!プ…プロモが…… …今年のプロモパックが出さえすれば………!!!」と思っていたものでしたが、プロモパック自体が出ないとなればフィッシュボーグの強化もクソもあったものではないでしょう。
ちなみに、フィッシュボーグ-ランチャーのシンクロ素材にできる水属性シンクロモンスターは、現状では皮肉にも去年のプロモパック出身のカードであるたつのこが最後であり、アーチャーに至ってはトリシューラを最後に1体も登場していません(しかも出たのはアーチャーよりもトリシューラの方が先)。

もっとも、プロモパックのカードは入手困難であり、ファン泣かせな部分はあったかもしれません。
例えば、今この記事を書いている段階では、上でも名前を出した去年のプロモパック出身のカードであるたつのこは高額カードです。僕は、たまたまネプトアビスの情報が出る直前のタイミングで運良くシングル買いする事ができたに過ぎません。
一般配布されたプロモですら、目当てのカードが全然当たらず結局シングル買いで妥協した事もありました。
プロモパックの廃止は、プレイヤー間の格差を解消する意味では英断と言えるのかもしれません。

しかし、まだプレミアムパックが残されています。上の画像ではPP18の先行販売についてアナウンスされています。
僕はこのプレミアムパックに、スパイダー・シャークのOCG化の望みを託しています。この一年間は、このためだけに頑張って来れたと言っても過言ではありません。
上の画像では、PP18の収録カードとして魔帝アングマール、究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン、No.77 ザ・セブン・シンズの3体が載せられています。スパイダー・シャークはありません。
しかし、ザ・セブン・シンズがいる事から漫画版出身のナンバーズの枠はあるという事は明らかなので、その中にスパイダー・シャークがいて欲しいです。

時期的に、PP18にスパイダー・シャークが入っているかどうかは、約一ヶ月後のジャンプフェスタ当日で初めて明らかになるでしょう。
それまでの間は、ただスパイダー・シャークが収録されるのを祈る事しかできません。

テーマ : ひとりごと
ジャンル : その他

氷結界の大僧正

今日紹介するカードは、氷結界の大僧正です。


氷結界の大僧正

氷結界の大僧正
効果モンスター
星6/水属性/魔法使い族/攻1600/守2200
このカードは召喚・反転召喚に成功した時、守備表示になる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上の「氷結界」と名のついたモンスターは
魔法・罠カードの効果では破壊されない。



自分の場の氷結界モンスターに、魔法・罠の効果による破壊への耐性を付ける永続効果を持つカードです。もちろん自身も「氷結界」と名がつくため、その恩恵を受けることができます。
破壊効果を持つ魔法・罠カードにはブラック・ホール激流葬奈落の落とし穴ミラーフォース地割れ地砕きダイヤモンド・ダストといったカードが該当し、それらの効果を受けなくなるという点は偉大です。
中でも、水属性最大の天敵である、フリーチェーンの全体破壊効果を持ったダイヤモンド・ダストに耐性を得られるのは、他の水属性テーマには無い大きな利点であり強みです。
破壊耐性を得られるカードには永続魔法の水神の護符があり、あちらは水属性全般に相手のカ-ドの効果による破壊に対する耐性を付与する事ができます。一見あちらの方が範囲が広いと思われますが、このカードには、自分の魔法・罠カードによる破壊に対する耐性を付与できるという、水神の護符には無い特徴があります。
よって、このカードがいる時にブラホや激流葬を発動すれば、相手の場のモンスターだけを全て破壊する事ができます

また、召喚・反転召喚時に守備表示になる効果を持ちます。
これにより、召喚時にやや頼りない攻撃力を晒す心配が無いのは嬉しいところです。守備力がそこそこある点も評価できます(氷結界の中ではライホウに次いで2番目に高い)。
ただ、このカードを召喚する際にはモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚を行わなければならないのがやや辛いです。
また、この守備表示になる効果は、特殊召喚時には発動しない点には気をつけたいところです。
このカードを表側守備表示で場に出す方法としては、伝道師ガンターラの効果による蘇生が手っ取り早いでしょうか。
他にも、ディメンション・マジック氷結界の三方陣で手札から出したり、ブラック・ガーデンの効果でローズ・トークン2体を破壊して墓地から蘇生する事もできます。

