経営危機は、打開できるものです。
経営危機を打開するという意味をしっかり認識すれば、打開することが、それほど難しくないということが自ずと判ります。
それは、必ずしも、現経営形態で事業を再生させることだけが、経営危機の打開ではないということなのです。
抱いた不安をなくし、経営者や従業員などの将来を確保することができれば、現経営形態の継続でなくても、十分に経営危機を打開したといえるのではないでしょうか。
これは、事業再生においても、同じことが言えます。
会社や現経営形態での再生ではなく、事業を再生させるという意味なのですから、違う経営形態に移行したり、譲渡などによって事業を維持することも、立派な事業再生といえるのではないでしょうか。
たしかに、現経営形態での再生が理想かもしれませんが、従業員や経営者の生活・人生を確保したうえで、違う経営形態で事業を継続することも事業再生なのです。
弊社は、経営危機打開や事業再生をこの様に捉え、社会的弱者を優先した対応と、経営者の人生の確保を優先したうえで、効果的なコンサルティングを実施したいと努力しています。
この様に経営危機を捉えることで、打開する可能性は大きく広がります。
そのうえで、経営危機打開のポイントを押さえれば、成功の確立を大きく上昇するのです。
そのポイントとして、まずは、経営危機打開の知識を得るということが挙げられます。
知識を得ることで、必ず何とかなる・・・ということが分かり、不安がなくなり前向きに取り組めるようになります。
次に、事業を維持するための最低条件として、『黒字の確保』を図ることが求められます。
理想はキャッシュフロー上での黒字確保ですが、最低でも営業利益段階で黒字を確保することができれば、次の段階に進むことができて、様々な選択も可能となるでしょう。
続いて、ある程度の期間について、資金繰りの確保を実現してください。
資金繰り確保をすることにより、時間を確保したことになり、経営改善などといった対策を実施することが可能となるのです。
経営改善の可能性が低い場合においても、事業の維持には拘ってください。
全体として赤字であっても、良い事業・良い資産などをピックアップして黒字になれば、形態を変えての事業維持を図ることができます。
事業維持が図れれば、社会的弱者や経営者の人生や生活の糧を確保できるのですから、ここは拘る必要があるでしょう。
もしも、事業の維持が困難だと判断した場合、できるだけ早く判断し、スムーズに撤退することを目指してください。
対応が遅れれば遅れるほど、周りへの悪影響は大きくなりますから、ここは勇気ある撤退が大事なのです。
以上が、経営危機を打開するポイントになります。
経営危機を打開するポイントは、全て、従業員や仕入先などの商取引債権者といった社会的弱者を守ることに繋がります。
彼ら、社会的弱者を守るために、どんな形態であろうと、どんな手段であろうと、事業を維持することが必要だといえます。
したがって、事業を維持できれば、経営危機は打開できたということになるのです。
◆ 会社再生・経営危機打開・事業承継のためのオンラインセミナー
↓
YouTubeチャンネル
◆ 詳しい内容は、ホームページをご覧ください,
↓
トップ経営研究所 ホームページ
↓ランキングです クリックして応援してください
人気ブログランキングへ
ランキングです クリックして応援してください
↓