「万聖節」の三連休だけれど
- 2024/11/01
- 22:33
今日は、キリスト教の「万聖節」です。政教分離の建て前のフランスでも、伝統を重んじて祝日になっています。祝日が金曜日の年は、当然、三連休になります。《好天であれば山歩きに》・・・と思っていたのですが、予報は快晴なのに現実は霧、という日が続いています。景色が見えないのでは、山道を歩いても楽しくありません。折角の休日なのですが、今日は、特別なことはせずに心身の休養に努めます。《ま、こんな日もあるさ》明日...
明日は「聖金曜日」:「復活祭」の四連休だけれど遠出はしません
- 2024/03/28
- 18:33
カトリック教徒とプロテスタント諸宗派の「復活祭」が、今年は3月31日です。その二日前の3月29日は、「聖金曜日」という名前です。フランスの中では、一時期ドイツ領だったアルザス・モゼル地方に限って祝日です。F爺の住んでいるアルザス地方では、明日から「復活祭の月曜日」の4月1日まで、四連休になります。この時期は、クリスマスのように、伝統的に大家族が一堂に会する機会ですから、友達付き合いは・・・クリスマスの時期...
11月1日はキリスト教の「万聖節」
- 2023/11/01
- 19:56
菊の花11月1日はキリスト教の「万聖節」です。祝日です。翌日の「万霊節」には、フランスなどでは黄色の菊の花をお墓に供える習わしです。そのため、花屋は、数日前から、黄菊を大量に店先に並べます。この慣習のせいで、F爺の生活圏では、菊を「縁起の悪い花」と感じる人が多いのです。2014年の記事当ブログの記事を「菊の花」で検索してみました。〈お墓の花を食べる!?〉と題した記事を読み返して、記事の後半の「長い余談」の項...
今年も12月24日がやって来た
- 2022/12/24
- 19:59
今日の日付けの一本目の記事です。二本目も数分後に掲載します。慌ただしく生活しているうちに、今年もそろそろ年の暮れが迫り、12月24日がやって来ました。日本では・・・何故か未だに・・・常識になっていないことのようですが、この日は、フランスでも、ドイツでも、「普通の日」です。今年は、偶々(たまたま)土曜日ですが、月曜日から金曜日までに当たっていれば、勤め人にとっては「いつも通り、朝から夕方まで働く日」です。...
今日(= 復活祭直前の金曜日)はアルザスでは祝日
- 2022/04/15
- 18:41
今日は、特別に、記事を三本掲載します。これが二本目です。「聖金曜日」の祝日キリスト教の最大の祭りである「復活祭」(*)が、今年は4月17日です。(*) 日本では大多数の人が誤解していますが、クリスマスは、「キリスト教の最大の祭り」ではありません。第一、『新約聖書』に「ナザレ村のイエスの生まれた日」の記載はありません。 何が或いは誰がどう「復活」するから大事なお祭りなのかご存じない方は、 ご自分でウェ...
イエスが馬小屋で生まれたはずは無い
- 2016/07/16
- 21:45
「ナザレのイエスは馬小屋で生まれた」という話が、広く欧米のキリスト教圏に、そして日本にも、まことしやかに伝わっています。子供の頃その話を聞いたF坊やは、〈そういうこともあったかもしれない〉と思っていました。ずっと後になって日本を離れてから、「馬小屋で誕生」伝説に疑義を抱くようになりました。第一幕南欧やフランスの樅(もみ)の木の生えない地域では、存在しない樅の木に飾り付けは出来ません。「クリスマス・ツ...
イスラームを棄教する難民
- 2016/07/14
- 20:23
2016年6月7日付けのLe Mondeル・モンド紙が〈シリア、イラク、アフガニスタンなどからドイツへ亡命した回教徒の難民が何百人もキリスト教プロテスタントに改宗した。改宗希望者で宗教講座に熱心に出席している人も多い〉と報道しました。第13面を全部使った大きな記事です。Frédéric Lemaîtreフレデリック・ルメートル氏の署名記事です。F爺は、イスラームからキリスト教に改宗した人を何人も知っています。ところが、イスラーム圏...