破壊効果を持つ魔法・罠カードから自分の氷結界を単に守るだけではなく、このカードの効果はコンボにも使えます。
このカードが場にいれば、リビングデッドの呼び声リミット・リバース等で蘇生した氷結界モンスターは、それらの効果では破壊されなくなります
つまり、これらによる制約から離れる事によって完全蘇生が可能となるのです。
なので、ハーピィの羽根帚サイクロンといった伏せ除去カードが横行している現環境下であっても、このカードが場におり、かつ墓地に氷結界モンスターが存在する状況ならばリビデやリミリバを積極的に伏せていくことができます。逆に、墓地にこのカードが存在する時にリビデをセットする事で、このカード自身の完全蘇生を狙う、或いは魔法・罠による破壊に備えるという戦法も有効です。
これらのケースでは、伏せてあるリビデやリミリバを除去しようとする効果に対してチェーンして発動しても、ちゃんとモンスターを蘇生させる事ができる点が有難いです。
ドゥローレンと組み合わせれば、リビデやリミリバで氷結界を完全蘇生しつつ、それらの蘇生カードを使い回すという戦法が取れます。

弱点は、モンスター効果による破壊に対しては無力だという点でしょう。特に、ブラック・ローズ・ドラゴンの様な全体除去効果を使われると非常に辛いです。
あらかじめ天罰デモンズ・チェーン等、モンスター効果や全体破壊効果などに対抗できる術を用意しておきたいところです。
強制脱出装置精神操作月の書など、破壊以外の方法でこちらのモンスターに影響を及ぼしてくる魔法・罠には無力な点にも気を付けたいです。
また、耐性が強力な分、無効にされると悲惨です。特に、ブラホや激流葬を使おうとした時にエフェクト・ヴェーラーブレイクスルー・スキル等で耐性を無効にされてしまった場合など、目も当てられない事になってしまいます・・・。

御庭番と並べば、「魔法・罠による破壊」に加えて、相手の「対象を取るモンスター効果」への耐性も付ける事ができます。
また、このカードに安全地帯を使えば、かなり強固な壁となります。アドバンス召喚時に、守備表示になる効果にチェーンして発動するのがベストでしょうか。
このカードがいれば、安全地帯の「場を離れた時に、その対象にしていたモンスターが破壊される」というデメリットが無くなる点も見逃せません。

DTストーリー上では、氷結界内部でもトリシューラ解放派に属しており、その中でも実力者の様です。
また、イラストでは傘を深く被っており顔が見えませんが、DTのポリゴンで確認しようとしてもただ真っ黒で顔は見えません(笑

このカードのカード名にある「大僧正」とは、仏教における僧官の頂点に立つ人物との事です。このカードの登場後に出たゲーム作品の英語名でも、「Great Monk」(高僧)という、それっぽい単語が使われていました。
しかし、海外でこのカードの現物が出た際には、カード名は「Dai-sojo of the Ice Barrier」と訳されていました(笑

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テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

水属性テーマと環境

第9期になってから、カードパワーが急激に上がったという風な事がよく言われます。このブログでも、それを前提とした様な書き方を幾度となくしてきました。
現に、第9期で新しく登場したテーマは、ことごとく環境に姿を現しています。
また、9期内同士でもインフレは加速しており、9期初めにあれだけ環境を圧巻していた【シャドール】が、今や同情される程です。

しかしそんな中で、第9期に登場した水属性統一テーマが環境入りしたという話はあまり聞きません
「影霊衣」こそ環境トップで活躍したものの(これは厳密には水属性統一テーマではありませんが)、その後に登場した「アクアアクトレス」「グレイドル」「ダイナミスト」といった水属性テーマが大会で大きな結果を残したという話は聞かないです…。
アクアアクトレスは、アニメARC-V出身のテーマであり、永続魔法のアクアリウムと連動したテーマですが、枚数が少なく、アニメの展開的にも今後増える見込みはありません…。
グレイドルは、せっかくほとんどテーマ専用とも言える縛りで水属性・レベル8のシンクロモンスターのグレイドル・ドラゴンが登場したのに、あまり大会で結果を残したという話を聞かないのは残念でなりません。また、テーマ自体も単発で終わった模様です(汗
ダイナミストはBOSHで登場したばかりの、水属性初のペンデュラムテーマですが、これも大会で結果を残したという話は聞きません。それだけ、今季の環境トップがぶっちぎりで強いという事でしょうか…。

