かっとばせ借金 打ち勝て倒産!!

資金繰りが悪化した中小零細企業の、経営危機打開や事業再生へ向けてのお手伝いをさせていただいています。 経営危機場面での知識や情報をご提供し、従業員や家族のために命がけで闘う経営者が、諦めずに闘う現場を善戦苦闘日記としてご報告いたします。

独り言

安納芋焼酎を造ってしまいました・・・



資金繰りに翻弄されていた頃、明日に期待するために、家庭菜園を始めました。

最初は、一粒の種まきから始まり、この実が成るまでは、絶対に諦めることなく頑張ろうという、私にとっての道しるべだったのでしょうか。

経営危機を打開することが出来てからも、明日への希望と感謝、そして、四季の魅力を忘れないようにと、趣味として家庭菜園を続け、今年で17年になります。

そして、とうとう、趣味が高じて安納芋焼酎まで造ってしまいました。



家庭菜園をしている畑は、奈良市東部山間の阪原町で、奈良市街から車で僅か20分ほどに広がるのどかな日本の風景の中にあります。

農家を営む友人から約三百坪の畑をお借りし、毎週日曜日に数名の仲間たちと集い耕作をしています。

その畑で、安納芋を初めて作ったのは3年前で、その美味しさには驚かされました。

火を通すだけで、まるでスイーツの様な美味しさのサツマイモが、なんと簡単に出来ることでしょうか。

翌年からは、この美味しさを目的に、徐々に耕作数は増えていきます。

そして、昨年は、なんと1000苗の安納芋を植え付けることになったのです。



奈良市は、東大寺や春日大社などに代表される歴史的観光都市ですが、市街化地域は僅かな面積しかありません。

ほとんどは、山深い地域であり、その開発や活用が奈良市にとっての喫緊の課題になっています。

地域創生が叫ばれる昨今ですから、奈良市も行政として積極的に取り組むべき重要なテーマなのです。

ところが、行政はほとんど興味を示さず、全く機能していないのが現実だといえます。

現市長が、凄く変な方で、対応すべき部署を廃止したり、予算をカットしたりと、東部山間の振興に対して行政として対応をしようしないのです。

そんな奈良市の消極的すぎる姿勢に、このままでは地域経済が破綻すると、地元民が危機感を持つのは当然の流れでしょう。

そして、その危機感が、安納芋焼酎につながることになるのです。



地域おこしとして、何かを造り出そうと話をしたのは、枯葉で焼いた採れたての安納芋を食べながらの時でした。

美味しい安納芋に舌鼓を打ちながらですから、安納芋を作ろうと決まるまで時間はかからず、さらに加工して焼酎にしようという流れに誰も反対はしません。

そこまで決まると、次からの展開に悩むことはありません。

山間の、農業を中心とした地域起こしを目的として、まずは『奈良市東部振興協議会』を設立しました。

そして、その協議会を主体として、植え付けた1000本の苗から育て収穫した安納芋を原料に、八木酒造株式会社様にお願いして安納芋焼酎『かえりばさ』を製造したのです。

商品として出来上がってきたのが、下の写真になります。

かえりばさ

自画自賛になりますが、これが、なかなか美味しいのです。

安納芋が原料ですので、ほのかな甘みが口に残るフルーティーな味わいとなっており、芋焼酎が苦手な方でもお口にも合うのではないでしょうか。

特に、若い方や、女性には喜ばれる飲み口だと思います。



商品名は『かえりばさ』です。

柳生街道を、奈良市街から柳生に向かう途中、蛍で有名な白砂川の谷から柳生の入口手前にある谷へと向かう峠があり、その峠をかえりばさ峠(阪原峠)と呼んでいます。

その昔、阪原の村から柳生の村に嫁ごうとする花嫁は、必ずこのかえりばさ峠で振り返り、生まれ育った村を目に焼き付けて、新しい生活へ心を切り替えたと言われています。

『かえりばさ』とは、過去に感謝し、期待に満ちた新しいスタートをきるという意味になるのでしょうか。

奈良市東部振興協議会としては、地域おこしのテーマを『かえりばさ』として、これから生産する農作物や特産品に『かえりばさ』名を付与し、ブランディングを図っていきたいと考えています。

