焼山寺越え2018
- 2019/07/06
- 20:40
2018年○月○日。真夏の遍路道。JR鴨島駅前の商店街にある「三笠屋旅館」で朝を迎えました。快晴です。《今日も暑くなりそうだな》出立荷物を全部持って宿泊棟を後にし、食堂棟に行きます。前夜頼んでおいた通り6時30分から、たっぷりの朝食を戴きました。お会計を済ませます。「これ、お弁当とお水。お接待です」と女将さん。「ありがとうございます」と深々と頭を下げて・・・《あれっ、二年前に戴いた袋より大きくて重いような気...
鴨島の「三笠屋旅館」
- 2019/06/17
- 19:05
2018年○月○日。真夏の遍路道。この年は、徳島駅前を起点にしましたから、88番・大窪寺の参拝は済ませましたが、まだ結願(けちがん)にならない(*)のです。追記(*) 正確に言うと・・・2017年の遍路行の終わりまでに「88番札所から順打ちで徳島駅前までの区切り打ち」をしていますから、88番・大窪寺の参拝を済ませた時点で「区切り打ちの結願」が成立しています。ところが、2018年は、「徳島駅前を起点として一巡し徳島駅前に到達す...
前山ダムから大窪寺まで
- 2019/06/07
- 19:33
2018年○月○日。真夏の遍路道。新曲の全貌88番・大窪寺に到るべく前山ダムを渡って「女体山コース」の山道に入った所で、数日前から少しずつ出現している新曲の擬似直観像の続きが顕(あら)われました。冒頭部分と同じ旋律で歌詞も似通っていました。《ここから二番が始まるのかな。そうだとしたら、オラトリオみたいな長い曲になっちゃうけど》と思ったのですが、違いました。〽揺れ 揺れる大地か 火を吐く山かと、新しい旋律が出...
「せと国民旅館」から「天然温泉きらら」まで
- 2019/06/03
- 19:18
2018年○月○日。真夏の遍路道。前夜は、79番・高照院を打ってから(*)80番・国分寺の近くにある「せと国民旅館」に泊まりました。(*)「寺を打つ」は、遍路語で「寺に参拝する」ことです。なお79番・高照院には山門が無く、その代り(!)四脚三輪の朱塗りの鳥居があります。神佛習合の一典型です。「せと国民旅館」の夕食は、いつものように豚カツを中心にした献立でした。いくつもの小皿に盛りつけた品も彩りの好い組み合わせで、食欲...
新曲誕生の山道から財田川に架かる橋へ
- 2019/05/31
- 19:43
2018年○月○日。真夏の遍路道。徳島県佐野の遍路宿「民宿岡田」で静かな朝を迎えました。朝食は、いつものように6時からです。6時25分に出立して・・・2013年に初めて泊まった時に戴いた岡田さんの手書きの地図を頼りに順調に進んで行きます。徳島自動車道の下を潜(くぐ)り、急勾配の山道に入ってしばらく経った時、混声合唱曲の擬似直観像が顕われました。〽枝がざわめき風吹き荒(すさ)ぶその曲は、八分の六拍子で複雑なフーガ形式...
伊予土居から徳島県佐野まで
- 2019/05/21
- 20:34
2018年○月○日。真夏の遍路道。台風20号が昨夜、愛媛県東部に接近していました。静かな朝伊予土居の「松屋旅館」で、5時頃、目が覚めました。静かです。雨音も風の音もしません。《台風は、通り過ぎたのかな。それとも東のほうへ大きく逸れたのかな》雨戸を少し開けてみると、雨は降っていません。風も、そよ風程度。すっかり収まっています。雨戸を全開しました。それからトイレに立って、寝直します。6時。起き出した直後に寝室の...
西条市小松の「ビジネス旅館小松」から伊予土居の「松屋旅館」まで
- 2019/05/11
- 19:55
台風20号が接近2018年○月○日。真夏の遍路道。台風20号が接近していますが、朝の天気は、まだまだ平穏です。ぐっすり眠った後、朝食は、6時。F爺の味覚にぴったりの品ばかりでした。心身共に好調です。大女将と若女将の姿は今朝も見えませんでしたが、会計の時にご主人がいたので挨拶をしました。6時48分に出立。63番・吉祥寺ゆるゆる歩いて、そこから1.5kmしか離れていない63番・吉祥寺に7時8分に着きました。62番・宝寿寺から近過...