ところで、9期の水属性テーマと言うと、「海皇」を入れるべきなのかどうか、割と本気で悩みます
というのも、「海皇」がカテゴリ化されたのは第8期からでしたが、それ以降海皇は、水精鱗などと組み合わせる事前提という節があり、【海皇】単独のデッキなんて目にする事がありませんでした(僕は頑張って組もうとしていましたが)。
それがWP枠でネプトアビスが来た事で、水精鱗に依存せずにデッキを組めるようになったどころか、環境クラスにまで上り詰める事ができました。なので「海皇=9期」というイメージなんじゃないかなぁと思うのです。
しかし、よくよく考えてみれば所属するモンスターが最初に登場した時期を考えると、下手すれば第5期のテーマとみなす事もできてしまうかもしれません(汗
流石にそれはあんまりなので、素直に「海皇は8期のテーマ」だと考えておいた方が良いかもしれませんね…捉え方は人それぞれでしょうが。

今は環境であまり猛威を振るっていないテーマでも、海皇のように何らかのきっかけで環境クラスに到達する事があるかもしれません。
第9期の水属性テーマでも「氷結界」をはじめとした過去の水属性テーマでも、いつかはそうなる日が来るのでしょうか。それを夢見て頑張っていきたいです。

タツノオトシオヤ

今回紹介するカードは、タツノオトシオヤです。
EXTRA PACK 2015で登場した水属性モンスターです。


タツノオトシオヤ

タツノオトシオヤ
チューナー・効果モンスター
星7/水属性/幻竜族/攻2100/守1400
このカードは幻竜族モンスターの効果でしか特殊召喚できない。
「タツノオトシオヤ」の効果は1ターンに3度まで使用できる。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
このカードのレベルを1つ下げ、自分フィールドに「タツノコトークン」
(幻竜族・水・星1・攻300/守200)1体を特殊召喚する。



水属性初のレベル7チューナーです。
しかしこのカードは、幻竜族モンスターの効果でしか特殊召喚できません。なので、場に出す手段はかなり限られています…。
現状ではこのカードを特殊召喚できる効果を持った幻竜族は破面竜と邪竜星-ガイザー位しかおらず、しかも後者に至ってはシンクロモンスターです。
更にいずれも特殊召喚方がデッキからのリクルートである為、このカードは手札に来ると腐ってしまいます…

このカードの効果は、自分メインフェイズに、このカードのレベルを1つ下げ、自分の場にタツノコトークン1体を特殊召喚するというものです。
このカードはチューナーで、タツノコトークンは非チューナーである為、 この効果でトークンを生成すればシンクロ召喚を行えるようになります。
トークンを生成するのはノーコストで、しかもトークンには何の制限も無いというのも魅力的です。
「タツノオトシオヤ」の効果は1ターンに3度まで使用できる為、最大で3体のトークンを展開でき、このカード単体でレベル5~7のシンクロ召喚を行える事になります。
3回効果を使った後のターンも生き残れば、それ以下のレベルのシンクロ召喚も行えるようになりますが、あまり現実的ではないでしょう。

上でも書いたようにこのカードには厳しい特殊召喚制限がありますが、通常召喚に関する制限はありません
しかし、レベル7のこのカードを通常召喚するとなると、2体ものリリースを要するアドバンス召喚を行わなくてはなりません。
アトランティスの発動下ならば、レベル6となりリリース1体のアドバンス召喚で出せるようになりますが、その場合、単体でシンクロ召喚を行えるレベルも4~6に下がってしまいます。

イラストでは大型のモンスターの横に3体の小型のモンスターが描かれており、その構図や数から、大型のものがタツノオトシオヤ、小型のものがタツノコトークンだと思われます。
名前の由来は、「タツノオトシゴ」の「ゴ」を「子」に見立て、それを「親」という所から来ているのでしょう。
同じく「タツノオトシゴ」由来と思われるたつのこは、このカードと同じ属性・種族であり、チューナーである点も共通しています。名前自体も、このカードの効果で生成されるトークンの名前と酷似しています。
しかし、あちらがかなりデフォルメ化された可愛らしいタッチで描かれているのに対し、このカードはリアル寄りなタッチで描かれており、「タツノオトシゴを元にした姿である」という外見上のおおまかな特徴以外は正直似てないです(汗

深海のディーヴァが規制された事で、それに代わる新たな水属性のシンクロギミックとして期待したいところですが、効果からして水属性ではなく幻竜族寄りのカードです。
使いやすく便利な効果ではあるものの、やはりこのカードを特殊召喚できる効果を持った幻竜族モンスターの少なさが大きなネックとなります。

テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

新規水属性

ブースターSP-ウィング・レイダーズ-・・・期待していた神代兄妹のデッキの強化が無かった事にすっかり意気消沈していましたが、新たな水属性Xモンスターの登場が明らかになりました。


