虎、象、河童、鵺、龍、麒麟・・・
- 2016/11/28
- 21:22
長い前置き洋の東西を問わず、実在しなくても名前の付いているものがあります。音読みの「龍」「幽霊」「人魚」「火星人」など訓読みの「鬼」「河童(かっぱ)」「鵺(ぬえ)」「一つ目小僧」「のっぺらぼう」「ろくろっ首」などカタカナ語の「ペガサス」「ケンタウロス」「ゾンビ」など全く枚挙に暇(いとま)がありません。実体が無くても、あると信じる人がいたり、あれば面白いと夢想する人がいたりすれば名前が付くもののようです。...
寺(てら)って、元は何だったの? (補足)
- 2016/11/28
- 02:51
前置き今日(= フランス時間で2016年11月27日)は、早朝から出かける用事があったので、ブログには昨夜のうちに短い記事「寺(てら)って、元は何だったの?」を掲載しておきました。帰宅してみると、訓読みに関する質問のメールが数通届いていました。偶然だと思いますが、ほぼ同じ内容なので、「補足篇」を書いて返信に代えることにします。補足のほうが長いので、追記で済ませるのは変だと判断しました。本文前篇にこう書きました。*...
寺(てら)って、元は何だったの?
- 2016/11/27
- 07:31
「寺」という漢字の音読みは「じ」、訓読みは「てら」です。訓読みの名詞って、漢字の伝来以前から日本にある物事の名前のはずですよね。奈良時代から現在に至るまで、「寺(てら)」は、佛像が安置してあり、僧侶が住んで仏事を行なう建物のことです。それでは・・・佛教(と佛像)が日本に伝わる以前は、「てら」は、どんな意味の言葉だったのでしょうか。何を指(さ)していたのでしょうか。子供の頃から、いくら頭を捻(ひね)っても分...