そして、その第1号が、安納芋焼酎『かえりばさ』なのです。



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老けても、中身は昔のまま・・・


30数年振りに会えたメンバーもいます。

本当に久しぶりに、大学時代の仲の良い友人たちと、同窓会を北海道で開催することが出来ました。

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皆さん、老けていますねぇ。

大学時代の面影そのままのメンバーもいますが、街ですれ違っても気が付かないほど、頭を中心に変貌したメンバーがいます。

あれから35年、老けて当たり前の年月だったのでしょう。



大学は、近畿大学農学部水産学科です。

みんな、魚が大好きで、一生、海や川を終の棲家にしようと夢見たメンバーです。

水産工学を専攻した者が1名。
淡水増殖学を専攻したものが1名。
海水増殖学を和歌山大島で専攻した者が2名。
同じく海水増殖学を和歌山白浜で専攻した者が3名。

声を掛けて都合の合わないメンバーが4名おり、参加は7名と少数ですが、実はこのメンバーは当時としてはなかなかのツワモノ揃いなのです。

今、近畿大学と言えばクロマグロで有名ですが、そのクロマグロの最初の産卵から孵化に巡り合ったものが4名も含まれているのです。



当時、近畿大学水産研究所は、我らが恩師、『原田輝雄先生』が全権を握って運営をされておられ、多くの実績を積み重ねて世間の注目を浴びるようになっていた時期でした。

原田先生は、近畿大学の教授兼水産研究所所長として、水産研究所を実質的に立ち上げられ、海水魚の養殖に関しては、既に世界的な権威でもありました。

我々は、原田先生の名声に憧れ、原田門下となるべく近畿大学農学部水産学科入学したのですが、水産研究所に配属をされるのは簡単ではありません。

実際に大島や白浜で卒論に取り組める学生の割合は10%ほどで、3回生までに卒業に必要な単位をとった者だけが面接を受けて選択されるという仕組みです。

しかも、当時は、学力よりも体力を重視して選択されていたような気もしますが、そのせいか私も白浜の水産研究所に配属をされました。

そして、幸運にも、その年度では最も注目されていた、世界初の『トラフグの完全養殖』を卒論のテーマにいただき、やりがいと幸せを満喫することが出来たのです。


ところが、ある晩、突然に大島のクロマグロが産卵をしました。

それまでも、クロマグロの産卵かと思われる行動は何年か目撃されたようですが、クロマグロの卵だという確定が出来ませんから、これが養殖においては世界初の産卵だったといえます。


