剛爺のアルザス便り「銀杏」の巻
- 2015/09/30
- 16:53
前置き「剛爺のアルザス便り」の第四篇です。日本ではありふれていてヨーロッパ人にとってはエキゾチックな植物の話ですが、「銀杏」と書いて「いちょう」とも読み「ぎんなん」とも読むことや17世紀には「ドイツ」という名前の国は存在しなかったことを子供に教えるのもこの記事の目的のうちです。本文 銀杏(ぎんなん)って食べられるの ? 銀杏(いちょう)は、もともとヨーロッパには生えていませんで...
老友との会食(3)
- 2015/09/30
- 07:12
昨晩(9月28日)は、老友のM爺、B爺、S爺と、予(かね)てからの約束通り、会食をしました。場所は、ストラスブール郊外の某アルザス料理店です。挨拶のキスを交わして席に着き、食前酒を先ず注文します。それが食卓にやって来るまでの間に食べる物を選びます。前菜代わりにtarte flambéeタルト・フランベ (*)一枚を四人で分けて食べ、その後の主菜は各自好きな物を選ぶことにしました。(*) Tarte flambéeをまだご存じない方は、ブログ...
剛爺のアルザス便り「梅雨(つゆ)」の巻
- 2015/09/29
- 18:51
前置き秋田魁新報に連載している「剛爺のアルザス便り」シリーズの第三篇です。掲載日が六月の第二日曜日で、ちょうど秋田県の梅雨入りの頃に当たっていました。本文 梅雨(つゆ)の無(な)い国 世界には、日本には無い季節のある国や地域があります。たとえば東南アジアやインド、ネパール、地中海沿岸などには、乾季(かんき)というものがあります。何ヶ月も雨が一滴(てき)も降らないのです。ヒマ...
剛爺のアルザス便り「F爺合唱団」の巻
- 2015/09/28
- 19:25
前置きF爺が秋田魁新報に連載している「剛爺のアルザス便り」シリーズの第二篇です。自己紹介を兼ねて、このブログでも何度も話題にしているF爺合唱団のことを書きました。本文 日本の歌・合唱団 剛爺(ごうじい)は、合唱が大好きです。子供の頃(ころ)から、誰(だれ)かが歌を歌い始めると即興(そっきょう)で低音部を付けてハーモニーを楽しむということをやっています。ストラスブールでも初めの...
剛爺のアルザス便り「花見」の巻
- 2015/09/27
- 18:42
前置きF爺・小島剛一が2015年4月から秋田魁新報(*)に連載している「剛爺のアルザス便り」をこのブログに転載することにしました。ただ、図表や挿絵は表示できません。文章だけの紹介です。(*) 〒010-8601 秋田市山王臨海町1-1 秋田魁新報社半年ばかり季節がずれていますが、今日は、秋田県で「そろそろ花見」という頃に載った第一篇を掲載します。「小学校高学年生と中学生」を主要読者として想定したページなので、語り口はなる...
STAP茶番の決着
- 2015/09/27
- 18:23
火狐さんからのお知らせで、帰仏後の時差症候群に悩まされてボーっとしていたF爺にも、2015年9月24日に日本の新聞各社が「STAP細胞の再現実験はすべて失敗」と報じていたことが分かりました。毎日新聞や読売新聞などが伝えています。毎日新聞の記事によると「STAP細胞論文の研究不正問題で、米ハーバード大のグループなどが計133回の再現実験ですべてSTAP細胞を作れなかったとの報告を、24日付の英科学誌ネイチャーに...
帰仏2015
- 2015/09/23
- 17:30
読者の皆様F爺が夏の長期休暇を終えて無事に帰仏しました。数日後、時差ボケがまあまあ消えるのを待って、まずは留守中に届いていて非表示のままになっているコメントへのご返信を済ませます。帰仏直後は、気温や湿度、日照時間、太陽光線の角度などに加えて言語環境、生活のリズム、食材などの急変にも迅速に適応しなくてはなりません。七時間もの時差を消化するとなると一日や二日では済みません。時差ボケは、自然界に存在しな...