超量機獣グランパルス

超量機獣グランパルス
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/水属性/機械族/攻1800/守2800
レベル3モンスター×2
(1):X素材が無いこのカードは攻撃できない。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
このカードが「超量士ブルーレイヤー」をX素材としている場合、
この効果は相手ターンでも発動できる。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドの「超量士」モンスター1体を選び、
このカードの下に重ねてX素材とする。



SPWRで新登場するカテゴリ「超量」に属するランク3のXモンスターです。また、「超量機獣」にも属しています。

水属性のランク3の中ではアシッド・ゴーレムについで高い守備力を持っており、同じ守備力のアビストリーテよりも出しやすいです。しかもあちらよりも攻撃力が高いです。
ただ、(1)の効果としてX素材が無いこのカードは攻撃できないというデメリットがある点では、アビストリーテに劣っています。 まあ、守備力2800の壁として運用するならば、このデメリットもあまり気にならないでしょう。

(2)の効果は、1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、場の魔法・罠カード1枚を破壊する除去効果です。
超量士ブルーレイヤーをX素材としている場合には、相手ターンでも発動できるようになります。これにより、フリーチェーンの魔法・罠除去要員と運用させる事も可能です。

(3)の効果は、1ターンに1度、自分メインフェイズ時に、自分の手札・フィールドの超量士1体をこのカードのX素材とする効果です。これにより、(1)のデメリットを回避しつつ(2)の効果の再利用を狙えます。
特に、(2)の効果をフリーチェーンで発動できるようになる超量士ブルーレイヤーを狙って素材にしたいところです。

このカードはバハムート・シャークの効果で呼ぶ事もできますが、超量士を入れたデッキでない限りは呼ぶ意義は薄いです…。
バハムート・シャークの効果で特殊召喚されたこのカードはX素材が無い状態なので(1)の効果によって攻撃する事ができません。

先日書いた記事で、ゴーストリック・アルカードを手放してしまって非常に後悔した事を書きました。僕が「ここでアルカードを出したい」と思うのは、相手の裏側表示の魔法・罠カードを除去したい時というケースが多かったので、魔法・罠なら何でも除去できるこのカードは、アルカードの代替カードという意味も兼ねて確保しておきたいです。水属性のデッキだと、アルカード以上に無理なく入れる事ができるので尚良しです。
まあ、それでも金銭的な損失は取り戻す事はできませんが。

ネット上でこのカードについての感想を見るとエアロシャークエアロシャーク言われていましたが、確かによく見ると姿がエアロ・シャークに似ていますね。
ちなみにエアロ・シャークとはランクと属性が一致しています。
僕が神代兄妹の強化に期待をかけていたパックでこのようなカードが出るとは、なんという巡りあわせでしょうか(笑

ダイナミストにアイガイオン、そしてこのカードと、最近は水属性・機械族が充実していってる気がします。

テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

真の「氷結界」

前々から一度、腰を据えて語ってみたいと思っていたテーマがありました。
そう思っていたのはこのブログの路線変更を決めるよりも前だったので、当記事内には「超ポジティブ路線」に似つかわしくないような表現や批判的な書き方、話題が横道に逸れた箇所も多々あると思いますが、ご了承願います。

その語りたかったと思っていたテーマとは、「インフェルニティ」です。アニメ・漫画の遊戯王5D'sで鬼柳京介が使用していたテーマとしても非常に有名です。
インフェルニティが初めて遊戯王OCGで登場したのは、2009年3月に発売したDS版ゲーム「遊戯王ファイブディーズ STARDUST ACCELERATOR - WORLD CHAMPIONSHIP 2009」付属のカードとしてでした。この時はインフェルニティはインフェルニティ・デーモンインフェルニティ・ドワーフインフェルニティ・ガーディアンの3体しか存在しない状態でした。
その後インフェルニティは通常パックでも細々と登場しましたが、1弾につきモンスターカードが1枚しか登場していないという状況も多く、決して恵まれたテーマとは言い難い境遇でした。
そんな事が2009年7月発売のSOVRまで続き、2009年11月発売の次の弾のABPFでは、鬼柳のカードは1枚も収録されませんでした。
この頃、僕が好きなテーマである「氷結界」は苦境に立たされていました。インフェルニティが初登場した2009年3月頃は、まだDT5弾も出ていないという状況でしたが、ABPFの頃にはDTは7弾まで稼働していました。
第6弾の時点で、皆勤にも関わらずテーマとしてかなり厳しいという意見が多く、次こそは名誉挽回をと期待して出たのが7弾でした。
それまでDTの奇数弾には「氷結界」のシンクロモンスターがラインナップされており、7弾にも新規シンクロモンスターが収録されて欲しいと淡い期待を抱いていましたが、それも叶いませんでした。
その苦難たるや、それまでブログというものに何の関心も無かった僕が、このブログを立ち上げる程でした。
その頃にはまるで慰めのように、「ライホウは【インフェルニティ】相手なら滅法相性が良い」と言われたりしていたものでした。それに対して僕は「そんな小規模なテーマに優位に立てても虚しいだけだ」と思っていました。
しかしこの時は、藁にも縋る思いで欲しいと思っていた新たな氷結界の切り札シンクロモンスターに素材指定が無い事、ましてや【インフェルニティ】こそがその氷結界の新シンクロを最も上手く扱えるテーマになろうとは、夢にも思っていませんでした…。