そして、このクロマグロの産卵行動を確認し、卵を採取したのが大島で卒論を担当していた大滝君・角屋君の2名になります。

そして、その採取された卵は大島から白浜の水産研究所に運ばれ、孵化へのチャレンジが始まりました。

クロマグロの孵化をラッキーにも卒業論文にすることが出来たのは、今回の同窓会は都合で欠席した友人ですが、津田君と私が補佐として管理を担当することが出来たのです。

結果、世界初のクロマグロの産卵から孵化まで成功し、わずかですが孵化直後の生育まで関わる幸運を得たのが35年前のことです。


そして、今回の同窓会に参加したメンバーのうち4名が直接に関わることができたのですから、同窓会はクロマグロを中心に当時の話で大盛り上がり。

旭山動物園を皮切りに、層雲峡、美瑛、富良野と貸し切りのマイクロバスで巡る行程で、北海道の大自然を堪能することが出来ましたが、車中での思い出話しの楽しい事。

酒が入ってくれば、だんだん大きな話になってきますが、これは昔のまま。

見た目は老けても、中身はあの頃のままなのです。

学生時代に戻って、笑いに溢れた、楽しい時間を過ごすことが出来ました。


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古き昭和と最先端の共存・・・


この景色は、遠い記憶の中に残っている気がします。

人も街も、活気で溢れ、躍動感が漲り、生きて発展するための逞しさを感じさせます。

記憶の片隅に残る、子供のころに見た大阪の下町の風景そのものなのです。

しかし、この中国の風景は、記憶の中の風景とは何かが違い、違和感を覚えてしまうのです。



中国にネットワークを持ち事業展開を図っている知人に誘われ、台湾の西側に面した、温暖な気候の福建省の福州と福安市を訪問しました。

昔から中国の歴史が大好きで、宮城谷先生や陳先生の歴史小説を読み漁っていたのですが、今までチャンスがなく、中国に来たのは今回が初めてです。

その目的地が北京でも上海でも大連でもなく、マイナーな福州と福安市なのですが、念願だった中国に期待は膨らんでいます。

中国については、勝手に様々なイメージを抱いていましたが、その現実の景色は想像していたイメージとは違うもので、妙な違和感を覚える景色でもありました。


福建省の福州という空港に到着し、そこからバスで福安市に向かいます。

福州は、福建省の省都で、人口400万人を超える大都会で、街は整備され高層ビルが立ち並び、報道される中国の大都会そのままの風景です。

その福州から、約二時間半バスに揺られて福安市ですが、福安市までの間に大きな街が3つほどあり、福安市に近づくにつれて街は昔の風景を残しているようです。

福安市は、人口80万人ほどの町なのですが、日本人はほとんど訪れないようで、日本語は全く通じません。

われわれの感覚では今でも十分に大きな街なのですが、これから発展を始めようという途上の街で、人民政府は壮大な都市計画を策定して、市民と一体になって発展に向けて動き始めたところのようです。

何よりも、活気が違います。

町はまだまだ整備されておらず、雑踏の中を争うようにクラクションを鳴らしながら車が走り去っていきます。

人が、小走りに、ひたすら前に向かって進んでいる姿は、まさしく高度成長期の日本を連想させます。

街並みは、安全や衛生などお構いなしに、生きることを優先させていますし、歩道に水が溜まり陥没していようが関係ありません。

建設現場は、重機などはほんど見かけませんし、足場は今でもバタ角や丸太を使用しているのですが、作業に携わる人々は、声を張り上げながら一生懸命なのです。

そう、40年ほど前の『三丁目の夕日』のような、懐かしい昭和の時代そのままの風景が続きます。


しかし、当たり前なのかもしれませんが、そんな風景の中に『最先端』が同居しているから驚きます。

街では、アイフォンが売られ、若者たちは当たり前のように携帯電話で話しています。

ホテルの部屋には、当然のようにLANケーブルが設置され、料理屋ではIパッドで注文を受けていました。

懐かしいバタバタ三輪の後ろを、最新鋭のポルシェやベンツがノロノロと走っています。

煉瓦造りの古びた家の屋根には、大きな衛星放送用のアンテナが座っているのです。


このギャップは、いったい何なのでしょうか。

子供のころ、アニメを見ながら、携帯電話が使える未来を想像していましたが、子供の夢がいきなり実現したように、まさしく古き昭和に最先端の未来が共存しているのです。

我々中年は、この風景のギャップには、違和感を覚えてしまいます。

たしかに、中国の底知れぬパワーと今後の発展に脅威は感じますが、もっと優先すべきことがあるようにも感じるのです。

ちょっと無理をしすぎて、バランスを崩しているように思うのは私だけなのでしょうか・・・・。


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今、株は買っていいの・・・?


