朝のワイドショーで、新卒者の内定取消のニュースが盛んに流されていました。
それを、朝食をとりながら、何気なく見ていた自分に気づき、愕然としてしまったのです。
既に、300名以上の内定取消があったそうです。
300名という数字について、派遣労働者等の解雇に比較して、たかが300名かと感じてしまっていたのです。
こういう捉え方をしてしまった自分に気づき、愕然としました。
10数年、学生として立派な社会人になるために勉強し、数ヶ月に亘って企業回りをして、やっと掴んだ努力の結果の内定だったはずなのです。
来春にスタートする社会人として、夢と希望に溢れていたはずなのです。
内定取消しをされインタビューを受けた学生さんが、『我が社は・・・』という表現を使っておられました。
そう、既に彼らは、自分が一生を賭けて勤務する会社だという思いで、内定取消をした会社を捉えていたのです。
それなのに、この時期に内定が取り消されたのです。
未曾有の経営環境ですから、企業がリストラを実行するのは、経済的合理性から言えば当然の環境かもしれません。
リストラを実行する中で、人員削減も致し方ないかもしれません。
政治がお粗末で、それほどの環境なのですから・・・。
しかし、新卒者の内定取消は全く意味が違うでしょう。
まだ、内定段階で、正式な雇用契約ではないなどの理屈は通りません。
企業は、内定者に、様々な制約を与え、一部では雇用契約と見間違うような文書まで出させているのです。
それを、迷惑料100万円・・・?
馬鹿にするにも程がある話です。
彼らは、企業の都合だけで人生を挫折させられたのですから、迷惑料を出すなら3年間程度の給料分はお支払いすべきでしょう。
何故、組合は黙っているのでしょう?
社員ではないから、組合活動の対象にならないという考えなのでしょうか。
組合は、労働者の権利を守るために活動する組織ではないのですか・・・?
こんな時にこそ、しっかりとした組合行動を起こさないと、正に単なる嫌がらせ組織になってしまいます。
何故、マスコミは企業名を公表しないのですか?
派遣社員等の解雇については、あれほど企業名を前面に出したでしょう。
人員の解雇は、正式な手続きに則ってなされたものなのに、平気で企業名を公表したはずです。
内定取消は、法的に問題はないのかもしれませんが、道義的には極めて大きな問題があるのです。
こんな時にこそ、企業名を挙げて追求するのが、本来のマスコミの姿ではないのでしょうか。
このままでは、若者の社会不審は増すばかりです。
将来の日本を背負っていく若者のために、内定取消をした企業名の公表を断固求めたいと思います。
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