そして2010年1月発売のDT8弾でトリシューラが登場し、2010年2月発売のTSHDでインフェルニティは、現在に至るまでのキーカードクラスのカードが登場し大幅に強化されました。
あまりのもおぞましくてここに具体的に書くのも躊躇われるレベルです(笑
TSHDには「氷結界」の関連カードも収録されていましたが、そのテコ入れ具合はインフェルニティとは月とすっぽんという他ないレベルのものでした。

ブリューナクは簡単にハンドレス状態にできる事などからコンボの起点となり、ドゥローレンもループコンボが開発され、トリシューラに至っては「満足龍」の一体として認知される程の存在となっています。トリシューラは、鬼柳の声優である小野友樹さんのオリジナル口上も有名で、ファンからは称えられています
ここに名前を出していないグングニールも、ドゥローレンを出す要領でレベルの1つ高いチューナーを用いれば出す事は可能でしょう。
「氷結界」のシンクロモンスター4体中3体(これら3体はいずれも規制されている)が【インフェルニティ】と相性が良いという事実。(【氷結界】と比べての)出しやすさはいわずもがな、デッキにおける「重要度」も高く、これらのシンクロを最も上手く使いこなせるテーマと言っても過言ではないでしょう。
こんな様子を見ていると、「氷結界」とは一体何だったのか?【インフェルニティ】こそ「氷結界」ではないか?と割と本気で思えてきます。
インフェルニティは氷結界になれるけど、氷結界はインフェルニティにはなれない…。じゃあ、OCGでのシンクロ以外の「氷結界」の存在意義は一体何なんだろう?
【氷結界】デッキを組む意義は?属性?イラスト?種族……はバラけているので置いておくとして、紋章三方陣の様なサポート?完全に無い訳ではない、シンクロモンスターとのシナジー?
ちなみに僕は、元々水属性のデッキを好んで組んでいた事に加えて、イラストに惹かれたのがきっかけでした。あとは、DT6弾辺りからDTテーマの中でも氷結界に対へのする風当たりが厳しくなって来た事に対する同情でしょうか。

昔から【六武衆】を使っていた僕の弟は、TSHDが出た当時、「六武衆に強化が来るならば、インフェルニティの様になるのが理想的だ」と言っていました。
そして2010年11月に本当に六武衆の強化が到来し、インフェルニティクラスかどうかはともかく相手からすればたまったものではない事には変わりないクラスの動き(俗に言う「ソリティア」)を手にしたのでした。
そして、そのソリティアの中枢であった六武の門は、長い間制限カードに規制されていたにも関わらず2015年10月のリミットレギュレーションで準制限へと緩和されました。
海外では禁止カードになっている程のカードであり、いくら六武衆が環境トップから退いてから久しいとはいえ、これには「流石に不味いのではないか?」という声もよく見かけます(僕もそう思っています)。
この時の改訂から、今のインフレが加速した環境に対してKONAMIが出した答えは「毒をもって毒を制す」だという事は明らかですが、門も大概ですが今後もしインフェルニティガンまで緩和されるような事があれば一巻の終わりだと僕は思います。
「今の環境じゃガンが無制限だったとしてもインフェルニティなんて・・・」と思っている人もいるかもしれません。強さや構築内容などから、デッキについて「ガチデッキ」「環境デッキ」「中堅デッキ」「ネタデッキ」「ファンデッキ」等様々な格付けで呼ばれる事がありますが、相手にした事がある身からすれば、【インフェルニティ】というデッキは、それらの強さとはまた違った次元にいる存在だと感じます。つまり、「ガチデッキ」「中堅デッキ」「ネタデッキ」等といった格付けとは別に「インフェルニティ」という階級があるように感じずにはいられないのです。
某所で「征竜」について、「単純な強さ弱さでは語れないおぞましい印象」「もはや概念的な何かである」とか書かれているのを見た事がありますが、僕はインフェルニティこそまさにこの通りだと思います。
第一、インフェルニティガンよりも先に他に緩和すべきものも多くあるだろうに…。
一方僕が使っていた【氷結界】は、テーマそのものがインフェルニティに吸収されていました(笑