リーマンショックの後、8,000円を切ったら株を買うという歯医者の友人がいました。

もう少し、様子を見た方がいいよ、8,000円どころか7,000円を切る可能性だってある経済状況だよという私の言葉を、40年以上の付き合いになる友人は信用し、7,000円を切った段階で購入したのです。

でも、友人の知り合いの歯医者さんは、8,500円頃にチャンスだと考えて株を購入し、一時は蒼白になり、今もヤキモキが続く毎日だそうです。


けっして、自慢話をしているわけではありません。

私は、自分で株の取引はしませんし、知識もあまりないと思います。

しかし、仕事柄、経済の動きを確認していると、自然と見えてくるところだと思うのです。


今回の金融恐慌による不況は、バブル崩壊後の不況をはるかに上回ることは間違いありません。

しかも、グローバルな不況であり、好転させる要素が見当たらない不況ですから、まだまだ悪くなっていきます。

さらに、日本独自の不動産・建設不況や円高という要素が加わりますから、輸出大国である日本が最終的に一番ひどい不況になる可能性だってあるのです。

こう考えると、8000円台で推移している株価は不安定であり、まだまだ下がる余地があると思います。


それなのに・・・・

世は、またまた株ブームの様相を呈しているようです。

この10月には、個人での株の売買が過去最高となる1兆円近い買い越しとなったそうです。

個人が自分のお金で株を購入するだけならいいのですが、年金までもが1兆1千億円を越える買い越しとなっているのです。

買い越しが多いということは、これから株が上がるだろうとの読みで、短期売買ではなく、ある程度の期間保有しようという考えなのでしょう。

たしかに、この歴史的な株安では、そう考えるのが普通なのかもしれません。


でも、大丈夫なのでしょうか・・・・

ここ数年、日本の株価を大きく押し上げた外資は、まだ買いに転じていないのです。

というより、外資には、買える余力がそれほど残っていないのです。


大手輸出企業や金融機関は、業績の急激な悪化により、これから保有株式を売却するでしょう。

そして、企業の業績は低下し、景気はこれからも悪化していくでしょう。


そんな、厳しい環境だと思うのです。


それなのに、単純に割安だと考え、株ブームに浮かれていいのでしょうか?

不動産もそうですが、まだ投資するタイミングではないと思うのですが・・・。

このお話をもっと詳しく知りたい方はこちらへ
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未曾有の大不況に突入・・・

私ごときの、しがない企業再生コンサルタントが、何を言うかと怒られるかもしれませんが・・・

あえて、大きな声で断言させていただきます。

間違いなく、未曾有の大不況に突入しようとしていると・・・


当然、私が経験した時代で・・・という前提ですから、物心がついてからの過去40年ほどの間でとなります。

しかし、この40年の間には、スタグフレーションと言われた昭和48年の石油ショックがあり、思い出すのもおぞましいバブル崩壊もありました。

そして、今回の景気悪化が、これらを確実に上回る未曾有の大不況になろうとしているのです。

そう断言する根拠の1つは、抽象的な表現になるかもしれませんが、企業再生コンサルタントとしての現場状況から感じることです。

私の業務は、その存在自体を知られていないことが多く、販売促進には具体的な方法も少なく苦労するのですが、今年の2月頃からは新規のお問い合わせが一気に増加してきたのです。

最近でこそ、新規顧客は建設業と不動産業に絞られてきていますが、5月まではあらゆる業種・業界からお問合せをいただくという状況で、儲かっている業界は無いのかと感じるほどでした。

また、お問合せいただく内容でも、健全な状態から資金繰り難に陥るまでの期間が極めて短く、一気に経営が悪化した事例ばかりなのです。

しかも、その業界や地域では、それなりのポジションを確保し、優良企業であると評価されているところが多いのです。

さらに、企業再生を前提にご相談を始めても、販管費等は大幅に圧縮されているにも関わらず、利益率の極端な悪化や売上の大幅減少により資金繰りが成り立たないお客様が続出し、方向性を見直さざるをえないのです。

