アンケートの纏めと経緯の回想 : 詐称遍路の妄想本の「本文」に見つからなかったこと(2の2)
- 2019/04/27
- 20:06
ブログ記事〈詐称遍路の妄想本の「本文」に見つからなかったこと(2の2)〉でお願いしたアンケートの纏めをします。コメントでご回答くださった、チョルスさん、「106」さん、S.Sola君、「つまみ食い遍路のR」君、「みやゆふ」さん、メールなどでご意見をお知らせくださった皆様、誠にありがとうございます。アンケートでお願いしたこと【「黛まどか」の著書『奇跡の四国遍路』に山道の風景描写が「全く」と言っても過言ではないほど...
詐称遍路の妄想本の第三章(4)〈=「第三章(2)」の補遺〉
- 2019/04/23
- 19:04
(『公道で「裸足で人を追いかけた」と称する「黛まどか」』の項の末尾に追記があります)詐称遍路の妄想本の115ページと129ページにも事実ではあり得ない話があったのに、「第三章(2)」に書き忘れていました。補遺記事を書きます。115ページの7~9行目「納経をし、国民宿舎に戻って昼食を食べていると、三○キログラムのリュックを背負ったあの男性が岩屋寺の方へ向かって歩いていくのが見えた。箸を置き、裸足で彼を追いかける」公道...
詐称遍路の妄想本の「本文」に見つからなかったこと(2の2)
- 2019/04/20
- 19:15
(記事の末尾近く、「予告」の項の前にアンケートのお願いがあります)今日の二本目の記事です。「黛まどか」の著書『奇跡の四国遍路』に山道の風景描写が組織的に欠落していることの指摘を続けます。岩屋寺45番・岩屋寺については、114ページの4行目に「著莪(しゃが)の花が咲く山道」とだけあります。「八丁坂」の近くらしいのですが、具体的に山道のどこだったのかの記載はありません。これは、「山道の風景描写」としては、「無い...
詐称遍路の妄想本の「本文」に見つからなかったこと(2の1)
- 2019/04/18
- 21:15
「黛まどか」の著書『奇跡の四国遍路』に組織的に欠けている重要なことが一つあります。それは、山道の風景描写です(*)。欠片(かけら)ほどの例外があることはありますが、信憑性のあるものは数えるほどです。長くなるので二篇に分けます。(*) どう考えても捏造でしかない風景描写なら、後述する禅師峰寺の境内からの眺めの件(くだり)にあります。なお、「黛まどか」のトンネルの「描写」は、全てトンネル恐怖症患者の妄想に過ぎま...
詐称遍路の妄想本の「本文」に見つからなかったこと(1)
- 2019/04/17
- 19:12
(「ついでの疑問表明 一」の項に追記があります)「黛まどか」の著書『奇跡の四国遍路』の「はじめに」と題した前書きの6ページの2~4行目には、こう書いてあります。「行く手に猪が現われた時、道標も見えない真っ暗な夜道を歩いた時、決して離れずにいてくれたのもまた「自分自身」だった」嘘だった「本文」のどこかに「行く手に猪が現われた時」に味わった恐怖と「真っ暗な夜道」の心細さの記載があるはずだと思い、その箇所を俎...
詐称遍路の妄想本の第四章(4)
- 2019/04/13
- 19:40
「黛まどか」の著書『奇跡の四国遍路』の第四章の考察の最終篇です。157ページの1行目から158ページの2行目 あり得ない会話【日本人の若い僧侶が〈日本語の話せない病気のアメリカ人〉に現金入りの熨斗袋(のしぶくろ)を差し出して日本語で「これで病院へ連れて行ってあげてくれませんか?」と珍妙な話し掛け方をしたら、そのアメリカ人が「いただけません」と頭を振った】という荒唐無稽な話が書いてあります。僧侶の「連れて行っ...
詐称遍路の妄想本の第四章(3)
- 2019/04/11
- 19:55
「黛まどか」の著書『奇跡の四国遍路』の第四章の考察の第三篇です。153ページの後半 地形の捏造「黛まどか」によると、香川県坂出市と高松市に跨(またが)る「五色台」は、「連峰」を成して「聳える」山塊なのだそうです。80番・國分寺も〈その山塊のどこか高い所にある〉のだそうです。F爺が何度か歩いた現実の「五色台」は、台地です。「峰」と名の付いている所が数箇所ありますが、全然「聳え」てなどいませんし「連峰」でもあ...