今後仮にもしドゥローレンが禁止になったとしてしも、多くの人にとっては「インフェルニティのおもちゃが減った」「ループコンボの芽が摘まれた」「また氷結界のシンクロが禁止になった」程度のネタにしか映らないでしょう。
しかし【氷結界】にとっては、他の何者でもない「氷結界の虎王 ドゥローレン」なのです。【氷結界】を使っていない人にとってはまずピンと来ないでしょうが、ドゥローレンは実は【氷結界】において「氷結界ならではの動き」をする上で欠かせないカードなのです。組んでいるデッキタイプによっては、【氷結界】を組んでいる人の中にもピンと来ない人もいると思いますが。
最近のカードに例えれば、現在は禁止になった星守の騎士 プトレマイオスが【テラナイト】と相性が良いと言われてもピンと来る人がそんなにいない様なものでしょうか。
そんなドゥローレンが禁止になったならば、それこそ【氷結界】は、【インフェルニティ】その他諸々のデッキの完全下位互換になってしまいます。それ程までに、ドゥローレンが禁止になる事は、本来属しているテーマである「氷結界」にとっては死活問題だと僕は思っています(あと、数少ないチューナーに縛りの無い水属性のシンクロという事で、フィッシュボーグにとっても)。

これは前にも書いたことですが、氷結界のオリカを考える際に、コンセプトや方向性についても色々考えたりしますが、いっその事インフェルニティと同じハンドレス方面に行った方が、氷結界のシンクロも使えて楽なんじゃないかと思います。
同じDTテーマ繋がりで言えば、「魔轟神」をコンセプトの似た「暗黒界」と混ぜた【暗黒魔轟神】というデッキもありましたし。
氷結界とインフェルニティとは属性も種族も全然違うので、その場合はもちろん、氷結界側にもインフェルニティ並の強力サポートがある事が大前提となりますが。
ただ、ハンドレスをコンセプトしにてしまうと武士ブリズドのようなドロー効果持ちの氷結界が完全に不要になるという悩みもあります。

TSHD前までは失礼ながらどちらかというと見下していたインフェルニティでしたが、今や完全に目の上のたんこぶです。
DT7弾の頃にあれだけ欲しがっていた新たな切り札シンクロモンスターについて、「トリシューラなんてインフェルニティにでも何にでもくれてやるから、はやく新たな『氷結界の氷結界による氷結界のための切り札シンクロ』をくれ」とさえ思うようになった程です。
インフェルニティを見ていると割と本気で「氷結界」の存在意義に悩みますが、これからも「氷結界」として氷結界を応援していきたいです。

テーマ : ひとりごと
ジャンル : その他

魔海城アイガイオン

今回紹介するカードは、魔海城アイガイオンです。
BOSHで登場した水属性のXモンスターです。


魔海城アイガイオン

魔海城アイガイオン
エクシーズ・効果モンスター
ランク8/水属性/機械族/攻 ?/守3000
レベル8モンスター×2
「魔海城アイガイオン」の(1)(2)の効果は
それぞれ1ターンに1度しか使用できず、相手ターンでも発動できる。
(1):相手のエクストラデッキから裏側表示のモンスターをランダムに1体除外する。
このカードの攻撃力は除外したモンスターの攻撃力と同じになる。
(2):このカードのX素材を1つ取り除き、
除外されている相手の融合・S・Xモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをエクストラデッキに戻し、
そのモンスターと同じ種類(融合・S・X)の相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。



クイーン・オブ・ナイツ以来の2体目となる水属性・ランク8のXモンスター。レベル8モンスター2体の素材で出せる水属性・ランク8は、これが初です。
相手ターンでも発動できる2つの効果を持っていますが、「魔海城アイガイオン」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できません