私のお客様だけの、限られた話だとは思いません。

実は、一昨年の秋頃から昨年の春頃にかけて、「早ければ2007年夏、遅くても2008年3月までに、日本は極端に景気が悪化する・・」と、私は何度もこのブログで訴えていました。

その根拠は
 1.2007年問題等による不動産需要の激減
 2.2008年3月末までの、地銀,信金・信組等の不良債権処理
 3.REIT等ファンドの、根拠無き拡大の崩壊
 4.不動産投資における収益確保・事業化の困難
 5.市中金利の急上昇

等々を根拠としており、市中金利の急上昇が上昇に変わったぐらいで、他の根拠は的中していると思います。

これだけでも、十分に景気は悪化したはずなのです。

しかし・・・

もっと大きく確実な景気悪化の要因が、これでもかと言わんばかりに続けて発生しました。

建設基準法の改正による、建築着工の大幅減少・・・

サブプライムローン問題より派生した、融資意欲の減少・・・

原油・穀物・金属等の原価高による、派生商品の高騰・・・

経過悪化の土壌が出来上がっているところに、単独でも経済に大きな影響を与える要因ばかりが、立て続けにです・・・

そんな、とんでもない環境なのです。

しかも、福田内閣は経済に対して全く無能力ですから、我々国民はバンザイするしかないという状況に追い込まれているのです。


あくまでも私個人の考えですから、未曾有の大不況突入について納得してくださいとは言いません。

でも、自分の力で生活を維持するための予防が必要なほどの未曾有の不況になると考え、対策を講じたほうがいいと思いますよ・・・?

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借金なんかで、自宅は手放さない!!

このままでは、自宅も取られてしまう・・・

これだけ担保がついて借金が残っているのだから、自宅は諦めるしかないのか・・・


・・・苦労して購入した自宅を、そんな簡単に諦められるのですか?


私の師匠の小口正夫先生が、「お客さんの次の人生のために、心のよりどころとなる自宅は守ってあげたいね・・・」と、よく口にされます。

私も、全く同感です。

経営難に陥られた経営者のご相談にのらせていただき、人生の再生のために、いかに自宅が大事なのかは実感させられるのです。。

しかし、資金繰りに行き詰まり、借金の返済も出来ない状況で、担保に入っている自宅を守るというのはなかなか難しいことです。

が・・・出来ないこともないのです。

悪いことはしませんよ・・・。
当然、違法ではない方法でです。

全て条件はつきますが、代表的な例をいくつかご紹介いたします。

普通、自宅等の資産を守る方法としては
 1.その資産の存在をしられない
 2.その資産の名義(所有権)が違う
 3.その資産が無剰余である(評価額より担保残債が多い)
  という、3要素があり、この3要素の活用で自宅を守るのです。

方法1

不良債権化した債権の担保であれば、任意売却により、信頼できる知人等の第3者に購入してもらい、将来の買戻しを前提に賃貸契約を結び、そのまま住居とする。 


方法2

実勢価格より担保権第一順位の住宅ローン残高が多く、住宅ローンの借入金融機関とその他借入金融機関が違う場合は、住宅ローンだけは約定通りに返済する。


方法3

実勢価格より唯一の担保権者の住宅ローン残高が低く、住宅ローンの借入金融機関とその他借入金融機関が違う場合は、新たに信頼できる知人から借入をし、借入額に相当する根抵当権を設定して、実勢価格以上の担保残高の環境を作り出し、住宅ローンは約定通りに返済し、知人には余裕の在る条件で返済する。


方法4

今は健全経営であるが、将来的には資金繰り難に陥る可能性が極めて高く、奥さんが借入の連帯保証人になっていない場合は、結婚20年経過の配偶者贈与により奥さんに贈与する。

等々の方法があります。

あくまでも代表的な例であり、債権者の種類等により必ず成功するとも言えませんが、実際に有効な成果をあげているのも事実です。

また、ブログですので、上記4つの方法について具体的に説明できない内容もありますが、しくみさえ理解すれば難しいことではありません。

そして、その他にも、様々な方法が存在するのです。

知識と諦めない気持ちがあれば、自宅を諦める必要がないのかもしれません。

是非、次の人生のためにチャレンジしてくだい。

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余談ですが・・・やっぱり女性は強し!!

