60番・横峰寺への登り口の近くの新しい遍路宿
- 2024/11/02
- 21:26
宿泊困難地点順打ちで(= 時計廻りで)60番・横峰寺に登ろうとすると丹原という地名の所を通りますが、F爺にとっては宿泊困難地点になってしまっています。何回も「湯の里小町温泉しこくや」で泊まったのですが、2023年には「すき焼き」や「壺焼き」という言葉を誤用するほど料理知らずのトンデモ宿に成り下がっていたため、駄目宿と分類しました。2024年には、「ゲストハウスBEKKU」を試しました。客の私生活の細部に土足で踏み込む...
遍路宿「鮒の里」主人の持論
- 2020/06/14
- 20:35
四国八十八箇所の19番・立江寺の近くの遍路宿「鮒の里」のご主人が、ブログで遍路宿論を展開しています。本日付けの「コロナウイルスは差別を引き起こし[ま]す」と題した記事を引用します。*****人間は平和の時代は寛大な考えが生まれるが、危機感を感じると自己防衛を優先する。身の上に火の粉がかかると払おうとする、人間の煩悩があらわになってくる、そこで、あらゆる場所で差別が生まれてくるのです。この差別は責められない...
新興の「空き家リフォーム遍路宿」というもの
- 2018/06/15
- 20:41
「立江川のへら鮒」さんのブログの2018年6月14日付けの記事が目に留まりました。F爺は、初め何のことか分からず、「空き家リフォーム 遍路宿」でウェブ検索してみました。ヒットするサイトがたくさんあって、ちらちら目を通すうちにだんだん事情が呑み込めて来ました。。全文を引用します。太字は、F爺が勝手に施しました。*****遍路宿を勘違いしている団体がある。 四国遍路道に空き屋をリホームして遍路宿に利用するという団体...
高知県土佐市の「国民宿舎土佐」が二ヶ月後に閉館
- 2017/10/23
- 18:53
高知県土佐市宇佐町にある四国八十八箇所36番札所・青龍寺の後ろの山の上の「国民宿舎土佐」で最近まで支配人を務(つと)めていた池上孝二さんから、F爺にとってはとても残念なご連絡がありました。「国民宿舎土佐」は、2017年12月末に閉館することになり、その旨を公表したそうです。新社長の決定で、隣接する高級ホテルの新館になるのだとのことです。贅沢や無駄遣いをするわけに行かない歩きお遍路さんにも手の届く宿泊料金で太...
大用をするのに度胸の要る宿
- 2013/11/18
- 22:04
足摺岬と宿毛湾の間には遍路宿がたくさんありますが、そのうちの一つは、応対も清潔さも食事の質も量もてきぱきとしたサービスも・・・何もかも申し分ないのですが、一つだけ、少々不都合なことがありました。トイレの個室が狭すぎるのです。この宿のトイレでは、身長が176cmを超える人の場合、戸を閉めた状態では便座にまともに腰かけることが出来ません。逆に言うと、戸を開けたままでなくては生理的に楽な姿勢で便座に腰かける...
日本の伝統の宿屋
- 2013/11/05
- 06:26
遍路宿の中には、室(へや)と室、または室と廊下を隔てるものが襖(ふすま)一枚だったりガラスを嵌(は)めた引き戸だったりして施錠できない構造になっているのがあります。日本の昔の宿屋は皆そうだったのですから、良く言えば「伝統を守っている」ことになります。ところが、国際常識から見れば、これは「不用心極まりない」どころではなく、れっきとした「犯罪挑発」です。海外生活が長くて旅の途中で文字通りの意味で身ぐるみ剥が...