(1)の効果は、相手のエクストラデッキから裏側表示のモンスターをランダムに1体除外する効果です。相手のエクストラデッキの主力モンスターを除外できれば儲けものです。
また、このカードの攻撃力が除外したモンスターの攻撃力と同じになるという効果もあります。 ただ攻撃力値は相手のカードに依存する為不安定なので、守備表示にして出しておく方が良いでしょう。水属性の中で最高の元々の守備力を持つモンスターの1体であり、3000という守備力から壁役には適しています。
こちらの効果はX素材が無い状態でも使用できるので、素材が無い状態でも壁として立たせながら相手のエクストラデッキを除外し続けるという運用もできます。

(2)の効果は、このカードのX素材を1つ取り除く事で、除外されている相手の融合・S・Xモンスター1体をエクストラデッキに戻し、
そのモンスターと同じ種類の相手の場のモンスター1体を選んで破壊するという除去効果です。
(1)の効果と連動しており、特にシンクロやエクシーズは大抵エクストラデッキに複数枚投入されるため、それらに対するフリーチェーンの単体除去として機能します。
(1)の効果で除外したモンスターと同じ種類のモンスターの特殊召喚の牽制にもなります。
ただし、除外したカードを戻さなければならないため、相手にそのカードの再利用を許してしまうというリスクもあります。除外したカードによって、こちらの効果を使うかどうかも見定めるべきでしょう。

このカードは初の素材2体で出せる水属性のランク8エクシーズですが、それでも水属性のデッキで出すのはそう容易ではありません。
エクシーズ・ディメンション・スプラッシュを使えば一発で素材が揃いますが、発動させる事自体が困難なカードです(汗
同じ弾で登場し、属性・種族も一致しているダイナミストで使おうにも、レミューリア等を駆使しなくてはなりません。レミューリアを使う場合は、レベル5から出す場合でも(レベル5モンスター2体を含む)3体の水属性を、レベル4から出す場合には(レベル4モンスター2体を含む)4体もの水属性を必要とします。

エクストラデッキ破壊や単体除去、特殊召喚の牽制など様々な運用ができるカードです。

テーマ : 遊戯王OCG
ジャンル : ゲーム

大損

以前、「カードを処分するタイミングを誤って大損した事が何回かあるので、機会があれば書いてみたい」と書いた事がありましたが、その中でも最も最近かつ損失の大きかったエピソードについて書いてみます。
「超ポジティブ路線」をうたったこのブログにとっては不適切な記事だと思われる方もいるかもしれませんが、この記事内では特に何かをネガキャンする訳では無く、ただ実体験を悲観的(?)に書いているだけです。
それに自分が同じ目に遭うならまだしも、他人の不幸を見て不快に思う人間もそういないだろうという事で、記事にしてみます。

前にDTC1から3弾のカードをまとめ買いした時に、見事に氷結界のシンクロが当たらなかったという事がありました(厳密には、現在禁止カードのブリューナクは当たりましたが)。
特にDTC1弾のカードに至っては、欲しかったウルレアが3種あり、全15種の中で3種類が当たらないという中で、欲しかった3枚中2枚が当たらないという結果に終わっています(ただし当たらなかった内の1枚は後日別の形で入手する事ができ、これにより欲しかった中で入手できなかったのはドゥローレンだけという事になりました)。
欲しかったカードが当たらなかったとなると、次なる「当たり」は高価なカードという事になるでしょう。
自分が使う・使わない関係無く、入手困難な高額カードを入手できれば嬉しいものです。

DTCシクレア

上記のDTCのまとめ買いの時に当たった、DTC2弾と3弾それぞれのシクレアの内の1枚。
これらのカードはいずれも初登場時はその弾のトップレアであり、それぞれのDTCでも筐体で真ん中に載せられている程の注目カードでした。
しかし、再録や環境の変化等により、今ではどちらも比較的安価に入手できます。今やトップレアですらもなく、同じ弾で登場した他のカードの中に、より高価なカードが存在する程です。
しかもどちらもシークレットレア仕様でも再録されているのだから救いようがありません…。セイクリッド・トレミスM7に至ってはフォーマットすらも同じです。
ちなみに、ラヴァルバル・チェインは、僕が上記のシクレアを入手した1週間後位にザ・レアリティ・コレクションに再録が確定しました(ちなみに、同じくDTC2に収録されており、当時高額で、まとめ買い時には「これが当たったのがせめともの救いか」と思っていたパルキオンもレアコレに収録されました)。
僕の中では、オリパの「当たり」として当たって喜んでたら、そのわずか数日後に再録(それも、今尚語り草になるレベルでのあまりにも不自然な形で)されたカードに次ぐ、短期間のぬか喜びでした。
一応、DT対応か否かという違いはありますが、DTの筐体そのものを見かけなくなった現在ではそんな差などあって無いようなものでしょう。むしろ、DTのパラレル仕様の為に、人によっては見栄えが悪いというディスアドバンテージすら感じるかもしれません(実際に上の写真を見て、そう感じた人もいる事でしょう)。
世が世なら上の2枚だけで大当たりな引きだっただけに、残念さを感じずにはいられません。