いにしえより、『母親は強し』と申します。

我々、命を与えられ生を受けたものにとって、種の繁栄は最大のテーマであり、種を産する女性が種を守る力というのは、何もしない我々男にとっては想像も付かないことであり、当然のことだろうとも思います。


なんと可憐な・・・

そんな女性に恋をして、めでたく結ばれる・・・

男にとっては、最高の幸せを手に入れた瞬間ですねぇ。

ところが、この幸せは長続きしないのが普通です。

『あれっ・・・?』

男が変わる前に、女性が変わってくるです。

その変化は、子供が生まれると決定的になります。

当然のように、子供が中心の生活に変わりますが、それと共に逞しく強く変貌を遂げるのです。

結婚直後から変貌していたのかもしれませんが、子供が生まれると、もう遠慮会釈もなく変貌してしまいます。

(この話は、あくまでも一般的な話であり、我が家には適用されませんので、お間違いのないようにお願いいたします。)

そう、女性はタフなのです。

結婚生活においても、女性の本能として子供を守ることが最重要であり、そのためには人間社会においての生活の維持が大事であり、生活を守るためには男など比較にならないぐらいにタフなのです。


お客様とのご相談においても、女性の凄さは度々痛感します。

経営が順調なときには、旦那の三歩後ろをついて歩くような女性が、ひとたび資金繰り難に陥ると変貌し、陣頭指揮に立って采配をふるい危機から救った例があります。

経営危機に陥って、将来に絶望し人生を諦めかけた旦那を、励ましながら(実際はケツを叩きながら・・・)最後まで頑張らせ非常事態を脱した例もあります。

支払い資金が足らなくなり、放心している経営者の旦那に成り代わり、取引先との支払い交渉をし資金繰りを成立させたこともあります。

経営危機・資金繰り難・企業再生のの現場では、この様な女性の活躍は日常茶飯事であり、この女性の力は非常に有効なのです。

男は、順調な時にはいいのですが、いったん厳しい状況に追い込まれると、どうも弱い生き物のようです。(当然、私も含めて・・です。)

ところが、女性はタフなのです。

種を守るため,生活を守るためには、諦めることを知らず命懸けなのです。

凄いです・・・。

ちなみに疑問なのですが、老齢域になると、どうして夫婦関係において男性は弱くなるのでしょうかね?

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サービサーとのリスケジュール・・・

リスケジュールとは、返済条件を変更することをいいます。

金融機関等から借入をする時に、金銭消費貸借契約者を作成し、その返済条件等について細かい取り決めをしますが、何らかの理由により契約書通りの変更が難しくなった場合に、元金の返済額を減らしたりして返済条件を緩和することをリスケジュールといいます。

