「パリ祭」なんてフランスには存在しない
- 2022/07/14
- 00:00
7月14日付けの一本目の記事です。F爺が毎年のように口を酸っぱくして言っていることですが・・・7月14日は、フランスでは、革命記念日です。国中がお祝いをします。絶対に「パリ祭」なんかではありません。未読の方は、是非、当ブログの古い記事〈「パリ祭」という捏造翻訳〉をお読みください。ついでに、お時間に数分間の余裕のある方は、〈「パリ五月革命」って何?〉と題した記事にも目をお通しください。日本には、何とか大学の...
非キリスト教徒はクリスマスとは無関係
- 2018/12/24
- 20:53
今日は、12月24日ですね。日本に住んでいた頃のF青年は、周りの風潮に呑まれていたため深く考えもせず、さしたる疑問を抱くことも無く、この日が近付くと、《そろそろクリスマス・イブだから、ジングル・ベルが流れているのも、サンタ・クロースの格好をした配達人が街角を歩いているのも当たり前だ》と思っていました。1968年にフランスに渡航して数年経った後は、すっかり認識が変わりました。【キリスト教のどの宗派にも帰依す...
熊野古道スタンプ・ラリーとコンポステラの贋巡礼
- 2017/05/25
- 19:22
Y.M.さんブログ記事「非カトリック教徒のサンティアゴ・デ・コンポステラ歩き詣では宗教殺人の挑発」にお寄せくださった二通目のコメントに「熊野古道」に関する看過できない情報がありました。重大なことですので、別に記事を立てることにしました。引用コメントの当該の部分を引用します。*****「熊野古道」と「サンティアゴ・デ・コンポステーラの道」との共通巡礼手帳があります。神道の巡礼路とカトリックの巡礼路には「巡礼...
コンポステラの贋「巡礼」は多重冒瀆(2)
- 2017/05/23
- 19:54
Y.M.さん二通目のコメントの全文を引用します。一部を勝手に色分けし、別の一部を太字にしました。*****小島さんへスペイン政府観光局オフィシャルサイト(日本語)にあるサンティアゴ巡礼の道の紹介文です。ここには「文化的な関心、宗教的な理由、冒険、個人的な挑戦、または独創的でひと味違う観光を求めて、そしてこれら以外にも様々な理由で、昔から数多くの巡礼者たちがサンティアゴ巡礼道をたどっています。」とあります。...
コンポステラの贋「巡礼」は多重冒瀆(1)
- 2017/05/22
- 20:27
Y.M.さんブログ記事「非カトリック教徒のサンティアゴ・デ・コンポステラ歩き詣では宗教殺人の挑発」にお寄せくださったコメント二通に呼応して続篇を立てます。長くなるので、二篇に分けることにしました。最初のコメントのリンク以外の部分を全文引用します。一部を伏せ字にします。*****小島さんへ少し調べたのですが、どうやらあちこちのサイトで非信者の方の「観光旅行」と化しているようです。はっきりと、お遍路さんと一緒...
日本佛教と日本のカトリック教会
- 2017/05/21
- 18:18
F爺の母方の祖父母は、日本佛教の某宗派のお寺の檀家でした。祖母は、佛壇に毎朝お供えを欠かしませんでしたし、しょっちゅうお寺様を呼んでお経を上げて貰っては数珠(じゅず)をまさぐっていましたから、信心深かったのだと思います。晩年は、喘息を患っていました。秋田県のカトリック系の某病院に入院中に息を引き取ったのですが、亡くなる直前にカトリック教に帰依していたそうです。但し、帰依する時に本人がこんな条件を付け...
非カトリック教徒のサンティアゴ・デ・コンポステラ歩き詣では宗教殺人の挑発
- 2017/05/17
- 19:14
(記事の途中「場違いなコンポステラ談義」の項に追記があります)遍路道の85番札所・八栗寺(やくりじ)へ登る途中にある私設の遍路休憩所「仁庵」で〈スペインのサンティアゴ・デ・コンポステラへの参詣路を歩いたか〉とF爺に質問した人がいました。四国では何度も経験したことなので〈またしても・・・〉と思ってしまいます。何度目になっても、初めての時のことを思い出してしまいます。サンティアゴ・デ・コンポステラ歩き詣では...