…とまあこんな事もありましたが、ここからが本題です。
今高騰しているカードの内の1枚であるゴーストリック・アルカード。近年の通常パックのウルレアの中では類を見ないレベルの値上がりを見せています(S・H・Ark Knightに対して同じような事を書いた事があったかもしれませんが、あちらは初動が高く、現在は下降しています)。
そんなアルカードですが、僕はSHSP発売当時にパック買いをして速攻でダブりました
そのアルカードを僕は、「買い取り表に名前があるうちに売ろう」と思い、売りに行ってしまいました。
自分がダブるウルレアは、何枚でも何枚でもダブり続けるという傾向を、GENFの時などに実感していたので、その自分の引きの傾向も計算した上での事でした。「まあ後でパックを買えばどうせダブるだろう」という思いがありました。
売りに行くと決める前に買い取り表を見た時の買取値は400円だったものの、実際に売り行った時の買い取り表での買い取り値は300円でした。
しかし、それでも僕はその時にアルカードを売りましたその当時の自分は、よっぽど金に困っていたんだろうか…。

SHSPは、ZEXAL期に出たパックの中でも僕にとっては特に関心の薄いパックでしたが、それでもパック買いをしていたのは、トップレアだった神竜騎士フェルグラントに関心があったからでした。しかし、そのフェルグラントはトップレアだけあってなかなか値の張るカードでした。
ある時、カード屋(確か、上述のアルカードを売った店と同じ店だったと記憶)のショーケースに高値で売られているフェルグラントのカードを見て、「今後SHSPのパックを買う事もそうないだろうし、そもそも買ったところで当たらないいだろう。今買わなければさらに値上がりするかもしれない」と思い、遂にシングル買いしました。
しかしその後フェルグラントはというと、僕が買ったころよりもレートが上がった末に、上でも書いたザ・レアリティコレクションに再録されました…。ばら撒かれたフェルグラントのレートは一気に下がったのは言うまでもありません。
しかもこれまたレアリティすらも同じ(ウルトラレア)再録であり、今やレアコレのフェルグラントもSHSPのフェルグラントも何ら変わりなく入手できるでしょう。
ちなみにフェルグラントは、シングル買いした後、再録確定までの間にパック買いで2枚当たっていました。再録が決まる前に、何故それらの内1枚でも売りに行こうと思わなかったのか…。

一方のアルカードは、値上がりルート一直線です。
先日、フェルグラントをシングル買いした店に足を運んでみると、その店でのアルカードの買取値が、僕が買った当時のフェルグラントの販売額とほぼ同じ金額でした。
一方のフェルグラントは今や、僕が売ったアルカード位の金額の300円~400円程あれば買えます。
これを見た時には、本当に眩暈がしてきました…。

SHSPウルレア

アルカードを売った事を後悔した後にSHSPをパック買いし当たったウルレアのカード達。ダブりは無いですが見事にアルカードが当たっていません。
ちなみに、SHSPのウルレアの中でアルティメットレア(レリーフ)仕様を当てた事があるのはブラック・ストームだけです。


これについて、「どんな気持ちですか?」と聞かれれば、僕は即答で「死にたい気分」だと答えるでしょう。
カードのレートの変動について「遊戯王はだ」と言われる事がよくありますが、もしこれが本当の株だったならば、「死にたい気分」どころでは済まず、何回死んでいるか分かりません
少なくとも、今回のアルカードのケースでは確実に死んでいるでしょう。

「ランク3のエクシーズモンスターで裏側カードを除去したい」と思う事が対戦中に何回かあり、その度に「アルカードを持っておけば良かった」と後悔します。
アルカードが手元に無い僕は、代用として海皇の狙撃兵を素材にしたリバイス・ドラゴンで相手の裏側表示カードを潰す事にします。その方が、ダンテとの差別化に困っていたリバイス・ドラゴンの活路も見出せて一石二鳥です。

テーマ : ひとりごと
ジャンル : その他

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