昔は、返済期間の延長と単純に考えられていましたが、現在では条件変更全般をリスケジュールと総称するようになっています。

そして、このリスケジュールは、借入をした債務者側からだけお願いするものではなく、貸付をした金融機関側からもリスケジュールを依頼する場合が多々あります。

例えば、担保の不動産が地価下落により担保価値を減少させた場合には追加担保を要求してきますし、業績が悪化した場合に追加連帯保証人を要求したりもします。

これも、リスケジュールだと捉えることができるのです。

こうなると、リスケジュールをお願いすることは、罪悪感を感じたり背信行為であると思う必要など無く、正常な経済行為であるとご理解いただけると思います。


そして、リスケジュールはサービサー交渉では前提となるものなのです。

通常の融資では、金融機関の借入返済が出来なくなり、金利の支払いを3回止めると期限の利益を喪失します。

期限の利益が喪失すると、金融機関は法的手続きをチラつかせながら、債務者に一括返済を要求してきます。

この段階で一括返済できるわけなどなく、法的手続きといっても、担保不動産の競売による債権回収ぐらいしかありません。

そして、無担保債権はサービサー(債権回収会社)へ債権譲渡され、金融機関の最終処理が終わるのです。

債権譲渡を受けたサービサーは、貸付していた金融機関の全ての条件を引き継ぎます。

債権残額に始まり、延滞金利・遅延損害金,連帯保証人,返済条件等々全てを引き継ぐのです。

しかし、期限の利益が喪失し不良債権となっているわけですから、満額回収できないことをサービサーは当然理解しています。

ここで、サービサーとのリスケジュール交渉です。

極端な表現になりますが、どの程度回収できて、どの程度儲かるか・・・
これが、サービサーの判断基準です。

こちらの債務者側としては、どの程度なら返済できて、どの程度債権放棄してくれるのか・・・・ですね。

普通に考えるリスケジュールとは違うようですが、サービサーという債権者との返済条件の変更交渉ですから、立派なリスケジュールと考えるべきなのです。

ただ、サービサーとのリスケジュール交渉は、最終が和解という落とし所となりますので、金融機関とのリスケジュール交渉とは大きく違ってきます。

サービサーが、どの程度の金額で債権譲渡を受けたのか・・・
サービサーは、最低でも、どの程度の利益が必要なのか・・・

この2つが、リスケジュール交渉のポイントとなってきます。

リスケジュールを理解して、根拠を持って交渉するのことが大事です。

長い間悩み続けた借金・・・この、最後の交渉です。

頑張りましょう!!


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バブル崩壊の教訓を活かす!!

まあ、今回の政治不況だけはどうにもなりませんねぇ・・・

後期高齢者医療や暫定税率の問題も重要でしょうが、あくまでも各論的な政策論議にすぎないと思うのです。

多分、もっと大事な『インフレ + 景気悪化』という日本を根本から揺るがすこの非常事態に、総論としての政策を政府が全く対策を講じないのですから、どうしようもありません。

自民党も民主党も、国や国民のことなぞ考慮せず、自分の党のことしか考えずに主張を続けるだけなのですから呆れるばかりです。

もう、愚痴っても仕方がないと諦めるしかないでしょう。

でも、実態経済は、我々の想像を超えて悪化しているのですから、自分の力で最大限の努力をするしかありません。

こう考えると、この環境はバブル崩壊以降とよく似ていますねぇ。

たいしたことない・・・と、思っていたけど、いつまでたっても回復せず、ドンドン悪化する・・・そういう展開なのでしょう。

じゃあ、この環境に個人としてどう対応したらよいのでしょう。

バブル崩壊を振り返って考えてみると

 1. 本業に特化する
 2. 不要不動産や株式は、損切りでも早く処分する
 3. しがらみを考慮せず、利益追求への組織化を断行する

等々が、基本的な対策だと思います。

40歳を超えた方なら、皆さん頷いていただけると思いますが、これが出来ずに長期に亘り景気が回復しなかったのです。

でもね、バブル崩壊を経験した方でも、この教訓を活かせてない方が多数おられるのです。

特に、不動産業関係の方が多いようです。

一昨年から昨年春にかけて転売目的で不動産を購入し、昨年夏以降の地価下落により採算が合わなくなり、不良債権化してしまった案件が多いのです。

まあ、外資やファンドが根拠もなく地価を吊り上げるだけ吊り上げて、無責任にも一気に撤退してしまったのですから、仕方がないと言えば仕方がないのですが・・・。

それでも、こうなるのは判っていたのではないでしょうか・・・

判っていたのが金融機関です。

不動産関係の融資が、昨夏以降に一気に収縮されたのは以前にもお話しましたが、これが中途半端ではないのです。

特に、販売用不動産に対しては、新規の融資が極めて難しい状況になっており、建売業者さんやデベロッパーさんは瀕死の状況に陥ってしまってます。

そして、販売用不動産に対する融資が不良債権になってしまったら、担保割れしてでも損切り覚悟で任意売却をさせようとするのです。

とにかく早く処分させる・・・

これから、まだまだ地価が下がると判断しているのです。

これは、金融機関に共通した認識のようで、今後も地価を押し下げる大きな要因となっています。

金融機関は、バブル崩壊の教訓を活かしているのですね。

でも、不動産への融資を抑えた結果、際限のない不況を創出してしまったのは忘れてしまったようですね・・・?

民間が努力するだけでは、絶対に解決できない環境なんです。

総論的に、早急に方向性を出し具体的な対策を講じないと、日本は大変なことになってしまうと思うのですが・・・

国会で自己主張ばかりしている政治家は、この状況を判っているのでしょうか?

たまには、国民のための政治をして欲しいものです。


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なぜ、差押されるのですか?

あかん・・・
金融機関への返済が出けへん・・・

このままやと、やっとローンが終わった車も、無理して買ったゴルフ場の会員権も取られてまう・・・

そやから、闇金から金を借りてでも返済を続けんと・・・


金融機関への返済が出来なくなると、すぐに法的手続きをされ、全ての資産を失ってしまうと思われているようです。

これは、ちょっと勘違いされてますね。

この場合の法的手続きとは、差押のことになると思いますが、債務者が所有している資産全てが、直ぐに差押されるというわけではありません。

差押をするためには手続きが必要なのです。

まず、裁判で債務名義をとる必要があります。

債務名義とは、金融機関等(債権者)と借り手(債務者)との間の、債権債務の立場と金額を確定するものです。

これにより、今までは、民間同士の私文書による契約だったものが、公的に認められたことになり、債務名義を取得して初めて差押ができるのです。

この債務名義を取得するまで、裁判等の手続きを考えると2ヶ月程度は費やされると思いますので、期限の利益を喪失しても直ぐに差押されるわけではないのです。

ただ、公証人役場で公正証書を作成している場合は、裁判の手続きをせずに差押が可能ですので注意する必要が在ります。


では、債務名義を取られてしまえば、全ての資産が差押されてしまうのでしょうか?

差押対象となる代表的な資産としては
  不動産 (土地や建物や家賃)
  預金・現金 (銀行口座等)
  給料 (報酬や月給)
  生命保険 (解約請求権)
  高価な動産 (貴金属や車等)
  会員権・有価証券 (株式証券やゴルフ場等の会員権)
      等々が挙げられます。

所有者本人(債務者)は、これらの資産内容を当然にご存知でしょうが、果たして金融機関等の債権者は知っているでしょうか?

その資産が在ることを知らなければ、簡単に差押できるものではありませんし、債務者が資料を渡すなどで通知していなければ案外知らないものなのです。

そして、金融機関等の債権者が資産の存在を知っていても、資産の名義(所有権)が債務者でなければ差押はできないのです。

でも、家財道具等を差押されれば生きていけなくなる・・・

私共のお客様でも、この家財道具の差押を心配される方は沢山おられますが、あまり心配される必要はないと思います。

家財道具の差押は、冷蔵庫等の差押できない家財道具が明確に規定されていますし、費用対効果の低い手続きですから、可能性は極めて少ないと言えるでしょう。


ただ、注意点として、
 1.仮差押という法的手続きあり、これは債務名義不要で資産を仮に差押できます。
 2.街金や個人の債権者は、費用対効果を考えず法的手続きをしたり、法律を無視し  て対応してきたりすることがあります。
 3.公正証書は極めて有効ですが、まともな金融機関は契約時において公正証書を作  成することはありません。


若干の例外はありますが、返済できなくなったからといって、直ぐに全ての資産を失うわけではありません。

時間は残されており、ルールもあるのです。

まだまだ、諦める必要はないですね。



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